孤立無援の戦いだった

でもようやく光が見えてきた

本当にしんどかったよ

火星人どものことや

カレーうどん振興会の正体が

みんなにも

だんだん分かってきたらしい

 ....
小さな点の上に静止することで
僕は歩いてきたのだろうか
足と足の踏んできた土は
目の前にうずたかく重なっている
軌道のつぼみは空間の針の数だけ
落とされては拾われてきた
つぼみはいつか
 ....
西日 照らされた住宅街
傾いた影は 次第に伸びて
視線の先の曲がり角
出くわしてみたい {ルビ逢魔が時=おうまがとき}

路地裏の猫は知っている
坂道を上ると
いつも佇んでいる
相変わ ....
時間がない

気持ちを伝えるすべがない

時間がない

気持ちを伝える勇気がない

時間がない

気持ちを抑える余裕がない

時間がない

時間がない


すべての気 ....
ばぁさま、知っとるけ?
ゆんべ、あの知事さぁ、んとこで
大立ち回りがあったんよ
知っとるも何も、あんた
村中大騒ぎで
駐在さんが猟友会に電話をするは
マタギの権蔵じいさんまで叩き起 ....
小さな手をクルクル振り回して
何か一生懸命に説明してる男の子の言ってることは
結局何を言いたかったのかわからなかったけど、どうやら
その子にとって一大事らしい。


私の手を必死に引っ張っ ....
こんばんは
バス停に立っていた人に
そう挨拶しました
この町で見かけた人には
挨拶しなさいと
ママに言われていたから
その人はニヤニヤしていて
ちょっとヘンだなと思っていたら
コートの ....
連絡を取るのが
面倒になっちゃうと
連絡を取らなくなっちゃって
連絡が来ても
ぼんやりしちゃって
ああきっとこのまま
忘れられちゃうんだろうな
それでもいいかなとか
思い始めると
ま ....
    エンゼルのはしごが 西空から降りています
   マリンパークの ブルーサンビーチにむかって
              まるで雲の展示会です

               舵もなく  ....
湿った土を踏みしめて
森の奥へと道をゆけば
森の出来立ての酸素と
自分の使い果てた二酸化炭素は
ここで交換されてゆく

時折り光る木漏れ日を
泉のように手ですくい
そこに生まれる光と
 ....


西野が平原を歩いていると、前方に小さな小屋が見えた。小屋には東西南北に四つのドアがあった。

西野は南側のドアから入ろうとしたが、小屋の中には入ることができず、そのまま東側のドアから出て ....
蕩けた砂が滲入を続ける内耳迷路
既に自壊を始めつつある 褐色の背中に口を寄せ
愛していると呟いた

微笑む金色の闇の中で僕たちは陥入する
滑らせる指にかすかな違和感 ああ
それは多分 彼女 ....
右の瞼を落として閉じた世界を観る



正方形に区切られた場所で



時折触れる温かさに怯え



地球儀にバラバラの心を溶かした



過去



 ....
(mail work,rose dip.blooms)

十字の書架より流レイル、赤イ-N'果)実の汁は舞台のクラウンに
書記ス淫,k リストの雨、エ(N)バー夢.s 一句E?書クL-u,ine ....
.flower...ep
円環と、ジル・散る-ring.Oト
.flower...ep
桜花'N -音、浮ラグメントな
.flower...ep
春のsi-温,ド-len扉、r..ル
.f ....
夜は耐え切れない
幾千幾万と千切れ降り注ぐ夢
このちっぽけな時間が手を伸ばし
歌うコップ一杯の空

何が白紙の無限性だろうか
人身事故が小躍り 
それは定めだった
お前らはヒト
 ....
かわいい三つ葉を抱く
緑を纏った
輝く人
よく響き渡るも
繊細な
その声は
強化硝子か
眼を逢わせるのが
なんとも
面映い

自由に
行き来が可能な
日日は
否応無しに
 ....
昼間の熱気を忘れさせた
この静かな夜に
懐かしい音を聞いた

吹き抜ける風とともに
時間が意識を
失っていくようだ

波の音は止まることなく流れ続け
私だけを孤独にさせた  ....
鬼ツバメを頭に乗せた女が
口をつける勢いで話をする

ゲイのオトコの、Tシャツに透ける乳首だとか、
まぁそういった話で

あたしはその塗りたくった唇から
目を離さないで居る


と ....
 遠い宇宙の彼方から
 地上に穏やかに落ちてくる夜なべ

 静かに皆は眠りについて
 昼の喧騒を冷ましている

 艶やかな青紫の中で
 輝く笑顔を自分の胸の中で探してみる

 孤 ....
自殺しよう 自殺しよう
世界は 死ぬために 生きている
死後は 又 現状の 世界が 待つ
一本の 木のように
枯れ果て ロープが ぶら下がる 木のように
サディスト も マゾフィストも
い ....
2年前 
中年夫婦で営んでいた 
ふっくら美味しいパン屋さん 
大洪水で流された 

