目が覚めた

まるで機械仕掛け

無機的な朝食

拭い去ることの出来ない憂鬱

プラスティックみたいな表情

誰かの

君の

そして

きっと僕の

僕はいったい ....
夜はどんなに暗くても
わずかな光を失うことはなく

たとえば混沌を鎮めるために喜怒哀楽があるように
生き物もそうでないものも
みなわずかな明るさを忘れない


銀河に浮かぶ星々は
途方もなく大きな輪を ....
 ガチれ バトれ 潰して壊せ
 始めましては苦手でございましょ
 押忍VS押忍の雄バトル所望でしょ
 滅すVS滅すの雌バトル所望でしょ

 話は早い 試合は居合い 即・発・斬
 どっちが強 ....
 まだ少しひんやりす深夜の公園に吸い込まれるように出向いた
 暗く街灯のともらぬ疏水沿いを誰にも会わずに眠れないので来てしまった

 疏水の流れる様を見て流れるスピードに合わせて歩いてきた 
 ....
忘れる前に振り向いて
氾濫した川に飲み込ませて流させて
嗚呼 今日は月が明るい
だなんて呑気に呟く場合じゃない
鋭い眼光で凝視して

無駄な笑いは捨てましょう
胡蝶蘭でも何でもない
そ ....
今日も太陽が落ちていく


いつものように


今日も帰宅ラッシュに揉まれながら


帰って行く


いつものように


繰り返しの毎日に疲れて


居場所を無くし ....
小さい、部屋。手を伸ばせば窓になれるし、空を少し撫でることだって、出来る。秋がくる、それまでにまだ、これほどの空気の壁が出来ていて。目を閉じても、耳を塞いでも、短い呼吸で手を伸ばせば、僕らは寄り掛かる .... きよらかな恥辱を
浪費して
おしまいに
わたしよ わたし
薔薇と咲け
「だから開いちゃダメなのに」

もうそこに何が描いてあったかわからない

なにか、素敵なものだった気がする

夜がすっかり落ち着いた頃

誰にも見られないように ひっそりと

絵も ....
狭苦しい世界から
こぼれ落ちてしまいそうに
鳥は横切っていく

この胸をしめつける病なのか
握った手のひらを湿らせるだけで
つたうものぬぐいもせず

鳥よ、名も知らぬ猛禽よ
あいつの ....
せっかくお風呂に入ったのに
自分のからだがすっかり無くなっていた
どこかに忘れてきたにちがいないけど
いくら思い出そうとしても
ここにいた時には確かにあった
という自信がもてない
 ....
ぼくは詩人

今は昔の話となってしまったが
と言える自分もまた自分

今日もまた

朝の散歩をしていると
青年に出会いました

若々しいその姿は
自信に満ち溢れていました

 ....
いつもとおる道。
あるいていると。
道のはしにうめの木がある。
まるでおじぞうさんのように。
ぜんぜんかわらない。


次の朝いつもとおる道をあるいてみた。
うめにつぼみができている。 ....
それは
濡れた樹々の梢に透かし見た
緑の扉
明るい庭先のその扉を夢見る
光と影を刻み憧れにたたずんで
あるいは移り変わる街の喧騒の中に
待ちくたびれて
人知れず錆びついていたあの扉
そ ....
嫉妬の炎が メラメラ!
メラメラ! メラメラ!

あいつが あの子と
ア・ル・イ・テ・ル
いったい なんなの
くやしいわ アア
嫉妬の炎が メラメラ!

嫉妬の炎が メラメラ!
 ....
 忙しく行き交う電車
 その車窓から見る景色は
 瑞々しい緑に栄えているのに
 僕の瞳には虚ろに映るのは何故だろう

 行き先案内のない我が行路
 人々はただの虚像にしか写らなくて

 ....
窓辺に鳥籠
君に届け
手を伸ばす
モノクロの空

いつか
僕は
事故で
死ぬだろう
そう
遺言
しておこう
いつか
君が
流すであろう
涙を
今のうちに
見ておきたか ....
開演はまだか?って 深呼吸しながら微笑む
始まりは朝日と同じ 夢の時間は もう終わり
この年にして主役に抜擢 人生捨てたもんじゃない

