私はこの街の星空が好きだ

どこにでもある煤けた空にぼやけた

街の灯りをひっくり返したような星空が好きだ

書割の夜空のように等級の大きな星しか見えない

ビルのネオンにかき消されそ ....
右目がポケットに落ちた
左目を瞑るだけで
見なくて済むものは見えなくなったけれど
溜まっていたゴミや砂が入って
右目からは涙が止まらない
あの人のズボン泣いてるみたいだね
と言う男 ....
毒を飲まされたような
嗚咽{嗚咽=おえつ}が喉をさかのぼって来るような

気だるくて 体が重い
気持ち悪くて 動けない

そんな錯覚が現実となって襲い掛かってくる

まるで体中に楔を打 ....
あまいはずのちょこれいと

いつも今日だけ苦いのです

今年もわたしが食べました

ずっとあなたがすきでした
星のないこの空
君の姿が見えない
小さな灯りで探す僕を見えているのだろう

気づいたら
僕に声を掻けてよ
僕も返事を返すから

木のない森に行き
君を探すことで今日を過ごしている
 ....
息絶えた花瓶の中で
翼々と咲く一輪の花
太陽に恋い焦がれ
12時の孤独を噛む

火照り 揺らぐ
生への渇望

恍惚と緊縛の
一寸の狭間
きみのあくびがすきだ

きみのあくびはちょっとへん

だけどとってもおもしろい


あうあ あおああ

っておおきなこえがする


たとえばなにかのどうぶつみたい

た ....
だうシてこんなニ可愛い顔シテ

すやすや眠ル君

僕ノ手は自然に伸ビる
そしテ君の匂ヒの中で


無邪気に笑ツて怒つて泣イテ

こどもみたいナ君

今日モ僕の膝デ甘えてル

 ....
さくり 足音ひとつ
さくりさくり 足音ふたつ
さくりさくりさくり 足音続いて
さくりさくりさくりさくり 白い雪原に足跡よっつ

ふわり 真綿が降ってきて
ふわりふわり 掌の上 ....
何度、夢にみては
涙したのでしょう

どれ程の痛みを胸に
歩いてきたのでしょう

差し伸べられた手も
掴むことはなく

ただ、失った光だけを
想いつづけて

幾つ季節が
通り ....
関わることの無いはずの 現実に 遭遇してしまった。

屈辱的な 言葉が心にぐさりと突き刺さる。

言いようの無い 悔しさがあったが 係わり合うのは たくさん。

私以外の 全ての人が とて ....
街は冬でも清潔で
指はすべすべしている
ウィンドウに息を吹きかけて
さようなら
またあいましょう と描いている
寒さは気分をはきはきさせる
上品で気品高く
洗われたシーツのような冬 ....
窪みを照らす草の色
私の言葉はまだ実らない
土のにおいのする
沈んだ村のような湿原を私は歩きたい
狂った身体を引きずって
救われすぎた魂のために祈りたい
風を喰 ....
太郎君があっと喚いて
花子さんはいっと呻いた
同じ本を読んでいたのにね

次郎さんは右に行きたかった
正子さんは後ろに走りたかった
ただ、エビが高かっただけだった

三郎さ ....
波打つみどり、
敵味方の風、
追われていく

ひとつの鍵盤に向かって
端から指が流れてくる。

とたんに、
空に生まれた
子供にかえる

見つけたカタバミは、
探していたものと ....
どうして風はやむのだろう 静かに
(怒りに満ちた夜)
並木がささやく
──どうして風はやむのだろう

……あの星に
    あの昼に

落ちてゆく
人も車も
岩もビルも雲も
平衡 ....
咲く、羅列の空は埋め立てられて
さあ、暮れて望まない夜に
駅前の車列に後ろから急かされて
家路の、振り切る早足を抑えられない
駅から吐き出される、ため息と等しく
順序良くもうひとつ、暮れられ ....
今、あなたに
隣にいてほしい

寒くて
さみしくって
自分を保てないよ

{引用=
暗い空
暗い部屋
息が詰まりそう



何を言っても言い訳にしかならないけれど
もう ....
この横丁を歩いていると
不意に路地から幽霊が顔を出す
幽霊は
「こんにちはいい天気ですね
 学校のほうはいかがですか
 楽しいですか?」
なきそうな言葉をほろほろこぼす

