なつは名のみのあめばかり

紫陽花は爛漫に咲きほこり

つゆの雫をぽとり、ぽとり

樹々の緑も色濃く、ゆるり

夏はまだだと雨降り積もり
わたしは感じてしまう
小綺麗に片付けられた部屋の
飾り棚の上で
あなたは仲間達と腕を組み
屈託の無い笑顔をこちらへ向けて
壁際に吊るしたドライスーツからは
泡立つ潮騒の音色がする
そんな ....
河の幹に 歌い
背中の流れ さすりみつめる

土 深く 埋められた
逃げられなかった あどけない微笑み

風の内にだけ目覚め
歩く事はない けれど

しきりが生まれる 
名前を 思 ....
遊ぼうっていったらOKだったのに

デートしようって言ったら断られた

なんだかなあ なんだかねえ
うち雨の日好っきゃねん

なんでなんでなん

だってな傘忘れたらおんなじ傘でくっつけるやん

あほな事ゆうてやんと傘持ってきなさい

ちぇっいけずやわぁ

すっきゃからええねん
 ....
5056回目のさよならの後に

ぱぺぽ降ってきたと君が言った
なにそれって聞いたら
さあって
ごめん訳分からんわ

最初はグーじゃんけんぽん
 いきなりは無しやわ
あかんまたチョキや ....
君のその美しさは
止まることを知らなくて
果ては雨夜の月の影

僕が君に逆らえないの
知ってるくせに
そんな難題投げ付けて
君は小悪魔みたいに微笑う

一体何が楽しいんだか

そ ....
あいさつと
自己紹介と
出身地なんかの
興味を忘れて

羽の生えた女の実在を聞いていると
「怖いの」と ひと言漏らして

後は互いに
陽気に楽しく なんだかとても
朗らかに ....
 {ルビ裂き破り=プライド} {ルビ先破って=アライブ} {ルビ策破れ=ドライブ}

 なまくらカットマン {ルビ撃=ぶ}った斬ったれい
 ブロック専門キッズ 螺旋伏せったれい
 ビビリ屋ロン ....
メモを取ることや
テープにとることや
ビデオにとることでは
とうてい足りないので
もう一度
同じことを
違う太陽の下で
言ってもらうことは
不可能だと気づいた時に
 ....
多分僕は 優しくなんてないし

多分僕は 沢山間違えてる

多分僕は ひどくひどい人だし

多分僕は 多くのモノを失い続けてる

多分僕は 君の知らないところで

僕すら ....
 あの人は決してそんなことはないと
 そう言うに決まっている
 悲しませないためや
 悲しまないためや
 あの心に鬱蒼と生い茂る
 憎たらしい善のせい

 わたしは思わず声を
 荒げる ....
寝息をたてる合間にも
世界に溢れるレッドサイレン
今日も誰かが死んでいく

通勤ルートの途中でさえも
交番の死亡事故数は死を感じさせている

日常に溢れる死の気配
瞬く間に命を奪われる ....
心にカギをつけました

私の気持ちなんて

あなたの笑顔には

かなわなかったから

言葉にかぎをつけました

私の言葉なんて

あなたの夢のでかさには

かなわなかったか ....
閉じられた、そして
知ることもない雨が過去になって
それでも夕暮れと朝には
部屋は明るくなるので


花暦
今の頃は
冷たい雨を探す前に
どこに行けばいいのですか
すべてを抱いたま ....
いつも気ままに飛び出してしまって
思い出した頃は
誰かが困った顔で探している
それを勘違いではないと
知ってしまっても

気ままさに抗うことなく
衝動にはいつでも素直に生きようと決めてい ....
酸化鉄の黒で
綺麗に染まっている部屋の片隅
赤黒い肉塊を抱いて
愛していると一人呟いた

僕の人差し指をそっと
温もりの失われた君の唇に触れて
君の人差し指をそっと
僕の唇にあててサイ ....
ふとした瞬間に
高く昇り過ぎた月に右手が重なり
青白く汚れて見えた

