盗んだりしちゃだめだ
奪ったりしちゃだめだ
言葉を使ったり
力を使ったりして

暴力は僕らを馬鹿にする
誰かを偽物にしたり
殴りつけたあいつから
謝罪の言葉を聞いたりしてるうちに
舌 ....
ちゅうとはんぱに知っているふりをしない事
無知はゆめの入口のようにきみを待っているのだから

神さまに出逢ったら日頃の礼を言ってみよう
少しはこの世界の愚痴をこぼしてもいいとおもう

そし ....
ねぇ、仕事は、永久ね。
 ねえ しごとは とこしえね


今年、年越しとしとこ!
 ことし としこしとしとこ
ああ
初々しい顔して
また夜が来た
ひんやり冷たい
風も吹く
向かいの家では橙の
灯りがともり
人影が
それは忙しく動いている
わたしは独り寝の床を整え
さっきからじっと座っている ....
とおりすぎていった♂たちの
汗はとうにわすれてしまった。
わたしのなかの♀は
くるおしいほど
あふれつづけてはいたけれど
朝早い
日の出から間もない頃

まだ
昇りきらない太陽目指し
2つの飛行機雲が

まるで
太陽を射抜こうとしているように
長くながくのびている


流れる雲より高く
気持ちよ ....
 今日家を出たら
 
 最初の信号が青の確率は

 今日最初に出会う猫が

 三毛猫の確率は

 記憶を無くすような確率は

 この地球が存在している確率

 そして今自分 ....
身を捩ってみるけれど
寒さを防ぐことはできない
身を捻ってみるけれど
寂しさは埋められない

シーツの端を噛んだけれど
答えは見つからない
強く縛ってみたけれど
手は届かないみたいだ
 ....
いつまでも思い出す
自分だけちがう靴を履いてきたような所在なさ
裏庭のベンチがささくれ立っていたこと
ひみつね、と打ち明けられるいくつもの公然
嘘ですらない告白
知らない人間ばかり笑 ....
木立の緑が揺れている
私は冷たい虚を飼って
鉛の監獄から眺めている
気だるく憂鬱な昼下がり
空は一面の灰白模様、
風はもう絶えず吹き
荒れ果てた街並みが
ぱたんぱたんと倒れていく

 ....
○「紅葉登山」
朝三時に起きて出かけたが
紅葉よりも
山ガールのほうがきれいだった

○「登山」
登っている間に
何回も電話がかかってくる友だち
現役は大変だね

○「今年も」
 ....
いいねをつけるかつけまいか
名前で決めてる節がある

女なら寄り男なら引き
おお、ゲスい、しかし正直な

しかるに君は始めから喧嘩しに来てる
僕の名前知ってるか

僕はドラゴン
君 ....
 時々


 渦卷くこともある


 珍しく話が合うわ


 でも


「これから」なんて信じない


 風のようなふたり


 ただ、辻で會って別れた
 
 
二〇一八年二月一日 「無限がいっぱい」


 塾が終わって、日知庵に行ったら、シンちゃんさんご夫妻と友だちがいらっしゃって、そこからガブ飲みに。きょうも、ぼくはヨッパで眠る。眠るまえの読書は、ロ ....
帰りたくあり、戻りたくなく

混沌とした感情が生まれてくる

蓋をした闇が視線を塞ぐ

変わってしまったもの

変わってはいけなかったもの

変えることができたもの

変わらず ....
 今テーブルの上にある
 仕事帰りに売り場で
 買い物かごに入れた
 特売の白和え(百グラム当たり一一八円)
 そのトレーのラッピングにも
 コツ、というものはあるものでして

 ラッパ ....
 ばらばらだと認めたって
 殺されたりはしないんだ。

 ツイートでは何でも言えても
 ひとりで寝るのは怖いんだ。

 難しいことは分からないけれど
 わたし以外の全員が
 ずっと ....
秋の夜は 濃さを増してゆく群青の空の深い深い奥のほうから
細い真鍮の鎖が二本 長く垂直に吊り下げられ  
両の手でそれに掴まり
先端の細い横棒に ピエロがひとり腰かけていたのでありました
 ....
五十年 目の前にいたのに
会ったことないらしいんだよね
初めは まだうっすらと
見えていたらしいが

