うえではゆらゆらとひかり
あいかわらずきれい ね
 君に我儘を言いました。
一緒にいて、と、言いたくなりました。
だけど、言えません。
好きだからです。

あの、フカフカとユラユラと天の川を流れる、
あたしの心は、君、と思う事はやめようと ....
そこから音が消えてしまうと
彼は言葉で演奏を始めた
語るべき言葉を失う日のことを
ただ、朗々と奏で続ける

少しずつ無理な景色が増えていくと
喪失の夕暮れに出会ってしまう
燃える朝が安く ....
刹那に咲いて散っていく

それは人が作り出した奇跡だ。

一瞬しか生きれないならせめて、消えてしまうまで…

強く… 高く… 大きく… 輝きたい…

その光は人々を包み込み、勇気や希望 ....
【1】

紙やすりで折った千羽鶴が親指を磨り減らします。

潰れた美容院の裏のポリバケツの中に、
いっぱいに詰め込まれた髪の毛の上で、
私の未曾有の裂傷が、
思い出と一緒にランバダを踊り ....
ある日とても落ち込んでいた私に鼻の長い象が話しかけてきた

君は空に継ぎ目があるのに気が付いてしまったのだね

私は空に継ぎ目があるのに気が付いてしまったの

苦しいの

それはすごく ....
男を好きになる度に
彼女の体から火薬の匂いがするの


情熱はジリジリと 
へその下から入り込んできて
体中を燃やして行くのよ
 だから いつも
骨の焼ける匂いのする
彼女の手を ....
ぼくは詩人

他人が無駄と思うのは
その人がその人だからであり
無駄と思うことが無駄である

今日もまた

夜の散歩をしていると
意義に出会いました

詩人は詩を書いて心を満たし ....
縛り付けたいと子供のような駄々をこねているだけ
母に似ていること
それは嬉しくもありどうしようもなく苦しいこと
何か怖いものから母は必死に逃げてきた
理由の無い恐怖が母に安らぎを与えることなく ....
ばったり くまにあいました

くまがあんまり
まっくろいので
ぼくは
なんどもなんども
「めをぎゅっとつぶってあけてみる」
ということをくりかえしました

くまは
どこまでもまっく ....
家の近所に教会があった

私はクリスチャンでは無かったけれど
教会の牧師先生が面白い人で
何故かよく入り浸っていた


教会といっても
見た目は古い日本家屋で
家の一部を改築してでき ....
駅前の商店街で産まれ育った
近くには八幡神社があって
お祭りの時には店の前の広い道路は
歩行者天国になった
ふだん車の往来が激しい道路を歩くと
何だかくすぐったい気持ちになって
誰 ....
陽の光がまぶしい
ドラキュラの生活
クーラーの下
詩を書く

お茶を飲む
テレビを見る
寝転がる
いびきをかく

時だけが徒に
流れる
空しい思いが
通り過ぎる
この路地裏の
アスファルトのひび割れは
どこかの埠頭の 
それと 
似ている

相槌を打ってもらえる筈が
ここにあるのは
頬を刺す風



見上げる雲の隙間から
一筋の光が降 ....
胸が詰まって息ができずに
涙があふれて
わたしは自分の涙で
満ち満ちた水底へ
あっという間に堕ちていく

沈む沈む沈む
深い深い水底へ
ぷくりぷくりと
気泡が昇がり
海面はゆらゆら ....
ぼくは詩を書きたい

小さな自分だから
大きな世界を見ることができる

今日もまた

朝の散歩をしていると
木々や草の葉に出会いました

強い陽射しの光を受けて
梅雨の恵に与えら ....
        火のついたこえが跳び跳ねている
             たそがれどきの小広場
   もう そこには老残が共有できる余地はない
     にびいろのひかりだけをひきずる孤高も
 ....
身だしなみを整えてから来なさい
顔だけは洗いすぎないように
戸締まりはきちんとしなさい
番犬も時には熟睡させてあげて
羊から魚までの間に人を見つけなさい
その人は明らかにネコ科の者に ....
今この瞬間
僕らは忘れてはならない
僕らは記憶し続けなければならない
僕らがキーを叩いているこの指で
銃の引き金を引いている子供がいる
僕らが、アイ、を歌っているこの喉で
ヒトを殺せと叫ん ....
とれたら 放れ

