よく道に迷う

はじめて訪れた街
交差点の真ん中で

どっちにしよう

迷ってばかりいる
そうでなくても
迷うことばかりだ

ほら
また何かに迷っている

どっちにしよう

そうだ
こっちにしよう
 ....
大好きな
あなたの元で
何も考えずに
ぼぉっとしていられたら
どんなに幸せだろう


今を生きるワタシタチは
いつだって何かに追われ続けて
ゆっくり休む間もなく
新たな太陽に、おは ....
夕方のあるところの

ある場所のあるアパートの

ある部屋で紅茶をちょびちょび

飲みながら今にも

沈みそうな太陽を眺めながら

テレビに写っている

くだらない番組に飽き飽 ....
彼はひとり荒野をゆく 

勇者ではなくもちろん賢者でもない 

彼もそのことは知っている

それでもゆくしかないのです

けれど その足跡をご覧なさい

しだいに深くうずもれてゆく ....
揺らせ リフレイン
ひらめき はばたき
とるにたらない光のかたち
それらが作る午後の羽たち
行き来する行き来する 夜へ向かう道
リフレイン
揺らせ リフレイン


埋 ....
(ゆーきや、こんこん…)

めずらしく降った雪のおかげで
妹は
はじめての雪だるまをつくりました

あんまりまるくないところが
妹の性格と似ていて
思わず笑ってしまったことを
今でも ....
夜に呼ばれ、
風に身を浸す。

月に影を渡し、
光脈を流れ。

響明。

光は響き、
すべて満たす。
きっと
いつか
やってくる
その朝

世界中の
サイレンと
クラクションが
一斉に鳴り響き

世界中の
スピーカーから
ボリューム最大で
音楽が流される

生まれたばかり ....
明るいのはいやだって私が言ったから
昼間は1度だけだった

あの日誘ったのは私からで
光を取り除いた
水槽の底で
あなたに借りたシャツを脱いだ
ガラスの向こうを
しらない誰かの車が過ぎ ....
燦燦と輝く あの太陽を掴んでみたかった
この世界すべての命の営み
それを自分の一人のものにしたかった

夢ばっか食って大きくなった俺は
一日中空しか見上げる事しかできない
そんな弱い大人に ....
今じゃもう
何があっても
傍にいてくれた
希望までもが
荷造りをし始めている
気づきたくないことは何度かあって
それでも体を重ねあいたいなんて願望が募って
負け犬の遠吠えだなんて、そんな言葉で片付けないでよ
だから私はこうして側にいるの
って君が笑って喋った

側に ....
春の呼吸は夏を活かし、秋に捨てられ冬は泣いた
ねえ、子供のように笑ってよ
君が居ればそれで済む話さ

眠る間際に、なんてくだらない雨を見たのか
窓が濡れながら、その枠には収まりきれないほどア ....
鳴かないカナリア
枯れた白百合
ガラスの割れた本棚
傷だらけのギター

 折れないように
 志だけは
 例え孤独が
 体に沁みても

倒れた男
撒き散らした酒瓶
涙の跡
微か ....
家を出たのは君から逃げるため

明滅を繰り返す黄色い信号を横目に
僕はまた歩き出す

桃のにおいがする水を買ってから
部屋に戻ろう

遠くでトラックがはしっているような
そんな音を聴 ....
15の頃に父さんを亡くして
見よう見まねで金槌を継いだ
枯れ枝のような細い腕には
重すぎる槌。

鍋の打ち方なら知っていた
父さんの背中ばかり見ていたから。
銅板に振り下ろす ....
正義と悪の
がいねんは
小さい頃に
戦隊ヒーローから
おしえられた

ものごとを
きょくたんに
2つに分けたがる
習性もピンチに
なったら他力本願な
体質もき ....
ちきゅうという名のこの星は
30%の偽善と
70%の血の海で
出来ている
昼と夜はあるが
空は灰色の雲に支配され
鉛の雨が大地を削り
キャタピラの跡が河をつくる

