ひさしぶりやな 元気やったか
 わしはなぁ殻ごとのゆで卵食べて
 この通り元気まんまんやでぇ
 
 ところでなぁ
 儲け話があるんや
 鶏のフンを軽トラに乗せて運ぶんや
 日当5 ....
冬の朝空
七時の悲しい羊たち
隙間無く群れをなす

東を目指す羊らが
見つめる先はどこの地か
無言で光に染められていく

たどりついた羊らは
美しく映え
空に融けていった
春風に
ぴょこん、ぴょこん

見えちゃってる
値段のついた
タグ
黄昏時に 影が伸び
逢魔が時に まどろむと
冷たい風にさらされた

まかりいでたる 紅マント
不気味に微笑む白面に
口をふさがれ さらわれて
茜の空に 舞い上がる

夕焼け雲か 蜃気 ....
発泡スチロールのトレーに
並んだ雌のシシャモを手に取った


内臓を圧迫するほどに詰まった卵
母魚の中で死んだ卵


網から漏れ生き残った雌のシシャモの
卵はどれだけ成魚に成れるのか ....
きみは笑顔を見せちゃいけない。

もちろん、僕にも。

誰にも媚びを売っちゃいけないよ。

背筋を伸ばし颯爽と歩いて。

…今日も僕の横を通り過ぎていっておくれ。


きみを ....
ガラス細工のスカイブルー 手を伸ばす 叩き割って
きらきらの透明

白のストライプ
のの字型のキャンディ

ぺろぺろと舐めると
パチパチとはじけて

夢の匂い 焦げ臭い

 ....
嘆きの雨を待っている
静かに下を向き
唇を噛みながら
雨が降るのを待っている

愚かな飾りと
人の目に固まり
身動きも出来ずに
涙を流せないでいた

あなたと居たくて
歩いてきた ....
通勤でも 通学のときでもいい

私を見つけたら 一声かけてくれないだろうか

煽りでもいい

威嚇でもいい

敬意を表して、

さん付けしてくれても構わない

ただ、消えて行く ....
澄みきったよどみの
石灰水を
三角フラスコに
注ぎこんで

一気に飲み干す。

身体の中で
様々な化学反応を
ケミカルに
起こしながら

進化してゆく。

十二指腸に
た ....
ある墓から発掘された
土くさい古文書を
読みといたら
やっと自分に
近付ける気が
するんだ

どこまでが問題で
どこまでが答えなんだろう

きなくさい暗号と
それを
首を傾げ
 ....
画面をまっすぐ斜めを光る
光を手足に貰って季節の傍ら
猫の背伸びを台詞をかぶせ
舞台の上で踊ること

静かな夜は
静かな唄を歌うこと
冬の静かな教室にに響き渡る。

鈴虫のような音

なぜか寂しく、

なぜか悲しく。

響き渡る。

音の正体は、壊れたエアコン。

エアコンの音を聞きながら

静かな眠りに ....
君が 死んだら
僕は 死を 沢山 生むだろう

あの日 泣きながら
僕に 自殺を 迫った
君の この世で 一番 醜い顔

ニューヨークでも
ハノイでも
どっかの 町でも

君は  ....
デジタルワールド

この世界はもう0と1で

できている

コンピューターのように

人はもうこの麻薬のような世界に

もう昏睡状態

頭上を行き交う音はみんなノイズにしか
 ....
あの娘の
おっぱいが
ホンモノか
それとも
ニセモノか
そんなことは
どうでもいい
どうでもいいんだ

よく聞けよ
そんなことは
どうでもいい
どうでもいいんだ

厚手のコ ....
{ルビ雷=いかずち}の生きものが道をよこぎり
こぼれた光に生える影
風もなく
ひとつひとつがたなびいている


たがいちがいにつづくかたち
夜の蒼い洞を抜け
何もないところ ....
綿飴のような雪が降る
真昼間の御堂筋を
デモ行進の労働者たちに紛れて歩く

肩に 髪に
降り積もる雪が
おれたちの影までも
白く塗り潰してゆく

そういえば

子どものころ
登 ....
みどり、それに付随する赤、

何か書かなくてはいけないというので
わたしはこうしているのです
あんまり静かでうるさいので、
以前どうやっていたか忘れてしまった。

みどり、それに付随する ....
くしゅんとくしゃみすると
さっきまで泣いてた子供が笑った
お腹を抱えて笑った

くしゃみをしただけで
世界がぱっと明るくなった
こいつはいいな

くしゅんくしゅんくしゅん
おもしろい ....
『抱き締めてあげよう』
たった一度だけ言ってくれた
あのときの腕が食い込むかんじ
おぼえてる

今朝は雨
