今までのいつよりも 

今日の私はものごころがついていて


今日より明日

明日より明後日

日毎 呼吸が浅くなって


今までのいつよりも 

今日の私はものごころがつ ....
君は爪を噛んで下を向く
白い時間が二人の間に流れてゆく
むなしく流れるジャズの調べ

僕は言葉を切り出す勇気も無く君を見つめるけれど
もうボクの事なんか君の瞳にも映らないんだ
明日になれば ....
無口で 少し悪い風で

カスミ草と赤い花の花束をくれた

黙って逆方向の家まで送ってくれた

最初から最後まで

ずっとそう


見た目と心はちがう

この上なく純粋で
 ....
人間のやることは
間違いだらけ
仕方ないけど
落ち度のあるプログラム
もう何回目
ブルーライトが
瞳を蝕んでいく
影響範囲が広がっても
エラーの原因見つけられない
時間と疲労の蓄積
 ....
つまらないのは
本当に頭のおかしな奴が
いないからだと思う
昔はほんの一握りだけど
確実にイカれた奴がいたもんだ
俺なんか無理しておかしな振りを
しているだけで
極めて真面目で知的な人間 ....
天空の青 、
輝く新緑に
たるむ肌の
枯れ果てた人 
隣に座したる
朝のイートイン、
何というこの落差
「自らに問えば」と
私の内の誰かさん
いったい誰 、
なんだ

朽ちて生 ....
 新しいクラスになじめないまま

 GWになりました

 なんかさ

 一軍女子が強すぎるとか

 陽キャがウザいとかではないんだけど

 なんとなくさ

 みんなで楽しく盛り ....
君を見捨てた奴は君の価値を知らない馬鹿

そう思うことは駄目なことだろうか

旨辛ラーメンを食べて
大量に汗をかきながら
ふと思った

汗をかかせるようなものを作りたいと

僕をい ....
歩き続けたあの先に一体何があるのだろう?
毎日毎日同じ道を歩いて足がまるで棒切れのよう

君に出会う夢もただの幻で
光りの中に紛れた影が君の顔を隠す

ねえ、一体僕はどこへ向かっていくの? ....
悦びは理屈に埋もれ目に見えぬ幻となる

哀しみは深く深く沈み
やがて緊張の波に浚われるだろう
夢なき跡に続く亡者の列は憂いの陰に隠れて
秘かな忍び笑いを漏らす
狂いの呪文を唱えながら泣き喚 ....
○「穴診療内科友の会」
この度
さんざん
人の悪口を言う会を結成いたしました
無料です
入会金もいりはせん
会の出入りも自由です
画面中央の穴へ向かって
気のすむまで
悪口をおっしゃ ....
晩秋 晴れた木曜日
局を出て配達のとっつきへ向かう
のぼのぼのんとバイクを走らせる
朝の跨線橋を小汚いパーカーが
とぷてぷたぷと歩いている
見習いで辞めた象遣いみたいに

記憶の海がざわ ....
白い牙を覗かせて、
獰猛なうねりが崩れ落ちる
老いた小舟は
海の奈落へ吸い込まれてゆく

ゴオオオーと大波は唸り、
水の壁をふたたび聳え立たせる
曇った空には、
騒ぎ啼く海鳥たちが浮か ....
17時15分、浴室の混雑が落ち着いたころ
Мさんの髪の毛を洗う
独特のウェーブが水をはじくので
シャワーが頭皮に浸透するように
丁寧に指でもむ
濡れた入浴着が脚にまとわりつく

Мさんが ....
 ブーニンが
 ブラウン管から姿を消して
 ゴルビーが
 民衆にもみくちゃにされていたころ
 楽しい
 未来の思い出話に
 盛り上がる
 クラスメイト達を
 現実に引き戻す
 チャイ ....
もどかしく、ホシイモノを欲しがったまま
最新のフェイクを手にして 笑う
「別に…」って思い込めば
いつか「別に…」程度にすり替わる
すり替わって
そのうち忘れて
むしろ なんか厄介なもの  ....
 いつかの夏の夜

 蝉が鳴いてた



 夜中なのに

 わんわん鳴いてた



 どうしても伝えなきゃいけないことが

 蝉にもあって



 でも私は蝉の ....
この春日の夜底から
繰り返し木霊しつつ
吾が脳髄に響き来る 、

この肉身の外から絶えず
破滅の流れに曝されながら、

来る来る繰り返し響き来る
声の刻印、しばし遅れつ
次から次に  ....
握手をしたら
相手は刃物だった
血が流れても
誰も咎めやしない

悔しさだけが
胸に錆びつき
刃が冷んやりと
血の温度を下げていく

それでも信じたい
人のあたたかな掌
滲む血 ....
あめをくださる
あなたはさて
そこの街の
大概はてな、な、美を
どう捉えますかね

あめをくださるのは
もしかしたら
あなたとは全然違うかも
しれないよ

もしもしー
ではあと ....
僕達は傷つけあうのが怖くて一定の距離を保ってきたけれど
触れ合おうともせずただそこにいるだけでいいの?
何もしなくとも繋がってゆける?

