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. .agitaromasemenvos
{引用= _/
営靴福追求撃発射為日裏苦憂的幸絶賛痛
....
しなり始めた
枝から
柿の実が
柵を越えて
こちら側に落ちる時
左手を盗られた
蟷螂が
無い鎌を振り上げ、
僕を威嚇した。
蜜柑の実が
溶け込んでいた
緑の保護色を脱ぎ去 ....
チェンジしたければ
チャンスをつかめと
言われても
チャンスは訪れない
ピンチがチャンスだと
言われても
ピンチも襲ってこない
それなら
ピンチを作れと
言われても
ピンチ ....
もの言えば唇寒し秋の風
というのは芭蕉の句
けれど、秋の風の吹きやんだことがあっただろうか
なんだかずっと暴風雨のなかにいるようで
誰もが服の下に
生々しく湯気の立つような
肉の腐った ....
今朝は鮭を焼くわ~
鮭だけじゃ少ないから昨日の残りの唐揚げも二個あるわ~
鶏肉が少しだけ冷蔵庫にあるから
キャベツともやしも炒めて野菜炒めを作るわぁ
うどんと合わせて鍋焼きうどんにしましょ ....
友達の家に行った
飼い猫が迎えてくれた
自分の家でも飼いたくなった
父も賛成してくれた
真っ白な猫が来た
家族は癒されている
イライラも消えて無くなる
家族の絆が
深まった ....
ぼくはひとりでなんでもできるよ……!
という稚さを
大人になっても捨てきれず
いや、ますますひどくなり
おさない傲慢さと足りなさが
反響し
一個の駒のようにまわっている
ぐらぐらと今 ....
夜は静かだが冷たい風が吹く
すべてが清く見えだしたから
私の普通の心が、スースーする
午前3時、
まで眠れなくて
ただ眼を瞑って
朝を迎える
昔
朝まで起きてバカ騒 ....
えくぼ
笑顔を生む
笑顔のなかの
ふたつの支点
希望の
くぼみ
えくぼ
笑顔のほころび
ふたつの種子が
こぼれ落ちる
黄いろい
ひまわりの花がさく
えくぼ
笑 ....
ごはんのにおいがするから帰るよ
造花だらけの無菌部屋
ねえでも
ここがわたしたちの家だけど?
去年とおととしのカレンダー
うーんだけどかえらなきゃ
裏返しのくつ下を
拾わなくちゃ ....
雨時計とは雨のふる街をさす
誰もが知らないふりをしたことだが
秒針は環状線のアシンメトリーに似ていた
夜、神話としての男と女が踊り出すと
点と線をむすぶようなあいまいさで
ビニール傘 ....
いれる、ぽこぽこ
いれる、ずぶずぶ
かぐわしいかおりが
かぐわしいいんびが
きこえる
無音、
移動していくモノの影
独り在る茫漠の床で
眠りの底から掻き分け掻き分け
異界の異様な感触を
意識の触手、体に刻む
無音、
夜陰にひっそり回帰し
剥き出しのたましいを
宇宙 ....
埋め尽くす虹の。
這う四肢の白の。
爪切りからあふれる爪
ストロー挿しっぱの紙パック
結んだレジ袋
鼻筋の跡がついたマスク
未だ上手に割れない箸
燃えるゴミの日には、なぜか切なくなるのです。
血を吸うな吸血鬼
おまえは蛭のように
皮膚にとりつき離れない
おまえは不幸なことに
好いた人間の血しか吸えぬと言う
血を吸うな吸血鬼
おまえが好いた人が死んでも悲しむな
それはお ....
魂の奥底から湧いてきた清水を
両方の掌で大切に汲み上げた夜
長年にわたる愛の謎が一つ解けた
僕の愛が壊れてしまった
その訳が分かった
世界で一番、大切だと思っていた人の
今でも信じられない ....
計量器の退屈をもてあます午後の
ねむらない
秋はまだ
始まったばかりなのに
冬のような寒さをつれて
すさまじい嵐が吹き荒れる
山の天気のように
目まぐるしく変わる空模様
黒々とした雲が
あっという間に通り過ぎ
か ....
寝そべる蕾たちの白々しい艶消しにふらついて
誰も彼もがモザイクタイルの朝な夕なに心奪われる
発色の良い風景に溶け込む
低俗なあぶくの零れ噺ば ....
Dirty hands on handle
{引用=ハンドルを握る汚れた手}
Twitching toe on accel pedal
{引用=アクセルを踏む痙攣する爪先}
Fast ....
コーヒーの後に引く甘さが
邪魔になる夕方
水を求めるように
言葉を口にしたい
そうでなきゃ
惰性で生きてしまった今日を
透明に出来ないから
モーテルの灯りより
不確かな便り
....
勇気と言う究極の宝石を得る為
銀の橋を渡って行こう
苦い思い出がある
切ない思い出も。
要はそれらをどう前進の糧にできるかだ
大陸を二つ越え
やがて涙が乾くまで
銀の橋を渡って行こう
....
寒くなって
パジャマに半纏をひっぱりだして
羽織る
幼稚園の頃から変わらない
だけれど
こんな明け方に
眠れなくて
Denki Groove CAPSULE
Clean Band ....
真夜中が近づいている
ベランダに出て夜風にあたる
街灯の列が何処までも続き
なんて素敵な夜だろうと思う
昼間森で見た花の群落が
今頃青白く光っている
風は優しく穏やか
主観と客観が溶け合 ....
乱雲流れ去る、その懐古、あまねく。
わたしたちは、みなしご
胡散臭い湖へ 舟を漕ぐ
今日もまた絞め殺す その的を射る
搾られたシグナル ....
{引用=犬猫たちに売りつけろ
わたしに課せられた使命
マスキングテープのためのコピーライト
わたしの仕事
わたしが社会を企て
会社に貢献するために
騒がしいものたちをだまらせたい
わ ....
もう数十年のキャリアを誇るだろう生ゴミ用のポリバケツには今日も腹を存分に膨らませたビニール袋が蓋が少し持ち上がるくらいにまで詰め込まれていた、俺にはそれが薄笑いを浮かべ、帽子を持ち上げて挨拶をする ....
僕は土の中なので
蟹は食べない
冷たい濡れた内側で
蟹は食べない
蟹は食べない
のたうつ雨の日も
ひび割れる晴れの日も
泥の壺の中でぬめっていた
ひどい気分になるときもあるけど ....
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