雨が降る。
傘はいらない。

雨が好きな月もあれば、
雨が嫌いな月もある。

二月の雨が、
どちらなのか。

それはこの雨と、
君だけが知っている。

 ....
前後不覚に陥る。
前へ前へと思えば体は少しづつ前へ。
後ろへ後ろへと思えば体は少しづつ後ろへ。
カクカクカクカクと小刻みに動く身体。
全身の力を抜いて尚小刻みに動く腕や体。
身体の ....
ハッパッパ
はっぱっぱ
MIDORI−No
葉っぱッパ
食前食後に
ハッパっ葉
葉ッパっぱ

腹減ったー





って言うルームメイトを見て阿呆だなぁと思っていた俺は
 ....
あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。あまい。

アンタは彼女に甘過ぎるのよ。

アンタは動物 ....
 突然の嵐のように
 跳び込んでくる君

 傷だらけ
 涙まみれの君は

 宿命という名のルールに
 従がって
 僕に遭遇した

 絡みあう
 はじき合う

 君の目は澄 ....
 まっすぐに歩く
 目の前には
 様様な人生を背負って
 歩く人がいる

 通り際に
 挨拶も交わさず
 通りすぎるけど

 この無限の世界で
 この奇跡を
 味わいかみしめ ....
樹の中に大きな穴を開けてやる
啄木鳥のように朝から晩まで
喧しく叩いている

壁の中に丸い穴を開ける
電気ドリルの電池が切れるまで
喧しい振動が続くまで

地面に大きな ....
空が青いよ。
哀しいことも辛いことも
そんなのはきみのせいじゃない。
そんな小さいてのひらで、
護れるものなんて少ないでしょう?
傲慢じゃないかな。
誰かを救えるなんて、
本当に思ってい ....
 
ににんがし
にさんがろくで
にしひがし

いちたすいちも
ろくでなし
37までよめが来ぬ

来ない間に日が暮れて
クレタ島からニューギニア
ギアナ高地の贋蛙
ギアナギアナと ....
歩行者注意
そう書かれた建て看板から
色が失われてからどれくらい経つだろう
すっかりと白い顔の少年がこっちを、見ている
注意を向けられたことなんて、ここにどれだけあるだろう
大きな予鈴
僕 ....
誰よりも大切で
何よりも愛おしいDear

真綿で{ルビ包=くる}むようにして
今日の風も
明日の{ルビ柵=しがらみ}も
何にも触れないようにして
守っていきたい


誰よりも大切 ....
君の手はあまりに冷たいから
突然背中に触れられると
思わず身震いしてしまう

君はそんな僕の様子に
少しだけむくれてみせて
少しだけ拗ねた目をして

きっと笑ってくれている

離さ ....
小さくてかわいそうな君の窓を
容赦なく風が鳴らす
びくつくな
真っ暗な窓に映った君の部屋には
君でないひとの姿があったのか

君は昼すれ違った人々の
幾百の息の匂いに包まれるような
寝 ....
傘を
返してほしい

名残りの雪は
綿のコートには冷たすぎて
ひとりで帰れる自信がないから

あの桜もようの紅い傘は
ほんとうはすこし空々しいから
好きではないのだけれど

 ....
漕ぎ出したありふれた日々
何もかもが始まっていく

偶然のかたまりが無理矢理起こしたのは
宇宙になんら影響はないちっぽけな奇跡

悲しい噂を真に受けて
馬鹿らしい証拠を並べる

ちょ ....
忘れたいって
あなたが言うから

そうだよねって
私は言うけど

あなたが
忘れきれないくらい
有名になれたらいい、と
私は
少しだけ思う

そうしたら
あなたは少し
後悔 ....
   一つの怪しい露店が私の目を引いた
   店はガラクタのようなものばかりが
   騒然と押し並べてあり
   店主は私の存在に気が付くと
   すかさず、変な眼鏡を勧めてきた

    ....
“その名前で呼ばないで下さい”
“約束ですよ”


昔の夢から目をさますと
見なれた白い天井が水晶体に写りました
ベットから見える空の色は群青色に染まっています
いつのまにか眠って
 ....
『雨音はね、歌なのですよ』


