褪めて重力を剥がされて

こびり付いた窒息、夢中で酸素に這いつくばる

壁伝いに睡り、救いを求めてる

内包する依存、幸せを慈しむ

夢から醒めて現実に取り残されて

ふて ....
香しい匂いにつつまれた夜の森
小夜啼鳥は樹間を縫う月光に照らされ
夜の静寂の中 高い調で鳴く
私は夜露に濡れながら
夜鶯を追いかけてゆく
生あたたかい春の夜
月は夜のまどろみの中輝く
微光する灰皿に視線を落とし
きつく反射するレモン色が
まぶしい
そういえば
いつもこうやって
うずくまり笑った

静か過ぎてずっと
目覚まし時計の音が耳を触る
私が詩をかけなくなって ....
言葉を知る人がいる

言葉を知る人は、みんなが捨てていった
言葉の葉っぱを拾い集める

言葉を知る人は言葉の大切さを知っているから
みんなが捨てていった、なんでもない言葉の葉っぱを
優し ....
ビート
この言葉の中に存在する魂の叫び声に
身体中の細胞を浸す夜

萎びた角質が剥がれ落ちる

無駄な言葉が削がれて逝く


存在は自由
思想は束縛されるべきではない

孤 ....
メールはとても便利だけれど物足りず

 電話はどこか違和感を覚えて

やっぱり私は直接耳朶をうつ貴方の声と

 私にやさしく触れる体温と

貴方の気配が大好きなのです
 
 朝陽は腐乱の象徴であり、夕陽は永遠の投影のようだ。あれら飛ぶもの、黒くひろがる亀裂という蛇、警告の業、予言の業は夜めざめ、朝を認識しないまま夜に死ぬ。イカロスの首、徒歩の宇宙、蒸された国 ....
まだ見たことのない

果実に境界線を張り

流漂する異国の砂漠

三日月が蒼く涙する

空で暗雲が轟き裂けて

光速でかおるレモン
明日で人生が決まる
全てが決まる
どう足掻いても
とにかく明日で

明日の俺を見て
あんたは笑うのか?
哀れに思うのか?

冷静になれ
人生が決まる?
人生なんか
決まる訳がな ....
君に手紙を送るよ

2年も逢ってないし

電話もしてないな

あなたと二人で撮った

写真が無言のまま

こちらをにらみつけてきていた

でも今も君のことは

心の中で
 ....
夢を見よう!夢は見るためにあるって誰かが言ったから。

アル晴れた雨の日わたしは大きな憂鬱に口を塞がれて目を覚ます
はいっ!元気に返事をして起き上がれ空は今日もマッキイロ
それは末期色の暗示? ....



しの風が吹いている
まあるい果物だった俺


のような種だけを残して
根絶やされて




母親



がいった
あんたって
恥ずか ....
もういいね。
ワルになってやる。
いいヒトしてるの疲れたよ。

もういいです。
悪に染まってやるのです。
優しいあなたに幻滅です。

ああいいね。
ワルでいれたら、
 ....
青春てつまり絶望だよね
よく乗り越えてきたと思う

みんなニーチェやゴッホになる
そんな苦しみが凡人になんになる
五合目あたりで
ちょっと手首を切ってみて
血の赤さで目が覚める
おかあ ....
夜のネオンきらびやかな街の一画
あまりはやってなさそうなその店の
客引のにいちゃんに騙されたふりをした

「うちは見せるだけじゃないからさ」って

一番前に座って待った
クリスタルライト ....
春風よ
月の優しさを知る
アーモンドの
ほころんだ花びらを そっと波間にうかべ
遠い異国へ 運んでおくれ
涙色の伝説 
その震える肩を包んでおくれ



歌えよ 鳥よ
闇をつらぬ ....
あーやだやだ
まったくもう
早く戦争終んねえかな
もうどうせ負けなんだからさぁ
とっとと終わらせてすっきりしようぜぇ

今度空襲来たらどうしよう
こないだは運良く逃げられたけど
次はや ....
物事の本質という名の傍若無人が
背後にするりと忍び寄る


斬り付けられる意識


覚醒したそれは
黒い影を纏って立ち上がる

踏み出した足は
敷き詰められた石を穿つ ....
 覚え書きの前提となる、万里の長城よりも長い語彙から
盗み出された建築方法。そのいくつかを私は知っていた。
例えば シベリアのスーパーマーケットの駐車場で
荷物をしこたま載せたカートを押す老婆の ....
父の墓に特級の日本酒をぶっかけたい

