遠いところで
君が困ってる
困ってる
僕は何ができる?
何ができる?

胸の中で
大きな水風船がふくらんでく
息が苦しくて
ドキドキしてくる

この水風船
君の分ならどんなにか ....
魚みたいな
洗濯バサミで

つまんだ
テーシャツ

アジトで 
湿っているのに

どこか 涼しげ

昨日 相棒だった
ジーパンに

まだ 仕事かい?
なんて

 ....
必死に壊れつづけている

飛び散る銀色のビス
耳には音楽のようにつづく歯車の諧音
プリミティヴな装置に
青い微笑み
必死に壊れつづけている

遠くから重く暗い地響きのようなうなり
は ....
揺さぶられ、られ過ぎて現世の枠組み
から、西洋の葦を解体する
人に在らざる者たちが
化石になった抽象を来世から見下げている
鳴らした心臓は高雅の指に触れると
夢中で
潰れるほど高さへ、たく ....
 切なさが僕の胸をしめつける
 反射する想いのベクトル
 
 電池切れの時計のように
 僕の心はにぶく重たい

  南風はいつ吹くの?

 問いかけた空には
 少しグレーの雲が流れる ....
あの人は

新しく買った携帯に
最初に着信履歴を残した人


あの人は

微かに触れただけの私の手に
十分すぎるほどの温もりを残した人


あの人は

忘れかけてた恋心を掘 ....
光のくずは 
朝のなかをかがやく
屋根にならぶ
しずくの




雨の音は
あたたかな蒸気と きみを はこぶ
まどぎわにあそぶ
まだ 新しいひとみで
洗われてゆく 世界をみつ ....
窓辺に座って

夜の雨を見つめていた

一人の部屋から

もう一人の自分が激しく叫ぶ

騙されるな、邪魔させるな、強くなれ

何処にも帰る場所はない

何処にも ....
むずがゆくって
くねくねしてる
なでる風がやさしいから
もういーかい
まぁだだよ
きりんみたいに首をながくして
まってます
むずむずがこぼれるたびに
くねくねしちゃう
もういーかい
 ....
 青い思い出
 遠ざかる青春の光
 
 理の道
 けもの道
 
 タイミングの悪い信号を無視して
 となり街のあの娘に会いに行こう
 
 夜の中 孤独に灯る自動販売機
 瞳に映る光 ....
森のはざまの道に無数の
人のかたちの木漏れ日がいて
静かに立ちあがり招くとき
空はすべて木々になり
道は奥へ奥へとつづく


石の階段に灯りは無く
糸の光がゆらめいている
 ....
早朝の廊下に
自分の小さな臓器が
ひとつ落ちている
拾い上げて
その、つるりん、とした表面を
爪の先で掻いてみる
夕べはここが痒かったのだなあ
ということがわかる
身体に戻すの ....
ひとみちゃんは女の子で
ひとみちゃんの瞳(わたし)も女の子なので
お洒落がしたくてたまらないんです
『からあこんたくと』を着てみたいんです

赤はちょっとこわいから いや
青は何だか似合わ ....
月に手を伸ばして
閉じた指を開くの

そうら 見えるでしょう?

指の隙間から
あなたの瞳を刺す色が
薄ら白い色が
小さく歪んだ円が

背を向けたら
伸ばした手も空を切って
細 ....
冑(かぶと)を脱いだ騎士に
掛けられる言葉はただひとつ
おまえがなぜここにいる?

チェブラーシカ*
は、みかん箱から出てきて
友達を探す、あのぼろぼろの風体で

手萎え足萎えのばった ....
ぼくは詩人

転がるときに感じるのは痛み
同時に気づかぬ優しさ

今日もまた

朝の散歩をしていると
川に流れる小石に出会いました

もともとは上流にあった大きな石
水に流され
 ....
昔から怖かった

♪ボクの大好きなクラリネット
 パパから貰ったクラリネット

この歌はコワイ

♪とっても大事にしていたのに
 壊れて出ない音がある

象徴しているすべてがコワイ ....
消え入りそうな街の灯り

止まらない時の中で
その中で
僕たちは出会った

僕も君も寂しくて
何かに飢えていた

止まらない時の中で
その中で
僕たちは求め合った

君も僕も ....
あなたが忘れようとしなかったものを
僕がきちんと背負っているかは不安だけれども
それでも何か大きく
のしかかっている
そういうのに 愚か者は 憧れるものなんだよ


もう誰かの隣にな ....
?.

