今週の日曜日に公園でと聞いた時から
何となくは解っていた

僕は知っている
自分の心の奥底に歪む
暗い物を知っている

部活の帰りに友達と歩きながら
何か買ってこう
なんてコンビニに ....
大理石の階段にひびく
 軽い上品な靴音、
歴史の終焉に迫る
クライマックスの指揮と演奏
 
 人物を物語る影はながく、
 溶けだした気の迷いが 時の針を枉げる。

主役はみごとに不在、 ....
一枚の空の色の
濃度の移り行くにつれ
波は静かに寄せ
そして音もなく引いていく

童話の中の
プリオシン海岸
千羽鶴が空の赤い部分へと消え
鉱石ラジオの声は
波の音のように大きく小さ ....
僕の性格なんて
まるで付け替え自由の
仮面のようだ

今日はこの○○○
明日はあの×××
変幻自在で
一体どれが自分なんだか

それを知られるのは恐いし
自分で気付くのも恐いって
 ....
冴える。
こめかみから鋭くなる。
加速していく思考の連打、逸脱する前進。
眉間を貫く鈍い痛みが
異常と知らせるけれど、
スピードは止まらない。

私はどうなるのだ?
どこへ向かうのだ? ....
星空の階段を駆け上がり 
一番大好きな君に会いに行こう

僕のトキメキ届くかな
雲の誘惑に負けないで
君の元へ聞こえるかな

月の光に照らされて 
はにかんだ笑顔が輝いている

星 ....
ある日喉に針が刺さり私は歌を歌えなくなった

青空を見上げて風に乗せて自由に空を飛び
あの青々とした木々のどれかで羽を休め
あなたのためだけに歌を歌うのが好きだった

私の声はあなたをくす ....
そう 私たちは
日常のドアを開けながら生きる
何事もなき
それでいて それなりに満足な

{ルビ同=おんな}じ時間の
{ルビ同=おんな}じ場所で
毎日毎日 繰り返し
人々は皆 すでに{ ....
僕は灰色の影を彷徨い
遂にトンネルの前で躊躇した
目前の空洞に絡む蔦が懐かしく
黒い世界に
鼻先から痛みの涙が迸る
ゆっくりと進行する光の無い世界で
僕は音も立てずに
いつまでも歩いた
 ....
何にも問題が起こらず日々は過ぎて行く
唐突に自分自身に何が起こることはない
そんな風に感じている

ベランダに住み着いた
鴉に夕食の残りをあげる
有無を言わずに皿を突付く
その姿が何処か ....
部屋に閉じ込められて
いつからの「君」との文字遊び
浮かぶフォント
踊る僕の指
大好きな演奏曲はスピーカーの闇から
昼間の蛍光灯はチカチカと死にかけてる
そんな日々の中
僕の打つ言葉 ....
ぼくは詩人

人は逆境に立ち向かうからこそ
人である

今日もまた

夜の散歩をしていると
激風に出会いました

大地の血液が激しく流れる
その静脈の中で溺れあがき
液体に溶か ....
木々の葉から

ゆっくりと、また、ゆっくりと

雨雫が地へ落下する


ヒグラシが鳴き続け

今宵も孤独な夜へ誘う

頬を伝う涙も枯れる


私の恋は
 ....
風鈴の音
金魚の赤
縁側で夕涼み
ビールの泡

ダイニングの
トライアングル地帯
何があるか分らない
眠くなった。

作り笑いが下手な

駄ジャレが下手な
 さまざまな事件は消化されないまま
 僕達の懐を通り抜け
 あざ笑いする者の思う壺になって

 心の温度は今何度?
 僕はすっかり冷めきってしまったよ

 遊び場が工場に
 休憩所がス ....
砂糖にたかっていたアリを
靴で踏みつけた
おまえは家の子ではない
アリの巣から拾ってきたのだ
前の夜、酔った父は言った
群れは乱れ右往左往し
数十匹は難を逃れ
数十匹は幸せな表情 ....
ある日 {ルビ夥=おびただ}しい数の
数字が殻を包む
それはウイルスでパスワード
僕の鍵を侵すの

地球を掻き混ぜて
手を離さないで
僕の独壇場の舞台に
ご招待します
その為にはこの ....
ぼくの 守護天使が 堕ちて いった

それに さよならを 言えなくて

それを たどって いった





花咲いていた {ルビ時世=ときよ}には 終わりの 結び目が  ....
 は、真空の一点で凝縮し続ける無言する{ルビ性=さが}である。



仄暗い
道を歩いていると
星雲を繁茂する
一角で
ぽっかりとあいた
湿っている暗闇が
{ルビ濃紫=こむらさき} ....
草合歓の葉陰から
かすかにもえる月を見た
藍青の波間にひかるものは
あれは はるかな昔
指から落ちた曹長石のかけら
青みをおびた涙の石の粒


