標準ジャップ、標準ジャップ
標準ジャップ、標準ジャップ


オンギャと生まれたその瞬間、だけは
天使のようないい子でした
家に帰ったその瞬間から、乳くれ早くくれ今くれと
朝と泣く昼と ....
目的を失くしたように
ただ帰りの道しか
歩いていない

瞳の色が
乾かなくて
さよならはいつでも
濡れた頬に
似合う指を探す

ここにはもう届かない
確かな答えに
リボンを掛け ....
わんは、ててんなかでもう気の腐るほど暮らしとぅ。いやんな、そいなことがいくつの年の繰り返しだか。何かが過ぎるということは、どうもわからんね。そいは猫がわんの前を何回で通って、ぐるぐる回ってを数える気も .... 手を合わし目をつむり
「みなさま
 今日も一日 ありがとうございました
 今日もこうしてお休みできます
 ありがとうございます
 みなさま
 お休みなさい またね」
と夜の布団の中で声を ....
「これがリモート会議の新兵器です
 ノイズキャンセリング技術を
 逆に利用しました」
「サイレンサーって消音器ですよね
 会議を静かにするのですか?」
「はい、困った発言を消せる
 無料の ....
一列目の私は
前を向いているのに
人に触れると
改行ばかりして
道を外れてしまう

これが文字なら
私は手紙を書くことが
出来ないだろう

最後に名前を
残すのが夢なのに

 ....
残りの夏にかざした
みずいろの日傘をたたみながら
あのひとは言った
すでにそこに来て待っている
自分に逢いにゆくのです と
そうして
疲れたようなはじらいをのこし
鈴蟲寺の石段をのぼって ....
心に愛がなくても
今朝の空は清々しい

心にに愛がなくても
通勤時間は駅も道路も混雑する

心に愛がなくても
地球は温暖化して行く

心に愛がなくても
氷河期やって来ないよね

 ....
この胸から一枚の
夏の風景をとりだしてひろげよう
青い湖 まわりは緑の森
そのむこうになだらかな丘々
湖には小さな桟橋 つながれている幾叟かの小舟
ほとりに小さく白い館

そこで僕らは
 ....
ワクチンを接種することでできる
コロナウイルスに対する抗体の量は
人によっていろいろ異なり

全く抗体ができない人もいるらしい

どんなに調べても
100%抗体ができる

なんて
 ....
(詩論)初級編:(必読)ギフトについて
 
今まで繰り返し商業誌のなかで詩人の作品はどう読んでも良いというセリフを耳にしてきたけど、内心の自由の当たり前なことをわざわざ紙面使って、名の知れた詩人達 ....
背後には誰もいない
開け放した窓から雨が降りそそいだ
部屋には部屋がなかった
区切りのない家に不可視の声ばかりこだましている
迷宮ですらない
音楽を挿れたら違う生き物になる
誰も別人でなか ....
今日もまた多くの感染者が出た
でもそれ以上にたくさんの
手を洗う人がいる
マスクをつける人がいる
人混みを避ける人がいる
報道はされない
数の把握もできない
ありがとう
きょうもまた無 ....
中央アジアの国は
最後にスタンが付きがち

パキスタン
タジキスタン
キルギスタン
カザフスタン
トルクメニスタン
アフガニスタン

しかし、私にとって
スタンといえば
やはり ....
1.
詩の作品で生まれた脱字を
ベビーカーに乗せて運んでいる

ここはわたしの島だよ
だから集団行動はもうおしまい

そして詩人たちはそれぞれの家に帰り
まっ青な台所で
最後の晩 ....
実にくだらない理由で電車に乗った
乗る前に実にくだらない理由で立ち食い蕎麦を食べた
それが上り電車だったか
それとも下りだったか
乗ってから悩みだした彼は実にくだらない中年サラリーマンだった
 ....
伝えたかったことは
胸に留めたまま
してあげたかったことは
見過ごし

与えるべき何もかもを
心に抱えながら
子を育て
続く、毎日の暮らし

それでも
それだから

日々 悩 ....
泣きぬらしたガラス
とり乱す樹木
細く引きよせて
下着の中へ誘いこむ
風とむつみ合い
あお向けに沈んでゆく
せせらぎも微かな
時の河底
陰影に食まれながら