テレビをつけれ ....
Please,please me...言葉をください

どうか僕に言葉をください

それは詩でなくてもいいのです
言葉を詩にするのは
僕ではなくて
言葉がそれを望んだときです


Please, ....
空の底
空気圧
破裂してしまいそうな
煙のように混ざり合ってしまいそうな


ねえ
そこで泳いで
きみの背中は
一時間だけのため息が根を張るように
そこでひっそりと、目を閉じていく ....
人は いつも誰かと出会っている。

職場だったり新しい友達だったり。

その中で 自分らしく ありのままを出せる人は いつまでも 続いていける。

人は やっぱり一人では生きていけない。
 ....
夜の深まり
喧騒の一日が過ぎた
独り部屋に座っていると
静寂の響きに包まれる
私はそっとそこに体を預けると
今日の痛みも苦しみも
ゆっくとりゆっくりと溶けてゆく
私は立ち上がりつぶやいた ....
お酒も なんにも ありません あるのは生活と 静かな よろこびだけです  
 さりげない日常に
 きらめく刹那が訪れる
 
 長い深い夜を飛び越えて
 朝日のまぶしさに目を凝らして
 昨日まで思い気持ちが白紙に戻れば
 それでいい
 
 生きると言うこと ....
この階段さえ登れば
独り呟いて見上げた
4日分の荷物を詰めた
旅行バックを引っさげて

堕落した生活を物語る
10段ごとの一服休憩
小春日和の早朝に
肩で息する三十路前

この階段 ....
雲のない部屋

なにもない部屋

遠くから 夜空眺め 願う

ただ好きなんだ

大切な人 守るべき人

たった二人の くだらないひみつ

少しずつ 近づいていく

数え切れ ....
 1

月に憑かれたピエロが
ぼくにずっとささやきかけていた
ぼくは我にかえった どうして
こんな遠くまで来てしまったのだろう


 2

満月に
子供のオバケがひとり
さ ....
 
 ひさしぶりやな 元気やったか
 わしはなぁ殻ごとのゆで卵食べて
 この通り元気まんまんやでぇ
 
 ところでなぁ
 儲け話があるんや
 鶏のフンを軽トラに乗せて運ぶんや
 日当5 ....
冬の朝空
七時の悲しい羊たち
隙間無く群れをなす

東を目指す羊らが
見つめる先はどこの地か
無言で光に染められていく

たどりついた羊らは
美しく映え
空に融けていった
春風に
ぴょこん、ぴょこん

見えちゃってる
値段のついた
タグ
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
どっちにしようベンジャミン5*06/1/31 15:21
あなたことは3*06/1/31 15:21
夕陽にさよらなを月にこんにちはをこめ206/1/31 15:03
湿った足跡4361*06/1/31 14:06
揺らせ リフレイン木立 悟106/1/31 13:52
さよならの雪だるまベンジャミン3*06/1/31 13:02
「 響明。 」PULL.7*06/1/31 12:22
爆音と静謐大覚アキラ206/1/31 12:22
魚たちの遊戯和歌こゆみ4+*06/1/31 11:24
飛べないイカロス腰抜け若鶏1*06/1/31 10:18
『・・の詩三つ』 見切りFUBAR1*06/1/31 6:12
負け犬同士は尾を振る無知アコ006/1/31 5:20
mery 4 seasons4*06/1/31 4:47
鳴かないカナリア麒麟206/1/31 2:49
夜の散歩余羽306/1/31 2:14
若き金物師のプライド麒麟206/1/31 2:05
球体なかやまそう5*06/1/31 1:48
ちきゅう牧村 空太2*06/1/31 1:33
Please,please me...ベンジャミン2*06/1/31 0:57
そらのさかな霜天406/1/31 0:36
出会いrenchu2*06/1/31 0:15
慈母の闇中音 涼006/1/31 0:11
ありませんすぬかんなが...106/1/31 0:06
諦めることはしないもんね炭本 樹宏306/1/31 0:05
階段を登れば松本 卓也1*06/1/31 0:01
後ろ姿の二人ユウ006/1/30 23:35
月に狂う角田寿星7+*06/1/30 23:03
儲け話あらへんかぁ炭本 樹宏206/1/30 23:00
ひつじ雲さくらほ10*06/1/30 22:16
春ファッションくま2*06/1/30 22:09

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