君のその両腕の
美しいのが欲しくって
僕は君を手に入れた
何か勘違いして君は
なめらかに光るくちばしで
調子はずれの歌唄う
とてもとても幸せそうに
うんざりだった不得手な唄に
慣れ ....
注がれて激しくうねる麦茶
そこに波打つ氷の熱
呼吸と麦茶が混ざり合い
感覚は針のように鋭く喉を刺す
祖母が死んだときの
飼っている犬が死んだときの
苦味が
体の内側から
徐々に頭へと回 ....
乙女は 神を 信じている。
けれども
乙女に ロザリオをくれるひとも
買う お金もありません。

教会へ向かう 夏の暑い日
乙女は 道ばたに
白いロザリオのような花
どくだみの花を み ....
何か採れたか

という声に振り向くと

土手の上にいたのは

夕焼け色の親父であった
真綿のように
柔らかく
アクアブルーのように
澄んでいる

貴方の心は
1マイル先をも
見ることが出来る
邪心がない

貴方の笑顔は
優しい
貴方のピアノは
楽しい
なにもかも失う日のはぢまりのような日
いつもきまってベーグルを買いに来る
おじいさんがいた
今日はその人に会って
たった31日目
きっとまだぜんぜん
赤信号分の黄信号にも満たないような小さ ....
仕事が楽しくって
忙しさも勲章だと思っているうちに
携帯のメールもおざなりになっていく毎日
すれ違いばかりのあたし達
待ちぼうけを喰っている奴が
新しい局面を模索するのは世の常で
 ....
苔が吐きだす一千年の時
崩れてゆく胞子嚢が
クラッシックなビールの泡を
吹いて
ぼくの肺を満たしていく
遠い
ひかり
さえぎる
巨人た


あなたが得た
この深刻な自由
じ ....
夏休みになると自転車で旅に出る男の子たちがうらやましかった。
大きな国道沿いの集合住宅から、蝉のぬけがらを轢いて、
日差しに溶けないように黒くなる細っこい脚の駆け出す
立ちこぎの夏を横目に ....
私がもし此の世から居なくなったら
君はどうするんだろう
どれくらい泣いて
どれくらい取り乱して
どれくらい…
どれくらい死にたくなるんだろう

怖い

私のせいで君がそんな辛い想いを ....
君へと向かう言葉はすべて
白紙から繰り出した愛の言葉

笑ったり泣いたり私は忙しいね
愛したり抱き締めたり
いつもありがとうね

愛された分だけ愛そうと思ったら
一生かかっても足りない ....
線香(大島朋恵)BGM 大島朋恵のテーマ

水密桃の夏噎せ返り
立ち昇るは蝉時雨
皮を剥き歯を立てる
舌に張り付く甘みと苦み
腐れかけのそれの酸いた匂いは鼻に付き
くたびれた畳の上に伸び ....
ベランダに出れば灰色の空が明るく色付く
何処から現れた一匹の鴉に餌をあげる
近所では餌をあげるな
と、注意を受けた
そのために誰も起きていない時間を選んだ

まだ、電車も走ってな ....
ぼくは詩を書きたい

山は連なり雲も連なり
やがて心も連なる

今日もまた

朝の散歩をしていると
連なる雲に出会いました

空に山が浮いている
ぼくが進む道の遥か向こうで
山 ....
薄曇りの透き間から
たおやかなる日差しが生えて
一つ一つちがうかたちの
木々に絡まれ
一つ一つちがう色をした
葉に照り返され

それでも


みどりはみどり
机の上は いつも散らかっているの
私の性格が表れているのね
いつも物事をまとめられないの
捨てるべき物を 捨てずにいるの
仕方ない事ね
だからいつも 思い出に浸ってばかりいるの
写真なんて ....
簡単に言うなよな
「大変だな」
なんて