どんな体温もいつか冷めてしまうものだからぎゅっと抱きし ....
○「穴診療内科」

画面中央に大きなまるい穴が書いてあります
この穴へ向かって
「バカ!アホ!スケベ!ハゲオヤジ!クソガキ!死ね!」など
人に対して言えない言葉を
この穴へ向かって
気が ....
 
  猫の尻を追いかけてる犬と僕

世の中には一分と待てない人間がいて、あの日の僕がそうだった。

お金の引き出しや振り込みに関して言えば人はクレイジーだ。

  今日引き落とされなけ ....
世間はみな混沌としていて、自分だけが一匹の名も無い虫のようにぽつねんと枯草の上に立ち尽くしているような、そんな朝である
川は雪代で水量は増し、次の季節を急かすように流れている
雪に抱かれて冬に体を ....
淡い水色がどこまでも広がる空は僕の心を呼び醒ます
思い出の欠片が瞬くたびに響く記憶

風に乗ってあの山を越えれば苦い感情もやがて甘美な詩となるのだろうか?

蒼い海を渡り君の住む街へと還ろう ....
臆病なボクは傷つく事が怖くて君を愛せずにいる
硝子越しに眺めるだけで君に指一本触れる事の出来ない臆病者さ
君の柔らかな眼差しが鋭い視線に変わるのが耐えられなくて
まるでひ弱な小動物のように震えて ....
ホテルの部屋には窓が無く、代わりにとでもいうように壁一面がゴッホの絵で埋め尽くされていた、寝室の贋作だ…寝室の壁に寝室の贋作?いったいどんな意図でこういう部屋を作るのか、空調がはっきりとわかるくら .... はてなはて
はてなはてはて
ぢっと手を見る
一握の階ぶん
ちかづくか

はてなはて
はてなはてはて
はてななては
はてなきはては
はてないて

いきのはて
はてのはて
 ....
濃くなる春の半袖に踊り
生かされ寛ぎ過ごし生きて
夕闇に心の塗れ始める時頃に
否定の楔、天から振り落とされ
感覚の粉砕され消え透きとほり
不在になる己の内から現れの宇宙

賑の天国も苦の ....
俺たちの時代を連呼する
前世代のゾンビと対峙して
赤ずきんは立ち尽くす

赤いケープ翻し
腐敗した風を避け
御伽話からリアリストへ

子供のお使いからは卒業
虚構の世界に鞭を振るい
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ものごころがついたら短角牛6*25/5/1 22:19
忘れずの君栗栖真理亜325/5/1 22:03
十代のタカシ君花野誉3*25/5/1 21:41
エラーの果てに6*25/5/1 19:37
スカトロ大戦争花形新次325/5/1 18:48
アストラル乱打むひだかたけし5*25/5/1 18:36
放課後のフードコートおやすみ225/5/1 18:10
莫迦sonano125/5/1 16:52
光なき影栗栖真理亜325/5/1 8:15
哀しみの詩(うた)0*25/5/1 8:12
5.1独り言zenyam...2*25/5/1 7:47
象遣い尾内甲太郎325/5/1 7:33
安らかな茫々atsuch...16*25/5/1 5:21
それぞれのかたちの凍湖625/5/1 1:45
昭和64年をまたいだ後に北村 守通9*25/4/30 23:26
深層さち225/4/30 23:08
いつかの夏の夜おやすみ225/4/30 22:13
スケッチ、乱打ムっひだかたけし325/4/30 20:52
刃と掌7*25/4/30 19:14
ねぞうの市林 理仁225/4/30 17:46
勇気を出して栗栖真理亜225/4/30 13:43
独り言4.30zenyam...1*25/4/30 7:48
後藤くん、金髪先生はいつまでも待つよ洗貝新12*25/4/30 7:01
一匹の虫のように(四月最後の日に)山人5*25/4/30 6:13
涙の海栗栖真理亜525/4/30 0:08
悠久の壁325/4/30 0:02
理由が知りたいけれどホロウ・シカ...3*25/4/29 22:28
はてななてはwc625/4/29 21:54
詩想、私の中で思考するものひだかたけし425/4/29 19:54
やがて頭巾を脱ぐだろう8*25/4/29 19:14

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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