遠い朝では
誰かが零れていく音が届く
十三階建てのビルの可能性のひとつ
非常階段の手すりはそれでもまだ綺麗で
ただいま、というその言葉の行方も知らない

人の夢に誰かが寄りかかって
君は ....
透き通ったブルー
さっと流れる
デジャブみたいな感覚が降ってくるみたいさ

実際知らないでしょう

明日、誰と逢う

彼みたいなヒト見たことがないの


ブルー
気付かないで
 ....
わたしは、かわらないでしょう。

きみは、かわるのでしょう、

その差をうめられることなく、

われらは、はなれてゆくでしょう。

とうとつなせいてんに、わかれをきめて。

どれほ ....
 {引用=昨日からしていた 予感は

 たしか ・ ・ ・  

  足音はしなかったな。



   ちがう空気の流れは今日、

     全てを置き去りにしたまま

 すり ....
生命 せいめい 命
にんげん ミジンコ ライオン
柊 青い木 路上の石
青い雲 空の色 飛ぶ小鳥
赤い血液 死んだミジンコ 明日への光
優しい光 希望の架け橋 僕の声
あなたの綿声 あなた ....
カツンカツンと
ちょーくの走る音
途切れる記憶、とおのく意識





空白




カタカタと
鉛筆を片つける隣の音
横線だけのノートに
ため息ひとつ
いままで
いちども

きみに
うそをついてない
なんて いえない

そんな
うそだけは

いえない
カレンダーを一枚めくり
二月の出かける日に ○ をつける

数秒瞳を閉じる間に過ぎてしまう
早足な{ルビ一月=ひとつき}の流れ

数日前話した八十過ぎの老婆の言葉

「 あんた三十歳? ....
おんなが なぎさで
砂を かぞえている
いくとせも いくとせも
なみだと 朝焼け色の
大漁旗を まちながら
スパイスきょうじゅ
スパイクはいた
スパイクはいて
スパイスのんだ
いちめん ひろがる 
じゃがいもばたけ
おくさんうめたの
だれでしょう

*

あさ うたたねをしていたら ....
もし貴方が地に堕ちるなら 私も共に堕ちましょう
貴方のいない世界など 居る価値も無い場所だから

もしその手を紅く汚すなら 私もこの手を血に染めましょう
貴方一人を悪者にして 生きられる程 ....
報われない想いとわかっていても

気持ちはとめられなくて

ぐるぐる回る輪のように

終わりなく 繋がり
果てなく  想う

たとえそれが

報われない想いとわかっていても

 ....
青く広がる海を見下ろして
「ああ、青いんだな」って思えたなら

指を静かに動かして
「ああ、生きてるんだな」って思えたなら

それは紛れも無い
ジュゲムの証拠。

釣り糸を垂らしなが ....
道に道無く目隠しの子供が座る
目の前に落ちた小さな手に生は無く
大人より食べない子供が
大人に殺されるのは何故

僕の耳に届く幻聴の手紙を
聞こえない振りをして無感情に振舞う
掻きむしっ ....
村、の発音はビレッジじゃなくて
ヴィレッヂなんだって
熱く語る教師に

ならば、お答えしていただきたい
シベリアンとシビリアンの違いを。

困惑の色も見せずにただ、淡々と

シベリア ....
古文書の秘密を 全て暴いた後で
ヴァニラエッセンスを
二滴ほど、手首にふりかける

この狭い部屋でなら
十分すぎるくらいに

知らないうちに生えてきた
よれよれした無精髭にも
愛着が ....
ねつっぽい
ねつっぽい
これはやばいかもしれない

目をとじると
黒くて大きなクマが
ぼくの目のまわりを
ぐるぐる ぐるぐるなぞってる
なにかいいながら

こんなときは早く寝たほう ....
机から乗り出して、君の姿を探します
机の角に私と君の相合傘
君の背中に私の顔が映っている

目を合わせてみようか?

