一体どこにいたのかと
なぜ自分が見えるのかと
だから記憶には創られたものがある
虫も緑も陰る飛行場の近くに
住まったことはない
白シャツを着たことはあっても
レフを当てられたことはなかった ....
空が欲しい・・・・って
ずっと想ってた
 

薄暗い部屋に
頑なに独りいる時も
 

さらに殻にこもって
傷ついた翼を
縫いつくろっている時も

 
空 空 空
歌うように ....
悲しまないで
今のこの状況を
大いに楽しもうよ
学校なんか行かないで
ガラスの国を救いに行こう


そこに在るのは
誰も知らない森
透き通る きれいな
雨が降る森
泣けない人の涙 ....
お花の咲いた畑から
飛んできたのは白い蝶
夢の中まで飛んできて
私を好きかと訊ねてる

ほんとの事を言いますと
寄って来たのは帆立貝
私に懺悔を言ったって
海の泡には返れまい

足 ....
テレビ画面が泣いてます

どうしようもなく
うるさく泣くものだから
フサフサのすね毛で蹴り上げて
横転八倒の刑で治めます


テレビ画面が死んでます

どうしようもなく
線香 ....
 競争世界にポツリと置き去り
 僕なんていなくても世界は回り続ける

 幼き頃から学んだ教訓
 傷つきながら
 涙をこらえながら
 自分の無力をかみしめながら
 惨めだけど生きること ....
がんばれ女子高生
君らは今めちゃめちゃ好奇の目にさらされてるけど
がんばれ女子高生
チャリ通の横に車で通り過ぎたら気になっちゃうけど
がんばれ女子高生
ギャル文字だって援交だっていろいろ言わ ....
じいちゃんが夕涼みしてる
静かに 静かに 黙って 黙って
ぼんやりと煙草を吸いながら

縁側の無くなった都会の隅で
ガードレールに座って
車道を眺めながら

時折道端の排水溝辺りから
 ....
※この詩は、下の行から上の行へと読んでください。





人間というものを。
私たちは知らなかったのです。
私たちアンドロイドは、母の葬式で涙を流しませんでした。
だから私たちアン ....
ヴェニチをべにちとよんだわたし
コートは羽織るもの
ヒルは這うもの
ひねもすとはそういう
生き物のことだと思っていた
ひねもす考える
ひねもすのことを
それはビヒモスやモルヒネ
ヒルネ ....
材料
200mlくらいの牛乳と100gのポッテリバター
間をとって150gの小麦粉と
砂糖は80g 控えめでいいんじゃない
苺 かわいいだけじゃだめね
卵は2個 どっちかっつーとMがいい
 ....
( 窓の外から聞こえる
( 鳥の{ルビ囀=さえず}りと共に目覚める朝 
( 全ては「無」へと消える  


毎晩 
枕は「夢」をのせている 

閉じた瞳 
繰り返す寝息 
空っ ....
その時君は何を見ていたのだろう?
深い深い海の中に光が見えたのだろうか?

君の声を聞いてあげることができなかった僕たちを
許して欲しい

君は嬉しいと思うことはあったかい?
楽しいと感 ....
虚空に指で線を引く
これ以上傷付かないように
先へ行けば傷口が疼くだけだから
進めないようにと
自分で限界を決めて

もう誰も信用はしない
傷口を自ら広げるような
そんな事に疲れたんだ ....
少しずつ 遠ざかった街で
午後の地下鉄に揺られながら
僕は いつかの頃を思い出している

目の前を
たくさんの人が
揺られ押され 通りすぎて

毎日決まった場所で
同じように吐き出さ ....
「帰ろうか」

誰かの声が
夕暮れ道に静かに落ちて
僕たちは 帰路に着く
寂しさが空を染めて
影が体を追い抜いてゆく


歩きながら
置き去りにする風景と
正しく遠ざかる声

 ....
ぼくは詩人

天に星
地に風
そして時は続く

今日もまた

夜の散歩をしていると
夏の星に出会いました

 夏の夜の涼しき風を背に受けて
 前に広がる銀色の星

今日はい ....
ワンツーワンツーシスターパンチ
ワンツーワンツーブラザーパンチ
ワンツーワンツーみんなでパンチ

太陽の黒点から前線まで伝令が飛ぶ
繰り出されるパンチは音よりも速く
偏西風からゴロゴロと雷 ....
冷房で冷え切った手で
描かなくてもいい絵を描く

描かなくちゃいけない気がするんだ
描かなくちゃ生きていけない気がするんだ

これは強迫観念って言うのかしら
二時間くらいだったら

僕だってがんばれると思って

書を捨てて

(私が書を捨てたとき
 向かいの道に黒い帽子を被った男がいた)

