あえぎながら
必死で たぐり寄せた 空は
黒いビロードに 天の川さえ 輝く
美しい 夜空
掴んだ 空が
ぼくの 幻覚だったとしても
この都会(まち)にも
以前、ほんとうに ....
いま精神科に一年一ヶ月入院しています。退院も程近くなっています。
復活を楽しみにしてください。
ぼくの作品に好意を持ってくださった方へ。
勝ち組負け組と言うが
一体これは何の試合だ?
戦っているつもりもない奴と比較されている
誰かの小さな器の中で競わされている
ファーストフードでスローライフ
俺はそれでもかまわない
そりゃた ....
わたしは幸せになりたくて
ある日を境に
考えることをやめた
わたしは幸せになった
嫌なことがあっても
多少はスルーできるようになった
わたしは幸せになった
自 ....
泥だらけになること結構
守りてぇって 思ったから
ぼくは詩人
人への評価は案外
自分への評価なのかもしれない
それはぼくの見方
それはみんなへの捉え方
今日もまた
朝の散歩をしていると
作家に出会った
ぼくが詩人である ....
人間を創り直そうと思いまして
街中にごろごろ落っこちている部品を
拾い集めて廻ったのデス
殻は組み立て終わりましたのに
人間を模した其れは、いつまで待っても
まったく動かないのデス
....
それが間違っているという自覚はあるのにそれが何であるのかはよく分からな
いまま物語は展開していく私が何であるかという事はこの際あまり関係ないあ
あ匂い私の記憶を呼び覚ますのはいつも匂いだいつでも音 ....
君が見せる曖昧な仕草
僕を迷い落とす
遠くで鳴り響く電話
静寂を打ち破る
甘い夢の途中
苦い愛の行為
冷える身を二人抱き合えば
不思議と未来永劫
幻想を其処に宿す
一瞬の瞬き ....
牛の潤んだ大きな眼に
映る透きとおった空と
静かに過ぎゆく雲
私の世界
そんなことを
ふと思いながら
牛丼を食べる
....
美しすぎる、或いはただくだらないために割愛。
....
何杯の酒を飲み続けて
どれだけの吐瀉物を流し出したか
胃や肝臓に残る重苦しさも
頭の芯から首筋に響く痛みも
この愚かな心に刻みつけられた
嘆きと悔やみを忘れるに至らない
事実が目の前で ....
人妻刑事
人妻道案内
人妻暗夜行路
人妻ホームラン
人妻トスバッティング
人妻急ブレーキ
人妻の小槌
かきくけこ人妻
人妻給食
....
僕は詩を書きたいのです
「あ」から「ん」までの五十の音で
僕の見た景色を、僕の聞いた音を
僕の嗅いだ香りを、感じた味を、想いを
君に教えてあげたいのです
見えないはずの僕 ....
可愛い私も
怒っている私も
理解してくれるのはあなただけで
いいのかも
友達とうまく行かなくて
しょげていたって私にとって
いろんな表情を見せてくれる
あなたを見つけてたんだから
....
循環の中で、して
水槽の束を 藻を
数式のように 光りポンプ、の
....
気がつけば部屋中掌だらけだった。私は小さ
なため息をつきながら場所を空けて座り、滞
っている作業を始めることにした。
遅ればせながら私も掌を買いかえることにし
たのだ。確かに飽きてきたとい ....
私が死んで私はどこに帰ろう…………………。
私が堪らなく哀しいのは
魂の孤独。
現世の孤独とは全く違い
底知れぬ 言いようもなく 冷たい魂が浮游するのです
死して尚 生きるものだとし ....
開いた鞄 から
香る 君の部屋の匂い が
何よりも 僕 を
落ち着かせるから
また すぐに 君の部屋 に 帰る よ
ただいま を 言うべき場所 に いるべき人 は 君 なんだ
きみが僕を
心に焼き付けていたら
男前ではないので
さぞ不細工な焼印だろう
でも僕は
焼かれると燃えてしまうから
きみの心には
焼きつかない
きみが詩で
すごいものを作ったら
....
みんなが眠りに落ちる時間に、
奴らは暗闇の中から這い出てきて
楽しい夢を食べてしまうという。
僕は押入れに閉じこもって、
古い映写機で伯父さんの撮った
スライドを観ている。
冒険家 ....
飛び出しては
懸けて行く
創造を
構築する
自由
その場所には
幼く
壊れやすい
現実を
閉じ込めている
憂鬱
そのときを
生きている
きみは
煩悶し
....
ぼくは詩人
今の位置は居心地はいいけれど
やはり前に進むことが大切
それはぼくの向上
それはみんなへの発展
今日もまた
朝の散歩をしていると
歌人に出会った
自分の作品 ....
私、とても卑怯。
泣くこともしない
笑えない
君の姿に焦がれてばかりで
いざ、自分の実力が試されることに
ひどく怯えてる。
どうしてあなたは今もそこで
ずっと動かないの
ず ....
最後の夜を見つけておいで
そうして
首輪をしたら そっと撫でてあげて
訳もなく泣いて 泣いて
見つけられんのを待ってんだろう
いつだって昔見た夢を塗り重ねて ....
魚になって
私は、って
言うと呼吸ばかりして
じっとして動かないで
水面を知らないみたいで
もがきもしないでいて
心臓がいつもよりは速くて
手で掴んで
昨日の断片を拾えたら良くて
そ ....
便器に
サインを試みた
ところがサインペンのインク切れで
かすれたおしっこのような
名前しか
書けない
ペンキを持ち出してきて
真っ黄色一色に
塗り上げた
塗り上げた便器を
トイレ ....
タバコに火をつけて
この世界の片隅の
哀愁ってやつを感じながら
春の風に吹かれている
自分に自惚れている瞬間
こんなときには
こんな自分でも
物語の主人公にな ....
雨粒に触れて 膜は破れた
私の巡ったしるしの中に
遠く、緑が燃えた
児戯の様、六番目の足を伸ばす
かそけき予感は 手のひらの中
(水盤を御覧よ、花が 踊る ....
罅割れた道の端に立つ
この道は水分を欲している
左腕を伸ばし
拳の先で親指を立てる
すると 車が止まる
あるいは止まらない
二十世紀末という
古代でももっとも新しい時代
私はそのよ ....
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