ねえ
あなたは笑うかな
ついこないだまで
「レミオロメン」を「レミオメロン」
と云ってたって
だって美味しそうでしょ
メロンの音って
そういえば二人で
メロンの匂いつきの
レコードよ ....
騒ぐなら閉めとけ。
紙飛行機飛ばすのと同じ気持ちで 空高く放り投げた僕の人生は
いつまでもぐるぐる旋回して 着陸地点を見つけられずにいる
形あるものは何一つ持ってないくせに こんなに強がって参るなぁ
そんな今に ....
呼吸している胸が上下に小さく揺れる
小さな吐息をおしだして
生きている。
ねえ、
ちょっと胸をかして。
あなたを産んだこと
とても幸せだと思うの。
....
ありがとうって言いたいなら まず自分に嘘をつくのをやめなよ
器用に唇動かしてみても そんなの意味ないって感じてるだろ?
恥ずかしいなら3秒だけ待ってあげる さあ大きく深呼吸して
ゆっくりと心 ....
その話し
つい先日聞いたばかりの
昨今3度目のその話しに
実は相当狼狽えながら
初めての顔で聞いています
いつもと同じ
その点を残して
このテーブルも
それぞれの席 ....
唐突になきたくなるんだ
愛しいと思えるものがあまりに多いのは
とても可愛そうで
悲しいことだと知ったから
きみをあいさない
幼い唇が紡いだ一筋の闇
きみをあいさないよ
あ ....
自分自身に従順になって
前を見ることを拒む
落ちた目蓋にかかる生ぬるい風も
あの日と同じではないと知っていた
いつからだろうか
夢を見なくなったのは
きみのぜんぶを愛したはずだ
ただ ....
コンタクト入れるときってさ
新しい自分とか
意識しちゃうわけじゃないですか
コンタクト入れるときってさ
新しい世界とか
見えちゃうわけじゃないですか
コンタクト入れるときってさ
....
おまえが一人でメイド喫茶に行くのは
あまりにもリアリティが濃すぎて見苦しい
だから俺たちも行こう 大挙して押しかけよう
おまえの浮かれ具合を観察するためじゃない
おまえのモテなさをごまかすため ....
地球規模で考えて
僕のおじいちゃんとおばあちゃんは
もう十分に生きてる頃なので
そろそろ死ぬべきだ
地球規模で考えて
僕んちのチロは
もう十分に生きてる頃なので
ぼちぼち死ぬべきだ
....
花を探しているのに
目に映るのは死体ばかり
戦乱はこうして
新たな緑の苗床となるが
少女はいつも
涙をこらえることができないのだった
ひと続きの岩は
やわらかな苔に覆 ....
喧嘩でへこんだ時
涙こぼれそうな時
何気なくそばに来て
寝そべっていてくれたね
柔らかい毛の下の
温かいぬくもりは
言葉超えて僕を
励ましてくれた
誕生したのは
僕が先だった ....
みずうみに滑る風が微細な音を鳴らして、
朝は呼吸している。
絶え間ないひかりを厳かに招き入れて、
夜のしじまを洗い流す。
目覚める鳥の声の訪れと共にあらわれる、朝霧の眩さ。
真っ赤に湖面 ....
(削除)
おおきなへびは
たいくつそうかな
なんとなく
そんなきがする
でも
ふと おもいついて
スゴイコトするかもしれない
なんとなく
そんなきがする
世界で一番悲しい人が笑った
花のようだった
花の名前と同じ速度で
列車は走った
良い陽が入るね
そう話す乗客たちの袖口は
等しく汚れていた
窓の外にはいつも窓の外がある
という ....
なないろのしゃぼんだま
きみがさかさにうつりこむ
さかさのおでこにキスをする
そしたら
はじけてきえたけど
あたしのおもいはよりふくらんで
もっとすきになりました
....
詩のフレーズを思いついたとき
メモをする
ひとつひとつの言葉を
忘れてしまっても
メモをスッと取り出せば
鉛筆を走らせたときの息遣いまで
いきいきと蘇えるように
私の生 ....
おそろしく日当たりのいい部屋で
君を待っていたんです
いつかの春の南風がまだくすぶっています
ごらん木馬が揺れている
足元から湧き出てくるちからは
芽吹きのそれと良く似ていて
君を殴った最 ....
涙が嫌いでも
泣かずにいられないときは
雨に打たれに飛び出そう
雨の歌声に
君の嗚咽はかき消され
雨の雫に
君の涙は雨になる
君が泣いていることは
雨しか知らないから
だ ....
いつも座っていた窓際の席
いつも待ち合わせした時計台
一人で行くのにも慣れてきました
見つけた癖も 少しずつ
過去形で話せるようになりました
薄れてゆく 二人だけの「いつも」
....
空と海の境目は
遥か遠くでつながっている
海鳥が
水際に光る魚を探している
真実は見え隠れして
それを捕えるためには
そこに飛び込まなくてはならない
解っている
生き残るた ....
人は生かされている
ままならない人生も
かずかずの教訓を教えてくれる
いままで
むだあがきをしてきたんだな
自然に生きられたら
それ以上の幸福はない
あやつ ....
少しだけの眠りのつもりが
起きれば一人きりになっている
音楽室の隅、斜めに立ちながら
輪郭だけを残した人たちの足跡を
軽いステップ、かわしながら
半音、高いところを
やがてすり抜ける
....
先生の言うとおり!数学の答えはいっぱいあるし、
ワインは死人のために飲むもの。
しばらくすると、校門の前に汲み取り屋がやってきて
糞をばら撒いて去っていく。
やわらかな
風が吹いている
丘の上の
さようなら
たくさんの公園と
澄んだ小川と
空き地と
苺の庭と
カブトムシと
サッカーボールと
さようなら
そう ....
わたしはとてもかなしいのに
まわりのひとたちにしんでほしくないのはふしぎなことだ
はじまりのひかり
きらきらのぜつぼう
ふしぎなことだ
緑の蛙は
あまがえる
尼さんが
ひっくり返って
甦るとは
鳥山明のべたなギャグ
寝そべって
漫画を読んでは叱られる
叱られては堪らない
堪らないから考えた
T−topを ....
これ以上に他人を気にしてどうする
そのぐらいに他人の評価を気にする
人一倍に話したいのに
人一倍に無口でいる
君を守ってきたけど
たまには攻撃をしてみる
傷つくのは自分と相手
そ ....
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