右足の甲に落ちた水滴が
全身のわずかな震えを止めて
律儀な夜は昼となり
見知らぬ今日が明るみにでる

私の琥珀色の影は
夢遊病のような顔つきで
あなたの記憶のどこかに
住 ....
しろい花
きいろい花
むらさきの花

白い作為
黄色い極限
紫の無意識

対象知らず
しるしなき
供花は咲きほだされて

立つ雲
しずかなる
狂歌は所在なく奏でられ
東京は深くなっていく
今こうしている間にも
底なしに流れ込んでいく風に乗せて
僕らは深呼吸が出来るようになっている
そんなふうに、少しずつ思い出しながら
東京は深く、なっていく
君は回答を ....
********

『もしも私が死んだなら』

『心臓は息子に』

『両腕は娘に』

『薬指は妻に』

『唇を弟に』

『耳を妹に』

『そして』

『彼女に』

 ....
とおくで、ウシガエルが鳴いている
ヨシの生える河原に散乱する水音
街灯の明かりがまぶしすぎる
つきよ

空におぼろげに満月
雨を受けるカタチで両手のひらを空に向ける
風のない、こんな晩に ....
100点採って幸せになれるなら いくらでも勉強するさ。 ひとの領分で ないものが
ふりつもる
夢のなかに めざめて
いつまでもいつまでも
砂を かき出している
ふうふうと
息をのぼらせ
この坂道をのぼってゆく
季節は溶解し
逆転し
暗転し
眠るものの肌を焦がした
ふうふうと
息をのぼらせれば
ふうふうと
あえぐ空 または地

(私はあ ....
曲がれば曲がったでそれなりに美しい

完璧な直線にあこがれて狂ったメディアのように

曲がりすぎても歪で使えない心持ち

一方向しか見られないその悲惨な眼力達に

動いて見えれば想像で ....
空気は夏色に染まり
空の青さにも透明が混じると

今年も
『カミナリ玉』
がハシリの時期になった


深緑に走る
黒い稲妻が

球体になって
八百屋に並ぶ

値段は詐欺 ....
 赤い大きな目で
 長い耳で
 常に動く鼻で
 少し長めの前歯で

 君は何を見た
 何を聞いた
 何をかいだ
 何を食べた

 短い一生で
 君が見れなかった、聞けなかった、か ....
ぼくは詩人

どんな願いも自分でしなければ
何も実現しない

今日もまた

夜の散歩をしていると
1つの星に出会いました

まわりの星よりもひときわと輝き
点滅しながら煌いている ....
なぜこんなにも近くに生まれたのだろう
そんなことを思いながら
おやすみ

夢をみるまで
どうかその手は離さないで
夢の中でまた
きみの手を探すから
ぎりぎりの淵まで
どうか離さないで ....
浮気とかもあったみたいでさ                           
東京タワーは家にも寄り付かず                          
家庭を顧みない砂糖が多すぎる牛丼 ....
放った言葉は
宇宙葬
想われた言葉は
さようなら

