二〇二〇年三月一日 「夢」


 けさ見た夢。10人くらいの男女がいて、ひとりの男が女の頭に大きな岩をぶつけて殺そうとしている。べつの男がナイフをもっていて、ぼくのほうに近づいて腕を刺したところ ....
雨をふらすようにわらうから
雨乞いのように
見ていたんでしょう

でも、春だから
軽率に片付けてゆきます


{引用=
みじめなあたたかさだった
うしなわれる可能性について考えると ....
コンクリに黒い蝶々が座ってた
へんに接着剤の匂いのする雨上がりの水を吸って
閉じたり、開いたり
翅は日陰と同化して
ファインダーに写らない
川の、
先週までは、桜が膜を張ってたとこに今は
 ....
いつかふしあわせが うわばみのように


あなたをのみこんだとしても











ぼくらみんなで
たすけに ....
気がつくと
わたし
誘蛾灯でした

あなたがやってくる
くらい小部屋の
軒先の放電
あなたがたの
したたかな逢瀬を
確かめる燐光となって

窓べから窓べ
枯れ井戸をさまよい
 ....
女性器を眺めたあとに人権を叫ぶ男のあさましきかな 高橋お伝

千羽鶴「折ってください」ゴザ敷いて虚しく叫んだ青春の日々 佐々木禎子

活動家いちご白書をもう一度樺美智子がジャンヌダルク ....
{引用=他人の勧め}
すべて他人
それがいい
他人にはやさしく
他人には親切に
甘えず礼儀正しく
家族恋人友達
いらないなにも
欲しくない
世界は他人
旅人のように
景色の片隅に ....
底が浅い童心に感じている、ただひたすらの潤色。白く露わになる、
積み木を重ねては潰す、みさかいのサイコロをあげる。肉づいた墓に従う。
けらけらとわらっている朧雲は錦糸、赤い姉とあいする、
ぬめぬ ....
人が
歩いている

曇天の街を

霊性がそこいらを
飛び交っている

初夏の清々しさだ

たましいは求めている

この辺境の街角から
自由に飛翔する
その時を

時はや ....
過去も未来も大事
だから今を大事にしよう
いろいろあるけど
みんなへ
ありがとうございます




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
こんな侵略をやってしまって
戦争犯罪と断じられてしまったからには

24年の選挙で
5選を狙うのはもちろん

プーチンは死ぬまで
大統領を続けるつもりだろう

なぜなら
選挙に負け ....
○「適応」
暑い日は暑い日のように
寒い日は寒い日のように
雨の日は雨の日のように
風の日は風の日のように
暮らしていかなければならない

○「大義名分」
プーチンも正義のための戦いで ....
 どうしてここに一枚あるの

 桜の花びらが一枚部屋に

 並木の桜は散り始め

 清掃作業で忙しい日々

 運んできた認識はないけれども

 付いてきてくれた幸運な花びらかも ....
人間の優先度は
衣食住の順と思っていたが
サバイバルの達人は
住食衣の順だと言う

ホームレスだって
寝床レスではない
身を守って眠るということが
一番大事なのだ
どんなに不幸であっ ....
舞い降りて来る
舞い上がり
舞い降りて来る
喜びの翼が
明るい陽射しに照り映え
二重三重に輪郭を揺らしながら

救いの天使よ、
今日こそ歓喜に打ち震え
私たちの日々の無力を
吐 ....
街の灯が、ダイヤモンドの高潔を
つらぬきとおせばカッコ良いのに。

飛んで虫。ふところに入る、ちょっと待て、
虫は嫌い!てか怖いんだよォー!

遊びでね、大大阪(だいおおさか)のミ ....
晴れている

ぽかんぽかんと
晴れている

飛行機雲が伸びていく
遥かな航跡が光っている

沈黙に世界は覆われて
青い青い沈黙に

今世界は覆われて

わたしにできることはな ....
○「諸刃の剣」
ふだん何気なく使っている言葉だが
言葉で人を殺すこともできる
言葉で人を生かすこともできる

○「今」
年寄りは
今を楽しむしかない
明日はわからぬ身なれば

○「 ....
何もない画面に向かって
キーボードの文字を打つ
指先だけからおれが生まれる
生まれ変わる、何度でも いつでも
海に沈めたグラスの中の水
青空に掲げて陽に透かして見る
輝いた 
揺れて輝く ....
たそがれよいときこころも濡れる