缶ビールを開けて
 ....
夜のうちに
たくさんの夢を乗せた星が
その重さに耐えられなくなり
砕け始める

朝の街で
人も光も入れ替わる前に
葉っぱの先を
濡らして消えた

ギザギザの形が
溜め息みたいで
 ....
私たちは数字ではない
私たちは数字ではない
親からもらった名前があるのだから
数字で私たちを管理しないで

今日もそんな美しい主張が
掲げられ
心優しい人は胸を張る
私たちは断じて
 ....
 優しく髪をなでてくれる右腕が

 ハンドルを握る右腕が

 横断歩道引いてくれる右腕が

 目の前の蜘蛛を掴んで逃がしてあげる右腕が

 ぶら下がれる右腕が
 
 欲しい
 ....
爪がずっとぼこぼこなんだ
前に聞いたことがある
これは不健康な時間の地層なんだって

でも、人差し指のだけ桜貝のようにつるりとしてる
どうしてだろう
人差し指だけは社交的だったのだろうか
 ....
カツサンドを食べて
心臓を強化しようとしたが駄目だった
美味しいんだけどなあ
強化の効果はない
お茶を飲んでしばしの休憩をとると
夢の中でキスをされて
有頂天になっていた
つまり私は寝て ....
深夜、明かりを落としたベッドの横に
弟の友の顔をした妖怪が困り果ててやってきた
助けてくれという彼に
たまごスープを提供し
添い寝した

小声で尋ねる
ねえ、あなたは他人の顔になって生き ....
ああ、ともだちに会いたい
顔を見合わせてバカ笑いして
河原で生牡蠣焼いたりして
ビール飲んで
このやろーとどつき合って
また笑って
夜通し深刻な話をして互いの涙を拭い
抱きしめあって
 ....
器が落ちる

僕はそいつが割れるのを待っている

あなたは花に怯える、華奢できよらかな芯の、その脆さのために泣く
迫る、離れる
あなたは月に戸惑う、深々と白銀が刺ささるのに、心がくらんで目 ....
何となく良い流れが見える
眼を閉じても見えそう

悪い流れは黒々して
重々して気持ちが悪い

良い流れは直ぐに身体に馴染む

ポジティブに過ごしていれば
自分の過ごしやすい世界になる ....
ワクチン接種もなくPCR検査もなく
始まる二学期
子どもたちは今までの感染対策で
大丈夫だろうか
感染力が強まっているのに
大丈夫だろうか
とても心配だ

○「自民党総裁選」
「少し ....
  

あたりはふるえ続けていた。そしてあなたは、手縫いのように丁寧に畳んで、爪がまたよごれていた。この、ことばで。あるいは、そのことばで。どのことばも少ない会話のほとんどが詩であ ....
哲学者と詩人と新宿のホームレス
もしも資質があればなんにでも

応用数学者と宇宙物理学者あるいは
ドビュッシーとツトム・ヤマシタ

こんな問題意識で生き伸びても
脳力もないのに戸惑うだけ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
標準ジャップホロウ・シカ...1*21/8/29 22:36
aloneミナト 螢121/8/29 19:45
マブイのくとぅばわんがくい221/8/29 16:01
お礼こしごえ8*21/8/29 14:29
リモートサイレンサーイオン021/8/29 14:12
ミナト 螢221/8/29 12:19
鈴蟲寺SDGs3*21/8/29 11:08
心に愛がなくてもこたきひろし221/8/29 11:07
夏の風景[group]塔野夏子14*21/8/29 10:38
ワクチンでは全く抗体ができない人がいるst421/8/29 3:45
(詩論)初級編:(必読)ギフトについて足立らどみ321/8/29 1:07
壁のない家凪目221/8/29 0:03
手を洗う人木屋 亞万1*21/8/28 22:34
アフガンの風に抱かれて花形新次121/8/28 21:28
パワフルぽっ...121/8/28 15:07
くだらない理由でこたきひろし321/8/28 14:51
蝉の声を聞きながら美空121/8/28 14:28
ユーラシアの埃壜ただのみきや3*21/8/28 13:15
星のなみだミナト 螢021/8/28 13:14
私たちは数字ではない紀ノ川つかさ121/8/28 11:58
あなたの右腕が欲しい佐白光1*21/8/28 10:33
人差し指の不思議凍湖(とおこ...221/8/28 7:16
カツサンド間村長721/8/28 4:49
訪問者=妖怪凍湖(とおこ...121/8/28 3:06
ああ、ともだちに会いたい421/8/28 2:40
凪目121/8/28 0:01
良い流れ夏川ゆう421/8/27 18:35
少し明かりがzenyam...021/8/27 16:42
じゃこれを文句とするよんじゅう2*21/8/27 7:39
発掘幻想曲梅昆布茶1221/8/27 6:06

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