大好きな夢を最近見なくなってしまって
哀しくなっているところに
隣の部屋から汚いビブラートが響いてきた
あたしは焼酎に負けて泣いている

どうしてもあの夢が見たくて
毛布の中で拝む ....
幹さん、
どうでもいいですけど
高円寺のキャバクラで詩人っていう名刺配りまくるのはやめて下さいよ。
大将二号店で2本目のつくねをほおばりながらキムがつっけんどんに言い放った
どうでもいいけどキ ....
ねむります

おふとんのなかには

くらい くらい やみ

ふるい ふるい

いきものたちの

いのちのやみまで

たどりついて

ねむりたい
ひざのうえで
てのひらのなかに
あたたかくまるまった
ちいさなねこが
しらないうちに
つくってくれた
やはりちいさな
とおりみちを
きょうはすなおに
とおりぬけて
もう ねむること ....
こころを
えらぶのですか?

なにかを
えらぶのですか?

めを しずかにふせて
つたえられないことは
なんですか?

ひざのうえに
そっとかさねた
りょうてのしたに
なにが ....
霧散し蒸発する精神

キラキラ輝く液体の

入った玩具同様

液体の中を上昇し

対流して沈殿する

比重の違うオイルのように

ころころ玉になって螺旋の

スロープを転が ....
あなたがいないので
わたしから
そっと心を寄せます

きっと会うときは
言葉を言うのが待てないので
抱きしめてから言います

「わたし 今日誕生日」

こんなに幸せに思うのは
わ ....
部屋には鍵を掛けて出る当たり前 か?
ニクロム線の髪の毛を引きずって漏電する婆が
俺の部屋に忍び込むかも知れないからだ
空き巣と一緒にすんな
婆の目的はもっと高貴だ

そんなこと現実的には ....
あなたを想うと 私はなんとも言えなくなるよ
私の言葉を聞いてくれて ありがとう
私の心の声を いつも一緒に聞いてくれた
単なる動きだったって あなたが正直に言う通り
その行為が あなたにとって ....
 なぁ ねえちゃん
 飴ちゃんくれへんかぁ

 棒つきやないとあかんでぇ
 オレンジやないと飴ちゃんちゃうでぇ
 いちごとかぶどう味は飴ちゃんちゃうでぇ
  
 なぁ ねえちゃん
 飴 ....
わたしの生きた中で



いちばん会わなければよかったと思うひともあなたで





わたしの生きる中で




いちばん会えてよかったひとはあなたで ....
自分が出したモノの行く末など
どこへ流れて最後はどうなるのかなんて
気にするものがいないように

自分が吐いた言葉の行く末など
本当のところは
どうなるかなんて
気にするやつはいない
 ....
大きな街のお空には 
本当の空は無いと言うのに
太陽が高く射す昼休み
呼吸をふーーと吐き出して
皆が窓を開けた
深呼吸する時間 一斉に


大きな街のお空には
化学記号が飛んでい ....
今日一日でだいぶ雪が溶けた
こんな日には
境内の鶏が砂をついばんでいる
はずなのに
昨日のニュースのせいなのか
一羽も見当たらない

従属栄養生物は
生きるために食べる
食べ ....
優しい笑顔で

頬を赤くして

あなたが話しかけてくる



ふざけて 笑わせようとして

おもしろい顔してみたり



「笑顔が好きだから」

いつだったか あなたが ....
靴下を洗濯籠に投げる
途中、失速して
僕の知らない野原に落ちる

しばらくすると
一匹の美しい横顔の生き物が
くわえて行ってしまった

もう何も無くさないようにと
決めていた ....
言葉に飢えている
拾い上げたものも落とした
希望に飢えている
見下ろした空を裏切る

赤い風

ただ
ただ
会いたくて
抱きしめたあなたが
棘を纏っていても
傷ついても
明日 ....
走る少年
帰る家
つま先埋めてそして蹴る
つま先埋めてそして蹴る
草原砂漠雪原荒野
草原砂漠雪原荒野

飛び越えた水溜り
何隻の船 追い抜いただろう
飛び越えた神々の山
上は衛星  ....
夜のプラットホームで
骨がきしむ程
抱きすくめられて
心よりも先に
からだがイタくなる
メを閉じて
ジンジンしている
この世で君とふたりだけ
ジンライムに力を借りて
ユける処までユき ....
そいつは毎晩

