石ころころころ貝殻からから
つめ放題だよ

見つけちゃった?
つめ放題だよ

お腹空いちゃった?
つめ放題だよ

喉乾いちゃった?
つめ放題だよ

石ころころころ貝殻からから
 ....
昨日
お風呂の栓を外した

なぜ右に渦を巻くのか
思い出そうとしたけれど面倒なのでやめた

いろんなガラクタが勢いよく吸い込まれていった
目に見えない微生物やら希望やらもたぶん一 ....
ほがらかに

眠気なんてふっとばし
 
かろやかに
 
眠気なんてふっとばし
 
カフェインで
 
眠気なんてふっとばし
 
気付けば明日
 
太陽だって昇り初め
 
 ....
積帝雲の奥には うずまっき
孵化した数万匹の おさっかな
はじめて口にする餌は つきあっかり

(骨のなかには 記憶 があるぜ
(骨のなかには 未来 があるぜ

金魚鉢の頭 ぐっるぐる
 ....
心を落ち着かせるのは
難しいようで
意外と簡単
マニキュアを塗ればいい
ていねいに

今の気分はターコイズブルー
夏休みの空
伊豆の海
ブルーハワイ味のかき氷
私の爪にうつし出した ....
今日も緩やかに流れて行く
空の雲の様に静かに消える

音も立てずに傍を離れる
君よ

古びた校舎の色合いは時を刻んだ証
茶色や赤錆は独特の匂いで僕を向かえる
錆びた鉄棒
一人揺れるブ ....
愛し方など忘れてしまった
僕は少しばかり
酔っ払ってしまった

君がもしも困っていても
僕はもう
笑って大丈夫だよなんて言えない

僕は君に何か伝えられただろうか
君はいつだって
 ....
ひまはりは
駝鳥のやうな脚をして
太陽電池を支へてゐる
もう花びらは一つもないが
悲観などしてゐない


ぢりぢりと
ゆるぎない正義のいのちを
蓄電して
飽和に達すると
過去 現 ....
貴方の前に門があります
幸福に通じる門です

門扉の向こうからは楽しげな音楽や
悦びに満ちた歓声嬌声が聞こえます

貴方は開けますか?

俺は開けることが出来ませんでした
萎えた四肢 ....
あなたの手には理想があって
手を握ればわたしもその結晶を感じていられた
あなたの目には喜びがあって
見つめればわたしにもその火が点った
わたしの愛しい人
でも
失った
そのひとを
だか ....
今日は まあ
なんとなく すごして
夜には たっぷり寝て
明日 がんばることにする

というふうに
毎日を過ごしていく

にっこりしたり
ほろりと泣いたり
なんにもできないけれど
 ....
何から何まで
犬の日々だった
私の瞳孔はつねに濡れていて
咽喉の奥はいつも渇いていた
風にさらされて 乾きすぎた手拭いのように
水に濡れた掌を求めていた
何もかもが
犬のようだった

 ....
わたしは一生 起きたくありません

だれかきいてください だれもきかないでください

たばこの煙が目に染みて涙が出ました

こんなものは泥水と変わらないのです

わたしの存在は死体の血 ....
歯を食いしばる不快な音が
右脳の片隅に微かに聞こえる
何に憤ってるのだろうか
正体など掴めないまま

煮沸する心境が垣間見た証
怒りであるようで少し違う
哀しみに似ているけれど
疲労の ....
何重にも重なった色の
その真ん中に僕は居る
++ぷらす++++プラス
足して足して足して
ぎゅうギュウになった僕の頭

ああ いったい なにがしたいんだい

2078年から2106 ....
とても不確かで
とても不確かなものを


( ふたしかな )


思いは
はあ、と
息をはいて
その隙間に
入り込むのは
不確かな


( ふたしかな )

 ....
どこにでも
だれにでも
あるのに
ぼくにだけ ないことの
ほこらかさ
いつの頃からそうなのか
わからないけれど
物心がついた時から
ぼくの家には屋根がない

どうしてなのと
親に聞いたら
そういうものだと諭された

友達の家にも
遊びに行くお店にも
 ....
もし君が。


僕の形をまだ 君の中に残しておいてくれるなら

僕は今、ここで、あの夏のまんま凝り固まった君のあどけない笑顔を思いっきり叩き壊して
僕の知ることのない大人びた君の今を創り直 ....
遠い遠いところから密やかに膨らんで
大きく高く重くうねった黒い波のように

