そんなわけにゃー
あたりまえにゃー
にくー
にくー
たんすいかぶつー
おくれっをくれっ
むにゅむにゅ
(肉喰らう音)
ベジタリニャンは草食動物?
ミーはミックス(雑種)の、ミ。
ミ ....
目から鱗が落ちた
魚類ヒト科僕
だったのかなんて
泳げもしないくせに
死んだ魚の目は透明に濁って
魚屋には同類の眼差しが並んでいる
なぜ猫は魚を好むのか
の謎を解き明かそうと
繰り返し ....
もしこの世に愛が無かったら
何とも味気ない世界であったろう
もしこの世に性が無かったら
皆が生きて行く希望がないだろう
子孫繁栄の為に
交尾をして遺伝子を組換える
そして新しい環境に適 ....
天使の絵が描かれたキャラメルの箱に おれは
さそりを仕込んで男の子に渡す
男の子はキャラメルの箱の天使にそっくりで
おじさん、ありがとうとおれに礼を言った おれは
立てた人差し指を左右に三度振 ....
生き様を考え
自然の中に溶け込み
あるいは
人のぬくもり抱かれて
限りある人生に
明かりを見つけよう
言霊という手段を使って
あらゆる物に命を吹き込む
それは尊い ....
あかりはどこまでもつづいてる
にじんでくっついたよ
ぼくのいえ
うすいひふにうすくないふできれめをいれて
そのなかにうすいみずたまり
すきとおっていて
やわらかくて
まるでひとのこころ
カーテンのすきまから
ひかりがみえる
てまねきしてるかのように
ちゅうにかえることをさとしてるかのように
天使でもないのに
とぶまねをしてみたかったの
五月半ばの空は晴れ渡り
真っ暗な空に星と太陽が並んで光る
という風景を見るためには
大気をすべて消去する必要があるけど
そこまで無理することないわ
面倒だから五月闇で充分
まだらに曇る空か ....
紫煙揺らぐ萎びた一室に
それはある
アタラクシアと呼べるものではなくて
いったい何やねんと
問われると困惑して
その部屋の四隅にぼくを設置して
震えるのです
出来ることなら
愛は永遠が良い
痛みは ちくり だけがいい
悲しみは洗い流せれば良い
笑うのはあなたと一緒がいい
リストカットならもうやめたい
夜の明ける色を信じていたい
....
雨の
始めの
ひと粒
ふた粒
私だけに
与えられた
もののように
この頬を濡らす
あなたの指先に
近い温度で
時と時との狭間には
置き去りにされているものがある
心と心の狭間には
忘れられているものがある
絆と絆の狭間には
隠れているものがある
希望と希望の狭間には
空けてはならない ....
点滅する少女は
望遠鏡をかかげて
現実と空想
切り取り方を気にしてる
そっと
指を放ったり
明日は雨
かさをもって
来ていない
はだしで歩く
この星ぞら
意地悪な神様をこの手で殴りたかった
でも彼は毎日お祈りお願いしているのだ
神様 どうか彼女を救って!
あたしは膝を見るしかない
拳を硬くしているしかない
彼はとても誠実な人間である
あ ....
不安な時、いつも君がいてくれる。
悲しい時、いつも君が笑かせてくれる。
苦しい時、いつも君が癒してくれる。
迷っている時、いつも君が救ってくれる。
泣きたい時、いつも君のぬくもりを感じられた。 ....
空の行先を見つめ
夜の晴れ間を歩む者たち
道をかすめる光に目ざめた
灰緑色の羽虫の群れ
傷のあたたかさにすがりつく
繰り返される雨のなかに
妨げの意志が隠されている ....
ねぇ、愛されるってどんな感じと
黒髪のあなたはそう呟いた
歳が離れていること
黒髪を短く切りそろえていること
黒猫があなたに懐いていたこと
年老いた両親と共に荒れ果てたゴミ屋敷に住んでい ....
色とりどりの花片の散り敷かれた舗道は
華やかな体面をたもちながら
苛立ちを隠しきれずに風を待つ
永遠に灰色であることはささやかな安穏
たとえ幾千もの足に踏み入られても
艶麗である ....
お母さんへ
お母さん、今日は母の日です。
だから、ちょっと真剣に手紙を書こうと思います。
まずは、いつもいつも家事ご苦労様です。そして、ありがとう。
私はいつもお母さんを怒らせてばかり ....
何もないこの僕でも生きろというならば
一体何を目的としてゆけばいいのだろう。
大切なものが何かわからないこの僕に
”大切なモノを探せ”なんて無理なコト。
でも一つだけわかっているコトがある ....
君を連れて歩く練習をしなくちゃ
幸せのカタチは人それぞれ
公園の時計に負けぬよう
だけど雨はやっぱり 冷たくて
白いシャツが透ける風を闇に舞う砂
中身はあまり必要ない
星のそばを通 ....
王子様がお姫様になった時
ライオンはがおうと吼えた
魚が美味しいのが唯一の国
生臭くはない
ライオンは魚が好きではないのであいまい
がおう
賛否両論も面倒だ
幸せになればいいではないか
....
拝啓
今日も空は青いです
嫌にになるくらい
青い青い
拝啓
お返事まだですか
もういくにちたつでしょうか
体にお気をつけて
さよなら
ねぇ白やぎさん
書きかけた想い ....
傘を持つ手では君の手は握れない
君は僕の右腕に左腕を絡ませて寄り添った
ちょっとくすぐったくて恥ずかしい
そんな些細な幸せが大切だと最近になって分かった
上野動物園 あいにくの雨だけど
....
在る筈のない痕跡を
見つけた気になる度に
流れる記憶の向こう側で
忘れてた笑顔を思い出す
振り返っても戻らないのは
決して時間だけじゃなくて
僕が君を覚えていて
ふとした瞬間に蘇る記 ....
かたく編みこまれた織物を 気の遠くなるような深呼吸とともに ゆっくりとほぐしてはゆけないだろうか ....
息を吸って
息を吐く
そんな簡単なことが
あなたは
出来ない
笑いあう
謝る
手を振る
おじぎする
そんな
簡単なこと
(わしの仲間は
(戦争で
(みんな死んだ
....
思考しないで
感じるんだ
ほんとうは下品なことば
見えもしない存在の
暗い四つ角を挑発して
あなたが寝転んだソファー
私が求めていたものは
上空に浮かぶ島
ただ届かないだけで
....
ぼくは詩人
存在というものが存在する限り
無もまた存在する
今日もまた
朝の散歩をしていると
不思議なものに出会いました
光のような
ガスのような
音のような
何 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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