Dada!有給休暇で北へ行く
スケッチ帳片手に町の端を収集気分で切っていく
そういう暮らしに憧れなくもないね今日の月はやや明るい
あーまたどこか行こうか
あー
また
どこか
 ....
とてつもなく怖いものだけど
限りのなく優しいもので
そのうち意味すら解らなくなって
またある時意味を噛締め
涙を流す

でも今
意味の解らないままの人が増えて
当たり前のこととなって
 ....
いつまでも続くといいね
つながりは離れないまま
穂先だけ実っていくといい

そしてコウベを垂れ
時折
お互い顔を見合わせて

笑う

たったそれだけの

コト

繰り返して ....
君があの子の話をする度に
僕の胸の奥底に一輪
黄色い薔薇が咲く

全て君に
摘み取って欲しいと
思うけれど
云える筈もない
咲き乱れる
薔薇の香りで
噎せ返りそうだ

今宵も
 ....
パジャマでいいから出ておいでよ
濡れた髪を風で揺らしてさ

コンクリートの上 なのに宇宙に届く

ホントにキレイな綺麗事は
その名の通りキレイなことだ

星眼鏡覗いても 片目だけは渡せ ....
きみはぼくの知らない
とおくを見つめて
あの道を
背すじのばして
進んで ....
 やさしい
 波の一つが
 私に届き
 七つのため息が
 旅立った
 けれども
 世界に広がるのは
 哀しみだけではない

  光に満ちた
  闇があり
  闇に充ちた
  ....
小雪舞い散る季節に 桃色コートを着込んで
君は白いブーツでステップを踏むんだ
寒がりの癖に 白い息をふぅっと吐きながら

さぁ手を繋ごう 雪が雨に変わる前に
ここは寒い ココアを飲みに帰りま ....
あしたがこない
夜が死んでしまったのだとおもう


   夜死


それすらも善きサティ
ずっと眠る


   眠る


ドーナッツの穴
こどもたちは夢を見る


 ....
私お坊さん
意外と偉いんだよ
もう髪ないだよ
ハゲと言わずに坊主と呼んで
なむやむくむんとむやむくむん
ぽくぽくちーん
ちーんちーん
悟りの境地に達すれば
やましい雑念など
ちーんち ....
アワモリ
ゴク
シュドンキューン
クララ
ウメェー
パタム
グゥー

いいヒト
悪いヒト

いっぱいいるけど、みんながヒト。

人生、自分ひとりで生きてなんかいない。

とおりすぎていくヒトもヒト。

すべての出会いがボクを支えている。


かっ ....
ほどけた靴紐を結びながら走った
朝はいつも苦手で
腕組みしている先生の顔を見ないように
校門を駆け抜ける

一時間目から六時間目まで
机に突っ伏して眠り
部活だけはさぼらなかった
そん ....
詩は情の鳴らす音色

言葉
意味
宇宙
感情

海と空とをつないで
わたしたちがいる
ということを
鳴らす

詩は魂の描く絵






形無きものを塗り ....
もし愛に辿り着けたら
まずその中の闇を探り当て
もぐり込んで
しばらくは眠ってしまおう
ふいに軽くなったからだから
いったい何が抜け出したのか
いつものようにうつむいたまま
何も思うことなく歩きつづけた


なぜか息をするたびに
ひとくちの黒が出ていった
 ....
今朝から元気な
うさぎは雪で出来ていた
おはようと声をかければ
おはようと返してくるし
動けはしないものの
今日も元気でいられることは
いいことだ。