そらされる恐怖が脳裏をよぎり
何もできない私が此処にいます

こ ....
くりかえし生まれる幻想が
頭の中から離れないので

入り江に腰をおろし

巣へ、手をさし入れる

(巣はひからびた雛の墓)

かわいたくちばしにふれる


幻想が、脳をご丁寧に ....
あの眩暈のしそうな
白い台風が去り
三日が過ぎた

路上の名残雪は
鋭利な透明を帯び
庭の雪だるまは
縮こまった

そんな
冬の日


自転車の前に
娘を乗せて走っていると ....
日に夜をついで、
月の影をかいくぐり。

地平の弦の彼方、
鬼は羽ばたく。
A.M9:15

退屈な授業
暇つぶしの会話

A.M10:38

日差しが妙に暑い
黒板に音が響く
耳障り

P.M12:45

美味しくもない学食
値段と比例の量
だ ....
知ってるか
もう ひとりぼっち

自業自得だよ

鍵を、
かけた
孤高の空は 始まりが曖昧で終わり無き空

永久を願う空は 高くて・・・届かないところにある

自由になりたいと嘆く鳥も 籠から逃げたいと叫ぶ蝶も

空の蒼に囚われたままままで

僕は唯 ....
君はロリロリパンダ
パンダの妖精
電話が大好き
メールがキライ
見るのは夢
言葉はマボロシ
そんなロリロリパンダ
石の床で眠り
はしごでバック
クマじゃないよパンダだよ!
ロリロリ ....
あなたが感じているように 
私も感じているんです

でも

私が意図している事と
あなたがそこから読み取る事は
違うかもしれません

もちろん

あなたが意図してい ....
私の助けてや寂しいの声は
ぐっと、喉の辺りまで出かかるのに
口は出してくれないから

飲み込むしかないの

それを繰り返すうちに
身体中が助けてや寂しいの声に満たされて

なんだか吐 ....
孤独な日には時雨る
空気が重い
わたしは一日中寝た
黒人が
国道脇を歩いていく
何人も
わたしは絶望しない
楽天でもありえない

遠き友より手紙きたりて
わたしは
寂しい夢を追い ....
誰もいなくなった教室



消されずに残った数式




響くチャイムの音





開いた窓から入るそよ風





聞こえてくる吹奏楽部の演奏音


 ....
僕の顔が
不細工なのはさ
きっと君が悲しみに暮れるとき
君を笑わせてあげるためで

僕が斜頚なのはさ
どうせいつも君の事
考えすぎて
首を傾げすぎるから
神様が気を利かせてくれたんだ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
和音未満[group]霜天706/2/1 0:15
ブルーKanata...006/2/1 0:14
_実夜0*06/1/31 23:34
よかんしらいし い...8+*06/1/31 23:32
生命くま1*06/1/31 23:25
居眠り006/1/31 23:24
うそ043BLU...106/1/31 23:17
幼年期の情景 〜アルバムの中に〜服部 剛8*06/1/31 22:57
そろもん(海難の話)みつべえ406/1/31 22:57
ファザー・グース(2)[group]たもつ11*06/1/31 22:53
If...凍雲 月歌0*06/1/31 22:49
Infinity loop〜メビウスの輪朱華1*06/1/31 22:15
ジュゲム。仲本いすら4*06/1/31 21:11
逆さに育つ花maumi3*06/1/31 20:54
シベリアンズ仲本いすら3*06/1/31 20:38
芳香ホライズン306/1/31 20:31
風邪日朗歩野306/1/31 20:29
十五歳の恋心ラプンツエル3*06/1/31 20:12
ミゼット1*06/1/31 19:42
飛ぶプラチナ蒸発王206/1/31 19:07
「 夜躍。 」PULL.6*06/1/31 18:49
今、此処で海月3*06/1/31 18:18
『・・の詩三つ』 方向FUBAR0*06/1/31 18:17
孤高の空珠洲璃006/1/31 17:51
ロリロリパンダチアーヌ1*06/1/31 17:12
差異朱華2*06/1/31 16:48
(私の)嗚咽完食206/1/31 16:34
遠い手紙石川和広5*06/1/31 16:16
放課後を覗く者afterg...106/1/31 15:40
斜頚アマル・シャ...406/1/31 15:22

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