水が
光のように満ちる
その上に折鶴を浮かべ
はるかなその波紋を数える
私は鳥ではないので
空の彼方をこの身体で見ることは叶わないし
私は魚ではないので
海の彼方をこの身体で知ることは叶わない

それでも私は私なので
切なくなっても寂しくなっても詩を謳うし
 ....
君は、水色。
ぼくは、フヌケノおとこ。
君は、ロングヘアー。
ぼくは、みにくいあひる。
そんな君に、ヒザマズク。
さあ君に、おくるよあいの言葉。
(世界が、自由にあふれて、くだらない
そ ....
おそれることを知れ
十二年という
循環する
エネルギーの流れがある
十八才のあなたが
三十才になるとき
あなたの歴史に
なにひとつ
無駄なものは
なかったことを
知るだろう
魂が ....
ぼくは詩人

いつもの空はいつものように
同じ空ではない

今日もまた

夜の散歩をしていると
遠い夜空に出会いました

ずっと続くその夜空は
果てしなく続くようで
どこかで明 ....
うすらぼんやりとした
          朧月
まだ少し明るい薄青色
          にぼんやり浮かんだ。
窓から漏れるオレンジ色
           の窓明かりは
空の色ととても綺 ....
道、行きながら
美しいと思える花に出会う喜び

歩みながら
特別でない
小さな花を
「綺麗だ」
と、感じる温かさ

腕の中
ひとつ・・・
・・・ひとつ
また・・ひとつ・・・
 ....
誰もいない放課後の学校で

光り輝く廊下の先の

太陽が差し込む窓から

僕は身を乗り出して

野球部の練習風景を

ぼんやり見てるだけ

汗水流してただボールに

向かっ ....
暑いこの夏を乗り切るために
人々は、まるでエアコンのように
乾いた声を漏らしている。

口では冷たいこといって
おしりでは、汚いこと
吐きまくって。

暑いこの夏を乗り切るために
テ ....
1週間毒に漬け込みます

時にロマンチックになったりする

自分だけ灰色になりたい
なればいい

最後の始まり
終わりの続き

味見をするのも計算だった

しょうがないって
 ....
夏の生ぬるい湿度を体に纏わりつき
振り払おうとジタバタすればするほどに
夏の中に潜り込んで行く

カクテルの色彩の鮮やかさ
夕焼けのその偉大な大きさ
滲みながらキャンバスに色が付く

 ....
なぜ人はものを忘れゆくのだろう
なぜ人は人を愛するのだろう
それは生きてゆく中で必要なものなのだろうか

自分の都合のいいものだけ、忘れず
都合のわるいものだけ忘れゆく
なんて便利な仕組み ....
母ちゃんの赤い季節も終わって

ここから先は白すぎて

もう何も汚せない

怖いモノが見たくて触れて来た夜の余白

白すぎる夜は霧が晴れない

だからじっとしたままでいる

母 ....
足のみじかいテーブル
一家団らん
先生、団欒の欒の字くらい漢字で書こうぜ

自由主義思想
ナショナリズム
それ以前は?
食にまつわる
先生、おれだけにむかって話すのやめてください

 ....
 あなたの瞳は美しい
 四囲の変化や季節の移ろいにも
 敏感に反応し
 あますことなく映し取ってしまう
 だからぼくは あなたを見ていさえすれば
 それでもう
 世界を手に入れているよ ....
どこまでいっても青い大地。砂漠だと思った
ら海だった。ぼくの生まれた場所では、砂漠
は青く光っていたから。夜が砂漠に寝そべっ
ている。ぼくもいっしょに寝そべった。

海とはいっしょに寝そべれ ....
君の弾ける
笑顔が見たくて
僕はいつでも
ピエロに変わる

今日もキラキラ
輝いていてね!
ぼくは詩を書きたい

楽しむことに一日を使うよりも
楽しめるものを探すことの方が
その一日は長い

今日もまた

朝の散歩をしていると
向日葵に出会いました

そこには
たくさ ....
続編が読みたかった ということなのだろう。
程良く重い布団に 未明に
新装された三姉妹の表紙を
しあわせな気持ちで眺めかえす夢を見ていた。

