{引用=犬も食わぬ だとしても ただ己の生前供養として
またも雑多な感傷を一つの籠に盛り合わせてみる
秋を想わざるを得ない日 繰り返される儀式として}


{引用=ひとつの面差し}
睦まじ ....
八月と九月のあいだで
あなたは映画を観ている
王子様が貧乏な娘を幸せにするという
映画を観ている
しらない主人公が
しらない物語のなかで
愛してる! と叫び
あなたはそれを
黙って見つ ....
自称詩人における
コロナ感染率が
厚生労働省から発表されたが
何と、0.00000002%だというのだ!
WHOもこの結果に注目していて
自称詩人を捕らえて解剖し
その要因を突き止めようと ....
今日ワクチン接種二回目
るんるん気分にはなれない

副反応予想は
発熱倦怠感

1回目はちまたの噂通り
接種した方の腕の痛み凄かった

予約した病院の看護婦さん
白衣の下着透けてた ....
喜び歌へ 死が蔓延している!
滅びの時は もう間近
我らの苦労が 報われる
我らの忍耐が 報われる
{ルビ炎の時=はるまげどん}は もう間近

伝えよう 伝えよう 死を恐れずに伝えよう
 ....
夏からバトンを受け取って
秋がゆっくりと歩み始めたら

太陽や青空
そして雲や風たちがニコニコと

大空いっぱいに広がる秋に
微笑みかける


やぁ久しぶりだね


太陽が ....
 声を聞くだけでも

 眼差しを感じるだけでも

 後ろ姿を見るだけでも

 落ちる時は落ちてしまう

 制御不能の動揺が

 かけがえのないものと気づければ

 正面から ....
拝啓 お元気ですか?
私は今看護学校に通ってます。
でも今めちゃくちゃ後悔しています。
出来たら普通の中年として存在していたかった。
看護師なんか目指さなくてもいい人生を前半から生きていたなら ....
なんだかな、すべてが見えてしまって、底ついてしまって、メダカの中の一匹の生徒としての価値もなくさ迷っているような、浅はかな命で、名前もなく浮かんでいるなのような居所の無さを抱え、土日を迎えるやりきれな .... 夏を少し残しつつ
暑さを残しつつ
九月の世界が広がっている

過ごし易さを感じながら
好きなように過ごす

街の雰囲気は
秋へと急ぎ足で
夏から離れていく

散歩する時間が長くな ....
小学生のころ一度、田舎の学校に転校した

転校して間もないころ、教室に一人で居たら

開け放していた窓のカーテンが風で膨らんで

担任の机に置いてあった花瓶が割れた

後で花瓶が何故、 ....
花の匂い まちの匂い 文の匂い
というものに
あこがれて 今でも
色色なものに なってみますが
わたしには今でも
秋の夕暮の忘れもの、
雨ざらしの古い花瓶、
それとも何も書かれて ....
話しそびれてしまって浅い水路で風がわらう


ぼくたちのてのひらで火傷した蛙の


フリーズと


ラケットを肩にかけた生徒たちが


それぞれの家に帰る


ざ ....
待っていた

あの日
あの場所
あの人

















娘達はそれぞれの朝を淡々とこなし
不可解な冗句に化身し消えてしまう






え ....
外界があるのに
自分だけに関わり
ひたすら孤独な創造作業をしていかなければならない
彼方から打ち寄せてきた世界を
創造して 創造して
内的な孤独に没頭する
宇宙の闇の時間、
宇宙の真夜中 ....
その昔
トレイシー・ローズの
ポルノビデオを見て
初めて二穴同時攻め
という行為を知り
衝撃を受けた私は
何となく
二兎を追う者は一兎をも得ず
と虎穴に入らずんば虎児を得ず
を合体さ ....
○「気持ち」
愛があれば
気持ちまでわかる
愛があれば
愛猫や愛犬の気持ちまでわかる

○「変わらない心」
嵐がきても
変わらない心こそ
愛という

○「生きる」
世の中には
 ....
ああ 神よ お待ちください どうかどうか
彼等は間に合わなかった そうなのですか
私には信じられない そんなことは
彼等を止めてください 彼等は
彼等は自分が誰を踏みつけているのか
分かって ....
AM03:09
開けるべき扉を失くした鍵が
中空で揺れている

意識に垂れ込める
半透明の暗い流体

AM04:23
中空の鍵は
かぼそい声で祈っている

薄紫の波が
幾枚か水 ....
閉塞してはいけない
開脚もしてはならない

同じ条件のなかでプログラムするならば
遁走する豚の尻を追わなければならない

複雑なきみはミニマムな自己を取得したかい
僕はきみをいつ ....
なれなかった
ワル
優等生

出来なかった
トンがる
はみだす

届かなかった
栄光
成功

ツカんだ
しあわせ
スーパーで11円の麩菓子を
一つだけ買って
ポケットに入れたおいたレジ袋に
製氷機の氷をもらって帰る
スーパーの駐車場の車に乗り込んで
マスクを外して
車の窓を開けたら
雨が降りだした
 ....
天国で切れた糸が
ピアノみたいに
足を踏む

痛くはないけど
指に宝石を
残したりして

拭えない夢が
きらきらと光る

運命とは違う色の糸を
選んでしまったから
繋がってい ....
マスクの上の
おまえの瞳に
俺が映っている

おまえの瞳に牽かれているのか
自分の姿が気になっているのか
俺にはもう分からない

ただ、おまえが
俺を見ていることだけは
確かだ
 ....
やみくもに生を渇望し
容易く壊れてしまう
望みを重ねて
今日を凌ぐ
イザベラ、君は今、
何をして、何を想っている
遥かな首都ソフィアと
猥雑な地方都市、新居浜に
隔てられているけど
 ....
詩人に嫉妬して咄嗟に拒絶した


同じ人間と思えなくて思いたくなくて
深く関わっちゃだめだ
人生を壊される
笑うけど本気でそう思ったし
教室の席でじっと教科書を眺めながら 生まれ ....
誓い
永遠約束


忘却

雲散霧消
{ルビその日こそ=ディーエス・イレ} {ルビたみの怒りの日=ディーエス・イラ}!
悪徳なるもの 全て裁かれ 炎の中!

我らは憩う かみの庭
食卓を囲み笑う 感謝の中
利権に血迷う 金の亡者 ....
めっきり朝晩が冷え始め

気づいたら
平面的に見えていた街全体が

いつの間にか
深い立体感とコントラストを増してきて

遠景はどこまでもクッキリと
見えるようになってきた

太 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
傷んだ果実の盛り合わせただのみきや3*21/9/11 12:46
おとぎ話は、いつ始まって、誰が書いて、誰が演じて、そしてなぜ ...パワフルぽっ...121/9/11 10:52
自称詩人とコロナ花形新次121/9/11 8:24
多分たぶんウルトラセブンこたきひろし921/9/11 5:21
エゴ・エリスⅢ 私は死の陰の谷を歩むとも災いを恐れません 貴 ...[group]PAULA0...021/9/11 4:37
秋がゆっくりとst321/9/11 3:54
佐白光021/9/11 1:35
手紙杏っ子6*21/9/10 23:39
看護学校日めくりカレンダー9月10日121/9/10 23:25
九月を楽しむ夏川ゆう121/9/10 19:42
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あこがれはるな421/9/10 17:08
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