今日は嫌いな姉の誕生日
俺は豪華な夕食を腹いっぱい食べ、
大好きなケーキに手を伸ばす
俺の誕生日は半年以上先
だから今のうちに食べておかないと

お姉ちゃん
生まれてきてくれて ありがと ....
 祖父が死んだ夜、私は世界の夜たちが一斉に瞬くのを知覚した。私はそのとき、一つのうつろな音階として瞬きの中に捕えられ、祖父の死んだ情念に触れた。その日、夜は間違いなく私を通過したのだ。背面から視界に向 .... ねこねこすきだ
ねこがたまらなくすきだ
なんだろうあの高慢な
なんだろうあの愛らしい
ねこねこおいで
こっちへおいで
ぎゅってして
肉球をぎゅってして
ほわん
ほわん
ここはどこだい?

僕は自分自身に尋ねる

訳も分からず僕は歩き出した

不安で満ちた

道のりの過ちに気づかずに

いろんな種類の悲しみが滴になって

バケツをひっくり返した ....
ぼくは詩人

人は人として失いつつも
失った以上に人と成す

今日もまた

朝の散歩をしていると
タンポポの綿毛に出会いました

めしべと花びらを落とした
小さな子房はがくを翼に ....
桜並木の通学路
秋風そよぐ渡り廊下
あたしはきみからかくれんぼ

リボンの端をひらひらと
切なく揺らし 息 止める

遅れて曲がる影にさえ
見つけて とすら 言えないで

ひとり遊 ....
ヲノノケ、コレガaaaaaaa.......

A!天使の手繰る-ル 四季の既視た騎士団の
万象旗ガ或ルBeeのト音の震えに染まってイル
皆ノT字路、ソコでの交感のイル嶺ーションと
思想 ....
先週教室のみんなで飼っていた「リス」が死んだ
死んだというか「窓」から逃げたのだ
クルミを食べるときに動くほっぺや小さな歯
かごの中を走ったりしているときの爪のかりかりする音
たいそう人気者の ....
  もうちょっと
  眠らせて
  楽しい夢の余韻を味わっていたいの

 彼女はそう言って静かに瞳を閉じ
 しばらくして頭から布団をかぶった

 鏡のない部屋にぷつりと残された僕は
  ....
  

すんでしまったことは 
もう
とつぶやく

握りしめたこぶしを
ためいきといっしょに開くと

あの頃の、
なんて夢がしわくちゃになって

君の高く振り上げたこぶしにも
 ....
傲慢なアロエが花開き
狼煙が上がれば
いけないものが
ひとつ ふたつ みっつ
投げ入れられた天然の業火によって
焼却され始める
炉の中で 
いけないものは
極上の白く澄んだ水晶の球に
 ....
たち まち たつ ま

ほれい の じくすみ
うれ けむる めへび

つけどの ない ふた
そい はぐ ねひぐも

わ せいて こときる
たつ まち たつ ま 
針で突いた指先から風が滲む
そこから綻びが生まれ
体が糸になって{ルビ解=ほつ}れていく
傷口には絆創膏を貼って
巧く隠しているつもりだけれど
私の体の中は思っていたよりも
ずっと黒く ....
白鳥が悲しい最後の鳴き声をあげて飛び立つ、
夕暮れの鮮烈ないのちの地平線が、
赤いインクで跡形も無く修正されてゆく。
絶えず流れ出ている蒸留水の蛇口に、
コップを置いて眺めても、
決して溢れ ....
もうちょっとなんです。


海鳥の白い背中が雲間からこぼれる陽を滑り、調度波の波長と重なるようにゆるやかに漂っているのを見ました。


(白い午後)

波打ち際には、打ち上げられたクラゲがゼラチン ....
さあ喜べ、虹だ虹だ
わたしたちの求めていた虹が
ついに流れはじめたのだ
 夜

煙突にのぼって
覗きこんで呼吸したら。

まるで壜笛みたいに
ほうほう と響くさ


 街中に僕らの、底抜けに深い
ふかいかなしみが伝って
 犬がこたえる
 靴が家出 ....
 手のひらになじんだ約束は 紅茶が来る前に冷めてしまった
 切り刻まれた家族写真 バス停のベンチの下に散らばって
 あつめても元に戻らない 砂塵舞う風に消えた


