遥か彼方で優しさを込めました


オーロラの夜
砂浜に打ち上げられたイルカが僕を抱きしめました

良いよ
良いよ
僕はもう悲しくないから
君は海へ帰ってよ

涙を拭ってもどれほど ....
夕暮れが寂しい

このままどこにも
辿りつけなくなるくらいに
あたしを取り囲む橙
このまま真っ直ぐに歩いて行けば
あなたに会えるはずなのに
出来ない 
 あたしの  弱さ   悲しい  ....
富士宮ヤキソバ

富士宮が町おこしとして売り出した名物

未だにB級を抜けられない感があるのは何故だろう

頑張れ、富士宮ヤキソバ

一度食べたら他のヤキソバなんて食べられないから
 ....
水の上に
君の名を書く

綺麗に流れて
心に染みた

涙溢れて
湖に
白く煙る想いは
音声を奪う

つないだ手に
刻(とき)は割れ

言葉はすべて
星になり
行く先を照 ....
魔王が消えた
何も言わずに消えた
縁側には魔王がいない
まるでそこは別世界だった

家中探しても見当たらなかった
外も探した
それでも見つからなかった
魔王が消えてしまった

元々 ....
ちいさいお魚 池の中にいて
緑の葉の下 見え隠れする

山茶花が咲いて 悲しい日だから
私 うずくまっているの

寒いお魚は 貝で出来てる
寒い山茶花は じくじくこぼれる
寒い私 傘を ....
かぜ ひき さん
熱 コン コン

いつものように
仔猫みたいに
じゃれあいたい
日曜の お昼前

あなたは
食事の後の 薬を飲んで
ねむっている。

縁側の
雪見障子から
 ....
そのとき私は
この上なく上手に手を引かれ
視界は薄紅と肌
幾度瞬いても
ある薄紅、と、ある肌の


指の届く範囲に全ての指が在り
与えられた視界に全てが揃い
あの薄紅、あの肌 ....
君の至福を邪魔する
扉の重圧感
僕が勝手に失くしたら
喪失感に襲われる

二度と戻らないと今頃
責任感が支配し始める
僕の至福は数時間前
扉がまだ合った頃

君の受け入れは良くはな ....
ソファーにふんぞり返ってるすべての年上の男をライトセーバーで殺しに出かけたい
話し合いのテーブルにつく気はさらさらない
7兆円もらっても俺はお前たちを殺すことをやめない
お前たちの礼儀作法は常に ....
「こわい、こわい
 まだニュースで取り上げられている。
 いつ忘れられるんだろう?」

(文字と言葉がいつでもセット
 だらだらと零されてばかりで
 すべての人が聾唖になる。
 識字率も ....
 最近、よく喉を詰まらせる。それも食べ物ではなく、飲み物を飲んでいる時だけ、詰まらせるのだ。何故なのかわからないが、そうなってしまうと一分以上、咳が止まらなくなる。最初のうちは苦し .... ベランダ
階段
ミドリガメ

ブランコの鬼
かくれんぼ

自転車置き場
洗濯機
隣の子達
チョークの落書き

君は笑顔
誰もに笑顔

誰もに君は好かれたい

芝生 ....
ぼくたちはもう
損ばかりして生きていこうよ。

二頭のかばが
インダスの河辺に大きくよりそい
美しい夕焼けをみた。

たかる蝿さえ静かになった。
はなれていくひとびとの足も止まった。
 ....
あなたが大人買いした
その食玩達は
誰もが寝静まる真夜中
遠い国の鳴き砂に耳を澄ます


肺の奥まで吸い込んだ
着色顔料の青色は
どこまでも鮮やかで
いつまでも少女の心と身体を蝕む
 ....
綺麗な夕陽の見れる丘の上で

ぼくは夕陽とにらめっこ

上着のポケットの中に入っていた

コンビニのレシートが何かの弾みで

落ちてきた

それを役に立てようと

したわけはな ....
(みえる?)
みえるよ
(きこえる?)
きこえるよ


空の色も 土の声も
自分の魂の熱いゆらぎも


氷の蕾だった五感が
白い星になって咲いた
「私」という宇宙は はじまった ....
黒・クロ・赤茶イロノ土・ネムル・光ガ射シコムアレハドコカラノ光ダロ
ウカ・眼ヲサマス・青イ泡・ぷりずむ・白ノ研究室ヨリワレハ旅立ツ・赤
茶イロノ土・燃エユク・赤ノホムラ・おー?ぁ・ホムラハ散逸シ地 ....
ぶたさんが這っている。

