あなたの こころに あいにいく 。せいざでは わからぬ こころ 。神話の 世界を 夢見ながら あなたに あいに いく 。
ぴんくの 傘を さしながら
まえへ 進もう 。
ことばは ときに あやふや
まえへ すすめない 時は 笑おう 。センチメンタルにならずに 前に すすもう。鍵穴に 鍵を 差し入れて扉を 拓く前に ....
なめくじは
みんな
ホームレス。
かたつむりは
半分
ひきこもり。
たまに 交代してもいいし
べつに しなくてもいいし。
そんな感じ
....
まっすぐな道をすいこんだ
そのあとピカーってひかった
まってたら川みたいにとまった
おおごえで考えた「おばーちゃんはのう、自分のことわしって言うんで」
....
カサカサに乾いた唇は
舐めても
リップクリーム塗っても
段々皮が剥がれてくるから
気がつけば自分の歯で噛み切ってる
咽喉の渇きに気がつくころには
もうカサカサっていうか
舐めて潤いを満た ....
人の命には限りがあるもの
後悔したくないものだ
恐ろしく穢れた心
垣間見る地獄絵巻
人として正しい行き方はあるのだろうか
出る杭は打たれる世の中
どんどん増えてい ....
僕らは生まれたときから
もとい
僕らは翼を持って生まれてくる
もとい
翼なんかもってやしない
だから
僕らは羽を一枚握り締めて生まれてくる。
その羽はとても強い ....
タオルが静かに眠っている夜
気温は静かに穏やか
冷蔵庫から寝言が聞こえる
赤い秒針は朝を目指す
夜の道も迷わずに
コンクリートの熱を空に逃がす
熱い砂利も今は子供の夢を見て ....
擦り切れた運河の通う右手
醗酵した噛み煙草
泥酔したピッチャーとキャッチャー 砂銀状の阿吽 チタン八重桜の繚乱の下 その然呼
出した舌 聾唖の陶具が飾られた右瞼の桐の棚 是の否の無連奏 擬人 ....
秋桜のにあう あなたなのに
秋のそらより 夏のそら
あんなに 機嫌がよかったのに
とつぜん あめがふったり かみなりなったり
くるくるまわる ぐるぐるかわる
でも そ ....
さざなみが月を潤ませて
消してゆく二人の名前
ゆうなぎは心の糸まで
もつらせて切ってゆくのか
灯台も暮れ馴ずめば影にまみれ
境をなくす浜辺と海
こわれた砂の城に波が
さよならを塗 ....
再加熱された論理の中に
探しているものはありませんでした。
こどもはいつのひか
すぐそこにあるしんじつをみないように
つとめるようになって
ぼやけたみらいにぼやけたしんじつを
さがすよ ....
あぁ なんてこった
すべてに愛想が尽きたよ
君がいなくなるなんて
誰かのものになるなんて
考えたくなかったけど
教会の鐘が鳴ってる
今日の夢見は最悪だ
なんてったって
君が結 ....
念のために確認しておく
モーソー
それはある
内容はない
カップラーメンのから
空っぽのビールの缶
それはある
それらに手はない
足もない
カッターナイフはある
ナイフで鉛筆を削る ....
「おい、何で泣いてんだよ、おまえ」
「自分に聞けよ」
鏡の自分に問いかけたって、
うまい返事を貰えないことぐらい、知ってるさ。
だって、あいつは俺なんだから。
....
ぼくは詩人
想像は具現され
具現はさらなる想像を描く
今日もまた
夜の散歩をしていると
夏の星に出会いました
夜の道を南東に向かって歩く
星空の中に
赤い星がまわりの星 ....
彼の目は
像をまあるく切り抜いて
切り抜いたまあるの淵は
切れそうなほど鋭くて
(声)い
{引用=
夜中に眼球が旅をする話を知っているでしょうか。
主人が眠りにつくとすぐ ....
妄想は猫が食らひて
たうたう肥えはじめた
涙の糧で
心の花は ひらくの
だから
泣きたいときには
泣いていい
強がって 心 カラカラで いるより
雨の日もなければ
植物も育たない―――
降り止まない ....
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僕は何時もの様にnETにdIVEする
******* *****
この世界には何だってあるし、何にだってなれる
僕が ....
「わたし、ヨーデルが好きなの。」
それがぼくたちの出会いだった
未知の在庫が減少していることは
それなりに聴いていたけれど
まさかここまで及ぶとは
通行人は誰一人として興味を示してい ....
勉強勉強勉強
メモリーを使い果たした
世界地図を覚えさせられた
勉強勉強勉強
何のためになるんだろう
なぜ勉強なんてするんだろう
苦痛な時間を費やし
楽しみが無い
テストでいい ....
校長室には牛がいました
校長先生の牛でした
健康に育ちました
たくさん話かけました
ある日牛が大きなあくびをすると
校長先生はその中にとび込みました
牛だけが後に残されました
旅 ....
鉄の蓋を開けて
放り込んで
暗闇の中
夢見るように
14階建ての箱が平行に並ぶ
引き出しを開けると
折り重なった時が
落ちている
ぼくはそれらを拾い上げ
整理しなおそうとしたんだ
けれども うまくいかないで
サッカーを見たりなんかしてるうち
雨足に追いこされ
....
壊れてゆく、壁に沿って歩く
僕、息をはく
無造作に置かれた 鉄材の
ベンガラ色の 辺りの匂い、
たちまち白昼、アル中の濁った瞳に宇宙が点る
オフィスの風、清潔な ビジネスライクなSEXの真 ....
蒼い空と
碧の海と
あと 白い砂 一面の
を
パックにして売られている
六日間の有給を
四万円の記憶にしようと
亜熱帯の島で
美しい飲みのもを唇にあてて
指から零れる ....
午後5時 さあ始まるぞ
扉が開きます
大人でもやるんだってな
椅子とりゲーム
扉が開きます
まるでヒロウみたいにやわらかい苦痛が
チクチクする
ヒロウみたいに叫ぶほどじゃない苦痛が
....
夏草ゆれる丘にくると
まばゆい光にうたれる
この不思議な空虚は何だろう・・・
宇宙は今も膨らみ
大地にも満ち広がる生命
かつて一つの受精卵だった私
意思の感知しえない領域・・・
....
ドーナツの穴を食べて太る
この先には一体
何があるのだろう
何度も繰り返す朝が
少しほつれている
お気に入りの黒い夜には作り物の昼を
縫い付ける
あなたは絶対 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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