おんなのこがおなかをすかせています。

おんなのこはおなかがすくと

ふきげんになります。

ははおやはそのことをしっていて

おんなのこに

すいはんきをみてて

といいまし ....
事故でしょうか
街は騒ぎ始めて
右手と左手を合わせるカーブは
さよならを言う前に出会ってしまったのでしょうか

空はまだ海になる前で
息継ぎも満足に出来ないまま
底で跳ねるうろこの心音を ....
少数の人を
むんずと襟首を捕まえて
生きたままに牛刀で
切り刻んで佃煮にして
それから
火炙りの刑にして
その香りを楽しんでいる
今の世には
そんなこと無いよねと
念を押したら
た ....
**************************************


水道管が破裂して
蟻の群は溺れる


手足をもがれた蛾はなお火を求める


茶色の革靴が  ....
囁くこともできなかった
想像することは 罪

光でみえないことにして
笑い顔だけ憶えている
情報通の友人から
感情の食べ方を教わったので
早速今ある幸せをかき集め
ジックリコトコト煮込んでみたところ
これが何とも薄っぺらい味であった

アイスのフタを舐めているような
惨めったら ....
                         

5人の河童がやって来た
黄色くてツルリとした額に
胴長短足痩せた手足は青白く
きりりと晒しを締めこんで
夏祭りの夜にやって来た
 ....
薔薇葡萄の里に帰りなさいと 初めて逢った妖精に囁かれ
甘く酸っぱい果実は 瑞々しさを放ちながら 小さくなった
雨滴したたり落ちる これは恵みの雨ですか
果実の素肌を滑る水
薔薇葡萄の甘く艶やか ....
 人は選択肢の連続だ
 山に登るのも
 海で泳ぐのも
 人の誘いを断ることも

 学校じゃ教えてくれない
 生きていく知恵
 
 病んだ社会に
 心も病むのも当然だ

 簡単 ....
どうして君はそんなに
繰り返す
「これでいい」と

そんなこと言うなよ
諦めみたいな
それでも君は
繰り返して
僕を狂わすんだ

だから僕は…



遠く儚いものに
縋り ....
夏の風が苦しくて しゃがみ込んで目を伏せた
風が止んでふいに目を開けると
波の上で躍ってる銀色の光が 近づいてくる様な気がした
その風は優しかった 気付いたのは日が暮れてからだった
    右腕には枷があった


    ふと気付くと
    左足にも 右足の薬指にも
    枷があった


    そっと噛むと
    鉄の味がした



 ....
雨が走り去ると
レンズになった大気が
緑を浮かび上がらせ
耳の輪郭を追う

待ち望んでいたタオルケットが
部屋をすっかり包みこんで
静かに反省をうながす
今夜のニュース

鐘の、音 ....
ずっと会えなかったから
言いたいこと いっぱいあるの。
楽しかったこと 悲しかったこと 悔しかったこと。
でも 今までは いっつも 何か言い足りないまま お別れしちゃうから。
だから今回は 言 ....
顔で笑って 心で人をあざ笑う。
表情と本心 裏腹な毎日。
気付けば人の心の裏を読み
誰も信じられない日々。
牙をむき出しにして
いつだって臨戦態勢。
頑なに心を閉ざし
相手を見ようともし ....
ライフが足りなくゴッドをさがし
商店で買い物するわたし
うんこひっかぶり勝負
メタル的な思いはいっしゅんの写真の中で
くたびれたロバのようによだれをたらす

たばこのけむりはいきている
 ....
{引用=
-----------予備知識------------
アルタイル
 わし座の中にある白い一等星で
 「ひこ星」と呼ばれる
ベガ
 こと座の中にある白い一等星で
 「おりひめ星 ....
年に一度の七夕当日は朝から
日常の憂鬱が蓋をしたような曇り空
地球全体を水の中に
沈み込ませたようで
纏わりつく湿気で少しだけ呼吸困難かも
空が泣き出すのは時間の問題かな
定時にさらさ ....
通りの
突き当りには
とても大きな
古い病院

薬と
消毒と
おしっこの匂い

クリーム色のカーテン
ひびの入った白い壁
触ると
とても冷たい
わたしは病気で

入院した ....
ラクダの描き方ばかり
練習しているので
わたしの動物園はいつも
鳴かないラクダで
いっぱいになってしまう
園内を一周する小さな乗り物に
お父さんがぽつり
乗っているのが見える
 ....
喘息


