猛禽となり、風を信じることだ
わがもの貌で空を行く獰猛な鳥も
{ルビ不確か=きまぐれ}な風を信じるから
自由だ

タンポポとなり、風を信じることだ
着地する場所は選べなくても
{ルビ不確 ....
呼吸をすることは簡単だ。
でも、
生きてゆくことは難しい。

うまく波間を縫って歩ける舟は、
いまだ手に入らない。
二つの窓から世界を見ている

わたしたち

魂を燃やしている

赤く腫れた胸

こおろぎは鳴いている

そこへ蜂蜜

指が、手のひらが包んで撫でる

輪唱・波の震え

 ....
記憶の片鱗にも残らないような僅かな思い出さえ
いつか、恋しいと
想う日がやってくるだろうか
あなたのこと
大好き
ずっと、ずっと
一緒にいたい

でも
一緒にいればいるほど
聞きたくないことを
聞いてしまう

一緒にいればいるほど
一緒にいられなく
なるんじゃない ....
めらり いきなおす
きに まわった ほのお

ち から はぐれ
つめられた いしの かまど

びりびり ひきさくほど ついて
まかせ でまかせ 

あかりは あげる
あしたに  ....
わたしは、この震える指先のなかを流れる満たされない血液の重さを推し量っていた。わずかに眼の中に残る記憶を辿り、心房が包む夜空に対峙して、透明な糸で繋がる星を撫ぜて、痛みを発する疼きの場所を見つけて .... 昼下がりなんてない冬
あるのはインかアウトぐらいだ
電車で窓越しに見えた
トタンの家屋の長袖のシャツの男の顔が見えない
その両脇の
なにかあるだろう
でもなにもないような
ないもない ....
おうちにかえるために にくやのやねにのぼりましょう
おうちにかえるために やねのうえをはしりましょう

怒声は耳を通過し 悲鳴は目を瞬かせる

おうちにかえるために しんごうをわたりましょう ....
今宵満月春疾風
梅には遅いが
桜にゃ早い
名乗れ
名折れの
名残雪
袖触れ合うのも多少の縁
一寸御付き合い下さいませ
もう頃合だ
耳を済ませて
きちんと嗅いで
飲み込まれない様に ....
もう 会えなくなるね

あなたとわたし
明日から、違う道

心細くなる
寄り添ってた人がいなくなるから

寂しくなる
隣にいた人がいなくなるから


でも 泣かない


 ....
従属の笛の音が知らせる足の一歩一歩を確かに踏み分ける赤レンガの硬い音
それはまだ無い 皆の首と腕の間でわずかになりだしているだけ

見上げる空の全てが虹になる
きたるべき神秘的な夜が飽和して光 ....
焼かれて焼かれて
熱い火に
私の中には
白と黄色のコントラスト

油が跳ねて油が跳ねて

あ・つ・い

まだ早いけど
上げてしまえよ
お皿に移して
さぁ食べよう
くちびるが緑色の薬剤師がささやく「多い日も安心」
渋谷でパンツ売って激レアマックスゲットしたハイジは、恋人のぺスターを探す。

『ぺスター 身長55メートル 体重4万6千トン 石油が大好物』 ....
山並みにもゆる陽は
何処より出流陽か

汝が問いに答えよう

我小さき個室にて
一人暗闇に悩み喘ぐ

そして汝が問しモノへと
我明白なる答えを返さん

あまた
あまたの夢現
 ....
願ったことは
彼の死でした
願ったことは
友の死でした
願ったことは
父の死でした
願ったことは
母の死でした

願ったことは
私の死でした
君が煮びたしをつくっている
キッチンは包まれている
昨日僕が割った皿は
既に片付けられてる
君の右手と
黒子のある左手によって

どこかから漏れてきた西日が
ステンレスに反射し ....
“死にませんよ”


春の夜明け
川ぞいの土手を歩いていると
魔王と出遭いました
鼻水をずるずるとすすっています
まだ寒い中僕を待っていたようです
とりあえずティッシュを渡すと
魔王 ....
私は縁側に座り
お茶をすすって
あの時のように
溜息を空へと放った

