ひとたびの雷鳴を合図に
夏は堰を切って
日向にまばゆく流れ込む

其処ここの屋根は銀灰色に眩しく反射して
昨日まで主役だった紫陽花は
向日葵の待ちわびていた陽射しに
少しずつ紫を忘れる
 ....
休みだからと昼間で寝むれる
と、夜更かしをした
そのために目覚めたら頭痛がして
さらに眠りに付いた

同窓会の予定が数週間前に届いていた
そんなことを思い出して手紙を探す
約束の日取りは ....
なめこの通り道である遠いメモリーの輪郭に
ななめのビルの
切れ込みがいくつもあるから
ずっと
ほおばっていてよ






馬鹿になるから






ただいまの原 ....
雨の祭典で
太鼓が鳴り
気が薄らぐ
植物が喜ぶ

スコールが降り
光の祭典で
電気が走る
風が吹いて

大粒の雨、雨、雨、
ずぶ濡れの女子高生
音の祭典
子供が怖れ騒ぐ雨
今日もまた朝日を浴びて
体のスイッチが 入る
巡ってゆく生命
その先にあるものを求めて

水平線の
地平線の
その向こうから陽は昇る
ただの一度も 途切れることはしないで

あと何 ....
山よりも高く雲は聳えて
雲は天蓋として
瞬く間に紺碧の空を覆う
燃え立つような風が
一瞬にして地表の全てのものを清めると
卒然として雹
雹!
瑠璃色の雹がアスファルトに砕け
赤土に食い ....
自爆テロも利権がらみの戦争もそれぞれの正義

死んだ後の世界なんかねえんだぜ
そう思えばみんなイーブンだろう
他にもっとやることあるだろうバカめ

と日本人の僕が書いて

 ....
夏は容易く永遠を擬態するので

僕らの意識の最も敏感な部位は

いつでも眩暈に侵されたままだ
神様、助けてください
私の心の中は嫉妬心でいっぱいです
嫉妬心をこころの中にとどめておくことが出来ません
人のことが羨ましくて、羨ましくて
どうしてこうなんでしょう

自分も恵まれているこ ....
ぼくは詩を書きたい

名もないものは名がなくとも
永遠を繰り返す

今日もまた

朝の散歩をしていると
夏の川に出会いました

名もなき川に流れゆく
銀の雫を創りつつ
風に吹か ....
全ての孤独を共有して
君が明日居なくなればいい

全て君が背負ってしまえばいい
すぐに崩れ落ちるプライドの欠片
追剥みたいに全て脱がされて
生身の肌を晒して

優しい痛み生まれるため
 ....
暗い夜から
桜の木へ
落ちていく途中
わたしは足から
落ちようとしていた

美容院は何軒行っても
満足できないし
恥かしいくらい何度も何度も
求めたくなるし

ねえどうかしちゃっ ....
振り返ると
通り過ぎるよりも早く
世界は移り変わっていく。

それはまるでメリーゴーランドの様に
それはまるで万華鏡の様に

瞬きを売るたびに
うつりげな恋の様に
世界は過ぎていく
 ....
「鳥の目」


飛翔する生物から見た

海の群青 空の水色

僕はその視点で見てみたい

孤独な旅を続けたい



「祈り」


ギリギリで生きてる病苦と貧困

ほ ....
空に舞い上がる幾千もの羽根に
貴方は何をそこで祈るのでしょう
星はやがて堕ちて煌く術を失います
そんな無数にある星のひとつが貴方の心
どこでどんな輝き方をしていますか

空に指で描いた理想 ....
川で 手を洗おうと思ったのは
いたずらに食べた桑の実で
汚してしまったから

新しいランドセルが
川を覗き込んだ後頭部を倒す
沈んだ 目が水を見る
手をのばした
びっくりした友達のいる ....
あいつがスペインの爆弾を落とした
私がねむっているすきに
まだ続いているとどろきに
ざらつき乾いてゆく私の舌

枕のしたに隠す靴下
あいつの彼女がきたときに
靴下を見つけて大騒ぎに
な ....
かつて高貴なひとびとは
憂き世離れた恋に身をやつし
夜空を見上げては月に思い寄せ
浜辺を見やっては海に思い投げ
紫の綺羅 星のごとく

そのころ私のご先祖さまは
きっと真っ黒けに日焼けし ....
ボイラー室の狂った熱気
熱中せよ詩作に
没頭せよ言葉遊びに
のめり込め
発狂してでも掴み取れ
垂涎の恍惚たる快感を!


