いつかこの腕の中に
キミを抱きしめるとき
オレは証しをうめこむように
キミの身体にマーキングしてゆく

キミの喉に
キミの肩に
キミの足首に
キミの指先に

オレの縄張りを確保する ....
大切なのは中身なんだって言われても
そんな大層なもん 俺の中には詰まっちゃいないよ

大ホラ吹いて それが崩される前に逃げるのが上手なだけ
俺の心の主成分は嘘とごまかしで出来てます

10 ....
君の残した想い出は
遥か遠く浜茄子咲く北の国で
いつも優しく眩しいほどに輝いて
ここまでおいでと僕の名を呼んでいた


君の残した思い出を
僕は今超えようとしている
越えることなんて考 ....
      足           祷瀬 チカ


  遮光性のロールスクリーンを低く下ろされた向こうは
  部屋の中とは別に
  太陽が活動していて
  蛍光灯の暗さで閉ざされた方からし ....
名前なんて知らん

故に呼ぶことはない

名前なんて知らん

花は花だろ

名前なんて知らん

一生咲いてろ
 優劣をつけたがる
 この世界

 のんびり生きることも
 選択肢のひとつ
 
 誰とも争わず
 欲を捨てて

 身の回りに思いやりと優しさを
 振りまいて
 
 足りない ....
君は、
柔らかく熟れた果実を、優しくツツくふりをした
けれど、手の平に乗せて
ゆっくりと握ってしまうようだ
愛おしいといったような表情を浮かべたまま、
締め付けた指先に
垂 ....
ソーダ水の浮上する泡に
空想をのせていける午後
冬と呼べる景色でよかった
北に向いた窓を開けると
区切られた言葉が通り抜けていく


君の途中で
空の色とかたちを書き残す
嫌になるく ....
 星の降る丘めざし
 街灯が照らすアスファルトの道を
 凛と涼しい顔で
 背骨をしゃきんと伸ばし
 おいしい空気を吸いながら
 一歩一歩足を進めていく

 リズムをとりながら
 バ ....
私は朝、起こされる
寒い朝だ
点呼の声がきこえる。どこから?
どこか遠くの山の向こう
だれが?だれか望んではいないのに
はりあげている声
私は、みんなと一緒にもくもくと歩く
よくみると、 ....
受話器越しに溢れる沈黙が暖かい

私があなたに別れを告げる時
きっと私はあなた以上に誰かを愛することができるようになったか
あなた無しでも生きていける強さを手にいれたんだろう
ごめんね、どち ....
頭かゆいんですよう 鹿野センセと差し向い
鹿野センセは禿げてて中年で少しだけセクシーなきらきら瞳の脳外科医で
頭かゆいのにどうして脳外科なのかというと
そんなら鹿野センセがいいわようピコピコ ....
ひぃ ふぅ みぃ よぉ

夕陽を浴びた銀杏の影が
柿色の地を這う夕暮れに
幼い私は
祖母の形見の手毬を突く

いつ むぅ なな やぁ

紫と紅と白
少しほつれた糸に
人差し指が引 ....
いちいち考えるのも嫌な程
空の色は日々まちまちだから
季節という単位はいい
そして新しい春がやってくる


まだ外は寒いのに
窓は全開のまま
ビー玉のような海
煙突は禁煙しない
 ....
テーブルの上に載ったコーヒー
昨日買ったレーズンパン
いつもと同じ朝ごはん

だけどいつも寝ぼけたくしゃくしゃ頭のキミがいない。

いつもボクより少し遅れて起きてきて
寝ぼけた顔でゴハン ....
“白い蛾が産まれると困るのでしばらく家を出ます”
“追伸”
“白い蛾を見ても殺してはいけませんよ”
こんな置手紙を残して
死神が家から居なくなりました



いつも一緒にいた名付け ....
心と心が行き交う
そんな日 バレンタインデー
今日はラッシュの恋の交差点
信号無視など気にせずに
突っ走れ!恋の道!

甘い風に 後押しされて
月が遠くで泣いている
うずきだす傷跡
誰も知らない
裏側の傷跡

それでも
見ていてくれる人がいるから
今日も
あなたの背中照らして

優しい光を
傷ついた分
もっと優しい光を ....
風はいつでも強いかな?
空はいつでも暗いかな?