魔王が消えて私は思った
なんてことはない
魔王の正体は
「恋」だったのだ

私は「恋」と出逢った
わかりづら ....
木は影になり
しずくを流し
銀はせつな
銀はとこしえ


光の粒が
川になり
見つめるまなこ
満たすはじまり


昼の星の
糸をたぐり
ふたりで赤子を
紡ぎま ....
私は走る

はしる、はしる、はしる

すこしあるいて、はしる

あさ、はしる

電車追い抜いて、はしる

あるくより、はしる

はやあるきより、はしる

はしって、はしって ....
口がぽっかりと虚ろに開いて

流れ出る偽りはシャボン玉のよう

つん と突付けば容易く壊れるそれに

見惚れているのは何故

皆、シャボン玉の間をすり抜けるように生活して

薄い薄 ....
素直にモノが言えたり
甘い台詞が吐けたり

できるわけじゃないけど

腕力と
根性には
自信があるので

あなたのおうちの
縁の下

お借りしても、いいですか?
まだ、歩くのはつらい
まだ、気持ちも吹っ切れて
ないし

かといって、ずっとここで
浮かんでるわけにも
いかないし

まずキチンと
空気をいっぱい
胸に吸って

飛び跳ねること ....
ロマンチックな夜は

露骨でもいいくらいの

浪漫飛行。

ローカル線に飛び乗る

ロックシンガーの 無情なる

論理、狐に抓まれた余韻。
ついつい毒を吐いてしまう
ほんとは「好き」の裏返し
それでも君は気付いてくれないから
距離は縮まるどころか離れるばかり

気付いてくれとは言わないよ
僕が悪いだけだから

この毒だって ....
猫ですもの

貴方が好きだと言ったから
頭に飾った紅玉よ
悪役で黒幕な貴方だけれど
お金を沢山持ってる貴方だけれど
そんなもの私が望まないのを善くご存知でしょう
ただ傍に
貴方の膝 ....
わたしはゴルフがきらいだ。
外したのをよろこんで拍手するギャラリーにはなりたくない。
そういうみにくいこころのうごきがきらいだ。
あいてのミスをねがうこころのいやらしさがきらいだ。

わたし ....
しなもん
 ひとりぼっち
 ミルクティーを入れてみた

しなもん
 いつもよりお砂糖多めに
 甘くしてみた

しなもん
 くるくるくる、と
 まるを書くシナモンスティック

し ....
夜が来る
月があってもなくても
私は鳴く
誰にも聞こえない声で
私にも聞こえない声で

私という存在の途切れ目 に
夜ごと咲く花があるからだ
けれど私はその花に
触れることはおろか
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
旅立つ日、君の背に投げる[group]たりぽん(大...12*06/3/5 22:57
呼吸法明空006/3/5 22:50
睦むミゼット2*06/3/5 22:49
片鱗明空106/3/5 22:43
桜の木の下でうめバア1*06/3/5 22:40
ねぐら砂木6*06/3/5 22:40
未来図前田ふむふむ4*06/3/5 22:23
モグラたけ いたけ2*06/3/5 21:47
アルゴリズム ただいま[group]久野本 暁1*06/3/5 21:46
パレード  百姫夜行[group]蒸発王5*06/3/5 21:45
卒業ことは3*06/3/5 21:34
パレード〜ビフォア カラリズム〜[group]久野本 暁106/3/5 21:31
フライパンの詩ala106/3/5 21:18
ピンキーとギラドラス三浦謙樹2*06/3/5 21:16
山並みにもゆる陽は、何処より出流陽かala006/3/5 21:08
願ったことは…‥006/3/5 20:56
煮びたしたもつ906/3/5 20:24
死神と魔王−魔王と出逢った−[group]蒸発王9+*06/3/5 20:18
魔王と出逢った(縁側の記憶)[group]イズミナツキ5+*06/3/5 20:13
うたと赤子木立 悟406/3/5 19:50
花丸ぺけ0*06/3/5 19:43
『嘘』しろいぬ106/3/5 19:40
ポケモン(ワンリキーにて)[group]仲本いすら3*06/3/5 19:30
ポケモン(ニョロゾにて)[group]3*06/3/5 19:22
ポケモン(ロコンにて)[group]3*06/3/5 19:06
ポケモン(ドククラゲにて)[group]イズミナツキ2*06/3/5 19:01
ポケモン(ペルシアンにて)[group]蒸発王5*06/3/5 19:01
わたしはきらいだZUZU306/3/5 18:06
夕暮れに、しなもん夕凪ここあ4*06/3/5 18:00
途切れ目 に塔野夏子10*06/3/5 17:12

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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