がじゅまるの
青々とした
葉の光
あらゆることが
こころの糧だ


{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
夏だなあ
うちわあおいで
麦茶飲む
四十九日も
静かに過ごす


{引用l=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
透明人間の腐る音がした。
ベティ・ブルーの、えぐりとった眼球が、
巨大化して生まれた新しい惑星。
句読点を、心臓に付けられたような恋。

2000年ぶりに復活した、
アダムとイブが、
素 ....
跳びはねる
君のちいさな掌のくぼんだ池から


跳びはねる
その透明な小魚たちのまだ汚れていないが


跳びはねる
雲間からひろがってゆく青空と太陽にむかって


跳びはねる
 ....
きみがとつぜん
海がみたいと言ったから

 きっと寒いよ?と言ったのに
 小さく あったかいよと言い返されたから

ひとのいない砂浜が
どこまでも続いている

 どこまで行くの?と聞 ....
 やけに磨かれたぼつぼつの廊下は濡れ光る。障りをも流出する、と私は 途方に暮れる 渡り鳥も そこで尽きようかと、なら先が見えないのだと 嘲笑う、くたびれた草履がぺたぺたと云う。

 黙殺されたメト ....
底冷えする
夜に横たわり
祈っている

迫る闇が咆哮し
幾つもの夢が朽ちるとき
心の奥処の祭壇に
火を絶やすことなく
灯して、灯して

(不眠の夜を透過する
純白の雪を待ちながら ....
宝満のすそに立つ昇降口や
安い学食とおばちゃんの高低差を
万花でうずめる桜木があり
雨にやわく溶かされる列を
内庭の喚声たちが
焼却炉にほうり込んではたち去る

ねぇ先輩と呼んだり呼ばれ ....
布団に入る時に充電開始
スマートホンで充電する分
私は充電されたのだろうか
スマートホンを使った分
私は放電されたのだろうか

使いこなせたなら充電
使われていたなら放電
今日は充電、 ....
またも
命の終わりを
確かめないまま
次元を移り
確かでないまま
始まっているその生

大きな樹木の
枝分かれの先
枝先どうしは
互いを知らない

ある枝が死んでも
 ....
長い黒髪が
濡れたビロードのように
艶やかに光って
ソックスの白さとは
対称的だ

黒く大きな瞳と
長い睫毛と
薄いピンクの唇
どこか影のある顔立ちは
知性から来るものか

三 ....
あたしの頭が狂ってしまったとき
それを愛と思っていた

「この愛こそが、あたしのすべて」

そんな真実の声をもらして
そんな恥ずかしい心を吐露して

「愛は、あたしを、愛してく ....
 なにも考えることがなく

 時の流れの中で眠りに就ける

 幸せなことです

 昼間の出来事を引きずっている

 体に巻き付いたおもりはお

 時の経過と共に重くなり

 ....
件の集合体の記憶が 藻が映えた時間軸に 絡まるは
  水母たちの引き算の都市。天の川を密かに
    その箱に透いたから 残照が酷く歯がゆく囁く

言伝の檸檬紅茶が 暈を増やす痕を滲ませている ....
わたしは ただ待つだけの時を
星に探し 森に尋ねた
ことばにも 求めたけれど
たましいが 足りない

精白された なぐさめとは違う
鈴玉や絵筆 ひと粒の宝石
形ある願いや 祈りとも違う
 ....
誰にも言わない
イタズラな寂しさは
痣にして
空が隠すもの

静かだけど
無口だけど
心と共に
歩いてくれる

いつか前を向いて
言葉が生まれる時

どんな日でも
きっと裸 ....
いつしか始まった
近所のライトアップ

年々パワーアップして
年々凝ったものになり
見応えのあるライトアップ

近所のライトアップが
今では地区全体に広がった

ローカルニュースで ....
さみしい思いをしていたら
母親がゾウを買ってきた
我が家は1DKだけど
ゾウ一頭くらい
生活する余地はある
問題はどうやって
ゾウを部屋の中に入れるかだが
販売業者はお手のもの
手際よ ....
ようやく畑にたどり着いた
遠くを見て佇む案山子ひとり
腕はだらりと垂れている
そばへ歩いてゆくと
帽子を取ってお辞儀をしてくれた

