羽ばたこう どこまでも
 やがて終わりのチャイムがなり
 思い出だけが残される

 いつかの約束は
 時代の速さにかき消されて
 想いの残骸だけが胸に残る

 とにかく生きるん ....
人魚人妻

もう下半身は魚使用
物語に明け暮れるの 幸せよ

弓を始めたワ

射抜かれ願望が満たされる
ダーツは嫌よ 点数なんて
あなたの高得点頑張りが癪に障 ....
悲しみが深すぎて
淘汰されてしまいそうな夜は
深い海の底の魚のように
涙を退化させてしまおうと思う

そうでなければ
小さな光に魅せられて
ぱっくりと食べられてしまうだろう
「『たたかう』んだよ。」
生まれて初めてRPGゲームというものをやった私に
見るに見かねた兄はそういった。
ブラウン管に広がる広大な異世界を前に
右も左もわからない私は
兄の言うがままにカー ....
 今みたいな、こんなピンと張った緊張感がある時こそ、何か書けばいいのだろうけど、僕は馬鹿なので、ただ何もせず、この時期が過ぎるのをじっと待ってしまう。
 過ぎ去ってしまえばもう忘れて,ただ浮かれ ....
                           (喪失の物語)


とうの昔に
すっかり涙が枯れてしまって以来
悲しいことがあるたび目の奥を耐えがたい痛みが襲い
彼女は辛い毎日を ....
この骸に湧き出でる
形無きもの

己の心に押しつぶされるならば
その重さはどこから来るというのか

わたしがあの人を想うとき
どこかで誰かの心から
何かが消えているのだろうか

わ ....
ねぇ あの日の夕焼けを覚えていますか?
こうして君に手紙を書くのは久しぶりですね

今の体調はどうですか?
僕は相変わらずのままです
今は幸せに暮らしていますか?
僕はそんな言葉では表せな ....
「お土産は、何がいい?」と
聞かれたものですから
私、何とはなしに
「らっきょう」と答えたの


お父様とお母様が夕食後に奏でる
小気味良い音が好きなのです
ぽり ぽり ぽりり
 ....
希望を持って生きてゆくことは

大切なことだけど

すべてがいつもうまくいくわけじゃなくて

何もかも無意味に思えてしまうときが

僕にだってあるのさ

だからほんのすこしだけ
 ....
こころをすてればいくらでもやさしくなれるわ
わたしはあらうの
つかれたおとこを
 
ひとやまいくらのあいがほしい?
おのぞみのままに
こちらのあいはひとふくろ5000円
こちらのあいはひ ....
ぼくは詩人

美しいものを感じる気持ちは
誰もが同じ
たとえ自分の世界が違っても

今日もまた

朝の散歩をしていると
歌人と数学者に出会いました

歌人は数学者に
短歌を数学 ....
ハトが一人
タカが一人
二人の間に生まれた子供は
フクロウ だった
天国から追い出された人たちは
天国に戻るためならなんでもする
んだってさ

でもそうかもしれない
わたしだってなんでもするかもしれない
この平和な天国から追い出されてしまったら
何十人
 ....
ちりんこ するこの こころは こわい
てたりと すわって ここのつ やっつ

なきまね ちびちび うそなき つもり
ぺたりと ころがり ごろんこ ごろん

ちいさな こゆびで かわした こ ....
花曇りの空に舞う胡蝶の
その透きとおった翅を 
欲しいと思う 

やわらかく笑う 
ということを覚えたのは 
いつの頃だったろう 

新しいピンヒールが
足に馴染まなくて 
ア ....
 広い世界を旅することは
 小さな生まれた街を知ることだ

 暖かな心の街灯が灯る街で
 もう何千回も行ったり来たりした表通り
 
 名物のたこ焼き焼いてるおばさんは日本人じゃないけど ....
公園に着いたがエリカはいなかった

大きなため息をついて腰を下ろした

ふと、自分は何故こんなにがっかりしているのかと

疑問に思った

エリカという名前を知っているだけであとは

 ....
なっしんぐよね
なんもいらんの

なんもないのよ
ほしいもん

でなだよ
でなだ
すぺいんごでね
なしんぐって

たぶんだけどね
ちがったっけか?

