雨がいろいろ濡らしてく

君の笑顔
僕の右腕
彼の背中
彼女の肩

雨なんて嫌い
だいっきらい

そう呟いた日はいつだっけ

僕たちは皆一生懸命で
それは決 ....
 落葉の中を走る鳥は
 悲しい鳥だ
 飛べないかはりに
 足は太く節くれ立つて
 駝鳥の足のやうだ

 このしつかりした足で
 枯葉を大仰に鳴らして
 進むのだから
 化け物が暴れ回 ....
自分勝手な魂を持って
波打ち際を歩きます

自分勝手な魂に
潮風が沁みてゆきます

自分勝手な魂は
都会が怖くて逃げ出しまして

自分勝手な魂に
希望は遠く彼方にしかないように思え ....
ずっとうらやましかった

大きなヒナだなとおもい

見上げてた
いっぱい顔あげてるのに
後ろ姿しか見えず
どこかに行ってしまうことをただ
見守るしかなかった…
きっと何年かたち
あ ....
僕が飲んでるジュースを、パパが、ちょうだいといってきた。
1つ、2つ、と心の中で数えた。
まだ、僕にジュースを返してくれない。
僕は、パパが飲んでるジュース缶を何もいわずつかまえた。
パパは、 ....
だれもいない
公園にゾウの
すべり台が
在る日曜日の正午

動物園の動物たちは
一斉に眠りから
醒めてポットに
入れた水は
沸騰して
ぼくたちは
無邪気に笑う ....
君の匂いのする部屋に
20歳になったら出かけよう
ぼろぼろの歯で笑う
君の口が好きなんだ
溜息のように呟いて
彼方の山火事を見た
過去に縋らずに歴史を知るのだ
シドは死にカートも死にキースも死んだ
パンクは死にグランジも死にロックは既に死に絶えていた
少年よ
死んだ英雄に何が出来ると言うのだ
彼らが残したモノはまるで現 ....
ぼくは詩人

夢は風となり流れ
流れる風は夢となる

今日もまた

夜の散歩をしていると
風夢に出会いました

静寂な夜の道は
儚い夢を与える

意識がありながも
朦朧とさ ....
灰と化した花びらが ふわり手のひらに沈みこむ
時の流砂でくたびれるより 儚く拙い言葉たちよ
いっそこの身体ごと 潔く風にほどかれてしまえ

感動の華華を咲かせてくれた 芸術の息吹。
ひとりで ....
飛び回り爆発的に着陸して

僕の血はそう黒かった

額から流れる血は

涙のように感じた

カメラのシャッター飛び交うたびに

僕の光は弱くなっていく

大空に掲げた僕の龍のよ ....
進みゆく、僕らは
どこへ?
生きてゆく、僕らは
死へと?
素晴らしい、か僕ら
前へ、前へ
僕ら実は笑わない
笑わない、僕らを
なにが?

笑いながら僕らの内部から
ななめうしろに ....
さあ 風よ どうぞ 吹いて来て下さいな
あの懐かしき日の夕べの面差しのまま
少し寂れた けれども優しい雰囲気と
そして たおやかでしとやかな その仕草で
わたしの両肩に止まって見て下さいな
 ....
布の風が樹々を伝い
夜の空を見つめている
蜘蛛のかたちをした声が
枝をめぐり すれちがい
会話ではない会話を残し
夜の空を昇りゆく


雲に映る歪んだ輪から
光と言葉の鳥 ....
モニターの前でスクロールしてゆく文字の
そのひとつひとつは何の意味もなく
脈絡もない文字の羅列で
本当に他の場所でこの画面を見ている人たちは
面白いと思っているのだろうか
ネットだけで使われ ....
ゼロからの徒歩
                           {引用=「ちょっと休憩」}
かき混ぜるスプン
スープはさめた
温めなおしはいかが

ミンと名づけた靴
スイと名づけた ....
あの子はふたりぼっちの白い部屋で

君の名前を呼んでくれたろうか

あの子はふたりぼっちの寂しさに

つい涙してしまわなかったろうか

あの子はふたりぼっちの夜の中で

君 ....
毎日掃除をして
毎日お化粧して
毎日料理をして
毎日風呂に入る

昼はいつも残り物
プレッシャーを掛けられる
空飛ぶじゅうたんで
どこか遠い所へ行きたい。

責任が圧し掛かってくる ....
美しいもの
午前3時にファミレスで団欒する若い家族
美しいもの
駅の改札口で抱擁し口づける不細工カップル
美しいもの
不出来な部下に怒鳴り散らす不倫上司
美しいもの
後輩にジュースを買い ....
どうしてだろうか
こんなにも居心地が悪いのは