この指でタイプし続けるんだ
ACアタブターが熱を持つ
旧式 ....
マンホールが電球として天使の子宮に灯り
その穴から華やぐ声音の子守唄が
怖い夜の為のドアノブを金具ごと剥がす
トランプの13の幼年期をあやしていた!
手入れされたお墓や遊園地や庭園が
アルフ ....
ブレスレット・ライン


【 a..イーis'L,c..e.蝶、O'!-クァ,ar..ヴィ.no、凍ル..rゥ,A..t 】

※画家に愛された墓場の魂のエコーが、その栄光に満ちた悲しい蒼白 ....
ひいじいさんあんたは確かにくたばった
あんたが何歳でなにが原因でどんなふうに死んだかなんて
おれは知らないし興味もないし知りたくもないけど
あんたの生きてたころの話しがこめつぶみたいに
じいさ ....
さあ、消えていこう


ほんの少しの朝食を
僕と君とで分け合ってから
いつもの通りに鍵を閉めて、出かける
いなくなるという夢を見た
そう伝えると
青色の封筒を渡されて
そこだけは、確 ....
がんばれ がんばれ
  がんばれ
あなたの声が聞こえるよ
 だから 私 頑張れる
だから ごほうび くれますか?
 頑張ってる私に
 素敵なごほうび
あなたの 温かい 笑顔を&#9825 ....
きらり
うんざり
明星の
空に輝く
この朝に

きらり
うんざり
純情の
現実の夜は
蒸し暑かった

一歩
一歩
また歩いてく

たとえ明星が
俺の行方を
見守って ....
どうしよ

言いたい事とか いっぱいあんだ
ポンプ コシュコシュ エアー コシュコシュ
真赤な
ふうせん いっぱいあんだ
ポンプ コシュコシュ エアー コシュコシュ

生き ....
遠く こだまする 私の 耳は
琵琶の 音と 合掌の 声

今日 私は 狢が 首を くくる様を
見届けよう
みとどけよう
思っては
静寂に 患者を 五人 はべらかし
合掌を 聞いていた
 ....
お前が傍にいてくれりゃ
何も言う事は無い夜

缶珈琲+煙草=詩
地球の形を呪ったのは
近づくほどに遠くなるから
幾たびも、ひたむきに萌え上がる、
いにしえの稲穂の原景が、
小走りに薫りたって
遠き草創のまほろばの底流は
大和から飛鳥に、涼やかに下ってゆく。

万葉のけむりを煽り、
壬申の衛士の錐立 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
百日紅の下で銀猫19*06/7/15 21:19
一週間 ー土曜日ー[group]海月2*06/7/15 21:19
甘えてみてよ捨て彦006/7/15 20:38
雨の祭典ペポパンプ6*06/7/15 20:00
1、暁 【あかつき】[group]雨宮 之人2*06/7/15 16:39
夏の嵐、または転位黒田康之406/7/15 16:29
ミサイル乱射に寄せてヌヌヌ106/7/15 15:07
[group]塔野夏子14*06/7/15 13:59
神様、助けてくださいnicebe...006/7/15 13:21
ぽえむ君−夏川−ぽえむ君8*06/7/15 12:32
わがままな、うたりぃ106/7/15 12:13
桜の木の上へチアーヌ606/7/15 11:18
珈琲色の化石[group]プル式4*06/7/15 8:45
短編詩集[group]たかよし5*06/7/15 7:39
ここは、AKiHiC...306/7/15 6:54
砂木10*06/7/15 5:14
Spanish bomb佐々宝砂506/7/15 4:49
むらさきにほふ14*06/7/15 4:39
圧力計たかよし6*06/7/15 3:59
暗い日曜日[group]六崎杏介206/7/15 3:27
設計:六咲装飾品店206/7/15 3:17
ひいじいさん土田506/7/15 2:18
雨通る、風溜りを越えて霜天606/7/15 2:17
fight!ユキ106/7/15 1:38
明星TAMON ...106/7/15 1:26
飛び出せ!おもちゃ箱!!1*06/7/15 1:23
気がつけば 結ばれていたのだ奥津 強1*06/7/15 1:16
Night Bird01虹村 凌0*06/7/15 0:39
すぐそばの彼方木賊ゾク3*06/7/15 0:33
まほろばの経験前田ふむふむ15*06/7/15 0:12

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