ぷひっと、
腕を這っている。

ぶたさんは、
こぶたさんで、
産毛をつかんで、
ぷひっぷひっ。

ぶたさんは、
ぴんくだ。

 ....
この時点で
効果的な罠は
君を束縛することではないはずなのに…


バスに乗って。
酔っ払った身体は、揺れる
揺れる、
その肩は、空席。

使っておやりと、何かしら突 ....
ロウル

ロオル、

ロール・

プレイング

ゲームの

中ボスに

やられたりして

だらしなく

学習能力の無い

三十過ぎの

無職みたいに

きみ ....
ここにたつあを つれゆくあを
すいてもすけぬ ながるるままに
こころおきなく こころにもなき
ことばをはきて うたはすてよ

うらごほし たちかれるきぎ
うらさびし はるのめぶき
しろを ....
ぽっこりと盛り上がったキュートなおへそ


ボディーは流麗な曲線美


甘美な潤いと澄み渡る香り


洗練された色彩を放つあなたは












 ....
あの日
穏やかな{ルビ眼=まなこ}に隠し

朝露に{ルビ撓=しな}る
花弁を愛したのも

散り際を美しく{ルビ征=ゆ}くため

出逢った季節が
今年も訪れ

私を乱す

そし ....
まず
捨てられたままの
目くらのテレビの
スイッチを入れてみろ

おはよう と老婆が
自家製ジャムの瓶に向かって
声をかけると同時に、眠そうに目をこすった
孫たちが起き出すから

 ....
おなかのすくおと ぺこ、ぺこりん

からっぽの胃から 
じわじわ かなしみが溢れ
ずずんと 体にのしかかる

ひとことごとに へってゆく エネルギ
ひとことごとに ふくらむ かなし ....
馬鈴薯の皮を剥く
薄く剥こうとするのだが
和包丁の
刃先が粘っこくなり
剥きにくくなると
  台所の流しの横のちびた砥石
  父が生前に求めた天然石の砥石
  (柔らかい和包丁の ....
ぼくときみ


一緒に同じ方向を
見つめていたよね


でもそれは
同じものを見つめていたわけじゃなくて


気が付けば
平行したまま決して交わることもなくて


今思え ....
いなくなる青の密度が
日増しに高くなっていく
送られる一日の歓声
通勤快速が追い越していく街で
その日もそこに、いることができる


残される人たちは
いつか手にした小箱を
戸棚の上 ....
私は読まずにすんだ。さっき部屋にやってきた
詩も小説も読まない親愛なる友人が、
馬鹿共が書いた本に向かって、ピストルを弾く真似をしてくれたから。
私は本に開いた穴から世界を覗き見た。
 賑やか ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
イルカの背中にオーロラの涙りぃ206/3/4 21:01
祈り夕凪ここあ1*06/3/4 20:41
B級と呼ばれる名物に愛を美味4*06/3/4 19:14
静流歌(しずるうた)アマル・シャ...606/3/4 17:23
魔王と出逢った(出逢いの理由)[group]イズミナツキ2*06/3/4 16:57
遠い春の日ミゼット3*06/3/4 16:29
雪見障子から覗くしあわせLucy.M...1*06/3/4 15:34
千代紙A道化1206/3/4 15:08
君の扉を壊した後海月0*06/3/4 14:20
馬野幹ダークサイド馬野ミキ12*06/3/4 14:06
日替わり広告のこと竜一郎0*06/3/4 14:06
冷めた水③(1986.12・30)[group]木立 悟406/3/4 13:25
カギッコよーかん2*06/3/4 13:10
損ばかりして生きていこうZUZU606/3/4 12:09
五つの星と少女の鳴き砂[group]恋月 ぴの16*06/3/4 10:49
僕自身の紙飛行機こめ406/3/4 9:52
星ヒトツ咲クまほし11*06/3/4 9:20
家族写真[group]角田寿星1*06/3/4 8:17
「 ぶたさん。 」PULL.7*06/3/4 5:43
バスが辿る道の先梅ゼリー306/3/4 3:52
R馬野ミキ106/3/4 3:31
あを唯浮106/3/4 3:10
でこでこでべそ美味2*06/3/4 2:22
花鎮め音葉106/3/4 2:00
ゴミ山とテレビの象徴プテラノドン4*06/3/4 1:49
はらぺこのかなしみ紫翠3*06/3/4 1:29
無条件降伏あおば5+*06/3/4 1:29
結ばれるはずのない…Honest...3*06/3/4 1:24
空の循環霜天206/3/4 0:53
本は必要かプテラノドン2*06/3/4 0:50

Home 戻る 最新へ 次へ
5336 5337 5338 5339 5340 5341 5342 5343 5344 5345 5346 5347 5348 5349 5350 5351 5352 5353 5354 5355 5356 5357 5358 5359 5360 5361 5362 5363 5364 5365 5366 5367 5368 5369 5370 5371 5372 5373 5374 5375 5376 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
6.89sec.