木はそこにいて
降るようだった
午後を咲かせ
庭を照らし
笑みを空へ近づけた


駅もなく 列車もなく
鉄路だけがあり
長く取りはずされることもなく
街をふたつに分けて ....
かっこ悪い男が笑いながら風呂で溺れている
(クラクラ)
歯の抜けた女が頭を打ってカプセルに埋もれて
(クラクラ)
最後のパーティ羽目を外しすぎてその日一番寒いクィーンに
(クラクラ)
夕暮 ....
ぼくは詩人

あらゆるものを感じ
それを言葉に変えていく
それがぼくのぼくとしての使命

たとえば森の中

その茂った緑の中にある明るさ
それは光

ぼくを包むやさしい空気
そ ....
宇宙は一秒間に四〇〇〇キロ

膨張している説がある

そう今まさに

宇宙はなお一定のものすごいスピードで

成長している

何故こんなに成長しているのだろうか

そして一体い ....
今日という日は伏せていく。
端末の強制終了と共に伏せていく。
呼ばれた今日が拒否される一日、
現実の危ういあしおとにふと惑わされる私のウサギ、ウサギ、ウサギ。

現実の、危うい跫音。あ・し・ ....
部下や家族にアレコレ注文して
病院でフルーツを食べる

電話*して閑談に耽りながら
病院でフルーツを食べる

アクロバティックな体勢のまま
病院でフルーツを食べる

健康を配慮した食 ....
心軽やかに
ふわり失う
自失めがけて
春がくる

きみの背中を
ふわり見失う
欠落めがけて
桜舞う

涙ではなく
微笑ではなく
ふわり


行く


幻 ....
 
 清らかな朝 神聖な朝
 想いっきり新鮮な空気を
 胸いっぱいに吸い込んでみる

 遥かな幼き日に見た朝日は
 今は見れない

 大地に両足を踏みしめていた
 季節は美しく通り過 ....
 美しい世界 光輝く世界
 乱れていく心ではゆがんでしまう

 かずかずの過ちを犯してきた

 かずかずの試練に勝ってきた

 負けてきた

 こころが乱れて眠れない夜

 朝の ....
冷え切った車に独りっきり
曇ったガラスを見つめてる
未来を{ルビ描=えが}き鳴らす音
届いて 空まで

一つの真実
生まれてく
数多の{注rumours=うわさ}   

Don't ....
 盲目の日々が

 精神のベクトルを混乱させる

 いくつもの試練の風が

 胸に吹きすさび

 希望の季節を待ち望む


 捨てられて鳴いてる子猫のように

 心細くて ....
パーフェクトマン
一度の失敗もせずに
ここまできたよ
パーフェクトマン
何をやっても完璧で
絶賛を浴びて生きてきたよ

パーフェクトマン
でも知っているんだ
君が人の何倍も
勉強や ....
あなたは昨日の夜
悪夢を見たんだね
顔に影が射している

僕が
出来るだけいい夢を運んであげる

花束を持って訪ねて行ってもいいかい
ケーキを持って訪ねて行ってもいいかい
一晩中おし ....
                           (喪失の物語)


激しく気持ちが高ぶったり
物事が良い方向に動いたような時
彼女は自分の血を可能なかぎり抜き取って
大切に貯蔵す ....
そうして
幼い僕の侵攻は
今、どれくらいの位置にあるだろう
左手をここに
全てが巻き戻る下り車線に添えて


旅のような言葉があった
細い腕で、深い夜に何かを抱えて
昇りそうな気持ち ....
力いっぱい、
腹の底から
これ以上ないってくらいに

泣いて、
叫んで、
もがいて…
見えるものもある

いつも笑ってばかり
それも立派で素敵、だと思うけど
なんか違うんだよ
 ....
やまびとの散文詩―断片4

緑色の太陽が沈まない夜が、軋み、傾き、唸りを上げて
動揺する、わたしたちの長い旅は続いた。
黄金を隠し持つ禿鷲が棲む不毛の大地は、ときに、わざわざと
道を次々と造 ....
鏡だけが上から迫って来るより
下敷きをはめ込んだ鏡が降りて来るほうが
そりゃあ怖いさ