町に出て

(帽子の下には真っ白い顔があって ....
ソーダの泡のような微睡みのなかで
懐かしい とても懐かしいその面影に出会った

記憶の深くに留めようと
すればするほど
表情は淡くなる
ならばこの夢でだけ覚えておこうと
思い切りこころを ....
真っ暗な自分の部屋に入った

四角い輪郭は無くなっていた

ただ見えるはずの無い物

パソコンやCD・MDプレイヤーや貞子や

リトルグレイや鬼や悪魔や5センチの蚊が

現れては闇 ....
腐り融けたレタスのように

鬱血した空気は

身に纏わりついて

無理矢理くちびるを

押し開けて侵入し

息を詰らせた。


肌の上に

じっとりと停滞する空気に

 ....
 テレビの中
 
 白痴が踊る

 この空間に漂う煙草の煙

 こいつまで踊りだした

 ので

 消した
オーイェー!行くぞー!
皆盛り上がっているかい?
ファイヤーエンジン全開で
水をぶっ掛ける

メイクも取れて
スッピンだ!
ベイビ、夢を見せてくれ
ロックで乾杯

灼熱地獄で歌い
 ....
中学のころ
数式が嫌いだったので
教科書の中の
一番大嫌いなページをエンピツの先で突いて
そこから世界がどんなにみっともないか
のぞいてやろうと思った
穴から見えた緑の黒板は
やっぱり
 ....
掃除夫は掃除する
私は挨拶しない
掃除夫はいなかった
私はいなかった
私はどこにもいなかった
掃除夫もどこにもいなかった
私はしばらくして
掃除夫の存在を消してしまったことを恥じ
なん ....
咲いてる花なんて
ほんのひとにぎりのはずだったのに

世界が閉じてゆく
世界が綴じてゆく

狭くなったのは
世界ではなかったのかな
咲いている花が
綺麗なりゆうを思い出せない

 ....
雨があらいながしてくれる

空をかけめぐる

あんな想い

こんな想い

みんな

きみの足元へと

流れおち

小川となって

いつか

あの人の

小川とめ ....
孤独と
孤立、の構造って
多分
光学異性体 みたいなものね』

台詞を、
あっさりと置き去りにした彼女は
いーちゃんって 鏡ね』
と、評して
孤独を携帯に写し取った

最 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
草の上、翼の下吉岡孝次206/7/1 8:18
目覚めまほし14*06/7/1 7:24
万華鏡御伽噺宙空 心1*06/7/1 6:50
恋の空・海の夢[group]プル式2*06/7/1 5:49
横になって リモコンを押させられるヨルノテガム306/7/1 5:45
負け犬の遠吠え山崎 風雅7*06/7/1 4:29
がんばれ女子高生[group]プル式5*06/7/1 3:45
そっちはどうだい[group]10*06/7/1 3:12
後ろでは軽い調子の音楽が流れています[group]狩心17*06/7/1 0:38
ヴェニチ・コート・ヒル黒川排除 (...306/7/1 0:11
おいしい人のおいしいケーキ 〜ショートケーキ〜アサリナ10*06/7/1 0:10
「永遠」 服部 剛5*06/6/30 23:16
タケシヘユキ006/6/30 23:02
代わりAKiHiC...106/6/30 22:47
帰路9*06/6/30 22:38
3*06/6/30 22:36
ぽえむ君−夏夜−ぽえむ君4*06/6/30 22:34
*音速パンチ*かおる7*06/6/30 22:25
思い込みかなfuchsi...206/6/30 21:48
束の間中村猫彦4*06/6/30 21:38
夢のつづき銀猫20*06/6/30 21:14
暗闇たかよし3*06/6/30 20:50
蛆湧く季節。実夜3*06/6/30 20:48
そのうち何とかなる106/6/30 20:33
泣き笑い喚くペポパンプ4*06/6/30 20:00
のぞき穴でこ706/6/30 19:55
いる下門鮎子5*06/6/30 19:48
つぼむかぜきり0*06/6/30 19:29
想い川七尾きよし5*06/6/30 19:14
孤独の必然性士狼(銀)7*06/6/30 18:08

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