 隣の丸っこい車と空と
 くぎりもつかんわ おい
 
 馬にまたがったのが一昔
 鉄にまたがったのよ人ごみで
 血の暖かささあさあさあ
 ペトロールでパトロールでロッケンロール ....
無常ということ。
それは絶えざる進化のことである。


それは儚く空しいということではない。

無常というコトバから、
そういう連想をすること自体が腑抜けている。


人は死ぬ。
 ....
シャワーを使い

ボトルの半分位まで水を入れたなら
あまり角度を付けず
垂直にあと、四、五回ほど振る

リンスがなくなった
きのう

買ってきた

詰め替え用、
だから

 ....
上手に逃げる事。

時間かかっても逃げない事。

立ち向かう事。


色んな道があるけど、
別に今どれをやれ!と言いたいのではなくて。


その出来事に対して
思い ....
まだ、透明でありたい
と願う
それでも底は見えない
私にも

小さな器に
海を夢見る私は
包まれているのか
包んでいるのか

穏やかな声
温かな手
優しい目

 その名を叫べずに

二重にも三重にも
 ....
ぼくはカエル

ふだんは道ばたでひなたぼっこ
からだが乾いたら水の中へ
のんきな生活

今日もまた

朝の散歩をしていると
シジンとやらに出会いました

シジン?
ぼくにはなん ....
 そばにいてあげるよ

 嫌かい?

 そう…

 なら 僕は旅に出るよ

 会いたくなったらメールして

 すぐに帰ってくるから

 おみやげたくさんもって

 すぐ帰っ ....
湿った荷を下ろした、
身の軽さで
熱く
駆け降りてゆく。

我が名はフェーン。
現象フェーン。

気象予報士を得意がらせ
異性間に汗での交歓を齎して
海に
消えてゆく。

我 ....
しびれた指先の真夜中
うとましいゆめの暴力が・・・

あゝ おぞましいゆめのみずうみが
現実なのでしょうか

それとも現実こそ いとおしいゆめなのでしょうか
だったら だったらよーく噛み ....
今日、水曜日であるということは
明日、木曜日を越えて
明後日、金曜日が過ぎて
明々後日、君に会えるということ
いつかまた
離れていくのに
君は今度もその腕で
僕を抱きに来たんだね。

どこをさまよったのか
野良犬みたいな
疲れた
君のひとみ。

僕はだめな大人だから
君が小さく
ごめん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
うずくまる日朗歩野106/4/27 23:22
マイン マリン砂木9*06/4/27 22:31
incomplete poet塔野夏子12*06/4/27 22:23
Computerシャーロット106/4/27 22:18
つぶやき山崎 風雅2*06/4/27 20:46
あの人はKeico3*06/4/27 20:26
水中花はな 906/4/27 20:25
強さジム・プリマ...006/4/27 19:01
はるのむずむず美味1*06/4/27 17:48
飴をくれる神様山崎 風雅2*06/4/27 17:40
午後と鈴木立 悟406/4/27 15:52
夏休みたもつ406/4/27 15:39
ひとみちゃんの瞳しでん1*06/4/27 15:02
ひかりユメアト306/4/27 14:21
宿命竜一郎1*06/4/27 14:08
ぽえむ君−転石−ぽえむ君7*06/4/27 13:58
呪文よーかん7*06/4/27 7:06
@止まらない時の中で貴水 水海206/4/27 5:07
nochmals田島オスカー006/4/27 2:43
ブス・アチェ・ウノ・エン・ヌベ水在らあらあ6*06/4/27 2:20
無常というものfunk80...1*06/4/27 1:46
リンスシャーロット206/4/27 1:29
躍動する人たちへさー行きまし...2*06/4/27 1:11
あなたの居る場所LEO12*06/4/27 0:35
ぽえむ君−詩人−ぽえむ君8*06/4/27 0:30
僕の愛の形山崎 風雅4*06/4/27 0:05
現象フェーン吉岡孝次006/4/26 22:39
迷路(十六)信天翁206/4/26 21:56
今日が水曜日である意味.docK+A206/4/26 20:04
沈潜花とうどうせい...10*06/4/26 19:40

Home 戻る 最新へ 次へ
5274 5275 5276 5277 5278 5279 5280 5281 5282 5283 5284 5285 5286 5287 5288 5289 5290 5291 5292 5293 5294 5295 5296 5297 5298 5299 5300 5301 5302 5303 5304 5305 5306 5307 5308 5309 5310 5311 5312 5313 5314 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.24sec.