私もお辞儀をする
顔を上げると案山子は
帽子を持って ....
夏の間から時々云われてた 頭の中に住んでいる声から
「ハンドクリーム塗ったら?」と
だから私は車の中にもハンドクリームを置くことにした
信号待ちにささっと乗せる 手の甲に 年齢の出るパーツ

 ....
私はマバタキするたび、タイムスリップする。

江戸時代→安土桃山→原始時代。

ティラノサウルスの小さな両手に、握り潰されるような恋だった。

Wi-Fiに触れると、死ぬ体だから、もう地球 ....
クリスマスが近づくと

スイーツの王国が
輝きを増してくる

王国を支配するのは
クリスマスケーキという国王

この時期になると
必ず世界中でつくられて

その名声をあげ
盤石 ....
カーテンの波間には素肌の得意げな君の
 振りまいた泡沫の陽炎が織り込まれている
右頬から愛し合って薬指から零れていく星星が
、輪になって おくるみに沈んでいる

便りない、まっさらな風に乗る ....
裁断された
光チューブの切り口が
ブラインドから
漏れた光をかき集めて
輝く。

僕らを見ているように。

作業台の向こうで
男達が今後の休職者の扱いについて話している
滞りなく
 ....
アキレス腱を挟むようにして
足の外側と内側が冷える
こんなときは足が浮腫んでいる
冷え性の症状とはこんなものか
手で挟むようにしてさすってみる
厚手の靴下を履いてみる
片方の足の裏側で
 ....
あなたと離れてから
全力で生きるのをやめた

どうせもう笑えないし
涙の落ちる場所に
羽根を置いて貰えないから

黒いコートを羽織った
カラスみたいに

冷たい手を出して
はしご ....
何もかも整っているのに
整ったものたちを
壊して行く人が
まぶしい

手を伸ばして
届かない
この感覚が欲しかったのか
ピンクムーンに照らされて
今宵、彼方へと旅立とう
仄かな明るみと陰影と
小刻みに震える声達が
旅の一瞬と永遠と
微かなその予兆すら
静かに呑み込み
消していく

ピンクムーン、ピンク ....
「とおこちゃんはしんでるからね
生きなきゃね」
と言う友の
その無邪気で純なやさしさの
受け取り方に戸惑い

そういうあなたは
「もうがんばって生きてるから『生きてね』と言わないでくれ」 ....
一列にピシャっとトミカを並べて遊んだ形跡

塗装の剥がれた車たち ふかふか布団の上に整列

ああ愛おしいな かわいいなと親の眼差し

 その時 私は後ろの後ろから一線を見た

大人 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
※これは五行歌です。こしごえ3*21/12/5 13:22
2*21/12/5 13:18
news caster smileツチヤタカユ...121/12/5 5:33
あまだれ本田憲嵩521/12/5 2:41
「海に行こうと思ったのは」ベンジャミン11*21/12/5 0:03
姿見.あらい021/12/4 22:53
冷夜ひだかたけし321/12/4 21:11
先輩soft_m...021/12/4 19:16
充電開始イオン0*21/12/4 17:40
大樹の枝先シホ.N221/12/4 15:14
横須賀少女花形新次021/12/4 13:32
愛が無きゃ、ダメだろ?秋葉竹021/12/4 10:00
入眠の神様佐白光1*21/12/4 9:24
パンドラの筆跡あらい121/12/3 22:16
レクイエムsoft_m...321/12/3 21:01
何故、空は青いのかミナト 螢1*21/12/3 20:11
近所のライトアップ夏川ゆう021/12/3 18:46
カシマシ娘やまうちあつ...3*21/12/3 16:33
スケアクロウ木葉 揺13*21/12/3 15:52
声とハンドクリーム朝焼彩茜色121/12/3 15:29
Blink Traverarツチヤタカユ...121/12/3 9:09
スイーツの王国st421/12/3 3:05
滑翔あらい121/12/2 22:12
裁断という仕事asagoh...1*21/12/2 22:10
つまらないとは坂本瞳子2*21/12/2 21:58
最近ミナト 螢321/12/2 19:43
届かない木葉 揺121/12/2 19:36
ピンクムーンひだかたけし421/12/2 18:46
友だから凍湖321/12/2 16:46
トミカと神様の眼差し朝焼彩茜色221/12/2 13:50

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