思い出してみる

今では靴を入れる蜂の巣
時間では割れなくなった手帳
変わらないのは
万華鏡のきらきら

あの日
荒れ気味の七夕

何も聞こえないくらい大切にした
プリントで作っ ....
壁の花から落ちた花びら
雀たちがついばんでいる
ふちどりを想う
くちすいを想う


かがやく魔
飛び去る影を見つめるもの
四方を壁に囲まれた
庭という名の底にうたう

 ....
空中写真を撮りませんか
突然、声をかけられた
今、流行なのだという
今、撮さないと、
あなたは、社会からはみ出してしまいます
お安くしますから
上着を脱いで、お好きなポーズを決めて下さい
 ....
それは
残酷なまでに甘い
知恵の実にも似た 記憶

君といた日々は
むせ返るほどで
もうグズグズだよ
食べ頃なんてとっくの昔

解き放ちたい
胸の中で渦巻く影を
どうして僕を支え ....
今まで
見たくなかった光景
聞きたくなかった言葉

格好良くしたくて
上手くやりたくて
失敗したくなくて

何回ひざまずいて
躍動を止めたかな

一人になる事が増えて
今まで関 ....
Alone
僕らはいつまで経っても
気持ちが満たされないから
声が聞きたいんだ
顔が見たいんだ


目の前の仕事を
何とか何とかこなして
達成感と疲れをシェイクさせながら
こたつで ....
眠りは

逢えない時間を

埋める為にあるの


草むらに うつぶせ・・・


こうしていると

とくん とくん

大地と わたしの 鼓動が

重なる


あなた ....
ぼくは詩を書きたい

生は悲しく儚いものであるがゆえに
生として永遠に繰り返す

今日もまた

朝の散歩をしていると
百合の詩に出会いました

朝陽を浴びたその百合の
無垢な白さ ....
熱帯夜とは行かないまでも暑い夜が続いています
冷房を効かせて受験勉強をする学生
昔は冷房なんてなくて扇風機で我慢したんだっけ
確実に時間は前に進んでいる

朝焼けの眩しさを最後に見たのはいつ ....
プシュッ
ごく

その駅に着くまでに
ちびちび
公私ともにお疲れ気味
庶務課A子さんには
ほろほろ苦さと
ほどよい甘さ

ホームに降りたら
左手は腰
気 ....
まちぼうけ

まちぼうけ

今日もあなたを まちぼうけ

そんなじかんは

あなたをおもう

今日はどんな格好かしら

なにを話して

なにをしようかしら

これからお ....
Amy Amy Amy
Amyは世界一 このスペルが世界一 
えいみー この音も世界一

Amy Amy Amy
Aは大文字 mは真ん中 yが下まで
A・m・y このバランス世界一

 ....
風は無い

私と
あなたのすき間には
いくつもの
透明な夜が並んでいる

わたしはマッチを擦る
あなたに語る言葉を
探すために

わたしとあなたが
共にいた時間を
つなぎ合わ ....
過去が染みる 黒く舗装された路面の 暗い粘りが、今しも
うごめき 波を打ち、群がる人々を蹴散らして 盛り上がる
ビルの高さにまで及ぶ累積した罪の記憶、破天荒な生の挑戦
あるいは無意味な天変地異か ....
『{ルビ大浦洞=テポドン} 〜대포동』

南の大浦洞は{ルビ雪嶽山=ソラクサン}の麓
朝日のきれいな穏やかな海岸
夕暮れ時 おでん屋台がせわし ....
白いドレスが綺麗でしょう
淡い世界に霞まない様に
紫陽花色の傘を咲かせて
君が笑うものですから

僕は蝸牛の様に煮え切らない速さで
ゆっくりと世界の湿度の中に溶け込んで
綺麗だなぁなどと ....
ちょっぴりおセンチになって
バイクで走り出すと
夏の湿った風が気持ちよくって

