不幸のどん底から
這い上がろうと
がむしゃらに
もがいて
あがいて
やっと幸せを手に入れて
自分の居場所を手に入れて
毎日好きな事やって
嫌な事は極力遠ざけて
好きな人達と付き合って ....
真夜中のテレビに大した意味はない
唯一人が寂しいから
音が欲しいだけ
ザーッ
ザーッ
ザーッ
ザー ....
もういいんだ
俺とは関係ないんだ
向こうもその気がない訳だし
そう言って切り捨てたつもりでいても
あなたの事が気になってしかたがない
気がつけばあなたの様子を盗み見てる
未練タラタ ....
久しぶりに詩を書いてみても
初心のような感じに欠けていた
触れて痛いから触れた
温もりを感じたかっただけかも知れない
惑わせれるように急かさせれるように
詩を書く日常
別に嫌いではない ....
僕達はみんな繋がっているんだ
この地球という生き物の上で
青くはない空の中で
僕達は繋がっている
言葉という力をもって
想い想われる事で
僕達は繋がっていく ....
最近は色とりどりの空回りを
踊って僕はすっかり忙しい
それは時には一つの映像に
留まれない忙しさだったり
あぐらを掻いたまま
立ち上がれない忙しさだったり
何 ....
おもしろいゲームがあってね
すごく楽しいんだ
だから 君がいなくても大丈夫さ
(君を待つのなんて へっちゃら)
(慣れてるさ)
(だから 寂しいなんて言わないさ) ....
雨を避けていく
ほこり立つ道を
避けていく
怖がりで
自分から触れていけない
夜を
夜の向こう側を
ダンスしている
仮面をつけた孤独たち
歩道橋の
こちら側で
向こう側で ....
心が迷う そんな時こそ
空は青いということを思い出そう
光が空気中のガスに反射して
ウンタラ
カンタラ
空は青い それでいい
ならば
心が迷う 当たり前じゃ ....
過去は更新され
現在は蓄積されてゆき
記憶に残るのは
ただあなただけの笑い声
ただわたしだけの溜息
薬缶はストープの上で
いつまでもかちかちとnaっている
ストーブの灯は足されな ....
ミステリー列車<北海道>
どの駅をいつ発ったのか分からない
摂氏5度の寒風吹きすさぶ鉄路を
約15度に車体を振ってかしげて
平坦な雪原の45度の曲線を
75キロの猛ス ....
中国の陰陽五行説によると
白秋は西の方角へと太陽が沈んでいく季節だという
人の一生の中年期を指すことば
頭に白いものがいよいよ目立ちだすころだ
水水しい青い春の季節はもう遠い昔
赤赤と燃え盛 ....
古びたカサカサの皮膚が
いつの間にか
みずみずしさをとりもどし
ムクムクとふくらむだけふくらむと
はじけて
新しいいのちがはじまる
ひとつ
またひとつ
失われてしま ....
泣いていいよ。
なんで我慢するのさ?
君は弱いよ。
本当は弱いんだよ?
だからさ、泣いていい。
君の涙を受け止めるために
僕が傍にいるんだから。
君が泣いてくれなきゃ
....
ソーシヤリズムなこのせかい
バカみたいにダイヤルしてやがって
ダイナマイトでこの霧を吹き飛ばしてやる
ロジックばっかりいってやがる自分の
ロジックアイシーはもう熱を持っている
....
瞳が黒い貴方
瞳が青い私
同じ景色を眺めても
決して同じには映りません
貴方に薄暗いステンドグラスの美しさが分からない様に
私には明るい陽の美しさは分からない
同じモノを食べて ....
言葉にたよらず
お金にたよらず
繋がってるなど
過信は禁物
めんどくさがらず
飽きずに慣れず
付かず離れず
受信感度に
チェックを入れる
(伸ばされていたのは僕らではなく、日の光だよ)
そう、
つぶやいていたのは誰の横顔だっただろう
同じ服装の顔と顔とが集まっていく、丸顔の時計の下は
いつも降り積もるばかりだった
きょうし ....
銀色の髪
明るい瞳は緑
ささやく指先は桃色
つま先はあるの?
ライラ
君はしかめっ面で花という花をみんな摘んでしまい
眩しい朝が広がるに任せる
深い深い森で
夜 ....
今はキミ色が優勢で
何処に置いても
ひっくり返される
その得意気な顔見ていると
このままでもいいかな
なんて思うけど
でもね
それだけじゃダメなんだ
今度はキミをボク色に ....
ゴトンゴトン ゴトンゴトン
始発が今日も定刻どおりに走っていく
ぼくはこんな時間に起きてしまったこを悔やみながら
まだ眠たい頭をゆっくりまわしはじめる
トントントン ト ....
ポチョムキンという言葉を聞くと
勃起した貧弱な陰茎のイメージが浮かぶ
そんな どうでもいい会話を交わしながら
目の前で行き来する
通行人の流れとか
振り子とか
ギロチンとか
アメリカ ....
壊れたカーテンレール
パーツは
カラカラ 音たてて
たどたどしく告げる一日の幕切れ
何千日ぶんの火蓋が
このカーテンの開閉とともに
切られてきたんだっけ
あと
何万 ....
もう何も食べられないわ
だから勧めないで
早く二人だけのところに
行きたいの
もういっぱいいっぱいで
何も食べられないわ
恋の矢がささって
その先があなたの手に
ぐりぐりと傷跡こじ ....
手招いてもついていかんようにしなあかん
という声が聞こえてからも
何もいえんような顔しいやと
父が言う
瀬戸内海はどこにあるんやと母が言えば
そこにあるやろと父の声
生まれたんやでと私 ....
もう着られない
服をタンスから取り出して
処分する
もう着られない
下着もタンスから取り出して
処分する
変化していく
だから愛着は持たない
入れ替わっていく
確かだったものは輝きを ....
ラクダのコブを超えたくて
現金を両替する
特訓を受けたくて
現金を両替する
一体阿佐ヶ谷何万スるんだかわからんし
ハッピーチャンスが訪れて
知らぬ存ぜぬがホトトギス
右に見えるはカミ ....
あなたの手の中で
私は小鳥
羽ばたきながら
小さく 鳴く
立方形の空間は
無限にも見えて
私たちは収束する
交錯する不安
あるいは 温度
さみしさを
うずめるための ....
私の朝は
ご飯に
スクランブルに
ベーコンに
ハシュドポテトに
野菜ジュースに
ドレッシングたっぷりの野菜サラダ
緋色の帯を解く君は頬を赤く染め
何だか恥ずかしげな風情だね
帯止めの色目は玉虫だから
綴られた思いも刻々とその表情を変え
真新しい紙とインクのほのかな香り
読みかけの頁に挟んだ栞のよ ....
5395 5396 5397 5398 5399 5400 5401 5402 5403 5404 5405 5406 5407 5408 5409 5410 5411 5412 5413 5414 5415 5416 5417 5418 5419 5420 5421 5422 5423 5424 5425 5426 5427 5428 5429 5430 5431 5432 5433 5434 5435
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.56sec.