人より一回多い修学旅行気分で
床を転げまわる
人より一回多い学園祭気分で
床を転げまわる
僕のSOSはネットを通じて世界中に発信され
日本語を読める者から若干の返事があったりする
流石 ....
人生を
長い坂に喩える人がいる
きっと僕もその長い坂にいるのだろう
どのくらいの地点かはわからないけど
どうして登るの?
と聞いてみたくて見渡した
登山家みたいな人が近くにいた ....
けいとだまのように
おひさまはあたたかい
ころがしてあそぼう
こねこみたいにかわいがろう
いつもぽけっとにしまって
ほほえんでいたい
私はくろーばー
そう
くろーばー
大抵は参枚羽根で
空をほんとに綺麗にとぶの
偶に四枚羽根で
綺麗な空にほんとをとばすの
私はくろーばー
そう
くろーばー
目は青い ....
「削除」たった一言で
並んだ言葉を消し去る
君の並んだ言葉でさえも
一瞬の猶予も与えず
もう一度読みたくても
君の存在も何処かへ
もともとなかったように
だけど分かるのは
其処に君 ....
川沿いに歩いて ようやく
国道まで出た
ぼくたちは、しばしば
夜を迷う
ぼくたちには靴がなかったけれど
それはたいした問題じゃなかった
歩くべき道を
さがすだけの、夜を
迷っていた
....
ぼくはいたずらの天才
スカートめくりがとくいの天才
きみは青い絵をかく天才
スカートをすぐにめくられてしまう天才
ぱんつまるだしできみはすぐ泣いちゃう天才
ぼくはきみをなぐさめる天才
ぼく ....
どんな音楽を聴いているの
なんだって良いんだ、ほんとに
その時に心地よければ
歌詞に耳を傾けるタイプじゃなくて
音とリズムに乗っているんだろうな
カラオケ好きでも ....
ほめてほめて
あさ
おきたというだけでほめて
これはこどもっぽい
こどもっぽいふるまい
じゃあこどもっぽいということをほめて
めざめたばかりのぼくをだきかかえて
よいしょともちあげて
....
彼はとびきりひねくれ者
いつも皮肉ばっか口にしてる
それでも誰かの前では言えないんだ
反撃されるのが怖いから
やられたらやりかえす事もできない
芸術的な言い訳で自分を慰めれるから
そん ....
裏庭から
雨音に紛れて
犬が落下していく
音が聞こえる
どこまで落ちていくのか
犬にも僕にもわからないまま
犬は落下し続け
僕は音を聞き続けている
少し傲慢に生きてきて
思い ....
大変じゃあ
心にヘドロの津波が流れ込んでくるぞ
ウネウネドロドロした汚いやつが
大変じゃあ
姫は、姫だけは守るのだ
心の中で一番高い塔に登らせるんだ
俺はここで何とか食い止める
....
【運転室】
ミステリーツアーの
ほんとうの行先は
汽車の運転手さえ
知らない
行先はレール任せなので
運転手は楽譜を前に
指揮を振っている
振りをしているに過 ....
好きとか嫌いとか
関係ない
愛してるとか憎いとか
関心ない
ただ沈む太陽に
欠けて昇る月に
耳にぶつかる風の音に
触り合う草木のざわめきに
もう少しで掴めそうな
永劫に置きざりにされ ....
風になびく髪が 透き通るくらいに
光放ちながら 僕を惑わす
その瞳の奥には 僕の姿はない
君の見る世界は 遙か遠くに
瑠璃色の指輪
響き渡る悲しい声
いつか 夢にまで見た
振り返 ....
周りの状況や 風景は いつもとかわりはないのに自分だけが取り残されている
感覚が心臓の奥底で脳の中で染み付いて言いようの無い孤独感に圧迫されている。
呼吸さえ出来なくなるような不安感。
....
叫んで暴れても灰色のまま
春乙女の恋物語
桜色の染められた頬
いちごがとても気持ち良く薫ります
花のように ふわ ふわりと浮き足立つ
風船は菜の花色でまとめてカゴに付けたら
アルプスま ....
ドンヨリした空が晴れてくれないかな
我慢出来なくなって僕は外に出た
歌って 歌って 少しでも美しい声で
少しでも聴いてください
いや聴かないでください
自分の声に酔いしれる以上に
孤独 ....
この世界では
赤い文字が心を捉える
ページが開かれるとき
赤い文字が灯っていれば
こころに涼しげな風が吹き通る
未熟ゆえ
犯した罪
時計の針の音が
ぼくを責め ....
幻想の夜
闇が僕を包む
電子音が響くなか
絶えること無い
命の炎
ロマンチックに
今夜を彩ろう
人と人との出会い
ぶつかり合う情熱
僕はいくつも壁を乗 ....
遊覧する飛沫の、そのすべてが着地すると
手のひらには鍵だけが残った
閉めきられた通りに沿って
左から五番目の鍵穴を覗く
その向こうには、空だけがあった
やがて、という
一括りに出来た時 ....
時は永遠 時は闇 時は光の中で屈折し 風の中に消えてゆく
彼等は時を散らかして
無謀にも
光速の限界へ挑もうとしている
時の泉に漂う女神は
太陽と月
そしてもう ....
何者かが
爪を立てて
音もなく乱暴に
青い森を切り裂いていく
静けさの魔性を駆逐して
さざめく命の連続性を絶とうと
想像の上に生きてきた魔獣が
眼を覚ましたのだ
そ ....
感情の表層を抉るように
例えば それは
ビルの谷間を駆け抜ける
横溢する鬱屈のアニマに
放置された
束の間の雨季
羽化しかけの蛹さえ
約束されたその日 ....
わたしが詩を描く時
そこには何も在りはしない
澄んだ青空に浮かぶ白い雲
ぷっかり浮かんだまぁるい真昼の月
春を告げる鳥の囀り
発情期間際の赤ん坊の泣き声のような猫の声
アスファルト ....
ちくわ→必要悪
DOMDOMバーガー→必要悪
ニッケル→必要悪
アダマンタイト→必要悪
マッスルニレミアム→必要悪
車田正美→必要悪
てこの原理→必要悪
地球科学→必要悪 ....
好きなものを好きと声を大に
欲しいと喚きながら手から奪って
泣きながら抱き締めて首を横に振る
それだけで あたしのもの。
戻れるのなら
どうか
醜くても 無様でも
....
ストロベリー
真似をしたら二つ
並んだときには、赤い笑顔
一人のときは寂しくて
ちょっと散歩に行こうか、その時は手をつないで
買い物も空を見上げるときも
空き地が思い出のときが ....
俺はこの島にあって
風のまにまに漂う
俺の声を聞いたら
おまえはもう自由ではない
そこにはない雨のしずくが
おまえの頬を洗う
足が重いと感じたら
そこに俺がいるのだ
....
俺の恋人は
俺を置いて行っちまった
どこに行ったかはわかっているけど
追いかけてゆくのは大変だ
道はわかりやすい
迷うほどの道はありゃしない
あいつが行くのは
いつも決 ....
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