「ええ結構な ....
昨日、中国語教室のある、
ビルの入口から飛び出してきた小学生と
電車の中で席を譲る小学生を見た。
毛沢東よ。あなたの遺した中国は
こんな風に、僕の中で息づいているよ。
< SEX >
?
-悲しみの刻印-



彼女の心に沈む
悲しみの刻印が
凍てつく涙に捕らわれている


彼女は天使の微笑で僕を惑わす・・・


罪と知りながら
彼女の ....
 なんのへんてつもない朝

 とても特別な朝

 まどむ夢の中から這い出て

 また新しい朝に出会った

 鮮やかで光りに満ちた朝

 そして罪のない朝は

 僕をあっさり ....
気が付けばもうこんな所まで来たのか
もう自分には生きる意味なんて
そう呟いて暗闇の中たった一人で泣いてたっけ

いつだったっけなぁ? 僕は変わるんだと誓ったあの日は
結局僕の中身はあの頃と大 ....
だっだっだっだっ地下っだっだっだ
だっだっだっだっ地下っだっだっだ
だっぱー(しゅー)ずたたたたた多々ん
だっぱー(しゅー)ずたたたたた多々ん
だぱすかちん!

(あー)鷹鷹鷹鷹鷹鷹すかち ....
これは事故
あれは事故です
あたらしいニュースが
たおした液体みたいに
体をつたって地面へと
たいらにひろがっていく

戦争は反対です
これは平和

いけない事ばかり考える
マク ....
空が白んで、今日も一日が始まります。
有機物であるはずのわたしはまるで無機物のように
さしたる感慨もなく、ただ白む空を眺めます。
雀が一羽、飛び立ちました。


白んだ空が、眩しさ ....
屈めた背中を ゆっくりと伸ばすように
季節は移り変わる
それは水指に潜む 小梅の性
三寒四温の質感を受けいれては ひとり悦に入る

 
(ああ 春は素敵な季節
(水指の渇望は 
(滴り ....
リーズナブルなパスタ店にて

フォークに絡め取られる
スパゲッティの多重螺旋

適量かけるつもりだった
粉チーズのフタを開け
振り掛けるとドバッと
降りしきる粉チーズ

もはやチー ....
ブランコから見た空は海に似ていた


悲しみに揺れるように
君はぎりぎりの角度で空を見る

浮かべた涙をこぼさぬように
近づく地面を遠ざけて

君はぎりぎりの角度で
懸命にこら ....
桜が 水仙が すずらんが
もうすぐほころぶであろう梅の花が
咲くのを待っています


ほら、あともうちょっとで雪が溶けて
山から降りてきた水が川に混じって
キラキラと水面を揺らし始めるよ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
星空草風106/2/15 22:18
水分たもつ1006/2/15 22:00
毒気もこもこわた...3*06/2/15 21:34
2月15日のつぶやき逢坂桜5*06/2/15 21:23
星のない空海月1*06/2/15 21:15
一輪むらさき0*06/2/15 20:55
あくび松本 涼1*06/2/15 20:46
子猫ヲ拾ひましタ006/2/15 20:03
[ あしおと ]渕崎。1+*06/2/15 20:00
片恋柚姫1+06/2/15 19:54
心の闇renchu106/2/15 19:31
冬知らず便乗鴎3*06/2/15 19:12
シリウスの眠り Ⅱ木立 悟106/2/15 17:48
*おなじ仕事*かおる6*06/2/15 17:18
麦わら帽子つきのいし.1406/2/15 16:28
枯葉浅見 豊5*06/2/15 16:01
さくら霜天406/2/15 15:46
トナリことは3*06/2/15 14:48
アメ横竜一郎1*06/2/15 13:24
毛沢東よプテラノドン1*06/2/15 11:41
SEX Ⅵ -悲しみの刻印-KADY006/2/15 11:35
朝になる炭本 樹宏406/2/15 9:48
青空色キャンパス腰抜け若鶏1*06/2/15 8:55
_ピッピ5*06/2/15 8:22
JR西日本の事故についての詩[group]モリマサ公15*06/2/15 8:13
[ 無機物の憂鬱 ]渕崎。3*06/2/15 8:12
小梅のエスキス[group]恋月 ぴの26*06/2/15 7:20
「かけ過ぎ粉チーズ」たかよし2*06/2/15 5:10
ブランコから見た空は海に似ていたベンジャミン6*06/2/15 5:09
春待ち瀬冬翼流106/2/15 2:48

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