あのひとが言っていたとおりに

あの眼鏡に水滴がついて
霞められた世界のま ....
鼻歌を歌う君が夢で僕の隣を歩いてた

浜の砂は熱く僕の足の裏を焦がしていた

星の砂が刺す手の平を僕に見せ笑う君だ

同じ浜で歩く僕の隣は僕の影がいるだけ

君に会う前は浜の砂も海の魚 ....
      藍子は
         あげは蝶 の髪留め

      大切にしている

 花模様のスカートからあらわれたのは 
      淡い足

 半分開いた口で 飴 を舐めた
 ....
惚れるひとつ。
溺れるふたつ。

ここにひとつ影。
ふたつ追憶に溺れる。

果てる波みっつ。
いつも赤と黒のスプリングコート羽織って
その中には深い緑のタートルネック
極め付けは日本人形みたいな黒い髪

君は勝気なクラスメイト
男を側に寄せ付けようとさえしない
近寄るときつい目をし ....
皆で飾った あの舞台
最後に涙が流れたのは

悔しさじゃなくて

淋しさでもなくて

体中に響く皆の声と
気持ちが溢れ出したから


何日も踏ん張って
ムカついて
向き合って ....
いつも満足そうな顔して
のっしのっしと重量感たっぷりに
毛並なんかつやつやしてさ

一方俺はいつも腹を空かし
哀れなくらいガリガリにやせ細って
足元なんかフラフラしてさ

お前なんかに ....
あの朝はあまい香りがしていた
あの人は眠そうな目をして
隣にいなくなった私をさがしてた
洗濯物を干していたわたしは
そんなあなたの様子に微笑んで
いまなら世界がおわってもいいって
嘘みたい ....
ガラス瓶に傾いた菜の花があり
「一面の菜の花」が浮かぶ
どこまでも歩けた
ちっぽけなわたし
宝物の本を抱いて
菜の花の田んぼの小道が変わらないと
永遠に変わらないと
もう思わない
どこ ....
あっ、わたし
ふきとばされにきたのかもしれない

冬の砂浜では髪も波打って
耳も引きちぎられそうに寒くて
 ワタシヲ
 マモッテキタハズノ
 カタイカラサエモ
泡となって ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
儲け話あらへんかぁ炭本 樹宏206/1/30 23:00
ひつじ雲さくらほ10*06/1/30 22:16
春ファッションくま2*06/1/30 22:09
黄昏アラベスク[group]まどろむ海月6*06/1/30 22:02
子持ちシシャモ命の詩たかよし3*06/1/30 21:26
絶対零度のロリータナイトー006/1/30 21:06
「SKY CANDY」hiyoku006/1/30 20:48
嘆きの雨maumi1*06/1/30 20:17
スノゥマン仲本いすら4*06/1/30 19:55
シアン・ニトログリセリン3*06/1/30 19:55
エニグマ306/1/30 19:54
前向きに倒れ当麻完二106/1/30 19:33
虫の音沙龍106/1/30 18:11
吉宮圭一君(享年25歳)へささげる詩奥津 強8+*06/1/30 18:10
世界はデジタルを求めるこめ306/1/30 18:06
おっぱい大覚アキラ1+*06/1/30 17:59
満ちる光木立 悟106/1/30 17:53
Pied Piper大覚アキラ306/1/30 17:41
ちぎれ飛ぶ白ミゼット1+*06/1/30 17:36
くしゃみ腰抜け若鶏1*06/1/30 16:26
迷い子和歌こゆみ4*06/1/30 16:06
空と海の狭間に4362*06/1/30 15:57
       藍子[group]ふるる11*06/1/30 15:54
「 ひとつふたつ。 」PULL.13*06/1/30 12:26
君は大好きなクラスメイト腰抜け若鶏1*06/1/30 10:17
ENGRAVE成実006/1/30 9:46
小さな仔猫のライオンハート腰抜け若鶏006/1/30 8:53
しあわせのかたち和歌こゆみ106/1/30 7:32
菜の花ラピス2+*06/1/30 7:07
風と体まほし8+*06/1/30 7:04

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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