その哀しみは時々にやってくる

泣ける時にはタオルケットを
丸めて抱き締めながら
九つの頃と同じ声をあげて泣き ....
はじまりは
突然ではなくて
地面に染み込んでいく
雨の速さに似ている

背後に潜む
稲妻と雷鳴の予感
と、その準備に追われる頃
夏の気配はすでに
私の踵を浮かせ始めていた

色濃 ....
レモングラスの川べりから
青い星座を辿ってきたのですね

稲妻をたたえた雲は
あと少しで追いつくでしょう

細いボトルには少しのお酒が残っていて

薔薇の庭にぐるりと張り巡らされた柵
 ....
『未亡人』
という呼ばれ方を嫌った叔母は
高飛車な懐古主義のロマンチストで
まだ幼かった私に

{ルビ刀自=とじ}

と呼ぶように教え込んだ


『{ルビ刀自=とじ}の刃』

 ....
「もうすぐお別れです」

夏の妖精があいさつに来た

金色に輝いていた姿は
うすく半透明になっている
それでも確かな輝きを放ちながら
小さな湖のほとりへと帰っていく


素敵な夏を ....
男の子は今のうちよ
ちょっと大きくなったら
なかなか話もしてくれないの
うんと大きくなった今は優しいけどね
うちの子にもこんな時期があったんだわ

なくした宝を
手の届かない場所に見つけ ....
犬の耳が
ちょうちょになって
飛んで行ってしまった
音が出なくて済むように
静かな玩具を買い与えた
名前を呼んでも
もう振り返らない
それでも涼しい場所は
誰よりも知っていて
 ....
ほんとは

虹の出てる場所ってあるんです


ただ人間は


その場所がわかんないだけなんです


それだけなんだと思います
五線譜を奏でる
雨の音

雨の雫と鍵盤が
世界を奏でる


終わらない神の謡

鳴りやまない奇想曲


季節外れの奇想曲
結婚します!
結婚します!
だからお見舞いに来てね!

あっちのお兄ちゃんは新しいお兄ちゃん!
あっちのお兄ちゃんは古いお兄ちゃん!

結婚します!
内臓が破れます!
腸が飛び出しま ....
さぁさ僕らの動物園へ
おいでませおいでませ
野生を放つ夜の楽園へ
今宵はあなたをご招待

ほぅらこちらが入口で
一度入れば出られない
此処では皆がただの獣
おいでませおいでませ

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あげるよアサリナ4*06/8/31 4:32
お風呂に入ろうれるむ306/8/31 4:26
めびうす2*06/8/31 3:05
毛虫プテラノドン3*06/8/31 1:57
マニキュア壺内モモ子2*06/8/31 1:53
夏の待ち人海月1*06/8/31 1:22
僕は愛し方など忘れてしまった[group]プル式7*06/8/31 1:02
ひまはり杉菜 晃6*06/8/31 0:30
門に関わる幾つかの選択whippo...606/8/31 0:28
幻燈 まれ2*06/8/31 0:19
日々日朗歩野406/8/30 23:24
犬の日々岡部淳太郎10*06/8/30 23:15
望みは眠り落ちる時に梔子1*06/8/30 22:56
歯軋り松本 卓也106/8/30 22:51
リピート/アフター/ミー006/8/30 22:48
或るプロローグさいらと206/8/30 22:30
そろもん(天邪鬼の話)みつべえ406/8/30 22:20
ぼくの家には屋根がないぽえむ君14*06/8/30 22:17
ウデラコウ1*06/8/30 22:00
黒い波松本 涼406/8/30 21:49
きみといた夏LEO13*06/8/30 21:47
青い旗[group]ふるる12*06/8/30 21:05
刀自の刃[group]蒸発王7*06/8/30 21:02
小さな湖のほとりでささやま ひ...2*06/8/30 19:13
男の子下門鮎子3*06/8/30 17:23
風鈴たもつ1306/8/30 16:24
1*06/8/30 15:24
伝い1*06/8/30 15:12
結婚宣言チアーヌ706/8/30 14:56
おいでませ雄太006/8/30 14:17

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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