白い天井
保健室

泣きたいけれど
泣けない身体

思い出す
風邪をひいて ベッドに横たわると

音だけもれてくる
清潔で淡い色合いのカーテンの壁

 ....
川で魚を釣り
川で洗濯する
魚を焼き
風呂に入る

一緒に食事して
一緒にドライブして
一緒に川辺で話す
一年に一回だけ

笑って泣いて
楽しく話しましょう
こんな日が毎日なら ....
彼女ができたので、
野球場へ行って泣こうと思った。
電話は夜の十時だ。
俺はありったけのバンソウコウと、
傷薬を準備して、
ノートには一から十二までの手順で、
軟着陸について記してあった。 ....
小さな果実を売り生活する君
僕に桃を一つを売ってくれないだろうか
そのやわらかさは何処か憂いを纏っている

モノクロの写真で写真展を開く君
色褪せることはないと小さく微笑む
その微笑みの奥 ....
這い回る地面の底の綻びに
日の出の印象青白の明日へ
生き生きと夏の夜の土に
死に出す草は緑に光り
ああ夏の這いずる{ルビ地下水=ちかみず}顔を出し
顔を出そうと綻び弛ませ

這い回る地面 ....
夜空を歩いて
辿り着けない世界へ連れて行ってよ

「夢は夢のままでいるほうが幸せなんだよ」なんて
もっともらしくいい加減な返事を
待ってたわけじゃない

だって僕らは
激動の時 ....
ぼくは詩を書きたい

自分との戦いは
自分だけの戦いではない

今日もまた

朝の散歩をしていると
農家の人に出会いました

もぎたてのとうもろこしを3本
ぼくに渡してくれました ....
流星群のようなどしゃぶりの下

みるく色の傘のおんなと

革靴を濡らして駆け寄るおとこを

われらはまるで永遠のように見た
 愛がキラキラ
     反射した 波間

  何分も 何時間も 見続けていた

世界がきっと闇に閉ざされてしまっても
       ここだけは光輝いているだろう

 永遠へと続く場所 ....
時々僕は呼吸を忘れて慌てて取りに帰ります。
呼吸を忘れているので慌ててゼイハアしようにも出来ません。
そこでそろそろと家の玄関を開けて呼吸を取ってきます。

時々僕は筋肉の使い方を忘れて慌てて ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
すいはんきのよこでブルース瀬戸...4*06/7/8 2:57
うろこ霜天406/7/8 2:42
砂嵐の夜にはあおば2*06/7/8 2:39
0*06/7/8 1:45
笑顔佐藤伊織2*06/7/8 1:44
味覚障害なのかもしれない17*06/7/8 1:14
黄色の雨合羽[group]あおば8*06/7/8 0:52
薔薇葡萄の里ひとみん3*06/7/8 0:31
静かに生きられない山崎 風雅6*06/7/8 0:21
living corpse宙空 心0*06/7/8 0:08
夏風ひとみん5*06/7/7 23:53
ゴミ箱にも枷2*06/7/7 23:50
囁きiloha9*06/7/7 22:53
Talk蛙の子206/7/7 22:25
獅子の眠る夜206/7/7 22:25
塩の信仰その1……わたしはバラバラになる悪いやつ!サタンジェネ...0*06/7/7 22:24
ぽえむ君−銀河−ぽえむ君5*06/7/7 22:12
*☆に願いを*かおる8*06/7/7 22:09
突き当たりの病院チアーヌ306/7/7 21:15
循環たもつ806/7/7 21:05
保健室しいこ。9*06/7/7 21:00
七夕の下ペポパンプ5*06/7/7 20:00
野球場へ行って泣こうしゃしゃり606/7/7 17:28
七夕海月2*06/7/7 16:43
「蠢く」主題による変奏チェザーレ3*06/7/7 15:19
「夜空を歩いて」ベンジャミン5*06/7/7 13:56
ぽえむ君−努力−ぽえむ君2*06/7/7 13:51
雲上の何気ない日常知風5*06/7/7 12:31
世界で1番キレイな愛美夜奈206/7/7 9:01
忘れ物[group]プル式1*06/7/7 4:04

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