誰かを待っている
でもそれは僕じゃない

綿密な時間のこぶ
質量のないものへ憧れながら
君はもう消えてなくなった ....
苦しいことを
思い出した
あのころよりは
痛まなかった

忘れてもいい
そう許せば
自分の世界
守れるだろう

待ちきれない明日に焦っても
腑に落ちない理屈を並べても

スロ ....
駅前の喫茶店の看板は雨で濡れている
メニューは珈琲しか置いていない
と、出て行く人は呟き
豪雨の中を足早に過ぎ去る

鋭い革靴の音
刺す様な雨音

日曜日の夜は速達で届く憂鬱
黒いダ ....
君に

してはいけないことをしてしまいました
言ってはいけないことを言ってしまいました

{引用=− 痛いですか?}

君は
僕を
一生恨み続けるでしょう、憎み続けるでしょう

 ....
狂いそうなくらい朝から心臓がドキドキ云ってる。
読みかけの本、栞を挟みなおして読もうとしても頭に何も入ってこない。

あと何時間…目覚めてから何十回めのカウントダウン。

落ち着かない。兎に ....
ぼくは詩人

見えない未来があるからこそ
手探る現在がある

今日もまた

夜の散歩をしていると
静かな夜に出会いました

限りある{ルビ現在=いま}の
この時その時に立つ
踏 ....
草の上に寝転んで
そのまま流されてゆく
ゆっくり
雲の速度で
     ちょっと長くなるかもしれません。
     よろしければおつきあいください。


 夏バテか、疲れがたまったか、なにもする気が起きない。
 そんなとき、彼女がやってきた。
 「ご ....
こぼれおちる
儚さ
きらめきが
淋しさが

絵に描いたように
綺麗で
涙が滲んだ

一瞬にして
あなたを忘れる
魔法があったら

あたしは生きていけるのかな


そんな ....
凍みついた窓から囀るしずかな銀雪の寝息を背に四時の鐘
昨夜空けた日本酒の一升瓶が部屋中をつんと満たしてゆく
おれは車で四十分かかるところに最近できたユニクロの開店セールで
おふくろが買ってきた上 ....
ガガ、見せかけの 肌の色艶と 香水の匂い
 厚く ファンデーションに覆われたナチュラルな
欲望、その滾り 溶けだす笑みに
 「かわりばえのしない ことばネ、お口が好きみたい
白いブラの縁取りに ....
月のおもてを みがけば 
砂のうえの あしあとを
ふきとばす風に
あらがって 花が
とめどもなく咲く
あなたの

うた



好きです

少しだけ

悲しくて

でも

どこか

強くて

消えてしまった

あなたの

こえ

機械からしか

聞こ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
*早夏賦*[group]かおる10*06/6/26 7:46
Star Ship[group]恋月 ぴの30*06/6/26 7:38
つぶやき もどる砂木5*06/6/26 7:19
デートじゃ駄目ですか[group]プル式3*06/6/26 6:28
雨の日[group]7*06/6/26 6:23
ぱぺぽ[group]3*06/6/26 6:14
出会ってしまった僕たちは宙空 心4*06/6/26 5:24
妖精ヨルノテガム306/6/26 3:14
禅 迅 即 攻影山影司006/6/26 2:53
再生むらさき3*06/6/26 1:43
夜の世界の片隅でKj3*06/6/26 1:37
コルクみたく206/6/26 1:05
diside完食206/6/26 0:40
おおいぬのふぐり黒花2*06/6/26 0:36
closed,and霜天606/6/26 0:23
自由なさようならをぶらさげて藤原有絵6*06/6/26 0:19
赤かった完食206/6/25 23:56
午前二時のベランダシャーロット206/6/25 23:53
スローライフANN206/6/25 23:34
梅雨はまだ明けない海月2*06/6/25 23:12
モノからの逆襲智之006/6/25 23:10
きみがいてよかった朽木 裕2*06/6/25 22:41
ぽえむ君−静夜−ぽえむ君1*06/6/25 22:35
旅行[group]石瀬琳々9*06/6/25 22:14
かわいい彼女が言うかわいいこと逢坂桜2*06/6/25 22:08
電気を消してみたりしてユメミ リル1*06/6/25 21:57
神さま!仏さま!ぎょんでさま!土田406/6/25 21:48
ラ・トゥールatsuch...4*06/6/25 21:07
そろもん(モチベーションの話)みつべえ106/6/25 20:53
うた黒花4*06/6/25 16:04

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