かかとが脱げちゃう
つま先が脱げちゃう

溶けそうな足の付け根
そっと触れてみたんだよ

小指が脱げちゃう
親指が脱げちゃう

ほんのりカラメルいいにおい
外で野良猫鳴いてるよ
 ....
草のしないだ後が 私の靴後
手の中にある と思うものだけ
鍵だから いつまでも開かない

ふさぐ風だけ 私を知ってる
つぶれない 心の輪 とじない宇宙

弾く ひくく
触れさせ ....
あひる


醜いあひるの子は
永遠に醜いままだ
白鳥になんてなれない
なのに誰もそれを口に出したりは


しない





ねこ


ねこのかお
よく見なくても、 ....
ムーンは名犬ではなかった
おれが不良にからまれたとき
まっさきに逃げた
のびているおれのそばにきて
目のよこの傷をなめた

ムーンは名犬ではなかった
堀内と土井と高田の
サインの入った ....
私はあなたに

私の夢を見せてしまうのが

怖い

夢を見ないで

私を見て
世の中で正しいものを見つけるのは難しい

他の人にとって正しいものでも

自分にとってはそうでないかもしれない



絶対的で普遍的なものなんて

そうそうありえないだろう

 ....
私たちは更衣室で着替えると
休憩所で落ち合うことにしました
私が行ったときには
もう夢月は出ていました
「早く泳ごっ!」
私が言うと夢月は笑って言いました
「ああ・・・
 つーか紅香は泳 ....
きっと明日は晴れるでしょう
雲ひとつない、君の心と同じブルーに。
青い心に赤い炎で押し倒されて
微笑みかけてわざと挑発。
キスをしながら泣いていた君
冷たい唇に暖かすぎる君の愛情
離れる心 ....
こどものような
貴方の身体の
その場所だけ 大人

ちいさな
ふたりの引力が
つり合っている
静かな
力で

薄衣を剥ぐように
ふたりは
孤独に没頭する

求めること
与 ....
あ〜わかってるんだ
だからそれは言わないでくれよ

君はいつもそう言うけど
いつだって後回しだろ
僕が言わなきゃ
何にも出来ないんだから

そんなこと無いって
言わせてもらえば
僕 ....
昔。新車で買ったくるまのシートには、ビニールがかかっていた。それはしばらくの間そこにあって、私たちはビニール越しに新しいシートの匂いとか起伏とかを感じていた。

それはたぶん、私たち子供らが汚して ....
ナイチンゲール 
あの人のためなら
ナイチンゲール 
命など惜しくは無いわ

あの人に出会って心震えたの
高鳴る思いに初めて
人を愛すること知ったのよ
もしもあなたが望むなら
この胸 ....
可愛い格好しても意味は無いのよ
出かけなきゃね

綺麗ごと言っても意味は無いのよ
汚れを知らなきゃね

手を伸ばしても意味は無いのよ
届かないと知っていなきゃね

歌をうたっても ....
指先で爪
らしい
爪 らしく
きちり

、血のうずく)。不安定な水晶時計(、
の公転にはなじまないけれど
今日のような雨天では
暗雲にさらされて
爪を)紅くぬる

さっと泳ぐのは ....
「生き春巻」です
店員は言った
メニューを見直す
確かに「生き春巻」とある
生き春巻は時々皿の上でもぞもぞ動くが
その間も気持ちを見透かすかのように
目のようなものでこちらを睨み続けて ....
かわいこちゃんに出会いました
瞳はレーズン耳はパン