君が独りでいるとき
君が落ち込んでいるとき
君が寂しいとき
君が困っているとき
君が嬉しいとき
僕と一緒にいたいとき

僕はいない
 ....
仕事帰りに電車にのる
少しビールを飲んで
少し酔っ払いながら

不意に哀しくなって
電車のなかで鳴咽をもらしそうになる

別に泣きたい訳じゃない
ただ情緒不安定なだけ
それだけ それ ....
雨の後、猛スピードで広がるのは

画用紙をまっすぐに切り裂いたような青空だ
わがままいっぱいの夏が来る
思い上がりもいいとこだ

他人を憎むのはイヤだな
卑屈になるのも
嫉妬するのもな ....
稜線の上は曇りの空
お月さまの赤ら顔
うつわに揺らぐ天の原をのぞむ

降らせて
賜う 夜空の星よ

降らせて
たもう 落ちてゆく
雨にもにせて
朝に珈琲の香りをかぐと少しだけ目が覚める気がする

暑い日に立ち寄ったコンビニの冷気が心地良い

ホームに着くのと同時に電車が来ると得をした気分になる

そんなちょっとしたうれしいことを大 ....
拾ってきた
捨て猫


目を放した隙にじぐそうぱずるを完成してしまいそうになっている
いやしかしどちらかといえば
最後のいっぺんを今まさにはめ込もうとしている
いやしかしどちらかといえ ....
☆ おへそにピアス


おへそにピアスしています
ローライズのずっと上
チューブトップのちょっと下
夏の視線がやたら眩しくて
わたしのまんなか
おへそにピアス
わたしがまだ
あのひ ....
アイスキャンディーで
当たりが出て欲しいけれど
恥ずかしくって
お店で交換なんてできないな
携帯電話で写真を撮って
思い出にしてしまおう
ああ
夢のない
大人になってし ....
明け方の空は曇っているのに
あんまりにも透明なもので
まるで海の底のように感じました。

少し泳いでいくと
灰色の話を詰めて
銀色の魚が泳いでいくので
おはようと声をかけましたら
とて ....
悲しみが滲む蒼穹の果てが
ゆっくりゆっくり{ルビ紅=べに}に染まってゆく
そんな{ルビ表情=かお}をしないでと宥めるように
隅から紅が侵食されて悲しみが消えて

心に翳が射すのを必死で誤魔化 ....
指し示す指が
ぶるぶる震える
なんでもない
ただ指をさしておしえるだけのことで
からだはこわばり
震動は腕を通って
指先へと伝っていく

なまのきみに近づいたら
ぼくの妄想の中に生き ....
カタカナの文字をでたらめに選んで
並べてみる
見たこともない言葉ができあがる
けれどたいていは
どこか遠い国の言葉を探せば
なにがしかの意味が見つかるだろうし
ネットで検索すれ ....
市民プールで、きみはいい年してプールの中にゲロを吐いた
バイトの監視員がみなにプールから上がるように言った
水から這い上がりながら男がきったねえと言った
ぼくは思いやりのない言葉だと思った 
 ....
 病んで坊慰 辞めて王位
 ガリガリ野郎駆り立て雁狩りの餓道
 極めるシンプル 痺れるテンプル
 踏み締める床 引き締まる時 Qと鳴る
 溢れ出す喜びのYEAR 暴れ出す灯火の力
 イヒヒと ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
鳥篭椎名乃逢0*06/7/12 21:11
冷えた麦茶を飲む美味6*06/7/12 21:09
白いロザリオLucy.M...4*06/7/12 20:30
*瓶ビイル知風306/7/12 20:30
優しさ一杯ペポパンプ4*06/7/12 20:00
3*06/7/12 18:55
*ロリポップキャンディに見る渦巻き考*かおる9*06/7/12 17:36
水茄子iloha8+*06/7/12 16:51
国道河野宏子15+06/7/12 15:12
君の横顔を眺めながら思っていた事朽木 裕2*06/7/12 14:10
「Love Letter」1*06/7/12 14:09
線香2万蛇砂魑先行...006/7/12 13:40
一週間 ー水曜日ー[group]海月3*06/7/12 13:25
ぽえむ君−連雲−ぽえむ君3*06/7/12 12:52
即興1Lyenna006/7/12 11:49
卓上きみ006/7/12 11:23
遠距離恋愛由香206/7/12 10:48
おやすみのキスを[group]プル式5+*06/7/12 10:41
So Highうめバア206/7/12 10:22
この夏のよの ひより7*06/7/12 10:06
うれしいこと4362*06/7/12 10:00
わんぴーすかぜきり2*06/7/12 9:59
ボディーピアス[group]恋月 ぴの27+*06/7/12 6:53
当たりが出たらもう一本壺内モモ子806/7/12 6:17
月のしずく[group]プル式6*06/7/12 5:57
被虐AKiHiC...306/7/12 5:20
腕が生えました七尾きよし3*06/7/12 3:22
瓶を割る方法アンテ606/7/12 2:54
殺菌ゼッケン406/7/12 1:52
宅Qのウタ。影山影司006/7/12 1:40

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