夜遅く、朝早く、の時間に生まれて

産声もなく落ちる

ずるり



まだ 少し赤い



求めれば還る 

あのあなぐらに

放置 ....
1998年3月31日
その日僕の は消えた
昭和58年式 MADE IN JAPAN
テープレコーダー
いつの間にか僕の日常は録音されていた
内臓マイクは恐らく眼球の辺りだろうか
もう既に ....
まばたきで
かわれ
セカイ

くるくるクル
パチぱちぱち

いくつも
いくつも
かわるセカイ

色も
人も
景色も

たくさんかわって

そして




誰 ....
かまくらで
みかんが食べたいって
のんちゃんが言ったから

なん日もくもった空だった
なん日も雪がつづいていた

そう、だから、ふたりで
かまくらを作ろうって、ね
どうろわきによせた ....
無数の魚のウロコのカタチに
河の水面が風にざわめいている

そのすぐ脇では同じタイプの高層マンションを
数棟建設する工事の音が続いている

ここにはもうしばらくすると
4000人余りの人 ....
あなたと触れあったての温もりが
いま感じられない
冷たい指さき
いまもう感じられない
何をあずけて
誰が受けとったのか
ダイアリーにメモはない
風に ページが
ぱらり
青いインクで記 ....
あーーーーーー!!!
もう嫌だ
もう嫌だ
何もかも嫌だ!!!

じゃあ一体僕にどうしろって言うんだ!?
一体どうするのが正しくて
どうするのが間違いだって言うんだ!?

一体何?
 ....
ぐはぐははひとじゃなかった

でもはぐはぐしちゃった

だってあったかいもん

ぐはぐはは「ぐはっぐはっ」よろこんでた

ぐはぐはいうからぐはぐはなんだよ

それってわかりやすい
 ....
誰もその奇怪な事件を
口にしようとしないから

変わりにあのタバコ屋の九官鳥が
毎日一時間ずつ
事件の光景を説明している

その声は
誰にも届いていないようだが

本人は、得意げに ....
森(木の子供と木の母親と木の娘 なびく 髪)



   の(飲んだくれ  くれ 酒もっと くれ 果物のなる木がいい)



       く(鯨って見たこともない 触ったことも 綺麗 ....
 そうだ、この街を出よう

いつかのスケッチブックと メモの切れ端
一昔前に流行ったいじめられっこの唄
キャスケット深く被って
誰にも ばれることのないように

 そうだ、この街を出よう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
振り子の爪あと田島オスカー206/1/24 3:31
金金金(キムキムキム)馬野ミキ54+06/1/24 3:14
眠りこむ0*06/1/24 2:08
通り道4*06/1/24 2:07
あなたは1*06/1/24 2:07
キラキラたかよし206/1/24 1:50
出会った全ての人へANN006/1/24 1:37
漏電婆人間306/1/24 1:35
また いつか151006/1/24 0:55
飴ちゃんくれへんかぁ炭本 樹宏306/1/24 0:44
こうふくa.u.i.206/1/24 0:21
ふれあい下水道maumi2*06/1/24 0:07
懐かしの詩千月 話子15*06/1/23 23:43
幻の獣[group]AB(なかほ...006/1/23 23:38
二人の時間空 春色2*06/1/23 22:53
脱衣所たもつ906/1/23 22:27
君へ走る言葉ANN106/1/23 22:27
走る少年ススメ106/1/23 22:26
夜のかたちスイレンユキ...306/1/23 22:18
まだ、少し、赤い。蜜 花106/1/23 21:42
IOHOI或本仲一朗006/1/23 21:30
†またたく世界†近衛天涯106/1/23 21:10
思い出『かまくら』[group]LEO9*06/1/23 21:03
クシャ松本 涼1*06/1/23 20:58
ダイアリー便乗鴎1*06/1/23 20:49
絶叫和泉 誠0*06/1/23 20:33
ぐはぐはをはぐはぐ[group]ふるる14*06/1/23 20:21
ステレオ(4)仲本いすら1*06/1/23 20:05
森のくまさんふるる2*06/1/23 20:02
ノーザンライト仲本いすら3*06/1/23 20:00

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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