とっときのばしょ
あ ....
泣けばいい
泣いて涙を
流せばいい
泣いた涙は
すぐたまる
自分の器の
ちいささに

泣けばいい
泣いて涙を
流せばいい
泣いた涙を
ためこんで
小さな器を
ふくらませ
 ....
春雨

サクラの破片が
まるでガラスのように
散らかっている

太い幹から広がっているその様は
侵略
を思わせる

風が凪いでも
雨が降っても
抑圧にもならない

それは世 ....
見送るものは、誰もいない。
錆びれゆく確かな場所を示す
冬景色の世界地図を
燃やしている過去たちが、東の彼方から孤独に手を振る。
知らぬ振りをする眼は、遥か反対を伺って、
不毛な距離をあらわ ....
見上げた空は
朽ちた星々の残留思念
生まれて死んで
死と再生を輪廻する満天

静まり返り
押しては返す波の音がひたすらに
耳に鳴り響くよ
死と再生のメトロノーム

何もない世界で
 ....
傘にたくさんの
好きな模様を描いて
それからその後
他に無い、の

こんな日は
幸せに
誰ひとり
死ななくていい

美味しい珈琲だ、ね
これはきっと
朝から何も
降りてな ....
アルコールのキッスじゃあ、
このせかいもしびれたまんま、
しちゃうよ

そろそろ終わろうよう、
ねえ、
そろそろあんたは終わりだよ
って、

言ったでしょ

あれもこれもぜーんぶ ....
平日の昼間は外に出られません
ご近所の目が気になるから
面接は15時からと言われても
昼間にスーツ姿で家を出るところを見られたら
井戸端会議でどんなネタにされるかわからないので
朝のうちに家 ....
夜のネオンきらびやかな街の一画

あのストリップ劇場で出会った君に
僕はもう一度会いたかった


七色のミラーボールの下で
ピンクのランジェリーは様々に色を変え
君の肌もそんなよう ....
転げるように罠を張り
まんまとそれに引っ掛かった
執着と猜疑心と主張の狭間全て裏目
もがくあなた可笑しいったらありゃしない
硝子細工のふりしても所謂贋作
そんな眼じゃあたし殺せない

い ....
フュ−シャピンクの海を
ティ−スプ−ンで掬う
小匙1パイの海と、二つの地平線

いらない?
そうなの。

エメラルドグリ−ンの海、
痩せた指の隙間から零れ落ちる砂

でもね
私に ....
あなたに笑って欲しいから



ちょっとだけ頑張るね




本当に

めっちゃ好きだよ
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
羽ばたこう山崎 風雅1*06/4/13 4:21
人妻のしびれヨルノテガム0*06/4/13 3:48
深海魚loveon...106/4/13 3:18
たたかうんだよ[group]yuma8*06/4/13 2:54
冬の猫キヒ・ロフン206/4/13 1:53
涙の物語[group]アンテ306/4/13 0:38
流体閃光[group]アマル・シャ...506/4/13 0:16
不器用なキャッチボール海月2*06/4/12 23:57
薔薇と らっきょう千月 話子24*06/4/12 23:43
貴方に話しかけてみようジム・プリマ...0*06/4/12 23:43
娼少女白糸雅樹4+*06/4/12 23:08
ぽえむ君−詩集−ぽえむ君10*06/4/12 23:06
FUBAR1*06/4/12 22:21
天国への帰還チアーヌ106/4/12 21:31
てんつくほろよ砂木8*06/4/12 21:20
花笑み落合朱美4106/4/12 21:17
簡単な街山崎 風雅5*06/4/12 21:11
僕と君と麦わら帽子と本   第五章こめ306/4/12 21:06
とっておきのばしょよーかん3*06/4/12 21:02
所詮五文字の涙AKINON...006/4/12 20:08
春雨たけ いたけ406/4/12 19:17
喪失—失われるとき前田ふむふむ12*06/4/12 19:12
Runブンガマワール完食206/4/12 19:05
ひねもすたもつ906/4/12 19:05
あたしの脳を食べてみい606/4/12 19:01
無職透明[group]新守山ダダマ806/4/12 18:59
ストリッパー (2)ベンジャミン4*06/4/12 18:55
メツレツメィディMélodi...006/4/12 17:58
夢をいつも、ユメアト106/4/12 15:55
安心してねさー行きまし...0*06/4/12 14:52

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