君にも僕にも
ここじゃない
どこでもない
もっと違う場所があるはずだ

そう思いながら
ずっとずっとうずくまってる

うずくまりな ....
ちゃんと季節は夏至まで巡ってきたと言うのに
太陽の奴いったい何処に居るんだか
朝寝坊を誤摩化しているのか
おつきさんと夫婦喧嘩でもして
目の周りの痣を見られたくないからか
この頃ちっとも姿を ....
おはようとダルメシアンが言う
おはようと答えてから
なぜダルメシアンなんだろうといぶかってみたが
すぐにそんなことはどうでもよくなった
二度寝をしたくて抱き寄せて見ると
それはダルメシアンで ....
空のいろには 届くはずもなく
だからこそ
仕方のないほどに
空のいろを 
瞳に宿しながら
きりんは ゆっくり緑を{ルビ咀嚼=そしゃく}している

その
長い長い首の得る高さは
 ....
今日の献立が決まらない
はて、どうしようか

手の込んだものは好きじゃない
けして面倒というわけではなく
パパッ
ズバッ
シャキーン
って作ったほうが美味だ
な気がする

買い物 ....
僕にとって、君は太陽だ。

そんな人と出会えた喜び。
雨の降る日は
ゆっくり
うたたねするのが
いいね

そうだね
うたたねだね

あのね

うん・・・?

さっきね
あーちゃんが来たよ

ほう

来たよ
お花持って
 ....
 
 
 
いやになるほど
眉間に走り抜ける白い光の胚乳
その揺らんの中で育まれる少女は
きみで
まるで天使のようだから
思わず
壊したくなる

さざ波の振動数の坂道は
きみへ ....
○△月□×日 くもり
きょうぼくはうちゅうをたびしました
というか、うちゅうをつくりました!
ぼくはかみさまかもしれないです


(冬の寒い日に僕は宇宙を作った
そして旅をした

ハ ....
俺が死なないと困る人がたくさんいるらしい。
どうしても俺に死んでもらわなきゃいけない人達が。

だが、言っておこう。
俺は絶対に死なない。

味わった屈辱は絶対に忘れない。
いつかそっく ....
紺碧の輝きの海に
許されぬ恋が眠っている
静かにそっと おののきながら
それは波間に漂う白い貝
だけど 今日は
海へ漕ぎ出した
その想いを摘みとるために

 真珠とり
 真珠とり
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ことは1*06/6/24 0:32
飛べない鳥杉菜 晃6*06/6/24 0:27
自分勝手な魂水在らあらあ16*06/6/23 23:30
時間黒花1*06/6/23 23:30
まち加藤 ココ106/6/23 23:03
丘公園のすべり台なかやまそう006/6/23 23:02
火事シャーロット306/6/23 22:44
少年よ虹村 凌1*06/6/23 22:29
ぽえむ君−風夢−ぽえむ君4*06/6/23 21:57
つながりゆくもの水無瀬 咲耶4*06/6/23 21:56
とにかく行き交う黒こめ806/6/23 21:49
鳥たちシホ006/6/23 21:49
良き思い出に告ぐきりえしふみ13*06/6/23 21:36
ひびき ひびき木立 悟1206/6/23 21:35
チャットAKiHiC...106/6/23 20:49
[group]ふるる13*06/6/23 20:19
あまりに深い悲しみに捧ぐ詩4360*06/6/23 20:16
魔法のカーペットペポパンプ4*06/6/23 20:00
美しい世界KEIKO4*06/6/23 19:46
六色の虹4363*06/6/23 19:34
*鳴く電灯*かおる8*06/6/23 19:16
ダルメシアンなダーリンKEIKO106/6/23 19:07
きりん千波 一也13*06/6/23 18:19
台所を預かるものとしての苦悩の日々美味2*06/6/23 17:58
喜び腰抜け若鶏3*06/6/23 17:42
雨時々十三歳草野大悟306/6/23 16:53
胚乳jei1*06/6/23 16:42
コスモエッグしでん3*06/6/23 15:19
俺は絶対に死なない。腰抜け若鶏1*06/6/23 14:46
真珠とり石瀬琳々15*06/6/23 14:31

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