もしも
月の淵から水音がしても
蠍が ....
ことばが好きだ。
ことばは、自己顕示欲のかたまり。
わたしのこと、わたしが見たこと、
わたしが感じたことを、
わかってほしくて。伝えたくて。

ことばが好きだ。
ことばは、君に近づく手段 ....
あめあめねむねむ、
ねむりんこ。
すやすやぴーひゃら、
ねむねむぴー。

はるらうるりら、
はるりらら。
りらははらりら、
りりはらら。


ゆめは ....
あした、海へ往く日、
その日、白く凪ぐ日、
それは前に進む、
足の下に水、上に水、
昼とともに夜は来る、
そのような明け、
見えるものすべてに眩む、日、
波は還らずに、往く、
 ....
雑音から 聞える
あの 道は
どこか
案山子と 6月の 
微風の 元
雑音は 膿んでいる
あの 道を
越えれば
花畑 

だが その時 私は 聞いた
雑音から 呼び止める声を
 ....
キリンが疾走する
大都会 夜の東京
一頭の巨大なキリンが
闇雲に
走る
走る

第一京浜 渋滞中
銀座和光の時計を見上げ
レインボーブリッヂ 観覧車を横目に
紅い車列を
蹴散らし ....
ぼくは詩を書きたい

一日が詩で始まり詩で終えるのなら
その一日は詩の題材の中にいる

今日もまた

朝の散歩をしていると
詩を作りたい欲求に出会いました

晴れという名にふさわし ....
前を歩く君に声が掛けられない
あと半歩踏み出したなら
君に並んで歩く事も
出来るだろうに

そんな想いを続けて
君の少し後ろを追いかける
届かない想い
届かない声

少しうつむきな ....
ある日小さな箱が
僕の家に届いた
中には小さな
記憶が入っていた

再生する記憶
笑った君の顔
泣いてる君の顔
怒っている君の顔
君の顔
君の 顔

いつの間にか
僕は眠りに ....
わたし疑われています
あのひとがとても大切にしている
ミニカーがどうしても一台足らないと
夜毎わたしを問い詰めては
狂ったように折檻を繰返すのです
わたし紅薔薇婦人じゃないのに
緋色のロー ....
僕はキミの海で溺れる魚
どれだけ嫌われても
嘘の愛情でも
与えられると嬉しくて
悲しい程に切なくなって
瞼の裏の真実を裏切る勇気もないまま

偽物でもいい
キミの傍で呼吸をしていたい
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
日曜日の公園でねなぎ006/7/25 1:56
舞踏atsuch...5*06/7/25 1:25
プリオシン海岸[group]遊羽206/7/25 1:24
masquerade宙空 心0*06/7/25 1:24
異常回路[group]伊藤透雪7*06/7/25 0:46
君のところまでnats006/7/25 0:23
剥製暗闇れもん1*06/7/24 23:59
4、鍵 【かぎ】[group]雨宮 之人1*06/7/24 23:22
空洞結城 森士0*06/7/24 23:19
嘔吐海月2*06/7/24 23:01
思い出しましたススメ206/7/24 22:29
ぽえむ君−激風−ぽえむ君2*06/7/24 20:53
蝉しぐれ手嶋純006/7/24 20:17
夕涼みペポパンプ4*06/7/24 20:00
ヘルプス山崎 風雅1*06/7/24 19:33
ブラックジョーク/ホワイトノイズたもつ20*06/7/24 18:33
computer security宙空 心0*06/7/24 18:32
えんぷてぃ・はあとモーヌ。9*06/7/24 16:57
無声こしごえ18*06/7/24 16:00
緑の月[group]石瀬琳々17*06/7/24 15:31
ことばが好きだ。アキラ1*06/7/24 12:12
「 ねむりん。 」PULL.8*06/7/24 11:45
海へ往く日がらんどう306/7/24 11:30
花畑奥津 強106/7/24 11:13
キリン岡村明子606/7/24 10:51
ぽえむ君−欲求−ぽえむ君2*06/7/24 7:22
遠くの空は明るいプル式5*06/7/24 7:15
[group]2*06/7/24 7:13
奇譚 番町ミニカー屋敷[group]恋月 ぴの17*06/7/24 6:22
溺れる魚AKiHiC...406/7/24 5:42

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