今日も朝から雨だった。

ブラウン管の向こう側で、
似合わないスーツを着た気象予報士が、
梅雨前線の停滞がどうのこうの言っている。
暦は太陽暦で6月の終 ....
缶を投げて地面に当たる時と同じ
空っぽの音がアタマに響く
うやむやにして隠れてきたこの街で
自分の存在なんかあるわけもないのに歩き続けた

知っているトコロ求めて
辞めた仕事場に ....
「好きです」と

 伝えられたらいいのにと

すれ違うたび

 その背を見送っては吐く

白い溜息
とおく
でんしゃに
なんじかんものって

そとのけしきは
ぼくにちからをくれるけど
いまは
みたくなくて

たくさんのおもいで
くりかえす

あたたかいきもちのまま
おわるな ....
この汗は誰にも
渡さない

僕が
頑張って
頑張って
頑張って走って
走ってきた
あかしだから

あの明日も
渡さない。
ちょっとくらい
周りと雰囲気が
違ったり

なにか言っても
受け入れられなくたって

ボクにとっては
どまんなか
だから

そのまんま。

進化していく
必要は
ないよ。
許しません

怒ってます

本当に

怒ってます

自分の不甲斐なさに

怒ってます

明日はきっと

声かけますから

やさしい口調で。
 11

「地球は二酸化硅素の体を持った生物である
 ことが最近になって判明した」と
夢の中で見たプラカードに書いてあった

地球が寝返りをうった 地球がくしゃみをした
その際に起こりう ....
一度きりの虚像には 大したものは要りません
ただ

ブレのない言葉と
明確なレンズと
シャッターに力強く触れられる一瞬が

現像機を唸らせるのです
歯でゆっくり噛み締めると

きゅちー 

っと

甘さが湧き出てる


あなたは一体なんなんですか








あ、コンチワ 

なたでここ です。
“眼鏡の度があってませんよ”
 
俺には死神のじぃちゃんがいる
母さんの名付け親だ


父さんが死んでから
母さんは死神のじぃちゃんと二人暮しを始めた
俺が面倒を見ようかとも言った ....
ある友の言う
珈琲にミルクを入れる様は白と黒
疑惑の暗喩と

砂糖は誤魔化し
甘い甘い誤魔化し
それは採りすぎて壊す身体

珈琲に訪ねてみたが
答えはせず
疑惑の黒

豆物を ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「 日曜日は雨で。 」PULL.13*06/2/26 9:19
かめはめ波虹村 凌3*06/2/26 6:35
食前食後[group]006/2/26 4:45
あまいala106/2/26 4:44
解消炭本 樹宏106/2/26 4:41
通り過ぎる通行人を思うとき006/2/26 4:34
樹の中にあおば4*06/2/26 2:37
原罪と救済有邑空玖4*06/2/26 2:30
1+1=37あおば3*06/2/26 2:00
火曜日(歩行者注意)霜天106/2/26 1:59
Dear Iris...Lily o...2*06/2/26 1:03
君の手はあまりに冷たいから松本 卓也6*06/2/26 0:32
サボテン哲学tkstkm...1*06/2/25 23:53
余寒落合朱美2406/2/25 23:42
春の予感もる006/2/25 23:29
さよなら時計uminek...5*06/2/25 23:28
眼鏡ハート見え〜る美味0*06/2/25 23:16
死神と私 −旅に出るから−[group]蒸発王9*06/2/25 22:08
[ 天使と僕(あまおと)][group]渕崎。3*06/2/25 21:24
コンティニュウドmaumi2*06/2/25 21:18
[ 五行の恋文(白) ][group]渕崎。1*06/2/25 21:13
そんなたび日朗歩野806/2/25 20:13
ポケモン(ポニータにて)[group]仲本いすら4*06/2/25 19:51
ポケモン(ストライクにて)[group]3*06/2/25 19:50
ポケモン(オコリザルにて)[group]2*06/2/25 19:48
「静かの海」綺譚(11〜20)[group]角田寿星13*06/2/25 18:04
展覧会(お題:写真より)久野本 暁106/2/25 17:26
なたでここ6*06/2/25 17:12
俺と死神 −夕焼け眼鏡−[group]蒸発王9*06/2/25 17:03
疑惑の色談義アマル・シャ...506/2/25 16:01

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