巨大な三大陸、
ぶつかり合い壊し合い
阿鼻叫喚の巷
騒然とする時空 、

何一つ誰一人として
それぞれの宿命から逃れられぬこと
露わにされる一方 、

突然に宙から投擲された
黒い ....
ちらちらりん

だってノート

またもやだね

なんて真面目とかけ

ふやけすぎ

あは笑える

もういいのけ

でしょ

そうなるがな別に

なんかただのガキ
昔読んだ本を思い出した。浜辺に死体が打ち上がるんだ。人間の死体じゃないよ。怪物の死体だ。腐った死体だ。次々に打ち上がる。どこからきた死体なのか誰も知らない。浜辺を歩きながらそんな話をする。磯の匂いは腐 .... ○「高血圧」
そう言えば不当に悪者扱いされているのかもしれない
医者も「すぐに薬をすすめる」
悪い点があればいい点もあるというのが
物事の本質だろう
高血圧のいい点探そう
ガンも不当に悪者 ....
前後不覚の不自由に陥るのもまた自由と言い訳し、自由のためだと酒を呑む
ポーズをとるために飲むのだが、「喉で渦巻く概念を飲み下すためだよ」と誰にでもなく言い訳し、大仰な仕草でちょびちょび呷る
孤独の ....
るんは風の中 るんは風の中
思い出の空の彼方へと、飛び去っていったよ
それでその後、どうなった?
こんなな空の果て こんな空の果て
穴の中へと、消え去っていったよ
それで、アキラはどうなった ....
足元で小さな花が咲いて「こんにちは。」と微笑んでいる
庭の水仙たちが「私に名前をつけて。」と囁く
ハンバーガーショップのガラスケースの中で
美しい緑色のグリーンサラダが「私を食べて。」と僕を ....
まどろみの中に君を見た
君の影を
愛おしいはずの君
優しく微笑みかける君よ
しかし瞼をあげると君の影はスッと
ボクの目の前から消えて失くなってしまいそうになる
首をめぐらせ必死に君の姿を探 ....
どんなに踏まれてもどんなに嘲笑われても
頑張って
今は彼方の時代
熱い涙を越えた向こうには何かが待っている

何時までも応援してるから
彼方達が居なきゃ時代は廻らない
何も正義だけが時代 ....
ひとつずつ壊れていくガラスのパズル
純粋な愛もなにもかも
黒い檻のまえで崩れ去っていく

冷たい鉄格子に指を這わせ
必死に君の名を呼ぶけれど
還ってくるのは己の虚しい叫び声のみ

嗚呼 ....
ねじれたりよじれたりしなくても
何だっていいんだよと
コトバは私を受け流す
白地に紅円
それはとても素朴で
 それはとても美的で
  それはとても荘厳で
腐った今日には
とても勿体ない

ここぞと掲げられる日の丸は
情けない背中を見つめては泣いている

ど ....
 旧校舎の外階段を降りて
 ピロティに出ることができた
 夏草の熱が 猫のように腹這いで寝ていた
 青い空と鳥籠は真逆に見えて 同じものだと
 あなたの唇が言っていた
 僕たちは暗い液で ....
  

冬は粉雪
舞い散る涙か
表参道
凍える想い出

スノードームの中に生き埋められたみたい

雷が鳴るから
すこし厚着にしたんだ
酔っ払って真夜中
スノードームの中に転 ....
駒込のお七付火之事、
此三月之事にて二十日時分よりさらされし也

おれは怖くてものも言えぬ
お七はさらされておるというに
あれはおれのせいかもしれぬと
口に出すことはとうていできぬこと
 ....
道端の花壇の端に老人が腰掛けて苦しそうにしていた。止まって声をかけることができなかった。通り過ぎてから老人が重病だったらどうしようと思い振り返った。老人はまだ座ったまま。戻って声をかけることもできたは .... ポケットから出した手を
温んだ風の中で
大きく振りながら
まるで音色みたいな
あなたの名前を呼んだ

読み飽きた季節の頁が
温んだ風の中で
めくれるように
まるで花弁みたいな
 ....
ちいさな舟が夜の海をゆく
破れた帆にわずかな風をうけて

帆柱には古ぼけたカンテラ
光はにぶいが少しあたたかい

月のない夜だから
真っ暗の水面は永遠みたい

とじこめられているのか ....
○「高血圧」
原因はよくわからないようであるが
僕は身体のかたさが一つは原因かもしれない
これから毎日ストレッチをやってみよう

○「高血圧」
測れば測るほど高くなる

○「転んだら」 ....
貴方の瞳に囚われて私はまるで羽をむしりとられた蝶のように
怠惰に白布(シーツ)に横たわる
自由という羽を失った私は芋虫
無言で貴方を見つめ返す
貴方の魅せる夢幻(ゆめ)を今か今かと心待ちにしな ....
さあ、きれいなものをみよう
ヒトを慈しむ心
愛をはぐくむ精神(きもち)をもって