糸の切れた凧のように
僕は自由ですね

されど
日々は変わらず続き
空の色さえ失っていません

その普遍性に
安堵し
途 ....
汽船はゆるゆると海峡を抜け

青きに染まりやがて見えなくなった

彼女の豊かな髪は潮風にゆれているのだろうか

雲の流れからそれを思えるか…

明日の夜に着く時の雨が

俺だとした ....
どういう縁かは知らなかったけど、ひと夏、おばあさんが家にいた。

でしゃばらない、口数の少ない人だった。

私は小学6年生。すきな人がいて、友達がいて、楽しかった。

「主人は、三男坊 ....
やっていたゲームの電池が切れ

やる気無くした僕は

ペーパーナイフのような気持ちが

突き刺さり痛み出した

つまり感情をバクハツさせる

教室でやっているテストなんか意味がない ....
あなた今噛んだでしょう
もっと優しくして頂戴
大事に磨いた
わたしの肌に触れたいなら

順番を間違えては厭
一番目の鍵を頂戴
云わせたら
承知しないわよ

挨拶のように丁寧に
白 ....
見透かした誰かが
ネジを巻いて
僕たち生きていきましょ
背中から声だして

可愛いあの子は
きらきらを手のひらで捕まえて
そっとポケットにしまう

それを見ていたけれど
じょうずだ ....
ぐらぐらと、
煮え立っていた。

ぐらぐらと、
煮え立っていた。

ぐらぐらと、
煮え立っていた。


やかんは、
気が付くと、
空になっておっ ....
晴れた日に
お散歩
ジョギングの人
サツキの花

貴方の笑顔
真っ白な歯
なびく長髪
か弱い貴方

今日はカレーライス
昨日は蒸した豚バラ
シャンプーをしよう
冗談で笑いころ ....
誰かと一緒にいるとあったかい気分になる
誰かと話しているとあったかい気分になる
誰かのそばにいるとあったかい気分になる
誰かにやさしくするとあったかい気分になる
誰かにやさしくされるとあったか ....
いきものが また 死ぬ音が している
いきものが また 生きる音が している

ずしりずしりと 
はじまりが
おわりへと 沈む

ああ 鉛のようだ

ぽとりぽとりと 
おわりから  ....
ぼくは詩を書きたい

人はどんなに不器用でも
自分の道を自分で創らなければならない

今日もまた

朝の散歩をしていると
雲に出会いました

空には雲が流れ
地上には人が流れる
 ....
目覚め始める力を前に
    俺は今の自分の無力さを知るだろう


 太陽に刻み込んだ 誓いのタトゥー


これが消えるまで 俺は君を愛し続ける
  たとえ肉体が朽ち果てようとも
  ....
 くもの巣めぐる早朝

 空気のよどみは少なめで

 梅雨に心濡らしながら。

 夜中、俺の置いてった

 灰皿代わりの酒瓶

 寂しいから見てるよなんてメール

 

  ....
瞼を静かに開ければ見えてくる
瑠璃色の透き通る世界
頭上で渦巻くのは誰かの悲鳴なのか
脳に胸に沁み込んで
痛いのか苦しいのかな生温い風が
僕を包み込み謡う

重力などここにはなくて
足 ....
気持ちのいい言葉とか
  綺麗な言葉たちは
    なかなか友達になってくれなくって

 それに僕にはすこし遠い夢のようで。

だからいつも傍に居てくれる
  なんて事の無い僕の友達に
 ....
一歩前に踏み出した足
 一歩後ろに下がる地面

たぷんと揺れる水
 とぽんと跳ねる金魚

ほらご覧と覗き込む僕
 あら綺麗と覗き込む君

うつむくしかなくて
 うつむくしかなくて
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
幻雨むらさき5*06/6/16 1:45
花の色 雲の影シホ406/6/16 1:33
アンダーグラウンド霜天306/6/16 1:06
そして彼女に眼球を蒸発王9*06/6/16 0:57
hotaru服部聖一206/6/16 0:39
一行で百行分の叫び神音4+06/6/16 0:02
そろもん(苦行の話)みつべえ406/6/15 23:31
地霊岡部淳太郎8*06/6/15 23:31
湾曲シルエッタ/テクノイズム箱犬106/6/15 23:27
カミナリ玉蒸発王9*06/6/15 23:22
あなたに伝える406/6/15 23:10
ぽえむ君−願星−ぽえむ君4*06/6/15 22:54
おやすみなるせ006/6/15 22:40
嫁の夢[group]狩心5*06/6/15 22:11
ネロリのこいふみ藤原有絵16*06/6/15 21:40
草原の草露の雨をdaisak...106/6/15 21:33
幸薄き人の声を逢坂桜5*06/6/15 20:35
レッドマーチこめ806/6/15 19:53
撓るまえに藤原有絵4*06/6/15 19:21
トリック2+*06/6/15 19:14
「 やかん。 」PULL.10*06/6/15 17:21
ジョギングの人ペポパンプ3*06/6/15 16:30
ポカポカmine0*06/6/15 16:24
きみよ ああ 生きてこそ第2の地球206/6/15 13:52
ぽえむ君−流雲−ぽえむ君4*06/6/15 13:33
太陽のタトゥー美夜奈106/6/15 11:33
素直に幸せ206/6/15 6:45
瞼の裏側AKiHiC...006/6/15 4:42
ぼくのばあい[group]プル式2*06/6/15 4:41
金魚[group]6*06/6/15 2:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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