いつか見えなくなる希望の光に
昨日まで見えていたはずの僕らの
足跡は砂嵐に巻き込まれて消えていった
はじけた涙の湖が
ゆっくりと波を立てながらながれてく
言葉に出来ない思 ....
蛍の乱舞も終わり
蛙の鳴き声が
闇に響く 里山
闇の向こうは
華やかな都会の光が
人々を惑わす
未来が視えにくい 今
なにかにすがりたくても
それさえ 見出せず
....
花が開いた
鳥が鳴いた
風に吹かれ
月夜に飲む
今宵の酒は美味い。
心は無心
時の流れを涙し
体は軽い
人が信じてくれた
忘れかけていたものを
思い出させてくれた
{ルビ ....
目が覚めれば
病院と呼ばれる場所に寝ていて
(それでも私は他の人と話すことも許されない部屋の中で)
一番初めに想ったことといえば
あなたに電話しなきゃ
ということで、それはもう叶わない部屋の ....
静まりかえった丘のひだ
一年のうち最も紫外線が強いという水無月
太陽は鮮やかなかげをつくる
昼下がり
のどかに ....
少年
凶悪犯罪
不思議に思う大人達
いじめ
引きこもり
表面だけ見るこの社会
狂ってる 狂ってる
誰もが持つ
心の闇
気付かぬ間に
膨らみ 広がり
あとは
破裂 ....
ぼくは詩を書きたい
変化は気づくか
気づかないかであり
常に必ず何か変化している
今日もまた
朝の散歩をしていると
薄雲に出会いました
空の中を
ゆっくりと通り過ぎてい ....
どれだけの人が喜び 悲しむのだろうか
どれだけの人が生まれ 死んでゆくのだろうか
それは毎日当たり前のように
世界の至る処で起きている
しかも同じ時間 空の下で
僕たちはそれを知って ....
高校生の妹が下校途中に消えて
探しても見つからないから私とお父さんとお母さんはどうしたらいいかわからなくて
でもやっぱりどうしようもないので お腹もすくので
日曜日に家でからくりテレビで無理矢理 ....
悲しみはハープの弦に似ているね
強く弾いた分だけ切ない音がするんだ
眠ることだけ望む夜は
フレンチポップスの明るいやつじゃなくて
溜め息の掠れと憂鬱に塗れた大人な曲を流しておこうよ
気怠さ ....
とうとう動かなくなってしまった
トパーズ色した わたしの鍵
普段持ち歩いているバッグの中で
かさこそ這いまわりながら
わたしの吐き出す
あのひとへの恨みとか辛みとか
どうしようもない思いを ....
1番歌
マーロ・芽ル蝋ve..ウィカ・ス羽ロ-Urなヴァン!
(ポ朱ト・ポ.ruスト!レターの花壇.テ、神曲芸乗リ-if)
亜.ru-トリエ、田園バーミン/gノ油絵具.ノ肢スターの裸婦 ....
壁をへだてた隣人に
その生活を伺いしれない
もどかしさ
完全な存在にはなれぬゆえ
人は一人では生きてゆけぬ
ひとり相撲には飽き飽きした
この世界欲望だけがふくら ....
imagine
想う通りに彼女は
地図を描き大勢の人を生み乱立する街を生やし
たくさんの声に紛れて海に
消えた
ゆらる、君の
なんだろう、ね。覚えたての匂いの尊さ
滑る丘に咲いた ....
そのあと、
乾いたシーツの上に キミがいた。
あかく痛んだ髪が つかの間に そよぐ
涙さえ、冷えた笑い
すぎてゆく からだの 華奢な線。
――ほかに好きな人ができたの
そんな君たち ....
おれの聖なる童貞を、あんなクソ女になどくれてやるものか
おれのはじめての相手は小倉優子と、一万二千年前から決まってるんだ
おれの聖なる童貞を、あんなクソ女などにくれてやるものか
おれのはじめ ....
なにも
もどせない
どこにも
もどれない
じっとしていても
わけの わからないものが
ただ すすんでいて
だれも もどれない
こころ と
よべるものだけが
すすんでしまうも ....
ひとり
オセロをする
黒でも白でも
緑でも青でもいい
ひっくり返す
柱も壁もない家の外では
錆びたネジに
ゆきがしんしん降っている
それは和同開珎と同じくらい
古い時代のネジかも ....
ぼくは詩を書きたい
流れの速い人の世
だからこそ
人に流されない自分がある
今日もまた
朝の散歩をしていると
早瀬に出会いました
曲がった川の外側を
勢いのある流れを見 ....
BPM=120〜130程度で
C D Em A C D Em D
G D Em D
新しい何かを見つけたくて
G D Em D
何時も何 ....
いつもいつも
はっきりした声がきこえるワケないじゃん
いつもいつも
一人で空を見上げてるワケでもないじゃん
いつもいつも
お風呂で一人で泣いてるワケでもないじゃん
いつもいつも
そん ....
その中に夜が入りこんで 機械は夢見た
星空が広がって ひと粒食べるとお菓子の味がして
動物たちのまぼろしが 黒い草原を駆けていった
るりいろ るりいろした オルゴォル
鳴らして ....
君君君 君君君
君君君君君 君君君君君
君君君君君君君 君君君君君君君
君君君君君君君君君君君君君君君君君
君君君君君君君君君君君君君君 ....
1番歌
パr櫛・錯視ill・sa沙羅-双樹?)、楠ノ木々,nガ!
(イップ、射x一譜!午前の蝶r々・触覚ニィ、朗々ロウw!)
胎動ノ街、揚々とls凍てルル3時ha.Nmノ流布すギジ 円 ....
夏にまだ
無防備な肌を
焦がして太陽は
隆起する分厚い雲に
たちまち覆われた
焼けたアスファルトに
水玉の模様を描き始めた
大粒の雨
それもまた
激しさを持て余し
にわかの ....
わたしとおっぱいと
いったいどっちが大事なのよ
って
きみに問い詰められて
じっくり考えてみたんだよ
ぼくがきみと手を繋いでいられない時も
きっときみの傍らには
その手を繋いでく ....
風穴(かざあな)を
生きることに飽きた心臓の中心に風穴を
鮮やかな赤を踊らせる風穴を
人間をつんざいて進む ウタのような
世界を染めて彩る ウタのような
怒涛の如き生命を ....
もっと言葉に まみれよう
ぼくらは いのちが
水から うまれた道を
混沌と清純をつらぬいて
原初の呼吸まで さかのぼる魚です
昼間の暖かさに目を伏せて前を見ないで歩く
そんな君は都会の人々にぶつかり合う
ちっちゃな肩は一度飲まれると探すのに苦労する
聴きなれないメロディーを口ずさむ君
時代に飲まれて消えた純愛歌
....
やさしい気持ちで眠りました
どこにも行かない安心は
しっとりとした夜の闇に似て
ただあなたというつきあかりの下で
音もなく
静かに
眠りました
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