跡地には 
独り身の{ルビ若旦那=わかだんな}が一人で開いた 
手打ちの美味しい{ルビ蕎麦=そば}屋 ....
 この町が余りに寂しそうなので
 一人遊びする 例えば


跳ね橋の上でドリアンが食べたい

皆に嫌われているので
誰も居ない明け方食べたい

橋のあっち側に好きな人がいるから
 ....
あの方は死んでいるのですか?
眠っているのですか?

私はさっきから
何も身にまとわず
赤いスカーフを波打たせて

その中で軟体動物みたいに
なっているのです

私は人間の思考がで ....
アドリアの真珠
烏羽玉
饒舌な罪

無限階段
閉鎖
欺かれた空間

尾を咥えた蛇

厳かな闇
畏怖された光
美しい入り江

消し去られた物語


テ ....
それを変更します。
子供..
..は..
..捕獲..

人の征服
頻繁な剥奪
世界乗組員旅行

かみ切った一片の
..time...

奇跡代用蓄積許容誤差のそれおよび... ....
鬻ぐ女

貰った鞄は質に入れ
貰った熱はすぐ冷える

縫い取り縫い取り
骨を探し呼吸を刻んでゆく

日が落ちたら
そうね今から
初めて出会うあなたの側で
あたたかいかなしみに埋も ....
臆病だった だからこそ
裏切られるのが怖くて
消えてしまうの悲しくて
夢から手を離したら
とぷんと落ちて流れてく

後悔が 失望が
体中を駆け巡り
一生懸命力の限り 
走って 追いか ....
うたたね ひつじたち
はる の あったかさ

ひるさがりに
まくらのしたから うまれて

ばんごはんのじかんに
また かえってくる

みどりのにおいの かぜに のって
ふうけいを  ....
人間たちの祭の日に
僕は六本木の裏通りで踊っていた

そこのタトゥーの娘は
まだ信じてる
愛は麻薬より優しいと

行き場のない欲望が
地下水と交わって
この街を押し流すときも

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ゼブラマンの独り言ジム・プリマ...106/10/28 19:45
軌道葉leaf406/10/28 19:30
51、路地 【ろじ】[group]雨宮 之人2*06/10/28 17:49
時間がない哀音0*06/10/28 17:12
*イノシシが知事公邸の裏庭を駆け回る*かおる8*06/10/28 16:11
_時雨606/10/28 15:06
そういうものチアーヌ206/10/28 13:47
連絡106/10/28 13:18
零落(八)信天翁106/10/28 11:54
森の循環ぽえむ君8*06/10/28 11:52
逆流葉leaf7*06/10/28 11:05
砂の海Utakat...106/10/28 9:42
『モリヌークスの瞳で』しろいぬ406/10/28 9:15
ローズディップ六崎杏介206/10/28 6:06
ブルーム[group]506/10/28 5:46
ハルシオンチェザーレ406/10/28 5:16
ずくなしFUBAR2*06/10/28 4:44
波音れるむ306/10/28 4:43
パリもも うさぎ21*06/10/28 2:52
助走山崎 風雅806/10/28 1:42
死は 恐れる事ではない奥津 強0*06/10/28 0:13
消えた店 服部 剛8*06/10/27 23:52
ドリアンの正しい遊び方千月 話子14+*06/10/27 23:35
青い長椅子三条麗菜706/10/27 23:32
「認識」月焦狼5*06/10/27 23:31
試みのゲーム言語破壊機械006/10/27 23:19
鬻ぐ女ミゼット3*06/10/27 23:14
変化茉莉香0*06/10/27 23:02
うたたねのうた夕凪ここあ8*06/10/27 22:54
ルシファー佐羽美乃利206/10/27 22:51

Home 戻る 最新へ 次へ
5055 5056 5057 5058 5059 5060 5061 5062 5063 5064 5065 5066 5067 5068 5069 5070 5071 5072 5073 5074 5075 5076 5077 5078 5079 5080 5081 5082 5083 5084 5085 5086 5087 5088 5089 5090 5091 5092 5093 5094 5095 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.93sec.