うさぎは冷凍庫で冷やしてやると
 ....
東京の空に雪が止まって
カサリ カサリ
ファルトを染める

家路を急ぐ群衆にまぎれては
いつもの景色がよけいに悲しくて
変わらない信号とか
不満がよく似ていた


体と相反して ....
べろりすくのかたわれは
ひらがなのみでかたります
とうふのかどのかときでうった
こいびとたちのしがいのうえで

とうふでっぽうだだまるの
かたことばなしのくりかえし
おもいもつめずに ....
あいたい あいたい
あなたの気持ちが離れないように

いますぐ あいたい
わたしの気持ちが消えないために

いつも そばにいて
いつも 抱きしめて
いつも 声を聴かせて

あいたい ....
おフランスに生まれて、大阪城で育ったこの俺が
おまえの奢るハンバーガーなんか食えるわけないだろ
俺は庶民に万札をばらまくので忙しいんだ
そして世界のあらゆる要人と会わなきゃいけない
おまえのよ ....
曲線だけで描かれたノマドの世界に、わたしはモーツアルトの直線をさしいれる。忽ち、あざやかな弧を描く、世界の始めが出来て、終わりが作られる。弧からひろがる秩序は、溢れるほどの音符を創り出して、お互い .... この道を通るのも今日で最後
この三年の間にビルは多く建ち
三次元を上手に利用している

国道沿いの車の多さは相変わらず
排気ガスには大分慣れた気がする

卒業への時間は僕の気持ちに反比例 ....
もう 泣かなくていい
その傷を 隠さなくていいんだ

  生きるために 泥にまみれ
   泣きながら 小さい存在を踏みにじった
     その度に ささくれが深まっていった

 這い上が ....
昨日まで存在し得なかったものが
今、生まれる

月は満ち始めている
仲間は3人目の子を産む


 形を成さない断片が
 在る法則を成し始め
 一つに集約されていく

 形を成さな ....
つくしは みな
めをつぶっている

はるのにおいを
かいでいる

せのびして
せのびして
砂浜

貝がひとつ

海の広さ


貝って何年くらい生きるの?
死んで 人生は短い

生きても そう思うだろう


人が生きて
様々なことをしでかすのは



不思議で



教えられること
ばかり


 ....
たぶん

ビタミン
ほしい

おいしい
ビタミン

とろける

おろな
みんしー

だから?

1000
たけだ

ビタミン

ねむいの
かも

ほーっと ....
しんと静まり返った
私は中空

見果てぬ層雲の雪崩れは
悔悟の波



あぁ

こんなにも

月は小さいというのに




清かめく狂われた木蓮の
紫を濡らせた私は ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
月を見て泣こうよ半知半能106/3/11 23:31
生命粕身鳥306/3/11 22:44
稲穂のようにmac106/3/11 22:39
黄色い薔薇キリヱ10*06/3/11 22:35
星眼鏡もる106/3/11 22:30
ぼくはさ刑部憲暁106/3/11 22:11
プリズム Ⅲまどろむ海月206/3/11 21:32
電脳ノコギリ306/3/11 21:25
夜死さいらと206/3/11 20:24
大正ろまねこんてい美味3*06/3/11 20:12
一直線だ日朗歩野106/3/11 20:12
出会いスモモ106/3/11 19:19
卒業岡村明子906/3/11 19:04
ロマンチカアマル・シャ...506/3/11 18:47
SLEEP塔野夏子9*06/3/11 18:21
黒と歩み木立 悟206/3/11 18:08
うさぎとの思い出夕凪ここあ4*06/3/11 18:04
「パズルと街の続き」木賊ゾク1*06/3/11 17:06
「かがりみちてなほやめぬ」1*06/3/11 17:02
あなた1*06/3/11 16:55
ゴールデン嘘新守山ダダマ106/3/11 16:33
モーツアルト前田ふむふむ3*06/3/11 15:49
卒業海月1*06/3/11 14:52
羽化水無瀬 咲耶3*06/3/11 12:35
生成[group]アザラシと戦...5*06/3/11 11:39
つくし日朗歩野706/3/11 10:36
ぽつり206/3/11 7:59
止まない空気ヨルノテガム006/3/11 4:52
マルチビタミンよーかん4*06/3/11 3:25
春、百舌の速贄は美味2*06/3/11 2:55

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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