ちがうよね^^

やさしい風も
あかるい空も
あるじゃない

不幸ばかりは続かない
素直になろうよ、私たち
心のわだかまりなくそ ....
窓辺に顔を近づけると暖くてね
まだ幼くも確かな春を感じたよ
色にしたらベビーピンクだろう
匂いでいったらプチサンボンかな
色も匂いも甘くてちょっと切なくなったよ

きっと記憶のどこかに
 ....
昔から あきらめを知りすぎていた
昔から 甘えることなどできなかった

だから
ただ 夢みるだけで
今でも
ただ 夢みるだけで

現実から逃げてるだけ
なのかもしれない

そうよ ....
はばまれる 口惜しさ
忘れていく かなしみ
通じない もどかしさ

ガラスの小部屋にとじこめられて
じわじわと
時の砂の中にうずもれる
さらさらと
ただ さらさらと
時間だけが 過ぎ ....
機械仕掛け
二つ折り
小窓に動く
夢一夜

悪戯な表現の
事の波集めて
読み取るのは
溢れる程の君の笑顔
数分考えて
返す言の葉は
悪戯に隠された
本当の気持ち

真っ直ぐ ....
誰かの悪口
雨と ふみならす 小声で言って
 私のにおい
          日本語の、あいしてる、を、


 あの壁をこえてサ行の庭へ
      サクラ サヨナラ シラナイ シ シ
 ....
なんにでも なれる可能性

誰にだって

多くはないけれど

それって ある

ずっと 誰かの真似を
してるわけには
いかないけれど

自分に なりきって

みたいと 願う ....
古臭い 化石のような
アナログな 人種でも

快適に

しあわせに

どことなく 安心できるような

そんな世界が できあがるまで

まだ、化石のままで

いる。
ボクはここにいるよ

ボクは、ちゃんとここにいるよ

って

醜い姿を晒してまで

知らせてるのは

君がいつか振り向いてくれるのを

待ってるから。

においって

 ....
法廷は欠伸をした



誰かの祈りが
神様とやらを本気にさせて幾年


似たような顔をした善者が蔓延り
見えない所で殺し殺される夜が来る

朝はこの上なく赤色で
ボケ老人が懐古 ....
ポチャンと天井から

水滴が落ちてきた

湯気が拡がった

お湯の入った水槽の中で

ぼくは体育座りして

悲鳴のようなため息を

一つ吐いた

横に置いていた砂時計がゆっ ....
あのひとが、
白い部屋から、
退院して、
窓の向こうで笑ってる。

涙が出そうになる。
なにもできなかったけど。
ほんとうによかった。

つまづきなんていうけれど、
つまづいた人の ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
マーキングRYO006/2/17 10:10
自分だけのアビリティー腰抜け若鶏3*06/2/17 9:00
ミラーハウス (K.Mに…)[group]恋月 ぴの18*06/2/17 7:10
壽瀬 チカ206/2/17 4:03
名前なんて知らんafterg...006/2/17 3:38
仲良くね炭本 樹宏206/2/17 3:26
『君の束縛の仕方』梅ゼリー006/2/17 2:34
船出霜天506/2/17 1:35
ジョギング炭本 樹宏306/2/17 1:03
ALL大小島006/2/17 0:49
星を見ながらリヅ3*06/2/17 0:27
地球かゆい角田寿星5*06/2/16 23:36
手毬tanu006/2/16 22:53
アメリカ 2便乗鴎9*06/2/16 22:29
レーズンパンスモモ1*06/2/16 22:22
死神と私 −白い蛾−[group]蒸発王10*06/2/16 21:27
バレンタインデ—春日野佐秀306/2/16 21:12
月のうらがわ306/2/16 21:09
涙のち虹206/2/16 21:04
どこかに春がLEO4*06/2/16 21:03
夢みるユメコツクヨミ1+06/2/16 20:57
砂時計106/2/16 20:54
ゆめひとよmaumi1*06/2/16 20:46
ボタン屋、あじさい。みつばちいく...306/2/16 20:30
ポケモン(メタモンにて)[group]仲本いすら5*06/2/16 19:32
ポケモン(オムナイトにて)[group]2*06/2/16 19:28
ポケモン(クサイハナにて)[group]106/2/16 19:26
平和平久野本 暁206/2/16 19:19
お湯の入った水槽の中でこめ7+*06/2/16 19:15
つまづいてもZUZU3+06/2/16 18:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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