「ラストウィークエンド」・・・
駅ビルの書店で ....
詩なんか物語か

現実なんか

判らん

でもパッションで

出来上がっとる詩が良いのう

書くときそれがパッションかは、きずかへんのがいい
吸いたい地獄の丘に佇む
   
   煙草ガニが
 
  崖と山の麓を行き来している。

   
   はさみから染み出る煙が

時々私の目に入り

        涙をさそう。 ....
君の心の中はとても青く深い海だから
僕は小さな潜水艦に乗って行こう

潜って初めて知ったよ
静かに見える海の中は
本当はとても様々で
速い流れも遅い流れもあるって事

だけれども大丈夫 ....
あなたがつれてきたもの

たった1匹の

大きな兎・・・

今日の空はキレイで

わたしの気持ちは

きっと

くもりで

兎のキレイな眼が

わたしの心まで

よ ....
君の幸せを願うよ。

君といた時間を後悔しないように。

君と離れたことを後悔しないように。

幸せになあれ!
ほんのささいな言葉でも
心がこもっていればいい

ほんのかすかな響きでも
僕を覚ましてくれればいい

ほんのささいな優しさの
心のこもった言葉があって

ほんのかすかな響 ....
去年庭に埋めた
枇杷の種の、
芽が出るのを見れなかったこと

家に帰ると、
朝、家を出たときと
何一つ変わっていないこと

揃いのコ−ヒ−カップが
片方だけ古びていくこと

「バ ....
またその本を読んでるの?
空翔ぶ竜の勇者の話を

何度読んだって
何の変わりもないのに
君はいつもその本を読んでる
いい加減にしなよ
何度読んだって
君はその勇者にはなれない
わかっ ....
赤いくちびるの、艶かしい呼吸の高まりが、
耳元をかすめ過ぎて、
世慣れた顔のひろがりは、穏やかに浮かび上がり、
成熟した夏を秘めた、
落ち着く若い寡婦の頬をかしげて、
経験にさばかれた甘い水 ....
全ての言葉が、その海辺へと集まっていく
見送るためでなく
出迎えのためでなく
肩からの荷を下ろし
波打ちへと捨てていく
やりきれない空の起伏を
ひとしきり戦わせた後で
すこやかに
ただ ....
水面のやさしさを信じ
身を投げる木の実の
沈んでいく運命の先を
知らないかのように
綺麗な音色だと
美邪気に笑う君に
かなしくなる

西の雲は入り日に
焼かれるからかわいそうと君 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
静か[group]石瀬琳々14*06/7/2 22:26
私が私であるがゆえに完食106/7/2 22:06
ラブ・レター加藤 ココ006/7/2 22:00
おそれることを知れ七尾きよし6*06/7/2 21:50
ぽえむ君−遠空−ぽえむ君7*06/7/2 21:25
おとぎ話の夜[group]プル式2*06/7/2 20:18
花を集めてシュガー・ソ...6*06/7/2 20:11
アフタースクールグラウンドこめ806/7/2 19:56
灰色吐息[group]仲本いすら306/7/2 19:55
5*06/7/2 18:45
夏のある日の出来事海月1*06/7/2 18:14
不思議静寂006/7/2 15:15
母へ森下まこと106/7/2 14:53
四時十分までの飛躍しすぎた黒板とツンデレについて土田306/7/2 13:45
そして あなたの中へ杉菜 晃6*06/7/2 13:07
アンタレス[group]下門鮎子4*06/7/2 12:34
キラキラtoto0*06/7/2 12:31
ぽえむ君−夏花−ぽえむ君6*06/7/2 10:17
LAST_WEEKEND吉岡孝次206/7/2 9:23
書いてみたい詩ペン太郎006/7/2 7:23
たばこやめたのである。1*06/7/2 7:17
潜水艦に乗って[group]プル式13*06/7/2 3:17
ページ黒花1*06/7/2 3:09
幸せになあれ☆ユキ006/7/2 1:43
「そして言葉が支えてくれる」ベンジャミン10*06/7/2 1:34
からっぽユメアト4*06/7/2 1:20
砂時計の扉宙空 心1+*06/7/2 1:20
ダブリンの草莽前田ふむふむ18*06/7/2 0:11
水際へ霜天1106/7/2 0:09
ホタルブクロたりぽん(大...16*06/7/2 0:05

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