図々しく現実は肩を重くする たまに優しく手招きして
ま ....
歌舞伎役者は
立っているだけで美しい
その凛とした立ち姿は
長い鍛錬の賜物だ

私の言葉よ
おまえは立っているか?
インターネットの言葉の荒野で
おまえは立っているか?  ....
あなたは幸福ですか?
あたしは幸福です

あたしはいれたての珈琲の香りを楽しんでいます
ずっと昔に録音されたうつくしい音を楽しんでいます
江戸時代に記録されたルポルタージュを楽しんでいま ....
久しぶりにつけようと思ったのに
君と別れてから六日目の夜に
ピアスの穴が塞がった。

そういえば君がいつも僕に贈るのは
ピアスだったな
と、
そのとき初めて思い出した。




 ....
女は いらない 男共々 土に 埋まり 花を 咲かせるのだ
貧女が 老女が 私を 癒す事はない

新しい 時代の 先駆けと なるのが 女なのは 分かるので
花を 咲かす 土地から 土地へと 埋も ....
 眠りから覚めると真っ白い世界が待っていた
 黄金週間の真っ只中
 僕には予定なんかありゃしない
 
 こんなに神々しい日においてけぼり
 こんなに喜びに満ちた日に喜びを感じない

 い ....
一杯のレモン水が
少女の潔い清らかさを崩壊させる
振り払ったはずの
輪切りする手のぬくもりを
思い出す指が水滴に濡れて

この苦悩は
億千と繋がる母らのつらみ
そうであるなら耐えてみせ ....
ただひとことの言葉を
決して口にはしない貴方は
優しいだけのふりでいつも
私のこころを{ルビ抉=えぐ}るばかり

このままでいて。
変わりたくない。
どうして私じゃいけないの?
はぐら ....
僕たちの住む世界には
沢山のものが溢れ過ぎて
何を選べばいいのか判らない
手に取っては捨てて
また違うものを探して歩く

どれも輝いて煌いて
何も劣ってはいないのに
この中から一つだけ ....
寂しさは忘れてしまえる
それが怖くて 怖くて

犬を撫でていると
怯えた体が小さくなっていって
首輪の鈴になります

だから寂しくなかった

一人で生きていけることを知ったとき
夜 ....






風 風

風 風

華 華 華

華 華

雲 雲 雲

拙い流れ

流れ

弱い流れ

誰もが

気づかない

水 水 水

 ....
Scene-1 ワンナイトスタンド


吸いかけのセーラム・ピアニッシモ
「お先にどうぞ」はシャワールームに消えて
枕の下に隠した明るい家族計画は
LLサイズの見果てぬ夢
渇いた二人の身 ....
ぼくは詩人

幸せは時代によって
人によって大きく異なるもの

今日もまた

朝の散歩をしていると
無人販売所に出会いました

百葉箱みたいなものに
たくさんの野菜が入れてあって ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
月曜の朝ジム・プリマ...2*06/5/6 6:43
銀河の海ベンジャミン4*06/5/6 3:30
挨拶影山影司206/5/6 3:00
深夜の公園山崎 風雅2*06/5/6 2:54
それはいつか消えゆくのだから春日響1+06/5/6 2:11
なんにもない大城 小町006/5/6 0:32
明日、いつも通りに霜天606/5/6 0:16
そろもん(エピローグの話)みつべえ206/5/5 23:39
無音の絵本の話夕凪ここあ3*06/5/5 23:28
鳥瞰図、私の胸にたりぽん(大...13*06/5/5 22:55
からだたもつ9*06/5/5 22:48
ぽえむ君−今昔−ぽえむ君7*06/5/5 22:35
うめの花昏(ヤッカ)3*06/5/5 22:29
緑の扉[group]石瀬琳々17*06/5/5 21:12
嫉妬の炎が、メラメラ!日雇いくん◆...1*06/5/5 21:05
寂しさはとまらない山崎 風雅7*06/5/5 19:17
Bird cageケンタロウ306/5/5 18:43
H E R O[group]蒼穹1*06/5/5 18:31
詩論以前[group]佐々宝砂12+*06/5/5 17:38
幸福論[group]5*06/5/5 17:33
ピアスなるせ006/5/5 15:14
貧女奥津 強2*06/5/5 14:51
暇なんだろう?山崎 風雅4*06/5/5 14:17
少女かや6*06/5/5 13:17
甘美幻想[group]和歌こゆみ306/5/5 12:49
氾濫AKiHiC...406/5/5 11:52
寂しさ[group]佐藤伊織4*06/5/5 11:33
春の渚ジム・プリマ...106/5/5 10:54
Forget-me-not (GW Special Vers ...恋月 ぴの12*06/5/5 10:24
ぽえむ君−花橘−ぽえむ君9*06/5/5 10:06

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