そことれ こことれ
沁みる 眼 ちぎり

爪で つまんだ
黒眼は 舌先

がらんごろん
骨も まだ ある 

黒い毛 
おてての まだぬるい

沁みる黒眼 ....
右?左?
右も左も左も右も 

右?左?
右も左も左も右も もももももも


ラメ 溢れ出すキラキラ
サメ肌つるつるヘ変態
ゆで上がり宝石的蕎麦
ショーケース殺しガラス ....
曇天をかぶって
つらつら歩く
濡れたアスファルトの
匂いに包まれて

暗澹たる世界の
ぐらぐらたぎる地
触れたあしさきの
熱く勢いのある

汗ばむ肌に
風のかがやき
麦秋の黄金 ....
今日電車のホームで君を見たよ。
君は向かいの電車でつまらなそうに
流れる線路を見ていた。

どうしたんだろうと
メールしようかと思ったけど
なんて書いていいのか
分からなくて

閉じ ....
久しぶりに逢ったね。
ひょいっと物陰から出てきたキミ。
いつもの笑顔だった。


少し前から 上手く連絡がとれなくて
毎日 どうしてるのかなって 思ってた


でもキミはいつもの笑顔 ....
 左の胸に手をあててみる
 脈々と鼓動する心臓
 生まれたときから一度も
 絶えることなく続いている
 僕のリズム

 異国に発ったときも
 死にそうなほどなやんだときも
 ずっと僕の ....
突然の通り雨で 乾いた心が潤えばいいのに
突然吹き出した風で このもやもやが吹き飛べばいいのにって
そう思いながら 窓の外をずっと眺めている

笑顔で居たいって思えば思うほど
うまく笑えなく ....
小さな幸せを求めている

可愛い花をみつけたような
あなたの笑顔を見たような
おいしいチョコをほおばったような

そんなちょっとした幸せを☆
 

    カッコウ


  人里に来たカッコウは

  しきりに

  何かを告げようとしているが

  村はあいにく農繁期

  耳をかしてはいられない

  そこ ....
いつもこの歌を唄う時
零れ落ちそうな涙をこらえ
腹の底から喉を震わせている

普段どうしようもなく卑屈で
人に気を遣えないだとか
寒い事しか言わないだとか

馬鹿と呼ばれながら生きて
 ....
夜が明ければ夢の後
大人の世界に
ピーター・パンはもう来ない



『さよならネバーランド』



開け放した窓が
梅雨晴れの日光を引っ張っている


家具を無くした部屋は ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
そこki106/6/23 1:28
 フカフカとユラユラと銀河とつぐこ506/6/23 1:25
奏失霜天806/6/23 1:15
花火レオ406/6/23 0:00
願いましては未曾有の水銀人間206/6/22 23:58
7*06/6/22 23:27
戯れ千月 話子22*06/6/22 23:24
ぽえむ君−意義−ぽえむ君7*06/6/22 22:38
隔離病棟[group]暗闇れもん5*06/6/22 22:27
くまがあんまり まっくろいので日朗歩野606/6/22 21:04
アジサイの羽蒸発王4*06/6/22 19:54
赤い自転車たもつ1306/6/22 17:50
お茶ペポパンプ3*06/6/22 15:01
ノスタルジア千波 一也32*06/6/22 14:49
[ 水底の人魚 ]渕崎。206/6/22 14:33
ぽえむ君−夏葉−ぽえむ君2*06/6/22 12:07
赤い季節(八)信天翁206/6/22 10:55
NOT TITLEDMOON206/6/22 10:52
ヒトとヒトと、鉄の雨でこ606/6/22 9:04
飴蜘蛛砂木5*06/6/22 7:00
ワァーオゥヨルノテガム106/6/22 3:42
六月シホ206/6/22 3:07
オセロ[group]プル式6*06/6/22 2:31
おまけ。2*06/6/22 2:26
克服しました山崎 風雅5*06/6/22 2:22
ここにある景色Sky2*06/6/22 2:09
チョコっとHappy♡ユキ206/6/22 1:47
カッコウ  オウム  キツネ ・・・・・杉菜 晃6*06/6/22 1:13
大切な歌松本 卓也2*06/6/22 1:06
さよならネバーランド蒸発王5*06/6/22 0:19

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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