吹き抜ける朝

なめらかな肌

突き抜ける光

吸い込まれる瞳

それは君

それは風


眩む夜

沈む君

眠る花

轟く光

それは僕

それは月
 ....
 いつもの儀式
 朝起きると缶コーヒーを買いに行き
 水まきしているおじいさんと
 天気の話をする

 僕の存在理由
 ちっぽけな理由

 僕の選択肢には死はない
 ただもくもくと明 ....
花の季節

甘い香りに誘われて

気が付いたら

ベルを鳴らしていた

君ん家の
流れても

流れても

彼方とヒトツになれないのなら

いっそ

時計の針を何万回転もさせて

マグマのなか

彼方と私

トロけてしまいたいんだ

もう


彼 ....
モラトリアム、潰した虫の在処が解らない、その内に消えて無くなるのだろうという感情、無政府主義は涙さえ血に変えてしまうのだ、(弦楽をバックに)お前は悪い女だった、口先だけの女だった、肉欲まみれの女だ .... 花が好きだったばあちゃんに
花を摘んで帰ると
十日に九日は叱られる

「野に咲いとうのが{ルビ美=うつくー}しかと」
だから摘んで来なさんなと

ばあちゃんの手のひらはまめだらけ
ばあ ....
空から降って来い カネ
道路に整列したマッポを激写するために
失踪したヒロシが いなくなる数日前に呟いたってさ

空から降ってこいよ カネ
今日は、メッケの赤Mが、ボレノバのガーフィーのさき ....
まりちゃんを
まりちゃんと呼ぶ人はいない
まりちゃんは小川真理子という
比較的平凡な名前で
比較的平凡以下の容姿を持ち
比較的平均以上に温厚な性格と
だれにも比較できないほど
落ち着いた ....
バナナミルクの甘い香り
ぎゅってして
ぎゅってされて
まぜて
とけてひとつになって
朝ごはんに
二人して乾杯しておひげを作ろう
薄暗い狭い部屋で

僕は机のろうそくの炎見とれて

冷たいため息をはいた

一歩外に出れば広告や店の看板の光で満ちた

都会の光がふってくる

僕はその光から逃げ

自分のぼろ ....
オオカミの皮を被ったトイプードル犬と
ライオンのたてがみを纏ったペルシャ猫がやってきて
逆立ちをしながら訝しげに問う
お前は何故に逆さまでないのか?
お前は何故に柔肌を滑らせているのか?

 ....
十字路を右にでた大道り
美しく立ち並ぶ鉄筋のあいだ

次々に子供たちが落下していく

十段箱の腹をした女が快活に歩いていく

いろんな地区の、いろんな宗派の大股の大佐が
給油所やカフェ ....
ぼくは知ってる。
いま、いま、と数えているうちに、人は死んでいくことを。

おぎゃあ。
いま。
いま。
いま。
いま。
いま。
いま。
いま。
いま。
(中略、中略、中略……、 ....
ぼくは詩人

何を求めるわけでもないが
求める何かがある

今日もまた

朝の散歩をしていると
石段に出会いました

おもむろにのぼってみる
苔むした両脇はその歴史を感じ

 ....
今日も窓辺のてるてる坊主は
ひとり 濡れて
ひどく 濡れて
雨粒 ぽとり

あなたの気持ちは分からなかった
週間天気予報(の降水確率)よりも
けれどずっと晴れなんてあるわけなかった
「 ....
今日も独り


      「別れよう」{引用=
     つけっぱなしのTVで恋愛ドラマをやっている
     どうせこの二人は台本に従ってくっついたりは
     なれたりを繰り返すと ....
きょうもぉ ぁたしわヒトリ
泣ぃちゃうゾ(:_;)
すごくかなしーょ
かなしーカンジ?

君がアノ刻「別れよう」て呟いた
気持ちわぜん?ワカらなかった
ズット一緒にいるょって
 ....
天井裏の住人からいつまで待たせるのだという私信を頂戴したのだけれど私は彼女をそれほどまでに長い間待たせたのであろうかと頭を抱えた私の昨今の記憶は曖昧で彼女と最後にいつ私信を交わしあったのかは定かではな .... 風が、終わり
雨が、終わったときに
はら、と
静かなる宙を濡らす、桜の
一枚
また、一枚、の
美しい震えの方法を
耳打ちされたおんなが
ふと、拭えば
桜で濡れた指先


 ....
 ?
  