双方の呼気が煙幕となり
濃く厚くなり
情報は通さず
物質のみ透過可能な
絶妙な分 ....
季節がら
女子高生に言わせたい言葉が
「クリまんじゅう」だ
私の作ったクリまんじゅう食べない?って
質問させたい
私はクリまんじゅう自体も好きだが
クリまんじゅうという言葉の響きが好きだ
 ....
毛沢東の主治医が書いた
「毛沢東の私生活」を読むと
晩年の毛沢東は
包茎の包皮が硬くなって
剥けなくなっていたと書かれていた
ふーん、そんなことあんのか
と感心した覚えがあるが
最近、俺 ....
(まさに、手を替え品を替え
といったところか
いろいろな声で鳴くんやなぁ)

飯食いながら、
網戸に両手で張りつくそいつを見ていた


「このっ、かわいくない
一ヶ月も餌あげとるのに ....
純粋に満ちた彼らにとって、未来だけが希望だった。
         (まだかわいいものだが、)真実なのだ

      渇き枯れ果て、母なる海を腐らせる、

(苦しみも悲しみも知らない、)お ....
なにをどうしても
生き尽くすしかないあたしの人生

生き倒れたら目の前に
輝く細いカタカナでネオンの光は

パープル、と。

そのパープルレインを歌った凄い歌手が
天国の階段を昇 ....
つながった
かことみらいと青い空
なにになるため 生まれてきたのか

ねえ なんで
もっともっとを目指せへん?
(なきだしそうなこえで)しあわせになれへん?

友ひとり
いらない ....
釣った魚にエサはやらない

なんて
まだマシなほう


デジカメの純正バッテリーや充電器の
バカ高いのには呆れてしまう


通り越して
怒りさえ覚えてしまう

デジカメ本体 ....
おまえ、こんなクソ面白くもない
ゴミみたいなもんを
毎日、毎日書きやがって
それを恥ずかしいと思わない時点で
おまえ、終わっているんだけどよ
ひょっとしたら
自分ではイケてるとでも思ってん ....
青空が言っている
死はここにあると
公園のベンチから立ち上がって
探しまわる
散歩のひと
ランニングのひと
子を連れたひと
また
ひとばかりさがしている
誰にも会いたくないの ....
脱衣所のかごには
それぞれのすべて

喜怒哀楽も
不平不満も
脱ぎ捨てられた残り香

裸の付き合いなんて嘘だから
かごに置いていく
すべて

脱ぎ捨てても
時にそれは必要で
 ....
休日は地獄耳
落下する電車の静けさ
天井からぶら下がっている
こめかみの光 カミキリの声
傾斜し続ける 声の影
ぶどう酒色に濁った季節
腕をひねり上げる
  自由――自己への暴力

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
柘植の枝で叩く竜門勇気2*21/10/27 1:30
神さま 。ありがとう梅昆布茶10*21/10/26 23:48
永久仕事 ―とこしえしごと―水宮うみ2*21/10/26 23:27
独り寝の夜ひだかたけし521/10/26 20:15
I, m coming草野大悟2121/10/26 12:29
太陽を射抜く飛行機雲st421/10/26 3:23
その確率は佐白光2*21/10/26 0:19
救いのない夜は坂本瞳子2*21/10/25 22:45
道路はるな521/10/25 22:39
只ぼうとひだかたけし621/10/25 12:53
独り言10.24zenyam...1*21/10/25 10:35
名前についてりゅうさん2*21/10/25 4:21
[group]墨晶3*21/10/25 2:30
詩の日めくり 二〇一八年二月一日─三十一日田中宏輔13*21/10/25 0:55
故郷321/10/24 21:43
コツについて平瀬たかのり3*21/10/24 21:02
ほね塗絵 祐作221/10/24 20:31
空中ブランコLucy5*21/10/24 20:06
壁ですらなかったいる321/10/24 19:38
言わせたい言葉花形新次021/10/24 19:24
ちんぽの皮0+21/10/24 19:04
野良猫印あかり6*21/10/24 18:48
出発点(水飴と溺れた蟻)あらい021/10/24 12:01
だから、生きている《改》秋葉竹021/10/24 10:17
みもだえするほど、幸せになりたい021/10/24 9:44
釣った魚からシボリとるst321/10/24 9:10
反吐が出る花形新次021/10/24 7:21
青空20*21/10/24 3:21
脱衣所TwoRiv...6*21/10/23 18:37
指さす先になにもないただのみきや2*21/10/23 16:27

Home 戻る 最新へ 次へ
493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.16sec.