父の墓をキックしたい

父の墓のまえで煙草を吸いたい

父の墓の前で女とやりたい

父の墓の前で女にしゃぶらせたい

父の墓の前でいろいろ考え ....
お池の向こうにみえていた
小さな山は 削り取られた
星の数 名もなき命の ゆりかごが

その上に新しく建った家で、子供が育つ
私も そのようにして育った子供の一人です

祈るよう ....
なぁんだかさぁもうちょっとこう…
違うものが欲しいんだよね
こだわったらとことんこだわらなきゃいけないと思うし
だからプラスチックやアクリルよりも、ガラスや陶器だし
普通の金色や銀色よりも、い ....
 

 すごくすき☆

 あなたのことが だいすき☆

 まだまだしらないことがいっぱいだけど・・・

 今 ボクが しってるあなたのこと

 もぅ

 ぜんぶ ぜ------ ....
真冬の動物園をゆくと、不思議な光景に遭遇する。
例えば、インド象が、真剣に雪を、おいしそうに競って食べているのである。彼は、はたして象なのだろうか。生きている象は、熱帯のサバンナの赤い夕陽を背に咆哮 ....
 捨てられたものの悲しみがわかるのは
 捨てられたもの ?
 誰も拾わぬものを
 拾うのは ?

もはや健康すぎる心は
錬金の烈しい炎に揺らぐ 坩堝の中で
一魂のまずしい変化( ....
きみが書いたその恐ろしく長い文章を読んで
僕たちがいつも会話を中断して
さようならを言わなければならない
可笑しさについて考えた

もしかしたら僕たちは
一人ぼっちかもしれない

それ ....
ターコイズブルーのキャミソール。
オレはおもわず目を奪われた。
濃紺のストレートデニムに
グレーのロングカーデ。

かなりのヒップハングスタイルが
彼女の脚をよりステキに魅せている。
襟 ....
泣けない人の代わりに涙を流す人がいました

しかし、自分の意思とは無関係に
勝手に涙が流れてしまうだけで
涙を流す人は泣きたいわけではありませんでした
そして、こんな体に生まれた自分が
嫌 ....
財布は此処に置いていく



膨らみのぶんだけ誇示された


インクが遺失物と化すには


何年のときが必要なのだろう




ただ手を置けばいいさ


 ....
無言 編集 | 削除


言葉はいつも思いに足りないものだと
いつかの私は
ひたすら言葉を求めて歩いた。

夕闇に埋もれていく街の家々の屋根の
隅っこの隅っこに
何かがある気がした。 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
覚醒室生206/3/5 17:10
春夜406/3/5 16:39
あゆみa.u.i.3+06/3/5 16:25
カルタアソビ〜言葉を知る人〜美味1*06/3/5 15:34
BEATKADY1*06/3/5 14:54
[ 五行の恋文(声)]渕崎。1+*06/3/5 14:52
冷めた水④(1987.2・12,13)[group]木立 悟106/3/5 13:52
レモン青書こしごえ16*06/3/5 13:51
18の冬ANNA206/3/5 13:20
青い便せんの手紙こめ406/3/5 12:53
(ははははははははっはははっははははっはははっははは)チアーヌ1006/3/5 11:24
種子たけ いたけ3*06/3/5 11:01
サボテンです。よーかん4*06/3/5 8:15
もう二度とラピス2*06/3/5 7:02
ストリッパーベンジャミン8*06/3/5 3:24
almond.紫翠4*06/3/5 2:51
ゼロ戦の鶯ネット詩の悪...506/3/5 2:49
一日の始まりの終わりに紫音3*06/3/5 2:48
覚え書きの前提となる—プテラノドン1*06/3/5 2:44
父の墓馬野ミキ10*06/3/5 2:05
星のゆりかご紫翠4*06/3/5 1:46
職人魂瀬冬翼流106/3/5 1:33
すごぉ〜く☆柚姫006/3/4 23:42
冬の動物園——デッサン前田ふむふむ4*06/3/4 23:35
kurage[group]まどろむ海月106/3/4 22:53
さようならを言わなければならない可笑しさむらさき3*06/3/4 22:31
キミを夢みて。RYO106/3/4 21:43
カルタアソビ〜涙を流す人〜美味0*06/3/4 21:42
所属という名のもとに−波眠−006/3/4 21:32
無言blue L...106/3/4 21:07

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