空は高く遠くなり
世界は広がりを増す
世界の広がった分だけ
切なさが生じる

秋風が冷たくなるにつれ
世間の風の冷たさを
ひしと感じ
孤独を強く感じる

秋の移ろいは
心に隙間風 ....
秋風の中を歩くと
そのひやりとした空気が
私を寂しい気持ちにする

日に日に秋風は冷たくなり
やがて木枯らしとなっていく
落葉の舞うなか
私は混乱する
自分が木枯らしに飛ばされて
消 ....
僕は気がついたら独りぼっちになっていた
お父さんは何処かに行ってしまった
お母さんは病気で亡くなってしまった
引き取ってくれたおばあちゃん
優しかったおばあちゃんも病気で死んじゃった
親戚の ....
エレベーターの扉が 
左右から閉まりかけた 

その時 

ひとりの青年がこちらに 
歩いてきた 


( いってしまおうか・・・ ) 

( いやまて、ひらこう ) 


 ....
 
 時を告げる鐘が鳴るとき
 僕は寝ぼけまなこで君を見つける
 君は空に舞う鳥たちを捕まえようと
 大空に木霊する声を上げる

 君の願いを叶えることの出来ない僕は
 かかしんぼう
 ....
お腹が空きました。
理念なんかじゃ食欲は満たされません。
私の存在意義を消去法で見出されようが、
私の隠蔽されていた使命が
明らかになろうが、もう知りません。
お腹が空きました。


 ....
これが
自由というものなのですか
教室の机の中に
ゴミがいっぱいに詰め込まれて
誰がしたのと
言ったところで
全員が「知りません」
どうしてこんなことがと
思ったところで
全員が「わ ....
のぞき部屋の店長よ
君はそんな商売をして恥ずかしくないのか?
後ろめたくないのか?
のぞきなんて悪趣味じゃないか
と言うか犯罪じゃないか
要するに田代まさしじゃないか
君はそんな変態性欲ま ....
鈴虫鳴く頃の季節は過ぎ

紅葉も枯れ葉となりて冬が来る

街を歩めば皆の慌ただしい冬支度を感じ

僕の心も冬への準備を始める

人肌恋しくなる季節となり

誰かに心の寄り所を求める ....
ねぇ、
最近は希望を謳うものが少ないね
それでも 悔やむ必要はなかったんだよ
それだけ世界が広いってことだったのさ

ねぇ、君は
苦しかったのかい?
一度心に入れたものは
決して吐き出 ....
僕の頭上にある雲は

世間の役に立つ人間になりたいと
思えば思うほど

鈍色に重く広がって行く

僕の胸底にある海は

誰かを喜ばせる人間でいたいと
願えば願うほど

昏く荒れ ....
くすんだ星空におやすみを言って

物凄い寝相で寝ているおまえたちにおやすみを言って

まだまだ元気な犬たちにおやすみを言って

たまにはオカンに電話でおやすみを言って

親父によろしく ....
わ  た  し  は  、  す  ご  い  で  す  。
あ  な  た  は  、  す  ご  い  で  す  か  ?
一  体  何  が  、  す  ご  い  で  す  か ....
夜の空気を吸ってみた。