さあ、きれいなものをみよう
憎しみや悲しみから己を解き放て

さあ、きれいなものをみよう
零れ落ちる涙 ....
日常から逃げ出したくなるリアリティ
今も誰かが泣いている

消えた子供の足跡
途切れた過去だけ残して

人間の過ちは泥だらけのシーツに包まれて
草叢に横たわる

夜更けの林のなかで誰 ....
 硬いパンを噛むと じゅっと唾液が湧いてくる
 人なれど 朝の欲は獰猛なけもの
 薄切りのハムとレタス マヨネーズの酸味
 奥に隠れた卵の温もりをも舐めとる
 ミラノサンド
 けれど熱い ....
チョコレート海老入りマスタードサバランを
隣のテーブルで頼んでいる

水たまりに隠した亀が
もうじき鳴きそうだわ
席に着くなりその話
をするとA子さんは
足早に
過包装の雪の中へ
飛 ....
黒い液体。
黄色い液体。
飲んでも飲んでも足りない。
もっともっと飲みたい。
飲んでいないと集中できない。
黒と黄色。
トラテープ。
潜在意識の警報。
不眠の原因。
中毒の文字がちら ....
滑走していく冬の夕空を
概念が凪いで金魚と泳いでる
熱の籠もった長靴下、
そろそろ君ともお別れだ
糸が引き千切れた 
正月凧、
風に流され遠く  
とほくすきとほりいき
春へと 遠くか ....
波の囁き夢ゆらし
消えてしまうと知りながら
両の羽でそっと抱いて夜を越えれば
辿り着く揺らめく光
それだけが燃える翼の奥で 
いつまでも 
いつまでも
海に鴎は月を浮かべる


 ....
さいきん
JR鶯谷駅界隈に
老婆を愛好する若者たちが
増えて
突然死と救急車も増えて
鶯谷がかれらの聖域になってしまった
아이고!(アイゴー!)
紅顔をぱんぱんに張り詰めて
赤や青のネ ....
自称詩人は
寝床に入って10秒後には
いびきをかいてしまうのだが
家族が顔に濡れタオルを載せて
徐々にダメージを与えようとしているのを知り
寝ていられなくなったので
今夜も一晩中起きて自称 ....
そこには血の通った人間の息吹というものは存在しない
妙に薄ら寒い風が吹く

潔癖潔癖潔癖
何故人間はこんなにも潔癖を求めるのか

青白いセルロイドの人形を抱いて眠る人間共
自分はいかにも ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
黒い軛ひだかたけし425/2/28 18:09
あーまたのさけ陽向(2躯-...125/2/28 16:22
私達は仲良し佐々宝砂325/2/28 8:20
独り言2.28zenyam...0*25/2/28 6:39
酔っぱらいの説くメランコリッ...125/2/28 5:32
風の中のるん鏡文志7*25/2/28 1:45
「縄文マインド」ジム・プリマ...4*25/2/28 1:04
愛しい君へ栗栖真理亜125/2/27 23:57
仮面の下の涙2*25/2/27 23:52
赤と白の幻想【ユウワク】025/2/27 23:43
コトバは紅茶猫2*25/2/27 22:29
日の丸詩乃225/2/27 22:04
ピロティ(2025.02.23)草野春心325/2/27 21:56
スノードーム秋葉竹225/2/27 21:45
吉三郎申す佐々宝砂3*25/2/27 21:03
神様に試された。625/2/27 18:51
夏井椋也11*25/2/27 18:48
幻夜航あまね1325/2/27 17:17
独り言2.27zenyam...2*25/2/27 7:04
紅(あか)の軌跡栗栖真理亜125/2/26 23:28
愛の雫1*25/2/26 23:19
日常という闇のなかで025/2/26 23:15
ミラノサンド(2025.02.22)草野春心325/2/26 22:23
A子さん紅茶猫4*25/2/26 20:56
カフェイン。425/2/26 18:51
スプリング・カイトひだかたけし625/2/26 18:18
オマエ鴎でオレ鴉[group]板谷みきょう2*25/2/26 14:56
鶯谷室町 礼4*25/2/26 5:05
自称詩人は眠らない花形新次225/2/25 23:41
人形達の夜Ⅱ栗栖真理亜225/2/25 22:15

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