五つの星は夜生まれた
けれどその話はまた今度

青い とつぶやくと
その唇の形から魚だった時代のことが思い出される
泡は真珠とまんまるな月との間に生まれた

苦しくなって止めてしまう
 ....
鬱がカビの様に

体じゅうを侵食してゆく

涙にならない悲しみが

怪獣のような唸り声となり

僕を壊していく

鬱の濃度が上がってゆく

血液中に 尿の中に

汗の中にも ....
それは儚い夢なのかもしれない
自分は何の変哲もないアベレージ人間だろう
いやそんなレベルにも達っしていないのかもしれない

でも夢中になれるものが確かにあるんだ
あと1ヶ月したら全て消えてい ....
                                 (喪失の物語)


彼女の胸には心臓がなく
代わりに小さな箱が埋まっていて
願いを唱えながら手を入れると
どんなもので ....
夜のなかで ぼくらは 目覚め
目覚めた ぼくらの なかで
夜は 目覚める

夜のなかで ぼくらは 
存在するものの 確かさを
はじめて 知る
ぼくらが 知ることで
存在するものに 
 ....
朝焼けに燃え尽くされて 空  
「熱を帯びたから、私行くわ。」
そう言うと 彼女の全身から
冷たい汗が吹き出したのだった。


憶えているのは 丸い尻
しっとりと 揉んだ
憶えているの ....
非線の階段上がるとき
見えない飛行機
飛んできて
風の無い
暗い夜空を横切った

夏の朝
ビニール傘の花火師が
吊り天井にぶら下がり
雨乞いの真似をする
一天にわかにかき曇り
 ....
詩集にするために
詩を集めて

何になるんだ
って あなた

詩集になるんですよ

あんまり驚いたので
だって あまり変な事いうものだから

そんなことして どうなるんだって ....
ふと気がついたら
わきの下にゼニゴケが生えていた
不快だけど放っておいた
ゼニゴケにだって生きる権利があるはずだ
そう思って耐えようとした
すると何日かして
あごの下にも
乳房の下にも
 ....
ほう  ほう
風が鳴いてる
シグナルはしずかに震え
ぽつり ぽつり
話す声がとぎれ
遠い踏み切りから
鐘の音が  ただよい
届かずに消えゆく

銀の車両は
鐘の音のな ....
人が減って
電車は軽くなる
「達磨さんが転んだ」

象の鼻をのばしたような
雪原の竜巻
「達磨さんが転んだ」

西の惨事を
引用しないで済ませてごらん
「達磨さんが転んだ」

 ....
机の上に置いた
理科の問題集にそっと手を置いた
蝋燭の写真が1ページ目に居座っている
実像と虚像に私の心は囚われた

私は物体
直線という名の道に
ただ突き立つ物体
そして目の前に ....
生まれた瞬間から歩いていた。
この道は
いつかは確かに終わるけれど
今は一人ぼっちの、
ただまっすぐな
道。

