指し示す指が
ぶるぶる震える
なんでもない
ただ指をさしておしえるだけのことで
からだはこわばり
震動は腕を通って
指先へと伝っていく

なまのきみに近づいたら
ぼくの妄想の中に生き ....
カタカナの文字をでたらめに選んで
並べてみる
見たこともない言葉ができあがる
けれどたいていは
どこか遠い国の言葉を探せば
なにがしかの意味が見つかるだろうし
ネットで検索すれ ....
市民プールで、きみはいい年してプールの中にゲロを吐いた
バイトの監視員がみなにプールから上がるように言った
水から這い上がりながら男がきったねえと言った
ぼくは思いやりのない言葉だと思った 
 ....
 病んで坊慰 辞めて王位
 ガリガリ野郎駆り立て雁狩りの餓道
 極めるシンプル 痺れるテンプル
 踏み締める床 引き締まる時 Qと鳴る
 溢れ出す喜びのYEAR 暴れ出す灯火の力
 イヒヒと ....
眠れない夜に思い浮かべる
最近いつもと同じ過去ばかりで

例えば遠い記憶の彼方で
笑いあっていた放課後
例えば笑顔も救えずに
怒号に屈服した苦い春
例えば抱き合う時でしか
感じれなかっ ....
こんな孤独のなかじゃあだめだ

ポッチリ 宇宙に咲いた花
何のはなだかしらないけれど
その中にある宝石に
手元狂いで付いた傷
それでも全然たらないな
小さい小さい僕の部屋

ポツ 部 ....
 かきわけ かきわけ
 ここまでこれた
 
 絶望に乗りうつられて
 生きることをリタイヤしようとも
 思った事もあった

 しかも
 一人の旅の綱渡りで
 溺れても助けを得られ ....
あてども無く

彷徨う魂

虚脱感 

 抑鬱

  不安

   混沌

    悲しみ

     嫉妬

      憎しみ

     僻み

     ....
AもBもC
BもCもA
AもCもB
全部アルファベット

SもTもU
TもSもU
UもSもT
同じアルファベット

AはABはBCはC
SはSTはTUはU

みんなアルファベ ....
パキシル30mg

の、見せる現実のプラスレート
空想の透明度

限界線を見せない
夏雲の上に抜ける青に似た


昨晩打ち明けられた
銀粘度の約束は
いつか憧れた遠い未来にリンク ....
ぼくは詩人

形は違えど心は同じ
同じ心ならば形に意味はない

今日もまた

夜の散歩をしていると
家族に出会いました

父と子と孫が集まり句会かな

祖父が詠む
聴く耳立て ....
硬直してゆく現実
孤立した魂の群れが虚しく彷徨う世界
それでも確かなものを求めて
それでも変わらないものを探して
流れてゆく風景の中を
走り続けてゆく

そうさ
なにかを掴んだと思って ....
ふたり来た道
ひとり戻る道
降り出した雨に
そこから一歩も
動けなくなる

泣かないと決めたから
唇噛んで
きみの姿を巻き戻し
雨のスクリーンに何度も映す

いくつもの
色の移 ....
いつまでも あなたに 笑っていて欲しい

いつまでも あなたに 明日を夢見て 生きて欲しい

あなたは かけがえのない 地球の 「輝き」なのだから

大きな夢ほど実現するのは難しい でもあ ....
なんてくだらないんだろう
思考回路も
趣向 意向も
風に舞って絡まる
生じる風圧は計り知れなく
予想以上に凶悪だ

オトナなんてそんなもんで
僕らは搦め捕られて生きてる
飲み込まれ ....
僕の部屋から見える窓の景色は

一回も同じ景色になったことはない

いつも変わり続ける

そう僕の心のように

ある時は朝日がさんさんと照りつける

爽やかな景色が拡がる

ま ....
冷房の効いた電車の中
一人扇子を仰ぐ
今日は暑すぎる
虫の動きが速い

耳ではシンセドラムが
正確なリズムを打つ。
次は国分寺出口は右側
おばさんが押して出る

今度はラップがなり ....
  日の出


小鳥はまだ明けそめぬ闇のうちから

啼き始める

辺りを憚るやうに

ほとんど囁くばかりのくぐもり声で

それは天与の美声を押し殺した 呟きだ


野の鳥よ ....
頂点だ
頂に ある 女達が
私を 突き落とす
頂点へ 這い上がる
暗き 谷間の
野犬に 食われ
肥満の 女達は
渦巻きの中での
栄光
味わうのは きわめて 極端な