  ....
かってのストイックなルールは単に惰性に過ぎなかったのだと想っ
てみるかっての清らかな決断はただの逃避に過ぎなかったのだと呟
いてみる美しいものたちをくさして泥水に叩き込みそうしてふふふ
と笑って ....
ドロい油にまみれてマーブルチョコ漂うよ

アレとアレとアレとアレ
食べなくてもよかったな

歪んだ角砂糖も黒い雨に打たれてる

アレとアレとアレとアレ
食べなくてもよかったな


 ....
あの頃、僕らの口癖は
「何かいいことないかなぁ」
規則だらけの学校が終わると
結局いつものゲーセンで
そんな言葉を呟いている

誰か一人が口にすると
それはたちまち仲間達に伝播して
誰 ....
君との約束 前の夜
うれしすぎて 眠れない

君を見つけた瞬間に
夢の中に落っこちた

笑ってないで 早く助けて
きっと楽しいから


君と一緒に食べたくて
作ったケーキ 数えき ....
            

 被害妄想のために
 恋人を殴って
 流れた血を見たら
 おれは生きてる気がした
 これがおれのやりたかったことだ
 やっと見つかった
 天職を ....
ぼくは詩人

見えないものが見えるとき
それは美への認識

今日もまた

朝の散歩をしていると
風車に出会いました

無下に野原に落ちていたので
手ですくい上げて
風の吹く方向 ....
あなたが
海辺の砂に横たわって
その乳房をわずかに星が象っていた時
僕はただ
少しの影さえも見のがすまいと
シャッターを切りつづけた
星はうるさいほどで
波の音さえ聞こえなかった

 ....
UFOをみたわ
妻がいうのを
信じてあげたいので信じる信じれば
信じよ
たとえそれが
なすびの形をしていたとしても

こたつのなかで
足の指で会話してたのは
ケンカしたての若い頃
 ....
嬉しい時も
悲しい時も
ずっと見上げてきた 空

空を見上げてると どこへでも行ける気がする
空を見上げてると なんだかわくわくする
空を見上げてると 心が真っ直ぐになれる

ぽっかり ....
いつも信じてくれて 助けてくれて 見守ってくれて
何もしてあげられないのに
何でもしてくれて

二人が元気で二人で居てくれることに
何よりも感謝していて

二人の笑顔が大好きで
あたた ....
 嵐の去った大地に
 若い芽が顔を出す

 その生命
 その希望

 絶えることなく続く命のバトンリレー
 僕達もそのサークルの中で生きている

 さぁ 手を伸ばせ
 さぁ 心 ....
ホントの詩を語りに
風のなか 集まろう
みんなが いっせいに
この指 つかんだので
ぽっきり 折れちゃった
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
歪み亜枷るい006/4/29 16:12
葉leaf506/4/29 16:05
ねこねこ暗闇れもん1*06/4/29 14:54
こんな僕は僕じゃないこめ506/4/29 14:38
ぽえむ君−綿毛−ぽえむ君6*06/4/29 13:57
秘恋慕(かくれんぼ)椎名乃逢3*06/4/29 13:23
6:20至12:23 清潔な光の設計六崎杏介3*06/4/29 12:41
オバケちゃんへモリマサ公15*06/4/29 11:50
マジっすか?山崎 風雅1*06/4/29 11:02
絶対領域[group]AB(なかほ...606/4/29 10:55
ガラスの海阿麻18*06/4/29 10:31
くい砂木3*06/4/29 9:01
絆創膏から滲む私美味1*06/4/29 8:48
いのちの荒野—不毛の夏前田ふむふむ11*06/4/29 7:50
もうちょっとなんですベンジャミン6*06/4/29 7:30
ヤギ2*06/4/29 1:58
壜笛便乗鴎3*06/4/29 1:19
斜線の雨カンチェルス...506/4/29 1:11
ただ寂しいだけの楽園に閉じ篭もっている駝鳥206/4/29 1:06
大量消費[group]アサリナ3*06/4/29 0:55
あの頃の口癖快晴3*06/4/29 0:50
クリーム仕立てアサリナ3*06/4/29 0:47
生身の人間カンチェルス...406/4/29 0:13
ぽえむ君−緑風−ぽえむ君5*06/4/28 23:58
星の刻印ノボル206/4/28 23:56
UFOZUZU806/4/28 23:37
空を見上げてSky3*06/4/28 23:08
大好きな二人へ1*06/4/28 23:06
隠居者山崎 風雅4*06/4/28 22:17
そろもん(集会の話}みつべえ606/4/28 21:46

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