頬を伸ばして
いつか窓辺に並ぶって知っていても
湿らせずにいられない折り紙

きちんと折ったやつ ....
迷いや苦悩
劣等感や嫉妬
孤独や寂しさ
無理解への苦痛

美味しい食事
快適な眠り
人前での笑顔
傷一つ無い手首

病名がないから
この重苦しい心も
たいしたもんじゃない
{ ....
歩く速さは一緒なのに
想いの速さは違ってた

貴方は『恋』を『愛』に変えたくて
私は『好き』を『恋』と呼びたかった

初めて会った夜に抱きしめられ
さりげない会話に「一緒に暮らそう」と
 ....
  ラニィは着ているものをすっかり脱ぎ捨てると
  シャワーの粒に飛び込んだ
  湯気とタバコの臭いがぐるぐる踊り始める
  
  タバコ嫌いのラニィ
  あれがないと口さみしい
{引用= ....
  背中に刺さった棘は抜けない

  目の奥にある黒い星は見えない

  中指が

{引用=
                              
               ....
初めてね海を見たの

 うん



                         きれい・・・・・


                         怖いくらいだね


 ....
決めてしまえばいい
たまには
ためらわず
したいままに 

涙なんて枯れちまえばいいんだ

君を救えない力なんて
なくていい
さらさら濡れた
無数の、無数の斜線が
零度近くにまでうつむきながら
真昼に満ちた薄暗い灰を切断する
と、真昼は
一層暗い灰に満たされてゆく


斜線は
あらゆる輪 ....
箱入り娘に関する一連の推論は、世界という
もうひと回り大きな箱に対する裏切りのひと
つであり、それを論じる者たちは、それを奪
おうとする者たちと同じく、等しく同じ罰を
受けなければならない。箱 ....
気持ちだけが忙しい
ガラスに叩きつけて割れた
携帯とガラスの破片で上手に手首を切る
一筋の落書きはキレイなオウトツになる

花が咲いた映像を繰り返す
現実のモノクロームは
露光の足りなさ ....
真っ黒な世界だって
色を足してけば夢幻の景色

君だけじゃない 閉ざさないで
独りな自分 責めてないで 
解き放てば 現実だって変わるかも
人任せにしないで 未来は自分で切り開こう!

 ....
明日降る雨を思い出せ
君はその浜辺で過去になる
象徴は象徴を生み
悲しみは虚空を呼ぶ


深い森をたどる
そこには何かがあるはずだ
木々はどこまでも伸び続いていて
上を見上げても
 ....
さくら
さくら
いっしょにあそぼう

りょうてのひらを
きみに
あずけるから

さくら
さくら
いっしょになこう

みじかいかげを
すてて
しまうから

さくら
さく ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
午後とうた木立 悟206/3/22 13:51
(クラクラ)チアーヌ106/3/22 13:35
ぽえむ君−感受−ぽえむ君4*06/3/22 13:02
宇宙説の考えこめ706/3/22 11:02
Tomorrow of the same rabbit (2 ...篠有里1*06/3/22 10:50
病院でフルーツを竜一郎1*06/3/22 10:46
ふわり行くjei2*06/3/22 10:45
でもでもでも炭本 樹宏106/3/22 7:04
わずかな幸せ206/3/22 6:07
I just drive...Lily o...2*06/3/22 5:57
生きる炭本 樹宏006/3/22 5:44
パーフェクトマン美味2*06/3/22 2:40
@悪夢貴水 水海106/3/22 1:58
血の物語[group]アンテ106/3/22 1:04
下り車線霜天406/3/22 0:59
真実クラウン306/3/22 0:34
やまびとの散文詩(二)前田ふむふむ6*06/3/22 0:33
10.スティーヴ・カレル[group]合耕1*06/3/22 0:19
名前を付けてあげてください松本 卓也4*06/3/21 23:55
速度十六夜206/3/21 23:42
ラニィ[group]ふるる3*06/3/21 22:59
ランドマーク[group]1*06/3/21 22:57
センチメンタル[group]6*06/3/21 22:54
缶蹴りくるす2*06/3/21 22:49
輪郭に、沿うA道化306/3/21 22:49
箱入り娘に関する詩的考察[group]岡部淳太郎6*06/3/21 22:31
春風e R i106/3/21 22:11
無限色1*06/3/21 20:52
雨はいつもと同じように降りしきるから砦希(ユキ)3*06/3/21 20:33
さくら松本 涼1*06/3/21 20:29

Home 戻る 最新へ 次へ
5314 5315 5316 5317 5318 5319 5320 5321 5322 5323 5324 5325 5326 5327 5328 5329 5330 5331 5332 5333 5334 5335 5336 5337 5338 5339 5340 5341 5342 5343 5344 5345 5346 5347 5348 5349 5350 5351 5352 5353 5354 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.76sec.