何だか、冷たくて。

ちょっぴり、甘かった。

別に美味しくはなかったけど。

すんなりとカラダに溶けこんで。

気持ちよかった。

誰かと一緒にとか ....
くっくぅ、くっくぅ、くるっく

からくりどけいがときをつげる

くるっく、くるっく、くっくぅ

色づいていく、みどり

くっくぅ、くっくぅ、くるっく

深まりゆく季節に

 ....
透明にて頬をつたい
ほろりと落ち袖元を濡らし
貴方の元へ行ければと
恋しき心彷徨い途方に暮れれば
能の面のようになっていると
囃し立ててた貴方が浮かぶ

嘗て泣くこと弱さと思い
感動悔 ....
水がめから
水を出して
米を炊く

水がめから
水を出して
みそ汁を作る

水がめから
水を出して
魚を洗う

いろりで魚を
焼く
顔が黒くなる

水がめから
水を出 ....
蛍光塗料で
発電したような、
剥き出しのエポック

僕は感動して
いやらしくニヤけていた
ここが先端

ひき裂かれ
乖離した阿吽が
子作りをしていた

終焉の人々は
自由に蹂 ....
きょうの風は
きみの笑顔の
香りがする

きょうの空は
きみの心そのままに
澄んでいる

そして
きょう
きみは
きみの中の
海にかえる
あなたは
あなたが思うより
よく切れる刃物を持っている

あるいは
あなたが思うほどは
やさしい表現を持ちあわせていない

モノ、コト、ヒトを
なじっておとしめることは簡単
讃えて ....
かわいた中洲は
鳥に埋もれ
流れはただ
飛沫の跡を運んでいる


望まれぬものが橋をすぎ
影は明るくひろくなり
音や色に梳かれては落ち
にじむように流れを濃くする

 ....
「全てを許してからもう一度会おう」あの人との約束を守るために
ひたむきに何もかも許していく道を選んだ
あのときの理不尽な別れも許してから

許すことは途方もなく単調で集中的な仕事で
気を抜く ....
黒いインクのその文字は
目から頭へ流れると
文字は絵になり色となり
言葉の影は白くなる

白いページのその文字は
頭の中に広がると
文字は詩になり歌となり
言葉の影は白くなる

文 ....
永遠 今日 僕は 永遠を手に入れた
ナニがって? 番がった 満月さ
行ってしまった 日々だ

永遠 死すべき 過去を 排除せよ
孤高の ハルシオン
ああ 永遠は 行ってしまった
行ってし ....
かがり火も

見えないくらい

深く深く

もぐってる

もう

息はつづかないけど

底まで

もう少しなんだ
他人がわからないのは重々承知でも
あなたのことはちょっとわかる気がして
だから絶対に踏み込めない壁を感じて
そう思いながらも同じ電車に乗っていたいような
そんな気がして

終電逃したかなっ ....
この世界はどうかしている
根拠もないことが信じられている
真実でもウソだということにできる
昨日までいた人が今日はいない

この世界はどうかしている
そんな世界を普通だと思っている
その ....
冷たい風が吹く
誰もいないススキ野原で
遠い音を聞いていた
はるか彼方から聞こえる
俗界からのメッセージは
幼い僕の心をとらえた
 遠くで車が行きかう音
 汽車の行く音
 夕方のチャイ ....
小林君が97個のハンバーガーを10分で食べたのは知ってるけれど
僕は君を一時間食べても食べ飽きない自信があるよ
幸せは
仕合わせと
書くのだと
誰かに聞いた

自分から努力して手に入れるのが
仕合わせなのだと
言いたいような顔をして
ところてん売りのお兄さんは
鉢巻きをしてバイク ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ajisai5*06/10/30 23:58
寂しくて5*06/10/30 23:57
生きるって何だろう[group]2*06/10/30 23:56
ふたつの声 服部 剛13*06/10/30 23:30
かかしんぼう山崎 風雅806/10/30 23:28
ラスト・カレーパンブルース瀬戸...4*06/10/30 23:16
これが自由というものなのですかぽえむ君8*06/10/30 22:23
欲望新守山ダダマ406/10/30 22:15
夕凪Direct...5*06/10/30 20:49
ねぇ、君は・・・ごまたれ2*06/10/30 20:03
佐羽美乃利306/10/30 20:02
おやすみをいって10*06/10/30 19:54
神様は単独で存在できるそうです[group]狩心10*06/10/30 19:46
空気味。狠志206/10/30 19:28
*あかく、*かおる8*06/10/30 18:53
茉莉香4*06/10/30 18:11
台所ペポパンプ6*06/10/30 17:46
終焉の間、僕を住ませてくださいはらだまさる20*06/10/30 17:09
海に草野大悟7*06/10/30 16:07
それがあなたの強さですか?4362*06/10/30 15:58
ひとり 海へ木立 悟806/10/30 15:44
許容ロカニクス306/10/30 14:43
言葉の影は白くなるぽえむ君9*06/10/30 14:27
ヴェルレーヌになりてぇっ(詩が書けず奥津 強1*06/10/30 14:06
かがり火水平線1*06/10/30 12:15
希望の光チアーヌ606/10/30 12:08
ワンダフル・ワールドもち子4*06/10/30 10:05
遠い音[group]未有花18*06/10/30 9:56
ヴァカかとアフォかと自分で思った虹村 凌4*06/10/30 5:57
冬虫夏草あおば8*06/10/30 5:48

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