「わたしたちのからだ ここに入るのね

その言葉は 墓前に供えた白い花より麗しく
遠くに 在るもの いつか 訪れる
その日を見据えては 永久 に さすらい


「わたしたちの心 あの雲に ....
何か云いた気な空を雲が覆った。

幾千の種が入り乱れた末、
些少ながら遂には人を喰う世界まで確立される。
?独り?
薄汚れた私は美味しいですか?

きっと廃棄される為
産み落とされた埋 ....
{引用=ソコは。}溢れている
ただ、天蓋はない
一斉に眠ることもあれば
一斉に目覚めることがあるという それだけのことだ

街に耳を当てカツテは聞いた雑踏の鼓動
力強かった
でも、偏在し ....
春だから って
がんばらなくても
いいんだよ

桜のつぼみが
あちこちで
ちっちゃな
熱気球みたいに
今にも舞い上がりそうでも

はりあうように
がんばらなくても
いいんだよ
 ....
 ひとやま超えて
 また ひとやま

 一人歩く道のりのなかで
 果てしない道程が
 僕の前に立ちふさがっている

 神経を逆なでする騒音に
 計算高い資本主義の奴隷

 休み ....
 
 真夜中の快楽
 みなが寝静まった街灯が照らす清らかなアスファルト
 遠き少年時代
 束縛の鎖から放たれたかった

 今はもてあます時間の中で
 過去に生きている

 こんなにも ....
未熟な心がふれあって過ちが溢れ出る
苦痛のとげは胸にささり
ひとりで生きてゆけない宿命に
ぬくもり求めても心から愛は遠くに飛びさってゆく
春がくる
春がくる
季節の中で様々 ....
おおかた 汚れている
たまに 壊れている
すべて バラバラ

一生忘れないと誓った愛
捧げた相手の名前を思い出せず
二度とやるものかと決めた 行為が
今は 強迫観念のような日課になり ....
ザッハトルテを食しつつ、見るは
ベークドチーズケーキの金色

スプーンの熱で溶けていくチョコレートの
辿り着く先は、赤く暑い舌の上
蕩けそうになる甘さに悶えても
心が欲しているのはやはり、 ....
俺は俺の勝ちを価値取った
俺は俺の価値を勝ちとった
最高峰の価値を勝ちとった
土砂降りの雨の中僕は破れたシャツで走り出す
ドブ川にダイブしこう叫ぶんだ
俺は俺の価値を勝ちとった
俺は俺の勝 ....
─ほどに。



それほどに、それほどに
行方は逃げていきますか
黒縁の窓枠と
フクロウ
僕の机にあるものは
一日のからくりと
枯れ草と
青いビー玉の金魚鉢
いつでもとても綺麗 ....
夕焼けの空き地で
空を見上げてひとり泣いてた

ヤツの名は
怪人ヤグルマソウ

いちめんの夕焼けに動けなくなって
風にゆられて
沈みゆく夕陽をみつめて
ヤツは泣いてた
ヤツの影 ....
化石になるときに
石と入れ替わってしまった
私の部分
を、さがしているのです

外側の触れている世界から
入れ替わっていくから
私の肌
は、こんなにカサカサとはがれ落ちて

化 ....
闘争本能 否定しない抗争
喧嘩上等 気に食わない現実
闘うなら今だ さぁ、拳を握れ

ダウンはしない 俺はここに立ってやる
奪われるものか 守るものはこの手で
俺が死んでも油断はするなよ
 ....
おふろばのタイルに 線を
ななめに引く

わたしの、ナチュラルは
メイク落としの途中
まだ、水でながしていないとき
のぞきこむので
ゆぶねの、
なにもないさみしいところに
映りこ ....
   カカ カカ カ
     くる くる くる
         カ カカ カカ カ
             くるくる くる
くるくる回る機械の中心に
仔猫の憧憬画みえたよ
分解
し ....
「ちぎりたいの」と言うばかりで
襟元に吸い付くのも顎ばかり

それなら 広がるゴムの下ぎりぎりで
ずっと伏せていよう
潰れ方を選べるマンガを手に

ベンチの裏で回して
ベンチの裏で回し ....
仕舞われたままの一張羅に
何の価値があるのか
俺はクリーニングから戻ってきた礼服を
箪笥に仕舞い込みながらそう思った

結婚は神に養いを誓い
弔いは仏に後継を誓い
一貫性が無い人生に
 ....
折角
あなたの好きそうな
マリモを持って帰ったのに
返してきなさい
とあなたは怒ります
何故なのでしょう
家で飼うには大きすぎたのでしょうか
残念です