こんがりチョコと白い胸
唇ちょっとレアチーズ

焦げた肌には粉砂糖
運命だねって言いました

きらきら囁くスカートの裾
形を変 ....
まるい夜
すれ違って三日目の空
話したいことがいっぱいある

住所を聞かないでいるのは
どうせならうちに来いって言われてからがいい
なんて思っているから
まるでかぐや姫だ

昨日
 ....
春のおだやかな日溜りの中
土のにおいがわかりますか

春の息吹で
緑の香りに隠れた
土のにおいがわかりますか

あなたが今
しあわせを感じずに
春をむかえているのなら
この土のにお ....
虚ろな目をして

君は空を見ている

幾分か暖かくなった風に

お辞儀をした

鼻の奥で微かに感じる微笑み

心は癒されはしないのだろか

永遠に


「絵具で描 ....
落日の音がした

ごとりと 夜の底を叩いて

日の落ちる音が響いた

繰り返す目覚めに溜息して

むせ返る生活の臭いに眉を寄せた

「しあわせをきめるのはだれ?」

加 ....
ダンス教室に
あなたとわたし
ふたりきり
今日は教えなくてもいいよ
ダンス音楽消して
ビーチボーイズ流して
たまには決まったステップなんて忘れて
自由に踊ろうよ
本能のままに体を動かそ ....
深く息をすると背骨が軋んだ
にぶい はれつおんと
ちいさくなってゆく きみの よどみに
胎動



おかあさんは、
酸化してゆく真っ白なおでこに
くちづけ したでしょうか
ねぇ
 ....
なんとなく
逃げ出してみようか と思った


土を蹴って
      走って
草を踏んで
      走って 
風を切って
      走って


ってってってってって
   ....
 季節の変わりめに僕の脳髄の残り火
 景色の変った街角で
 あの娘の姿がふわふわ浮かび上がる
 若いことは罪なこと

 まだ世間のけがれた雨に打たれてなかった頃
 太陽の日差しが僕に向 ....
 くぅ
    ううう

 くぅ
    ううう


ベランダ越しに


 くぅ
    ううう

 くぅ
    ううう


やさしい声で


 くぅ
   ....
 ポケットの奥の奥に絡まってなかなか出てこないレモンキャンディは
 柔らかくて包みを開いてもぺとぺとこびり付いて離れようとしない
 いひひと笑けてくる。ほうら世界は終末だって言うのに僕はキャン ....
夏の終わりの河原は
餌付けされて、もはや野生とは呼べない鴨たちの
小競り合いを眺める人、も まばらで
あなたは
鴨と
餌をまくジャージ姿の老人を眺めて
微笑んでいた
すこし曲がったそ ....
初めてのプレゼントがさ、お菓子のおまけの小さなキーホルダー。
最初はね、これってどうなのって思ったよ。
でも、これやるよってぶっきらぼうに渡されたそのおまけを、私は宝箱に入れて永久保存。
たかが ....
私の左肩に
今も残る
大きなケロイド

まるで
ユーラシア大陸の
地図のようで

サッカー
日本代表の
昔のユニフォームのような

そんな炎のような
大きなこ ....
まあるい月を見上げる

自分の居場所に疑問を抱く

メールを打つせわしない指を見る

こころの反対側に浮かぶ言葉へのとまどい

ああ 思春期にピリオドなど存在しないの
自転車の立ちこ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
脱げちゃうナイトアサリナ11*06/9/10 21:22
星雲巡航[group]砂木16*06/9/10 20:15
顔 その1[group]恋月 ぴの25*06/9/10 19:04
ムーンは名犬ではなかったしゃしゃり1906/9/10 18:59
ANN4*06/9/10 17:44
正しいものajisai4*06/9/10 16:11
金魚の時間(三日目)水[group]愛心106/9/10 15:46
染めあげた君の心にさようなら桜木 ハル206/9/10 15:44
ラグランジュuminek...10*06/9/10 15:24
ささやま ひ...1*06/9/10 14:18
ビニールランドuminek...2*06/9/10 13:34
ナイチンゲール[group]未有花9*06/9/10 13:25
はずす勇気があるから 指輪の意味が在るのよ哀音0*06/9/10 13:18
再生こしごえ16*06/9/10 13:17
曇り空たもつ17+06/9/10 12:52
ミルク色のアサリナ3*06/9/10 10:19
1*06/9/10 8:04
 大 地沢村 俊輔706/9/10 6:46
静寂の彼方れるむ206/9/10 5:27
『落日』しろいぬ2*06/9/10 3:53
本能壺内モモ子3*06/9/10 3:21
She's me nighオオカミ206/9/10 2:38
愚行ひじり2*06/9/10 2:23
秋風吹く街角を山崎 風雅406/9/10 2:12
猫の会話ひじり1*06/9/10 2:05
如仁006/9/10 1:52
焼き付ける松嶋慶子12*06/9/10 1:23
おまけ神音206/9/10 1:19
【 母が残した私の証 】豊嶋祐匠3*06/9/10 1:15
さよなら。ミーナ3*06/9/10 1:11

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