気がつけばいつも欲張って、
幾通りもの道を試してしまうよ
高望みを許さ ....
空を

空を支える手があまりにも小さいのです
届いているように感じているのに
距離はこんなにも風を吹かすのです

急にバームクーヘンが食べたくなりました

空はもう星色
支えられない ....
悲しげな太陽が
「薄く遠い青」と「複雑に濁った白」が混ざる空に浮かんでいる



不透明な3月が
銀色の陽射しを避け
街路樹の陰の中に隠れている



季節が立体交差の真ん中 ....
「   暗示:ベランダニ翻ル白イYシャツ   種ヲ蒔カナイ霊   荒野ノ春   」

  1
A!ルビの不在が熱源として下弦のTAIYOOに抱かれている.原罪AM6:20の光ニ
4trackの ....
身に覚えのないことで
なぜか{ルビ矛先=ほこさき}はこちらに向いて
誰かの荷物を背負う夜 

自らの影を路面に引きずりながら
へなへなと歩いていると
影に一つの石ころが浮かぶ

理不尽 ....
だれも
空のようにはきみをなぐさめることはできない

満員電車のなかで
まわりがにおいをさけるように遠巻きにした
しろいこどもを背負った
みにくい老婆を
見たことがあります

地球は ....
もしも願いが叶うなら

あなたとずっと一緒にいたい・・・

ただ・・・ それだけでいい

他には何も望まない

ずっと一緒にいれたら

自然に何でも叶うと想うから・・・
白いTシャツの下には
ブラジャーしてない
そんなもん一年くらいしてない
めんどくさいから
ってのが理由じゃないけど
ほんとは

I'm here
I'm here

これ昨日読んだ ....
まだ空が暗いな
と呟く貴方の唇に
もう触れることなどできない

全てが涙を誘うよ
毎朝 駆け足で通っていた
このアスファルトの道も

7時50分
あと5分が勝負だって
いつも笑いな ....
窓越しに見るソラがいちばん好き

朝の、昼の、夜の、ソラが好き

どのソラも好き

全く同じじゃないソラが好き


青空の日は何もなくても楽しく過ごせそうで、

嬉しかった
 ....
高原行きの{ルビ汽車=ディーゼル}を待つ間
プラットホームの先っぽで
二人は駅弁を食べるんだ

二段になった折り詰めの
おしゃれな駅弁を
うれしそうに開けるんだ

中央アルプスの山嶺に ....
最近噂のポーションの愚痴を並べる

値段が不自然な程高く
その分か瓶は出来栄えが良い

味は美味しくはない
その分身体に言い訳ではない

青一号発ガン性分質
ダメージを受ける
値段 ....
きっと僕等は探してる

太陽に当たると虹色に光るような
ソーダ水にいれるとシュワッと音をたてて
泡になって消えるような
晴れの日しか見れない
青空に浮かぶ白い雲のうえにあるような

脆 ....
あなたを好き過ぎてイヤになる

自分と同じように相手を思って大切にしてくれる人が
あなたであってほしいと
この不安な気持ちを包んでほしい
小さなハートを温めれるのは
あなた以外誰もいない
 ....
春の暖かさは、寒い雪の降る夜コタツにうずくまっている暖かさとは違う。

外に一歩飛び出しただけで心が ふかふかになるような温かさ。

北風におびえて震えていたのが嘘のよう。

春という響き ....
ピチリ
動きが止まる
その瞬間をねらって
ピチリ

(爪は、どこまでのびるの?

問われた僕は
細心の注意を払うあまり、つい
どこまでもだよ
なんて
いい加減に答えてしまう

 ....
わさえ

にすんいりん

ぬさえ

のまた

のさのさ

げんせんじょうどん

いでんひがすん

すばさ

のさのさ

わんさちどさけさ

どさけさ


 ....
そこにやさしく出来そうな気がして
後ろに回した手でしっかりと繋ぎ合わせて
周回遅れの二順目で考え込んでいる
白く霞んで、言葉は
国語の教科書の裏側の回りくどさで
声を揃えて読まなければ
先 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
星の話その他[group]ふるる8*06/3/16 1:18
慟哭たかよし206/3/16 1:15
未来を作る一時エメラルド006/3/16 0:16
欲の物語[group]アンテ16*06/3/16 0:00
見知らぬぼくらへ青色銀河団206/3/15 23:36
月を抱く千月 話子8*06/3/15 23:31
非線の鱗あおば5*06/3/15 23:15
はるかの 宿砂木10*06/3/15 23:08
ゼニゴケチアーヌ10*06/3/15 22:12
発車前紫翠5*06/3/15 22:03
達磨さんが転んだ吉岡孝次406/3/15 21:32
虚像ラプンツエル4*06/3/15 21:20
19個目の一里塚as106/3/15 21:06
小さなふく2*06/3/15 21:03
MERCURYKADY1*06/3/15 19:31
清潔な朝、ガーゼ六崎杏介206/3/15 19:23
六地蔵服部 剛13*06/3/15 18:57
なぐさめZUZU206/3/15 18:43
もしも願いが叶うなら夏川ゆう006/3/15 18:20
I'm here佐々宝砂4*06/3/15 17:58
バス停7:55Keico3*06/3/15 16:25
あおいそら依玖侘 なつ...106/3/15 16:08
駅・小淵沢[group]たりぽん(大...7*06/3/15 16:00
FFのポーション海月2+*06/3/15 15:59
きっと僕等は探してる-繊細な世界-Keico2*06/3/15 15:46
イヤsaya006/3/15 15:40
ぽかぽかrenchu306/3/15 15:11
のびる詩人佐野権太7*06/3/15 14:06
はしっこの村AB(なかほ...706/3/15 14:04
土筆霜天306/3/15 13:17

Home 戻る 最新へ 次へ
5322 5323 5324 5325 5326 5327 5328 5329 5330 5331 5332 5333 5334 5335 5336 5337 5338 5339 5340 5341 5342 5343 5344 5345 5346 5347 5348 5349 5350 5351 5352 5353 5354 5355 5356 5357 5358 5359 5360 5361 5362 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
6.42sec.