折角
あなたの好みそうな
 ....
ごめんね誰にも言えなくて

ごめんね君にも言えなくて

今は
人を愛するのが怖いんだ
人を愛するのが辛いんだ

命を懸けてもいいと思った恋は
壊れた人形のように
無残に転がってしま ....
私の愛する匿名性、およびそれらの根元たる悪よ。

私はいつも何かから隠れたいと思い

なぜなら

最も気に入るべき私の影、私が知っている暗がりからの影の輝き

現在私が知り得ないことを ....
金色の雨に打たれて
濡れた身体を包む
冷たい雫
狂おしく震えた
狂おしく戦慄いた
目の前に広がる
この世界は
虚飾に彩どられて
青く明滅している
踏み出そうか
強く地表を蹴って
 ....
マフラー巻いて早足で歩くと汗ばむのに
カーディガンだけで信号待ちしてると肌寒い

そんな
三月の風に腰のあたりを撫でられながら
住宅街の隅の小さな公園のベンチで
悲しいふりして煙草をふかそ ....
論理の壁は
薄くスライスされたハムよりも薄い
その向こうには
茫洋たる混沌が果てしなく広がっていて
鼻歌を歌ったり
瞬きしたりしながら
涎を垂れ流している
ハム
ハム
ハム
ハムが ....
「おとうさん」

「おかあさん」

「ありがとう」

 ね

 なんて ふふ

「うそ」だよ

「お」 も

「あ」 も

 久しぶりに 言ったね

 アルコール
 ....
長かった戦争も終わり
とばっちりをくった君の街でも
ようやくガス管の再整備が終わったらしいと
遠くの街のテレビから流れる異国の言葉を耳にして
何故涙を流しているのか
自分でもよくわからない
 ....
よぼよぼの輪の広がりをせき止めると
その分 細かく染まる

庭の散らかりは
天井が降って来て初めて
薬を飲み込んだだけ と気づくくらいの
戸惑わせ方で

どんな中華料理屋に行っても青い
眠りがほしい
わたがしの様な雲に包まれた夢を見て
やわらかな未来に抱かれて
精神世界の海に漕ぎ出す
どこまでも白い世界をすべるように進んで
ぼんやりと空想に身をゆだねる
苦しいときは楽しい ....
高らかなファンファーレ!
はんぺんは白い
はんぺんはふわふわ
はんぺんはおいしい
男も大好き
女も大好き
そんなはんぺん
もしもはんぺんが座布団だったら
失恋した時には抱いて寝て
お ....
一人の詩人が詩を書くことを終えた
私にとって重要な日になるだろう

空を魚が泳ぐように
海に人が住むように

知りえない世界を詩と言うものにしていた
此処に私は住んでいる
だからこんな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
香春盆夢歌(かわらぼんゆめうた)[group]恋月 ぴの16*06/3/18 10:11
無常命鈴306/3/18 10:02
白い都市[group]英水5*06/3/18 9:59
はるかまほし14*06/3/18 7:49
短い夢の痕跡炭本 樹宏106/3/18 6:16
取り戻すんだ夢を106/3/18 5:42
出会い 別れ そして果てしなき旅006/3/18 4:22
でふらぐクリ206/3/18 2:43
010 cake完食006/3/18 2:24
俺は俺の価値を勝ち取ったりょーーーー...006/3/18 2:03
仮住い霜天306/3/18 1:57
殲滅せよ!悪のフラワー軍団(Mr.チャボ、鬨の声よ高らかに)[group]角田寿星506/3/18 1:54
バージェス、残されるものたりぽん(大...9*06/3/18 1:21
喧嘩上等[group]電脳ノコギリ106/3/18 0:53
あわゆきの はつはるにはな 1006/3/18 0:09
易しい構造機械「説明書はありません。」[group]今唯ケンタロ...6*06/3/17 23:59
4.ジョシュ・ルーカス[group]合耕0*06/3/17 23:30
一張羅純太206/3/17 23:26
ごめんなさいの理由美味3*06/3/17 22:41
@星貴水 水海006/3/17 21:50
愛されるべき私篠有里006/3/17 21:29
コンジキノアメニウタレテジム・プリマ...2*06/3/17 21:13
三月[group]大覚アキラ406/3/17 20:23
ハム106/3/17 19:46
「  」刑部憲暁106/3/17 19:27
同じ空の下でいとう17*06/3/17 18:40
3.ピーター・サースガード[group]合耕2*06/3/17 18:35
わたがし暗闇れもん0*06/3/17 18:19
日本はんぺん協会チアーヌ4*06/3/17 17:42
詩人が詩を書くことを終えた日海月1*06/3/17 16:16

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