あおぞらゆく春みあげて歩く

うたをうたって笑うあなたの

しあわせいろのみらいが視える

この街いっぱいおれんじそまった

空からき ....
X線

囀り

翡翠
季節を食べ終えて妖精は床下に眠る

たてものの屋上から見える木
その枝の集まりにはカラスが眠る
昼間、子供たちに小石を投げつけられたのだ
ときおりの短い夢にぶるっと身震いしながら眠る ....
ものごとを
裏から
或いは斜めから見る
それは俗にいう
「ひねくれた見方」で
良くないことのように思える
しかし、この嘘と建前で
塗り固められて
真実に少しも近づけない現在では
一万 ....
知恵が足りない線路上の進み具合は怖いと云う、

立ち止まってこたえを、
その黄金律、そっと顔を上げる。

地道に取り片づける生理現象は、
泥を固めているのか。
撫で摩る、と刺青の、風のよ ....
言いたかったこと
言えなかったこと

音を持つ前に
雨に戻して
あなたの頬を
優しく歩きたい

そっと拭う仕草で
嫌われても
透明な傷跡に
責任を持ちたくて

もうとっくに
 ....
抜けるような
美しさが
花開き
時が経過する
微かに
彼女の息遣い
ふるまわれる
原色の舞い
高揚し
忘却して
上昇する
下降する
もう一つの朝
もう一つの夜
もう一つの可 ....
遠くからでも
桜だと分かるぐらい
よく目立つ

窓から見える街並み
桜が春の良い所教えてくれる

風に運ばれてくる薫り
今に染み込み華やかにする

桜が多い地区
魅力的な街に
 ....
何回でも
繰り返し言います。
今日も無事に
私は一日を
終えられた
と手を合わし目をつむり
ありがとうさま
と。何かを忘れても

あの人が居なくなってからも
いえ むしろ
あの人 ....
降り続いていた雨が止み
今日は薄日が射している
おまけにうっすらあったかい
おれは胸いっぱいの共感に
包まれ街に入っていく

街では陽気なコーラスが
もうひっきりなしに響いていて
老婆 ....
とうとう世界を飲み干しつくし
おもてと裏がひっくり返った
夜の真ん中渇きにあえいで
おのれの尾っぽに喰らいつく
うわばみ
うわばみ
おまえのからだは門になった
無限につながる扉になった
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
詩の日めくり 二〇二〇年三月一日─三十一日田中宏輔13*22/4/25 1:05
簑田伶子5*22/4/25 0:48
青天凪目022/4/25 0:45
シング・シング・シングTAT022/4/24 23:06
気がつくとsoft_m...022/4/24 22:30
憑依簡易版、大切なのはその先にあるもの足立らどみ3*22/4/24 20:42
この春は地獄からやって来たただのみきや1*22/4/24 15:12
訪うたあらい022/4/24 13:31
黄金ひだかたけし3*22/4/24 12:52
※五行歌「今を大事に」こしごえ1*22/4/24 10:56
プーチンが恐れるものst222/4/24 8:48
独り言4.24zenyam...1*22/4/24 7:30
桜の花びらが一枚なぜ佐白光2*22/4/24 0:59
取り外しができる睡眠イオン1*22/4/23 22:55
Let Downひだかたけし322/4/23 19:07
けっきょくは《恋棄て》られなかったやつのうた秋葉竹022/4/23 14:20
ひだかたけし4*22/4/23 13:30
独り言4.23zenyam...0*22/4/23 11:11
落とし物ゼッケン122/4/23 10:30
たそがれおれんじ秋葉竹022/4/23 8:54
令和4年4月23日(土)みじんこ022/4/23 5:47
星の観察14*22/4/23 5:10
斜めから裏から花形新次122/4/22 20:49
ターミナルあらい122/4/22 20:18
RAINミナト 螢322/4/22 19:17
ひとり(改訂)ひだかたけし7*22/4/22 19:13
桜が満開夏川ゆう222/4/22 18:14
何かを忘れてもこしごえ1*22/4/22 16:50
雨上がりの街角ひだかたけし4*22/4/22 12:20
うわばみと星座売り凪目122/4/22 10:29

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