あたしは砂漠で
来たものはいつも
喉が渇いたと云って
外に出て行ってしまう

あたしは砂漠で
流した涙はすぐに
跡形も無く消える

あたしは砂漠で
あたしは砂漠 ....
昼頃 ぱらぱらと雨が降った
空は眩しいのに 突風でげんこつ大の水飛沫がいくつも飛んでくるような
へんな天気だった

あなたは どうにもならない天気に飽きていて
僕は それでもあなたを見ていた ....
古腐れた木のあいだから
ピンク色の肌がこぼれている
わせわせとしながら土が舞い
よってたかってみんなに詰られるも
おちゃらけるブー助
こころには
キラリんと杭

ばかっぷりなブー助
 ....
  
 
      沈んだまま明日のこない
      深海に揺れる一群れの
      長い、深い闇

地縛された肉体の
閉じる奥の扉
なにかのなまえで封じられ
こたえを閉じこめ ....
昆虫採集は
流行らないので
コトバ採集やっています
薬液は要りません

   *

空からツバメが
落っことしたのや
麦の穂のさやぎから
あふれ出たのや
流し台のシンクの隅に
 ....
ぼくは詩人

花が野に咲く輝きならば
詩は心に咲く煌き

今日もまた

朝の散歩をしていると
タンポポに出会いました

黄色く咲くタンポポ

花びらがたくさん集まって
1つの ....
アスファルトから立ち昇る 海鳴り
夏が来る



電柱の濃い影に佇む


きょうは おみそ汁を作ろう




白く焼けていく夕暮れに

息をして




 ....
君の思い出を引き連れて
春の陽気の古都をさまよう

新しいものと古いものとが
同居するこの町を

訪れたのは
二十年ぶりか

あの頃の私は
ここにはいない

もちろん
あの頃 ....
         シェーバーの刃のように
      うとましく震えおののいている
       つつじが丘のひだは春の宵闇

     きのうは「気」の地図が改訂され
    きょうは「血 ....
山の歌を潮風にのせて
クッションの模様に太陽を見つけた
君が抱えるウサギの目には
赤いビー玉と空色の影
もしも今日、あの建設中の公園が
このドライブで完成してたら
未完成の塔の下での未 ....
この世界の人間はみんな自分が一番賢いと思っている
「自分より優れた者は五万といる」
口でそう言って自分が一番謙虚な人間だと心の中で思ってる

自分よりおいしい思いをしている者を見ると
何故か ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
風と月大城 小町006/4/21 21:39
いつもの儀式山崎 風雅4*06/4/21 21:22
大城 小町406/4/21 21:10
006/4/21 20:57
さいらと106/4/21 20:51
菊の花日和7*06/4/21 19:38
Money in the Pocket 勝手にコラボ02[group]英水206/4/21 19:14
女子アナまりちゃんZUZU306/4/21 19:14
バナナミルク暗闇れもん2*06/4/21 18:42
形ある蝋燭はいつかは消えるこめ506/4/21 18:36
天地山本 聖206/4/21 18:25
それがまず、ミネ206/4/21 17:11
しでん0*06/4/21 14:37
ぽえむ君−石段−ぽえむ君6*06/4/21 12:13
私はひとり[group]ふるる9*06/4/21 11:47
私は独り[group]3*06/4/21 11:45
ぁたしわ ヒトリ[group]6*06/4/21 10:51
至高聖所山本 聖1*06/4/21 4:10
喪春A道化1006/4/21 2:58
あたしは砂漠で その向こう側には砦希(ユキ)606/4/21 2:45
空色の残響 (el cielo azul)ミキ・オキタ1*06/4/21 2:03
その豚の悲劇ミネ206/4/21 1:02
封印[group]たりぽん(大...1206/4/20 23:33
標本屋Aはなびーる7*06/4/20 23:21
ぽえむ君−合弁−ぽえむ君4*06/4/20 23:14
海が鳴る頃夕食をオオカミ306/4/20 22:38
金沢にてdo_pi_...106/4/20 22:37
日々に疎く⑨信天翁106/4/20 22:27
良い意味でススメ106/4/20 19:52
究極の人間嫌い腰抜け若鶏7+*06/4/20 18:56

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