心がふるえる
サミシイ、と
いえないまま
ボクはボクは
キミを見送る
鏡でできた世界から招待状がきた
どんな世界?
そこは全てが自分で埋まっていた
すきまなく
右手を動かせば全ての自分は左手を動かし
にこりとほほえめば
ぶすっとおこ ....
朝、
目が覚めると紙幣のベッドで寝ていた
床も壁も全て紙幣になっていた
洗面所も紙幣で出来ていたので
もったいなくて水を流せなかった
福沢諭吉に囲まれて取る朝食は食べにくかったが
....
農家の母屋を改造した学生下宿が
家賃一万円の住処だった
わたしは床の間のある客間の六畳
一二畳の居間には親友が
離れの六畳には先輩が
隣の六畳と四畳半には後輩が
それぞれ巣くっていた
....
夢に出てきたステキな人
まだ出会っていないみたい。
これから出会えるのかな。
甘いイチゴのような時間だったみたい。
こんなに幸せな夢みたことないよ。
ねえ、
今あな ....
明日から
明日から
明日からはじめよう
今日はもう疲れたから寝よう
明日から
明日から
明日から頑張ろう
今日明日のためにもう休もう
明日から
明日から
明日か ....
となりの人
となりの人、名前は知らない
いつも夜に帰ってくる人
だからまだ会ったことない
だってとなりの人が帰ってくる時間
僕はもう布団の中だから
となり ....
今は笑うことは出来ないことかもしれない
だけど、いつかは笑える日が来るとおもう
どんなに悲しいことでも
いつのまにか忘れてるものなんだよね
それが乗り越えたって ....
あなたは天使ですか?
人を大切に思える
あなたは天使ですか?
人を好きだと言える
あなたは天使ですか?
....
アホでどこが悪いんでしょうか?
なんていきなりっても・・・わけがわかりませんね・・。
本当のことなんて言えないバカな僕。
言いたいことも言えないバカの僕。
言いたいことを言いすぎて ....
朝起きたら
昨日の夜降っていた
雨も止み
雲一つない晴天が拡がっていた
昨日干せなかった洗濯物を
一気に庭に干した
爽やかなTシャツが
風になびき
洗剤 ....
首を横に振って
「今」を否定するのはやめよう
転んでも 倒れても
前を向いていきたいから
思い続けるこの夢に
すべてを賭けるから
どんなに失敗を繰り返してしまっても
前へと続く道が途 ....
家族旅行
響きが イイじゃない
で、家族はいない ワタシ身なし子
旅行は好きよ
ゴトン、ゴトンと列車は
ブッブ ....
こわれてもいいよって
ヒツジがさみしく笑った
夕方の風にのせて
少しなぐさめてあげたい
鉄棒の影が背中に届くと
校庭は静かに冷えていく
ハーモニカを吹く少女よ
クローバーは伏し目がち ....
「意外と、少ないね」
人の灰を持った君が苦笑する
青い空に煙り雲が散った
ここにシャボン玉が浮かべば綺麗だろうな、
そう思った。
焔の中で焼ける世界があって
その火の温もりに包まれて育ったのが
わたしたちなのは、悲愴なこと。
わたしたちは、それゆえに
世界の叫びを聞き取れないのだから。
声をあげても聞き取れない耳を ....
冬将軍がタクトを降ると
勘太郎達がくさびを打ち込んでいく
☆ の瞬きが
とげとげのくさびに跳ね返されて
キラキラと透き通る
今年の冬のピンボール大会は
盛況だった模様
夜空は ....
先生が転校生を紹介した。
キリンだった。
だけど首が長すぎて教室に入れないから
教室の外で、窓から顔を入れて勉強している。
キリンの家に遊びに行った。
部屋の中心に座れば、取りたいものを ....
技術が発展するごとに
貧乏人と金持ちの格差が拡大するのは
当然だろう
事務作業は完璧なロボットに任せて
一部の天才がメンテナンスをして
一般市民の出る幕はどこにもない
ねえボウヤ
....
命を捨てられるほど
大切な神様がいるって
素敵なことじゃないか
目的も楽しみもなく
命を繋ぐためだけに生きている
鬱病予備軍の僕らにとって
危害を加えられたわけでもない
先祖たち ....
僕の住む街のちょうど中心に大きな大きな煙突がある。
それは地中から突き出ていて、いつも白い煙をモクモクと吐き出している。
天気の良い日は、影が街を覆って街全体が日時計になっているかのようだ。
....
寄り添い生きることができなくて
するり と ほどけた
朝がくる
あなたが静かに閉めていったドアを
あける こともなく
わたしは
夏風が木々をゆらし歌う
それを 見て ....
もう昼休みだから
ご飯を食べなきゃならない時間だけど
たいしてお腹も空いていないし
もう夜も更けたから
明日の為に寝なきゃならない時間だけど
たいして疲れてもいないし
人生には目標 ....
今日は愛するのにいい日だから、
どこにも行かずに語りあいたい。
今日は愛するのにいい日だから、
喜びに身を委ねていたい。
今日は愛するのにいい日だから、
あなたの横顔を見ていたい。
....
果てしない夢の
果てを見た
夢を見た
コーラが飲みたい
闘え洗濯機!。
三時のおやつはケンタッキー。
おさるの籠屋はモンキッキー。
カラスが泣いたらウッキッキー。
カツラがずれたらウッシッシー。
羽ばたけ蠅叩飢。
....
彼の名前はユンゲラー田中。18歳。
彼には誰にも言えない秘密があった。
彼の家系は正義の覆面レスラー「ハヤブサ」を親子三代にわたって務めてきた。
そしてユンゲラー田中の18歳の誕生日、つい先 ....
きのこ狩りにゆくことにする。
森の中へは、菌糸を織込んだ焦茶のマントを纏い、菌の鳥打帽を被ってゆかねばならない。
極力、菌を偽装しないことには、茸に出会うことも儘ならぬ。
菌と菌と菌
....
あの人を恨むだなんておかどちがい
わざわざ確認するまでもないわ
プライドのない恋なんてとてもできない
だけどそれでも
棘を刺した夜には
心がざわつくの
あの人を恨むなんて
そん ....
旦那に浮気され離婚して一年
一緒に暮らし始めて3ヶ月の妹が
「あたしなんか死んじゃったほうがいい」と泣くので
「死にたいなら死ねばいいじゃん」といったら激怒された
死なれたらこっちは死 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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