そうだ
 ....
前世で私はどんな悪いことをしたから
こんな人生を送っているのだろうか

こんな筈じゃなかった
もっと恋愛したかった
未練がましい女に生まれたくなかった

でも 性格はきっと
前世も今も ....
明日にかける橋が
もしも見えなかったら
僕はのたれ死ぬだろう

だから誰か側にいてほしい

もう終わりだよ
世界の終わりだよ
もう生きていけないよ
この世は戦争だよ
僕は独りぼっち ....
砂漠がたったひとつの井戸を隠していたころから

私の瞳は たったひとりの姫を隠していた

床は真四角の部屋 天井が一点で結ばれている部屋で

彼女は いつも たったひとりで 永遠を歌った
 ....
めろんの翠が涼しい頃
強引な若さだけを連れて
新しい部屋を探したわたしが
照れながら甦る

必ずしあわせになるのだと
啖呵を切って
飛び出した古い家
裏付けるものなど何も無く
ただ
 ....
カマキリを殺した
あんまり威張つてゐるから
縄張りでもないのに
アスフアルト道のまんなかに出て
仁王立ちになり
人を通すまいとするから

私はその夏 傷心を抱へて
祖父母の郷へ帰つ ....
{引用=

一、漕ぎゆく者へ


  明るいうたは明るくうたおう
  明るくないうたも明るくうたおう
  そうすれば
  必ず
  いつかどこかが壊れてゆくよ
  治すというのはそ ....
殺風景な商店街を抜けて
五分ぐらい歩くと謙遜な{ルビ都会=ビル}が其処に在る
僕を手の届かない高い所から見下ろす
その度に少しだけ背伸びをして届こうと頑張った

お昼ご飯は外で五百円以内で済 ....
ぼくは詩を書きたい

風は景色を光らせ
心をも光らせる

今日もまた

朝の散歩をしていると
光る風に出会いました

その風は
一面に広がる草原に息を吹きかけ
露が舞う
緑の ....
蛇口にもいろいろあんのよ
飲食店の蛇口はいつも元気で
小学校の蛇口はお喋り好き
公衆便所の蛇口は毎日がつまらなさそう
なんで私がそんなこと知ってるかって
旅好きな水から聞いたのよ

私は ....
有名人の足跡は残さないように、体を折り曲げて下水道に滑り込む
 死にそうな生物は下水を飲み、さらに死にかける
  水中で息する事を覚え、太陽の光から逃れるように、深海へと向かう
 未知の世界に興 ....
俺は歩道を歩かない 時速2キロで車道を歩く 
だから 沢山の運転手に迷惑をかけた
運転免許は持っているが 乗り物がないから
もう10年も運転していないペーパードライバーだ

俺を轢き殺した乗 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
腕が生えました七尾きよし3*06/7/12 3:22
瓶を割る方法アンテ606/7/12 2:54
殺菌ゼッケン406/7/12 1:52
宅Qのウタ。影山影司006/7/12 1:40
誰も愛していない夜松本 卓也3*06/7/12 1:30
鶴とハスまきび206/7/12 1:13
悔いを残さず山崎 風雅4*06/7/12 1:06
特急列車[group]たかよし4*06/7/12 1:03
アルファベータTAMON ...106/7/11 23:42
プラスレート藤原有絵5*06/7/11 22:37
ぽえむ君−句会−ぽえむ君3*06/7/11 22:24
神よジム・プリマ...2*06/7/11 22:00
紫陽花通りLEO11*06/7/11 21:54
あなたに《1》トモ106/7/11 21:35
ピーターパン症候群宙空 心1*06/7/11 20:30
長寿の家の窓から見える景色こめ906/7/11 20:20
休日にてペポパンプ5*06/7/11 20:00
日の出  蝶  あさがほ  ……杉菜 晃6*06/7/11 19:42
頂点(我が子へ)奥津 強1*06/7/11 16:50
前世きみ106/7/11 16:41
側にてほしい006/7/11 16:08
アイリスるるりら1006/7/11 16:01
翠の夏銀猫16*06/7/11 15:48
カマキリ杉菜 晃3*06/7/11 15:24
小詩集【水没ハーモニー】[group]千波 一也32*06/7/11 14:57
一週間 ー火曜日ー[group]海月2*06/7/11 14:43
ぽえむ君−光風−ぽえむ君4*06/7/11 11:57
私は蛇口壺内モモ子10*06/7/11 10:19
脱出狩心2*06/7/11 10:19
仮死因3*06/7/11 9:30

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