タン タン タン

流れて行く雲やら
高速道路やらが
心地いいリズムで

タン タン タン

や ....
おんなのこがおなかをすかせています。

おんなのこはおなかがすくと

ふきげんになります。

ははおやはそのことをしっていて

おんなのこに

すいはんきをみてて

といいまし ....
事故でしょうか
街は騒ぎ始めて
右手と左手を合わせるカーブは
さよならを言う前に出会ってしまったのでしょうか

空はまだ海になる前で
息継ぎも満足に出来ないまま
底で跳ねるうろこの心音を ....
少数の人を
むんずと襟首を捕まえて
生きたままに牛刀で
切り刻んで佃煮にして
それから
火炙りの刑にして
その香りを楽しんでいる
今の世には
そんなこと無いよねと
念を押したら
た ....
**************************************


水道管が破裂して
蟻の群は溺れる


手足をもがれた蛾はなお火を求める


茶色の革靴が  ....
囁くこともできなかった
想像することは 罪

光でみえないことにして
笑い顔だけ憶えている
情報通の友人から
感情の食べ方を教わったので
早速今ある幸せをかき集め
ジックリコトコト煮込んでみたところ
これが何とも薄っぺらい味であった

アイスのフタを舐めているような
惨めったら ....
                         

5人の河童がやって来た
黄色くてツルリとした額に
胴長短足痩せた手足は青白く
きりりと晒しを締めこんで
夏祭りの夜にやって来た
 ....
薔薇葡萄の里に帰りなさいと 初めて逢った妖精に囁かれ
甘く酸っぱい果実は 瑞々しさを放ちながら 小さくなった
雨滴したたり落ちる これは恵みの雨ですか
果実の素肌を滑る水
薔薇葡萄の甘く艶やか ....
 人は選択肢の連続だ
 山に登るのも
 海で泳ぐのも
 人の誘いを断ることも

 学校じゃ教えてくれない
 生きていく知恵
 
 病んだ社会に
 心も病むのも当然だ

 簡単 ....
どうして君はそんなに
繰り返す
「これでいい」と

そんなこと言うなよ
諦めみたいな
それでも君は
繰り返して
僕を狂わすんだ

だから僕は…



遠く儚いものに
縋り ....
夏の風が苦しくて しゃがみ込んで目を伏せた
風が止んでふいに目を開けると
波の上で躍ってる銀色の光が 近づいてくる様な気がした
その風は優しかった 気付いたのは日が暮れてからだった
    右腕には枷があった


    ふと気付くと
    左足にも 右足の薬指にも
    枷があった


    そっと噛むと
    鉄の味がした



 ....
雨が走り去ると
レンズになった大気が
緑を浮かび上がらせ
耳の輪郭を追う

待ち望んでいたタオルケットが
部屋をすっかり包みこんで
静かに反省をうながす
今夜のニュース

鐘の、音 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
2*06/7/8 17:46
くちすい木立 悟706/7/8 17:35
空中写真あおば5*06/7/8 15:48
nightmare宙空 心0*06/7/8 14:55
雪解けくれいじー・...006/7/8 14:38
Alone006/7/8 14:33
ときめく鼓動Lucy.M...3*06/7/8 12:19
ぽえむ君−白花−ぽえむ君5*06/7/8 11:49
熱帯夜海月1*06/7/8 10:13
ポイッyaka1*06/7/8 8:50
まちぼうけ水青206/7/8 6:01
Amy(改)知風0*06/7/8 3:56
透明な夜を照らすむらさき8+*06/7/8 3:47
暗い粘りatsuch...6*06/7/8 3:27
大浦洞 〜대포동遊羽2*06/7/8 3:21
蝸牛と紫陽花[group]プル式12*06/7/8 3:05
タン タン タン3*06/7/8 3:04
すいはんきのよこでブルース瀬戸...4*06/7/8 2:57
うろこ霜天406/7/8 2:42
砂嵐の夜にはあおば2*06/7/8 2:39
0*06/7/8 1:45
笑顔佐藤伊織2*06/7/8 1:44
味覚障害なのかもしれない17*06/7/8 1:14
黄色の雨合羽[group]あおば8*06/7/8 0:52
薔薇葡萄の里ひとみん3*06/7/8 0:31
静かに生きられない山崎 風雅6*06/7/8 0:21
living corpse宙空 心0*06/7/8 0:08
夏風ひとみん5*06/7/7 23:53
ゴミ箱にも枷2*06/7/7 23:50
囁きiloha9*06/7/7 22:53

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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